最終更新: mansei1116 2014年09月18日(木) 21:05:02履歴
猿の惑星 | |
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Planet of the Apes | |
監督 | フランクリン・J・シャフナー? |
脚本 | マイケル・ウィルソン? ロッド・サーリング? |
原案 | |
原作 | ピエール・ブール? |
製作 | アーサー・P・ジェイコブス? |
製作総指揮 | |
ナレーター | |
出演者 | チャールトン・ヘストン? ロディ・マクドウォール? キム・ハンター? モーリス・エバンス ジェームズ・ホイットモア? ジェームズ・デイリー リンダ・ハリソン |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス? |
主題歌 | |
撮影 | レオン・シャムロイ? |
編集 | ヒュー・S・ファウラー? |
製作会社 | APJACプロダクションズ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1968年2月8日 1968年4月13日 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $5,800,000 |
興行収入 | $32,589,624*1 |
前作 | |
次作 | 続・猿の惑星 |
宇宙飛行士のテイラーたちは、自動操縦での帰還中、ある惑星に不時着した。そこはなんと、人間が猿に支配された惑星だった。猿に捕えられながらも同じ人間の女性・ノバと出会ったテイラーは脱出し、この惑星の真実を知ることになる。
詳細は「猿の惑星シリーズの登場人物?」を参照
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
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ソフト版 | TBS版 | フジテレビ版 | ||
ジョージ・テイラー大佐 | チャールトン・ヘストン? | 納谷悟朗? | ||
コーネリアス | ロディ・マクドウォール? | 富山敬? | 山田康雄? | 近石真介? |
ジーラ博士 | キム・ハンター? | 平井道子? | 中村メイコ? | 楠トシエ? |
ザイアス博士 | モーリス・エバンス? | 熊倉一雄? | 大塚周夫? | |
議長 | ジェームズ・ホイットモア? | 槐柳二? | 久米明? | 久松保夫? |
オノリアス | ジェームズ・デイリー? | 村松康雄? | 小林昭二? | 大木民夫? |
ノバ | リンダ・ハリソン? | 酒井環? | ||
ルシアス | ルー・ワグナー? | 鈴置洋孝? | 納谷六朗? | 富山敬 |
マクシマス | ウッドロー・パーフレイ? | 北村弘一? | 八奈見乗児? | |
ジョン・ランドン中尉 | ロバート・グンナー? | 仲村秀生? | 富田耕生? | 木村幌? |
トーマス・ドッジ中尉 | ジェフ・バートン | 飯塚昭三? | 小林清志? | 田中信夫? |
マリアン・スチュアート中尉 | ダイアン・スタンレー | |||
ジュリアス | バック・カータリアン? | 渡部猛? | 相模太郎? | |
騎兵隊長 | ノーマン・バートン? | 峰恵研? | 石井敏郎? | 宮内幸平? |
ゲレン医師 | ライト・キング? | 寺島幹夫? | ||
聖職者 | ポール・ランバート | 石井敏郎 | ||
字幕翻訳 | 岡枝慎二? | |||
吹替翻訳 | 飯嶋永昭 | トランスグローバル | ||
演出 | 山田悦司? | 田島荘三? | ||
調整 | 杉原日出弥 | |||
制作 | 東北新社? | トランスグローバル |
- イカルス号
- ANSA(アメリカ国立宇宙管理局・現実のNASAに相当する組織)に所属する超光速宇宙船。船体形状は楔形で、船内にはコックピットと長期睡眠装置が、機首上部には脱出ハッチが設けられている。テイラーら4名の宇宙飛行士を乗せて1972年にケネディ宇宙センターから打ち上げられ、船内時間で半年間、地球時間で700年間飛行し続けた。それから乗組員は全員長期睡眠に入り、自動操縦で地球へ帰還する予定だったが、長期冬眠開始後に事故が発生し、猿の惑星の湖に不時着、水没してしまう。なお、不時着時の地球時間は3978年11月25日となっている。
- 『続・猿の惑星』には同型船が登場。テイラーたちの救出の為にブレントらを乗せて打ち上げられるが、これも猿の惑星に墜落する。『新・猿の惑星』ではチンパンジー?のマイロ博士によってイカルス号が湖から引き揚げた上で修理され、マイロとコーネリアス、ジーラが猿の惑星から脱出する際に使用された。
- また、『猿の惑星: 創世記』には同名の火星探査船が登場し、消息を絶っているが、直接的な関係性は無い。
猿を演じる役者達に施された特殊メイク(ジョン・チェンバース?)の技術は当時のレベルからは飛び抜けて精巧なものだった。メイク担当のジョン・チェンバーズはアカデミー名誉賞を受賞したが、メイクアップ賞が設立されたのは10年以上経った1981年である。
原作では猿は独自の言語を用い、主人公がそれを習得して猿たちと意思疎通をするという展開であるが、映画では猿は初めから英語を話している (そしてそれが、ラストのオチの伏線になっている)。また、原作における猿は手足が6本ある。
原作では主人公たちが到着したのは、オリオン座の主星ベテルギウスとなっており、ラストのオチで「地球もまた、猿の惑星となっていた」となるが、映画では人類が知的に退化して類人猿が高い知能を持った未来の地球であり、その事実が判明するのがラストのオチとなっている。ベテルギウスは赤色超巨星であり、恒星としての寿命が短い上、大きさ・明るさも短期間で変動するなどの理由により、実際には生物の居住可能な惑星を従えている可能性はない。また、地球からベテルギウスまでの距離は497光年と考えられている*4。
原作では主人公たちが到着したのは、オリオン座の主星ベテルギウスとなっており、ラストのオチで「地球もまた、猿の惑星となっていた」となるが、映画では人類が知的に退化して類人猿が高い知能を持った未来の地球であり、その事実が判明するのがラストのオチとなっている。ベテルギウスは赤色超巨星であり、恒星としての寿命が短い上、大きさ・明るさも短期間で変動するなどの理由により、実際には生物の居住可能な惑星を従えている可能性はない。また、地球からベテルギウスまでの距離は497光年と考えられている*4。
小説家・劇作家のウィリアム・サローヤン?の甥は本作の製作に関わっており、猿の惑星が日本で上映された事を驚いたという。原作者のピエール・ブール?は、フランス領インドシナで有色人種を使役していた農場の監督であり、戦時中に日本軍の捕虜となって、白人と有色人種の立場の逆転を経験し、それが原作小説である『猿の惑星?』の執筆動機になっており、「人間を支配する猿=日本人」という暗喩が込められていたからであると言われていた。しかし、実際にブール本人がこの事について言及したことはなく、またブールは日本軍の捕虜になったことはなく、彼を捕虜にしたのはヴィシー政権下のフランス軍であり、日本人を猿に見立てて描かれたという説には証拠となるものが無い。
猿の惑星の正体が判明する本作のラストシーンは非常によく知られており、2005年に20世紀フォックスホームエンターテイメントより発売された日本版DVDでは、最大のネタバレであるにもかかわらずパッケージイラストに描かれている。
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