チャプター 
本編
…………どうしてかって、今聞かれても多分答えられないと思う。
でも、その時はその時なりの特別な感情があったんだろうな。
でなきゃ、あんな害獣、家に入れたりしないさ。
おんしらず 前編
秋の終わりくらいに、俺は軽い鬱状態になった。
軽いっていうのはあくまで、俺を診た医者がそう判断しただけで………当時の俺にとっては、世界の終わりみたいな感覚だった。会社からは、1か月の休職期間を与えられた。
ずっと寝込んでいるから、ハリー………俺の愛犬だ……の世話も出来ない状況だってことで、実家の姉貴がハリーを預かりに来たんだ。
「ハリーも寂しいだろうからさ、なるべく早く治しなよ…………その間の世話は任せてくれればいいけどさ」
「…………すまない」
姉貴は、3匹のハムスターを飼っていたはずだ。名前は確か、「ハーム」と「オウン」……あと、「ミイ」だか「ニニィ」だか…………それに加えてハリーの世話も任せてしまうなんて、申し訳なかった。
ハリーのためにも、それから、姉貴にこれ以上迷惑をかけないためにも、早くこの状況から抜け出そうと思った。
だが、ダメだった。この家の中、完全にひとりきりになってしまったのもあって、俺の中で、孤独感と絶望感は激しさを増していった。
姉貴は悪くない。俺が何も出来ない以上、ハリーをこの家で飢えさせるわけにはいかない。
それでも、「アニマルセラピー」という言葉の重みを、身をもって感じていた。ハリーがそばにいるだけで、どれだけ楽になるか…………
やがて、冬になった。寒いせいで、ますます動けなくなった。
まるで俺は変温動物で、このまま越冬出来ずに死んでしまうのではないかと思うようになった。
そんな時だった。チャイムが鳴る音が聞こえたのは。
ピンポン………ピンポン…………
…………何だ？宅配便なんか頼んだ覚えはない。
ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポ、ピンポン…………
ボタンを連打しているのだろうか。俺を急かすように、その音は鳴り続ける。
「………あああっ！ うるせぇ！」
怒りのままに、俺はベッドから起き上がって玄関に向かって歩く。怒りが人を強くするのは、本当なのかもしれないと思った。
がちゃ…………
「…………は？」
文句のひとつでも言ってやろうと思って玄関を開ける俺だったが、そこには誰もいなかった。
ピンポンダッシュってやつか。何だって、こんな時にくるんだ。
「フザケやがって……」
踵を返そうとした時、足元で声が聞こえた。
「のだ……のだ…………」
「あ、あの…………にんげんしゃん…………にんげんしゃん…………」
「あ？」
…………最初は、捨てられたぬいぐるみがしゃべっているのかと思った。だんだんピントが合ってくると、2匹のイキモノが寒さに震えながら、俺の方を涙目で見上げていることがわかった。
妖精、だった。浮かび上がって、インターホンのボタンを連打したんだろう。
害獣として知られている妖精。普段の俺だったら、絶対に関わり合おうとはしないはずだったが…………
鬱状態だったということもあって、どこか感覚がズレていたんだろう。気づいたら、妖精に話しかけていた。
「…………何の用だ」
「に、にんげんしゃん！ ぱ、ぱぱずんが！ さむくて、しんじゃいそうなのだ！ だから、おうちさんに、いれてほしいのだ！」
「の……だ…………ぶる、ぶる、ちゃ…………」
必死に叫んでいる方がメスで、ゆっくりと胎動しているのがオス……「ぱぱずん」か。
なるほど、栄養失調と寒さで弱っているように見える。
「…………わかった。元気になるまで、面倒見てやる」
「ほ、ほんとうなのだにんげんしゃん！？ ぱぱずん、もうちょっとだからね！ かいずんに、なれるからね！！」
「の……だぁ……ままずん…………うれち、うれちのだ…………」
