はじめに 
作ってて気づきましたが、今回かなり文章がややこしいです。とりあえず、この小説では妖精ずんだもんを食料、人型をずんだもんと呼んでいます。画像を参考にしてください。
第九章
一方、とある洞窟では食料たちが秘密特訓をしていた。
「ついにひとがたになれるまほうをみつけたのだ！」
「「「にゃ、にゃんだってー！？」」」
「さっそくつかってみるのだ！」
ポムン！
「ははは！どーだ！これでくちょにんげんはいちころなのだ！」
「…..ﾑｶﾂｸﾉﾀﾞ」
「え？」
「おまえ！なんてぶさいくなかおしてるのだ！さっきまでのぷりちーなおかおしゃんがだいなしなのだ！まつだいのはじなのだ！」
「そんなこといわれても….」
「かおまでひとがたにするひつようはないちゃ！からださえあればじゅうぶんちゃ！」
「にゃるほど！」
ポムン！
「おお！これでかわいいおかおしゃんになったのだ！」
「さっそくけんじゃしゃまにほうこくちゃ！」
「ついにひとがたになれるまほうをみつけたのだ！」
「「「にゃ、にゃんだってー！？」」」
「さっそくつかってみるのだ！」
ポムン！
「ははは！どーだ！これでくちょにんげんはいちころなのだ！」
「…..ﾑｶﾂｸﾉﾀﾞ」
「え？」
「おまえ！なんてぶさいくなかおしてるのだ！さっきまでのぷりちーなおかおしゃんがだいなしなのだ！まつだいのはじなのだ！」
「そんなこといわれても….」
「かおまでひとがたにするひつようはないちゃ！からださえあればじゅうぶんちゃ！」
「にゃるほど！」
ポムン！
「おお！これでかわいいおかおしゃんになったのだ！」
「さっそくけんじゃしゃまにほうこくちゃ！」
第十章
ずんだもん誕生から5年が経った。この年はずんだもんの歴史において大きな悲劇であった。
ずんだ戦争の始まりである。
事の発端は春、とある一つの村で起きた。ずんだもんたちはあれ以降特に事件もない平和な日々を送っていた。
しかし、ある家の裏でのことである。
「こそこそこそ！なのだ！」
「こそこそ！こそこそ！」
「よし！ここにするのだ！」
「みなのもにょ！はなちぇえええええええ！」
「「「ずんちゃふぁいあああああああ！！！」」」
突然、家の中が火事になったのであった。家の中には二人の人間とずんだもんがいたが、ずんだもんの活躍で何とか危機は逃れた。
こうして、村中総出で消化活動が行われた。(ちなみに、火を噴いた食料たちは自らの炎で焼け死んだ。)
しかし、これは食料妖精が仕組んだ罠であった。
「みなのもの！かかるのだああああああ！！！」
「「「のだあああああああああ！！！！」」」
食料妖精たちは、人々が慌てているところを攻めてきたのである。しかし、その姿は今までとはまるで違っていた。
奴らは頭をのぞき、人型ずんだもんそのものであったのだ。しかし、頭の方は食料妖精だったので、非常にアンバランスで気持ち悪い姿をしていた。
これによって多くの人々とずんだもんが殺された。食料が人と同じ力を持ったからである。その数は人間100人、ずんだもん10人であったと言われている。残ったのは人間10人とずんだもん1人であった。
食料妖精達はその後、大軍を率いてずん千花が住む仙台に向かった。
それから数日後ずん千花と豆照が住む寺に食料達がこちらにむかってきているという連絡が入った。ずん千花はずんだもん達に戦の用意をするよう伝えさせた。ずん千花もすぐに戦地へ赴くことにした。
豆照は寺に残ることになった。これは、彼女が病に臥していたからである。万が一に備えてずん千花は二人のずんだもんを豆照の護衛につかせ、寺の周りに多くのずんだもんを配置した。豆照はただずん千花の無事を祈ることしかできなかった。
(※ここの個所、最近の研究で豆照は病気ではない説が出てきた。後述)
戦地に集まったのは、東北中から集めた500人のずんだもんと、普通の人間1000人であった。皆、食料に家族を殺されたものだった。女のずんだもんはみな戦争に行かせなかった。彼女らはただ戦士達の無事を祈るしかなかった。