…………この時の俺は、メス妖精……「ままずん」が発した言葉の、強烈な違和感に気づけなかった。俺は、すぐに出ていくだろうと思って、安易にこいつらを招き入れてしまったのだった…………
「あちゅい、あちゅい！ にんげんしゃん！！ な、なにするのだ！」 「お、おぼれりゅ、おぼれりゅ！！」
「静かにしろって……ほら、もっと温まらないと」
ばしゃばしゃと、浴槽の中で暴れる2匹の妖精。シャワーで体の汚れを洗い流した後、35℃に温めたお湯の中に入れた途端、騒ぎ出したのだった。
妖精に付着していた汚れがお湯に広がって、浴槽がどんどん濁っていく。野生のイキモノなんだから当たり前だろうが、これほどまでに汚れているのかとひどく驚く。
「ぽかぽか、ぽかぽかなのだ！」 「ぶるるっ、ぶるるちゃ！！」
「おい待て！ もっときれいに拭かなきゃダメだろうが！ びちゃびちゃじゃないか」
濡れたまま風呂場から出ようとする妖精の体を、急いでバスタオルで拭く。妖精たちの体温が上がり、胎動も速くなった。
「おいち、おいち！ こんなおいしいごはんさん、たべたことないのだ！！」
「はぐちゅっ、ぐちゅ、ぐちゅ、おいち、おいち！！」
その後は、冷蔵庫にあったレンジピザを温めて、妖精に与える。逐一、リアクションがオーバーすぎるとは思ったが、家の中に声が満ちることで、俺の閉ざしてしまった心が、解凍されていくような感覚がした。
「おいちかったのだ！ ぱぱずん、だいじょうぶなのだ？」
「のだ、のだ！ ずんちゃ、あったかくて、うれちのだ！」
「ぼくもうれしいのだ！…………にんげんしゃん！！ ごはんさんたべたら、ねむくなってきたのだ！！」
「はいはい。ちょっと待ってろよ……」
食べ終わったら、敷き詰めたタオルの上に寝かせることにした。見分けはつかないが、一人称「ずんちゃ」がぱぱずんで、「ぼく」がままずんのようだ。
「ふかふかなのだ！ ずーん……ずーん……」
「ずーん……ずーん……ずーん……ずーん…………」
2匹の妖精は、あっという間に眠ってしまった。独特な寝息が、響き渡る。
思えば、人生においてもなかなか無いほどの急展開だ。長らくベッドから起き上がれなかった俺が、妖精の世話をするためにしっかりと立てているんだから。
最初は面食らったが、この2匹の妖精は、俺の社会復帰を手助けする、救世主かもしれない。
「…………お前たちが来てくれたおかげで、俺も元気になれそうだよ…………ありがとう」
俺は妖精に向かって、独りごとのようにつぶやく。妖精には聞こえなかったのか、何も返答はなかった。
ぱぱずんも順調に回復しているようだから、もう2、3日様子を見て、元気になったら出て行ってもらおう。そう考えた。
だが、俺の考えは、どこまでも甘かったのだった…………
「のだのだのだのだ！ のだのだのだのだ！」 「のだのだのだのだ！！ たのち、たのち！」
「おい、静かにしろって………」
次の日。すっかり元気になった妖精は、叫びながら部屋の中を飛び回った。
ハリーがそこまで吠えるタイプではなかったのもあって、ご近所トラブルになったらどうしようと、気が気でなかった。
「ごはんさん、ごはんさん！！ ここなのだ？ ここなのだ？」 「どこ？ どこちゃ？」 がちゃがちゃ、ごそごそ……
「ああっ………こらっ！！」
「かいぬししゃん！ はやく、ごはんさんをだすのだ！」 「いそぐのだ！ ずんちゃ、まちきれないのだ！！」
次の日、起きたら妖精がキッチンを勝手に漁っていた。ハリーが小さい頃も同じようなことがあったから、仕方ないと割り切った。
「くちゃい！ くちゃいよおおお！！」 「ずんち、はやくいなくなるのだ！ しっ、しっ、のだのだ！！」
「おいおい………手間増やしやがって………」
次の日は、部屋の中が妖精のフン尿まみれになっていた。一応トイレは作ってはみたが、妖精には、決まった場所で排泄するという習慣がないようだった。
「かいぬししゃん！ はやくそうじするのだ！」 「そうなのだ！ ずんちゃたち、くちゃいの、いやなのだ！」
「トイレトレーニングも、しないとだな………」
すっかり臭くなってしまった部屋を掃除しながら、俺はボヤいた。犬と比べて、妖精はどのくらい賢いんだろうか…………時間がかかりそうだ…………
いや。待て。
時間をかけるなんて、どうしてだ？…………元気になったなら、もう俺が世話を焼く必要はないじゃないか。
鈍感な俺は、妖精が俺のことを「にんげんしゃん」ではなく「かいぬししゃん」と呼んでいることに、今、初めて気づいた。
いつの間に、呼び方が変わったんだ？
「…………おい、お前たち」
「かいぬししゃん、なんなのだぁ？」
「かいぬししゃん！ くちじゃなくて、てをうごかすのだ！ はやく、ずんちゃたちのずんちを、そうじするのだ！」
「その“かいぬししゃん”って呼び方は何なんだ」
「かいぬししゃんは、かいぬししゃんなのだ！ ぼくたち、かいぬししゃんのかいずんになれて、しあわせなのだ！！」
「ずんちゃも、しあわせ、しあわせなのだ！」
いつの間に、話が飛躍していた。妖精たちは勝手に、俺のことを「飼い主」、自分たちを「飼いずん」…………つまり、「ペット」だと決めつけていたのだった。
「待て待て……俺は、お前たちを“飼いずん”にした覚えはないぞ」
「いったのだ！ かいずんにしてくれるっていったのだ！」
「ずんちゃもきいていたのだ！ かいぬししゃんは、たしかにそういったのだ！」
妖精が口をそろえて必死に叫ぶ。だが俺は、それが真っ赤なウソだとわかっていた…………
「……もう、お前たちすっかり元気じゃないか」
「かいぬししゃん！ かわいいずんちゃたちを、おいだすつもりなのだ？ ずんちゃたちが、かわいそうちゃ！」
「おそとは、さむいのだ！ かいぬししゃん………どうして、そんな、ひどいこと、できるちゃ……？」
目をうるうるとさせて、こちらを見上げてくる妖精。
「いや、酷いことも何も……元気になるまで面倒見るだけって、そういう約束…………」
「うっ、うううううううぅん…………」
「ど、どうしたのだ、ぱぱずん？！」
俺の言葉を遮るように、仰向けになって呻き始めるぱぱずん。芝居がかった仕草で、ままずんが駆け寄る。
「い、いちゃい、いちゃい………おなかさんが、いちゃい………げんきが、げんきがなくなってきちゃ……」
「ぱ、ぱぱずうううぅん！！ しんじゃ、しんじゃだめなのだ！ か、かいぬししゃん！ ぱぱずんをたすけるちゃあああ！！」
呆れた。そこまでして、ここにいたいのか、妖精は。
「…………お前たち、バレバレなんだよ……もうちょっと、マシなウソつけよ」
今のが、不健康を装うことで、俺に追い出されないようにするという妖精の「演技」だということはすぐにわかった。案の定、驚いた表情をしたぱぱずんが、何事もなかったかのように起き上がる。
こんな拙い演技で、俺を騙せるとでも思ったのだろうか。それに、ウソにウソを重ねるとは…………
「………う、うそじゃないちゃ！ まだ、ずんちゃたちは、このおうちさんにいるひつようがあるのだ！」
「そうは見えないけどな……元気になったなら、約束通り、もう出てってくれ」
「かいぬししゃん！ ずんちゃたちのようなぺっとしゃんは、すててはいけないのだ！」
「……だから、いつ俺がお前たちをペットにしたよ？」
「この、みがってにんげん！！ げ ん き に し て あ げ た “ お ん ” を わ す れ た の だ ！ ？」
「うッ…………！？」
恩。
元気にしてあげた、「恩」。
妖精たちを迎え入れた初日、俺が発した『お前たちが来てくれたおかげで、俺も元気になれそうだよ』という言葉を、妖精はしっかりと聞き取って、覚えていたのだった。そしてぱぱずんは、それを今、振りかざしている。
確かに、妖精の世話をルーティーンとしたことで、俺が今こうして、今まで通りに生活出来ているという部分もあるわけで……
「この、おんしらず！ かわいいずんちゃたちは“おんずん”として、ぺっとしゃんになるのだ！」