皆が戦地に着くと、食料妖精の大群がやってきた。
こうして、ずんだ戦争が始まった。
食料妖精の数は50000匹であった。しかも皆、人の形をしていた。これは正に、絶望的な状況であった。ただ、皆、頭が妖精であったため、仲間と見間違えることはなかった。
食料達の身体能力自体は弱かったが、何より数が余りにも多いため、大きな苦戦を強いられた。
さらに、妖精達は魔法を使うことができた。これにより、普通の人間達の戦闘力を大きく上回っていた。
戦闘で活躍したのはずんだもん達だった。魔法が使えたためである。このため、戦は魔法戦争とでもいうべき状況であった。
この戦争で、多くのずんだもんと人間が死んだ。この時点ですでに半数以上が死んでいた。対して、食料妖精の数はまだ40000匹であった。殺した10000匹のうち、5000匹はずん千花の功績であった。
しかし、そんなずん千花の目に、一瞬だけあるものが見えた。
人型でない普通の食料妖精が3匹、戦地を逃げるようにして去っていったのだ。
その方向は、豆照がいる寺だった。
ずん千花は何か嫌な予感を感じ、兵士達を残して寺に駆けていった。
ずんだ戦争の始まりである。
事の発端は春、とある一つの村で起きた。ずんだもんたちはあれ以降特に事件もない平和な日々を送っていた。
しかし、ある家の裏でのことである。
「こそこそこそ！なのだ！」
「こそこそ！こそこそ！」
「よし！ここにするのだ！」
「みなのもにょ！はなちぇえええええええ！」
「「「ずんちゃふぁいあああああああ！！！」」」
突然、家の中が火事になったのであった。家の中には二人の人間とずんだもんがいたが、ずんだもんの活躍で何とか危機は逃れた。
こうして、村中総出で消化活動が行われた。(ちなみに、火を噴いた食料たちは自らの炎で焼け死んだ。)
しかし、これは食料妖精が仕組んだ罠であった。
「みなのもの！かかるのだああああああ！！！」
「「「のだあああああああああ！！！！」」」
食料妖精たちは、人々が慌てているところを攻めてきたのである。しかし、その姿は今までとはまるで違っていた。
奴らは頭をのぞき、人型ずんだもんそのものであったのだ。しかし、頭の方は食料妖精だったので、非常にアンバランスで気持ち悪い姿をしていた。
これによって多くの人々とずんだもんが殺された。食料が人と同じ力を持ったからである。その数は人間100人、ずんだもん10人であったと言われている。残ったのは人間10人とずんだもん1人であった。
食料妖精達はその後、大軍を率いてずん千花が住む仙台に向かった。
それから数日後ずん千花と豆照が住む寺に食料達がこちらにむかってきているという連絡が入った。ずん千花はずんだもん達に戦の用意をするよう伝えさせた。ずん千花もすぐに戦地へ赴くことにした。
豆照は寺に残ることになった。これは、彼女が病に臥していたからである。万が一に備えてずん千花は二人のずんだもんを豆照の護衛につかせ、寺の周りに多くのずんだもんを配置した。豆照はただずん千花の無事を祈ることしかできなかった。
(※ここの個所、最近の研究で豆照は病気ではない説が出てきた。後述)
戦地に集まったのは、東北中から集めた500人のずんだもんと、普通の人間1000人であった。皆、食料に家族を殺されたものだった。女のずんだもんはみな戦争に行かせなかった。彼女らはただ戦士達の無事を祈るしかなかった。
皆が戦地に着くと、食料妖精の大群がやってきた。
こうして、ずんだ戦争が始まった。
食料妖精の数は50000匹であった。しかも皆、人の形をしていた。これは正に、絶望的な状況であった。ただ、皆、頭が妖精であったため、仲間と見間違えることはなかった。
食料達の身体能力自体は弱かったが、何より数が余りにも多いため、大きな苦戦を強いられた。
さらに、妖精達は魔法を使うことができた。これにより、普通の人間達の戦闘力を大きく上回っていた。