「しごとでも、なんでもやるのだ……だから、かいぬししゃん、お、おねがいなのだ……どうか、ぼくたちを、かいずんに……」
おんずん……（おそらく「恩ずん」？）という造語を振りかざし始めたぱぱずんに続き、ままずんが、再び目をうるませて懇願する。
これ以上、話し合うのは無駄だと思った。
それに………………
「わかったよ……俺の負けだ…………」
「やったーのだ！ これで、しあわせなひびがやくそくされるのだ！」
「かいずんなのだ、かいずんなのだ！！ そうときまれば、かいぬししゃん！ これをずんちゃたちにつけるのだ！」
ぱぱずんが、待ってましたとばかりに、ボロボロの首輪をふたつ、持ってきた。
それは、ぱぱずんが前もって拾っていたもののようだった。どこで拾ったんだ……
こうなってしまった以上、逆らうのも面倒だったので、俺は妖精にその汚い首輪をつけてやった…………
「ごはんさんほしいのだ！ ずんだもち、ずんだもち！」 「のだのだのだのだ、のだのだのだのだ！」
それから、俺は妖精にとっての「かいぬししゃん」として、毎日妖精の世話をした。基本的には俺の食事を分けてやればいいとはいえ、定期的に好物のずんだもちを買い与える必要もあり、エサ代はバカにならなかった。
そのためにも、会社に復帰することにした。だが、妖精を留守番させるにあたって、不安な点はいくつもあった。
勝手に鍵を開け放って、出ていかないか。
家の中を、荒らしまわったりしないか。
ガス漏れや、火事にならないか。
水を出しっぱなしにしたり、勝手に食糧を漁ったりしないか。
ところかまわずフン尿をしないか。
……………………
その不安の多くが、的中することになる。
「しごとしてあげるのだ」といいながら、風呂の排水栓をせずにずっと水を垂れ流しにしていた日もあれば、洗濯物をぐしゃぐしゃに丸めて遊んでいた日もあった。家の中は連日、かなり荒らされるし、妖精が食糧を探し回ったせいで、皿が何枚も割られた。ストーブが倒されて、火事寸前になった日もあった。
「おんしらずのかいぬししゃんは、だまってるのだ！ ずんちゃたちは、かいずんなのだ！」
「かいぬししゃんは、ぼくたちかいずんがしっぱいしても、ゆるすのだ！」
叱ったところで、妖精たちはこう言って聞き入れようとしないのだった。それ以前に、失敗のレベルを超えているが。
「ずんちでりゅっ！」 ぶぴいっ！
「くちゃ、くちゃいよお……かいぬししゃん、はやく、ぼくたちのおうちさんを、そうじするのだ！！」
「のだのだ！ ずんちゃたちのおうちさんを、きれいにするのだ！！ ずんちくちゃい！ずんちくちゃい！」
何よりも、フン尿をまき散らすその行動は、改善の余地がなかった。相変わらず、トイレは覚えないから部屋中は妖精のフン尿まみれで、そのニオイは、掃除しても掃除してもなかなか取れなかった。
会社では、同僚が俺を遠巻きに見ながらヒソヒソ話をしているのを何度も目にした。きっと、俺のスーツが臭うということを話していたんだろう……
「のだっ、のだっ、のだっ、のだっ…………へこへこ、きもちーのだ！」
「ずんぽ、ずんぽ、ずんぽいいのおおおぉ！ へこへこ、へこへこおおおぉ！！」
夜中、俺に聞こえるように大声で交尾をするのも、悩みの種だった。
「……なあ、明日早いんだから静かにしてくれよ……」
「ずんちゃたちのしんせーなへこへこをじゃまするななのだ！ おんしらず！！」
「かいぬししゃんは、だまってみていればいいのだ！ ほらぱぱずん、へこへこつづけるのだ！」
…………春になって仕事に復帰出来たはいいものの、今度は別の悩みが俺を支配していた。俺の生活は、確実に妖精によってむしばまれていった。
常に、妖精に対しての心配事が、脳内を埋め尽くしていた。
妖精は、いつしか俺の家を「ぼくたちの（ずんちゃたちの）おうちさん」と呼ぶようになった。最近は1日の中で会社に出勤している時間の方が長いし、もしかして、妖精たちに家から追い出される、なんてことは…………
妖精たちを正式にペットとして役所に登録しているわけではないが、飼いきれなくなったからといって、いちどペットになった生物を野外に逃がすのは、人間の身勝手な行動だとわかっていた。
だから、この家で「殺処分」することも考えた。
だが…………妖精の発した「みがってにんげん」や「おんしらず」という言葉がグサグサと突き刺さり、どうしてもそれを実行に移せないのだった。
これが、俺のダメなところだった。
まずい。このままだと、また鬱状態になるぞ…………
そんな時だった。チャイムが鳴る音が聞こえたのは。
ピンポン………ピンポン…………
〜『おんしらず 後編』へ続く〜
ここまで読んでいただきありがとうございます。久しぶりに、短編小説以外の作品に戻ってきました！
次回までが、長編に繋がる前日譚となります！何気に、「ペットもの」を書くのは初めてでした……
今回、イライラばかりが溜まる結果になってしまい申し訳ありません…………
けも
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このページへのコメント
出てきた妖精自体は別に胸糞でも何でもないありふれた害獣やけど虐待場面が無かったのは胸糞やな
コメントありがとうございます。作品の形式、そのものが「胸糞」になり得る……勉強になります！
これは私自身もそうなのですが、様々な作品を拝見していると、だんだんと「害獣」の存在であったり、それらのとる行動に慣れてきてしまう（目が肥えてしまう）のが恐ろしいですよね……
この鬱になってる人、「恩」の言葉に過剰に反応してますけど職場でパワハラ上司のパワハラ具合を上にでも報告してパワハラ上司に「この恩知らず野郎」とでも言われたのでしょうかね？
そしてこのくそ虫共確実に外の窓から部屋内の様子を確認した上で計画的に飼いずんになろうと行動してますね。
一方的に恩の押し売りをして家に入れてくれている人間様のご恩を忘れるどころか覚えようとしないくそ虫どもは鬼威さんよりも怖いお仕置き(処刑)されることを期待しています。
後半の投稿楽しみにしています
コメントありがとうございます。あっ……すごい、だいたいあってます（小声）……素晴らしい洞察&考察力、頭が上がりません！！
妖精が家を選ぶ際、悪知恵だけは一丁前に働く、という部分でやはり害獣ですよね！後編にもご期待くださいませ！
「おんしらず」「みがって」ブーメラン過ぎる…
２匹共ウザいけど、パパずんの方がママずん以上に精神幼い感じが言動から滲み出てるので一番ウザいですね…
この２匹が後編で因果応報な制裁を受けるのを楽しみにしています
コメントありがとうございます。自分のことを棚に上げて、他人を貶めることに躊躇のない性格ですね、この妖精たちは……
一人称に関して、私は成体の一人称を「ぼく・わたち」、子ずん（または精神年齢の低い成体）の一人称を「ずんちゃ」と大まかな基準を設けている（区別のためですので、例外はあると思います）ので、気づいていただけて嬉しいです！
恩知らず共が随分と偉そうでかわいいですね
足腰立たなくなるまでぶっ叩いてやりたいですね
コメントありがとうございます。ホントに、どこからこの尊大な性格やウソが飛び出すんだろう……と、執筆していて私自身が疑問でした()
さあ、その偉そうな妖精たちは、どうなってしまうのか……後編にご期待くださいませ！
この鬱憤とした感情が吹き飛ぶような虐が後編で読める気がして公開が待ち遠しいです。
はじめの部分とラストのチャイムの描写がそう感じさせてくれました。
コメントありがとうございます。チャイムの部分に注目していただき、嬉しいです！この作品におけるチャイムは、「非日常の出現」あるいは「現状からの脱却」を表現しております！
後編は本日投稿予定です！またコメントお待ちしております！