戦闘で活躍したのはずんだもん達だった。魔法が使えたためである。このため、戦は魔法戦争とでもいうべき状況であった。
この戦争で、多くのずんだもんと人間が死んだ。この時点ですでに半数以上が死んでいた。対して、食料妖精の数はまだ40000匹であった。殺した10000匹のうち、5000匹はずん千花の功績であった。
しかし、そんなずん千花の目に、一瞬だけあるものが見えた。
人型でない普通の食料妖精が3匹、戦地を逃げるようにして去っていったのだ。
その方向は、豆照がいる寺だった。
ずん千花は何か嫌な予感を感じ、兵士達を残して寺に駆けていった。
第十一章
同時刻、寺でのことであった。
例の妖精達は見張りに気づかれずに寺の中に潜入していた。魔法で蝿のように体を小さくしたからである。
寺の中には二人のずんだもんが厳重そうに部屋を守っていた。妖精はあそこが豆照のいる部屋だとすぐに察しがついた。
「よし！いまなのだ！」
妖精達は人型になるとすぐさま魔法で槍を出して二人のずんだもんの胸を突き刺した。それまで二人は敵の存在に気づかなかったのである。しかし、二人は傷つきながらも妖精一匹を何とか殺した。
「ああ、豆照様、お逃げくださいまし」
二人はそこで力尽きて死んだ。
妖精達が扉を開けるとそこに豆照がいた。疲れている様子だった。
「ずんてらちゅ！かくごなのだああああ！！」
豆照はなす術もなく二本の槍を突き刺された。
「やったのだ！しょあくのこんげんをやっつけたのだ！」
「けんじゃしゃま！ばんざい！」
そこでずん千花が部屋に入ってきた。二匹はすぐさま襲いかかったが、一瞬で頭を切られて血を吹き出した。
「ふん……もうおそいのだ…..けんじゃ…..さまに…..さち……あれ…..」
二匹は息絶えた。
ずん千花は豆照の元にかけつけた。すでに彼女の体からは大量の血が流れていた。
「ああ、千花、そこにいるのは千花なのですね。千花、最後に会えて私は幸せです」
「豆照様、どうか何も喋らないでください。今、何とか傷を防ぎます」
「いいえ、千花、私はもう長くありません。だからせめて、私の最後の話を聞いてください
まず、どうか食料達がやったことを許してやってほしいのです。彼らは、自分達が何をしているのか分からないのです。
そして、あなたは彼らを正しい道に戻してあげてほしいのです。彼らを食料として扱ってあげてください。
次に、あなたは私よりも長く生きなければなりません。あなたが生まれて5年が経ちますが、それよりも40年、50年先も幸せに生きなさい。これは絶対に守らなければなりません。
最後に、私はあなたに魔力の全てを捧げます。これからはあなたが私の代わりを務めるのです。もちろん、どうやって使うかはあなたにお任せします」
豆照はずん千花の胸に手を置いた。ずん千花は彼女の魔力が流れてくるのを感じた。この時、ずん千花は激しく泣いていた。
「ああ、どうか泣かないで。私はいつでもあなたを天から見守っています。
あなたと過ごした5年間、とても幸せでした。どうか私よりも、幸せに生きて。
千花、私はあなたを、愛しています」
こうして、豆照は静かに目を閉じた後、息絶えた。享年27歳であった。子供はいなかった。
(※これらの文章は作者が文献から得た情報であるが、近年、この個所についてずんだマート研究部から異論が出された。豆照はこの時既に子供を産んでいた。前述の病気は陣痛であったというのである。文献はここにおいて虚偽の内容を載せている。
なるほど、豆照が妖精になす術なく殺されたのは産み疲れであったのだろう。殺された部屋にはおしいれがあった。豆照はここに赤子を隠したのではないかと言われている。
ではなぜ先祖たちは嘘を書いたのか。それは豆照の夫こそがかのずん千花だったからだ。恐らくは二人が主従の関係であったためわざとそうしたと思われる。
このような説が出たのも、文献では豆照の姉、東北イタコラスの娘、そして千花に次ぐずんだもんの長とされているずん一花から新たな文献が見つかったからである。彼女は当初からその名前といい、多くの研究がなされていたが、ここにきて、彼女が描かれている絵が見つかった。そして、研究者たちの予想通り、その見た目には豆照の面影があった。
こうして、この説にも確証が出てきたわけだが、これらはあくまでずんだマート側の推測であることに注意。信じるかはあなた次第です。最後に、ずんだマート社員が文献を参考にして描いた、ずん一花のイラストを載せておく。)
「豆照様、私はきっと、50年先も、幸せに生きてみせます。そしていつか、豆照様に会える日をずっと待ち続けています」
そう言った後、ずん千花は豆照の上に激しく泣き崩れた。
例の妖精達は見張りに気づかれずに寺の中に潜入していた。魔法で蝿のように体を小さくしたからである。
寺の中には二人のずんだもんが厳重そうに部屋を守っていた。妖精はあそこが豆照のいる部屋だとすぐに察しがついた。
「よし！いまなのだ！」
妖精達は人型になるとすぐさま魔法で槍を出して二人のずんだもんの胸を突き刺した。それまで二人は敵の存在に気づかなかったのである。しかし、二人は傷つきながらも妖精一匹を何とか殺した。
「ああ、豆照様、お逃げくださいまし」
二人はそこで力尽きて死んだ。
妖精達が扉を開けるとそこに豆照がいた。疲れている様子だった。
「ずんてらちゅ！かくごなのだああああ！！」
豆照はなす術もなく二本の槍を突き刺された。
「やったのだ！しょあくのこんげんをやっつけたのだ！」
「けんじゃしゃま！ばんざい！」
そこでずん千花が部屋に入ってきた。二匹はすぐさま襲いかかったが、一瞬で頭を切られて血を吹き出した。
「ふん……もうおそいのだ…..けんじゃ…..さまに…..さち……あれ…..」
二匹は息絶えた。
ずん千花は豆照の元にかけつけた。すでに彼女の体からは大量の血が流れていた。
「ああ、千花、そこにいるのは千花なのですね。千花、最後に会えて私は幸せです」
「豆照様、どうか何も喋らないでください。今、何とか傷を防ぎます」
「いいえ、千花、私はもう長くありません。だからせめて、私の最後の話を聞いてください
まず、どうか食料達がやったことを許してやってほしいのです。彼らは、自分達が何をしているのか分からないのです。
そして、あなたは彼らを正しい道に戻してあげてほしいのです。彼らを食料として扱ってあげてください。
次に、あなたは私よりも長く生きなければなりません。あなたが生まれて5年が経ちますが、それよりも40年、50年先も幸せに生きなさい。これは絶対に守らなければなりません。
最後に、私はあなたに魔力の全てを捧げます。これからはあなたが私の代わりを務めるのです。もちろん、どうやって使うかはあなたにお任せします」
豆照はずん千花の胸に手を置いた。ずん千花は彼女の魔力が流れてくるのを感じた。この時、ずん千花は激しく泣いていた。
「ああ、どうか泣かないで。私はいつでもあなたを天から見守っています。
あなたと過ごした5年間、とても幸せでした。どうか私よりも、幸せに生きて。
千花、私はあなたを、愛しています」
こうして、豆照は静かに目を閉じた後、息絶えた。享年27歳であった。子供はいなかった。
(※これらの文章は作者が文献から得た情報であるが、近年、この個所についてずんだマート研究部から異論が出された。豆照はこの時既に子供を産んでいた。前述の病気は陣痛であったというのである。文献はここにおいて虚偽の内容を載せている。
なるほど、豆照が妖精になす術なく殺されたのは産み疲れであったのだろう。殺された部屋にはおしいれがあった。豆照はここに赤子を隠したのではないかと言われている。
ではなぜ先祖たちは嘘を書いたのか。それは豆照の夫こそがかのずん千花だったからだ。恐らくは二人が主従の関係であったためわざとそうしたと思われる。
このような説が出たのも、文献では豆照の姉、東北イタコラスの娘、そして千花に次ぐずんだもんの長とされているずん一花から新たな文献が見つかったからである。彼女は当初からその名前といい、多くの研究がなされていたが、ここにきて、彼女が描かれている絵が見つかった。そして、研究者たちの予想通り、その見た目には豆照の面影があった。
こうして、この説にも確証が出てきたわけだが、これらはあくまでずんだマート側の推測であることに注意。信じるかはあなた次第です。最後に、ずんだマート社員が文献を参考にして描いた、ずん一花のイラストを載せておく。)
「豆照様、私はきっと、50年先も、幸せに生きてみせます。そしていつか、豆照様に会える日をずっと待ち続けています」
そう言った後、ずん千花は豆照の上に激しく泣き崩れた。
第十二章
ずんだもんはその誕生の日からすでに魔法を用いることで繁栄してきた。では、なぜ私たち現代ずんだもんはそれが使えないのであろうか。
これは次の事実を見れば分かることである。
ずん千花は考えた。もしこの戦争に勝ってもこの世に魔法がある限りこのようなことがずっと起こるであろうと。魔法は人間にとって、そして妖精にとって、余りにも強すぎた。
ならばその魔法を使えなくしてしまった方がいい。
豆照はずんだもんの創始者である。ならば、その豆照の魔法が使えなくなれば、食料とずんだもんも同じようになるのではと考えた。
これは豆照にはできないことだった。彼女は魔法が使える数少ない人物であり、絶やしてはならないと思ったからである。
しかし、現在の戦争でかつためには、これしか思いつくことができなかったのも事実であった。
だが、実はずん千花は完全に魔法を消そうとしたわけではなかった。魔法はただ操れなくすればよい。つまり、術者の意志関係なく作動するものであればよいのだ。
いわゆる内部魔法というものである。
内部魔法とは、食料を含めたずんだもん達の中で作動する魔法で、ある条件下で本人の意志関係なく発動する。
これによって何ができるか。ずんだもんの命を守ることができる。逆に食料には不利に働かせることができる。
例えば、ずんだもんが食料妖精に包丁で刺されそうになったとする。すると、ずんだもんの内に秘められた魔法が発動し、食料はその場で爆発四散して死ぬ。
たまに誤作動することもある。ずんだもんなら特に何も無いが食料なら爆発するなど必ず死ぬ。
(※ここら辺文章だけではよく分からないと思う。下の画像を参考にしていただきたい)
実はこの内部魔法、この戦争に勝つためだけに作ったものではない。そもそも、魔法が使えなければ命の危機と呼べる状況は来ないだろう。
これはずん千花が考えたもう一つの作戦で役に立つ。
食料がずんだもんを産むようにするのだ。
ずんだもんは食料から妖精の状態で生まれる。その後、ある時を境に内部魔法で人型になるようにした。
ずん千花はこれでずんだもんの種族を永遠に存続させることができると考えた。食料が絶滅する未来など、あの繁殖力を見れば皆無だと分かるはずである。
しかし、食料側からしては、はた迷惑なものだと思うだろう。食料はこの戦争以降本能でこの赤子を危険と判断するだろう。妖精状態のずんだもんは食料と同じく非力である。助かるわけがない。
そこで、内部魔法である。これで食料はずんだもんを殺すことは絶対にできない。やろうとすれば爆発する。
ずん千花は以上のことを考えたあと、この最後の大魔法を発動した。
これは次の事実を見れば分かることである。
ずん千花は考えた。もしこの戦争に勝ってもこの世に魔法がある限りこのようなことがずっと起こるであろうと。魔法は人間にとって、そして妖精にとって、余りにも強すぎた。
ならばその魔法を使えなくしてしまった方がいい。
豆照はずんだもんの創始者である。ならば、その豆照の魔法が使えなくなれば、食料とずんだもんも同じようになるのではと考えた。
これは豆照にはできないことだった。彼女は魔法が使える数少ない人物であり、絶やしてはならないと思ったからである。
しかし、現在の戦争でかつためには、これしか思いつくことができなかったのも事実であった。
だが、実はずん千花は完全に魔法を消そうとしたわけではなかった。魔法はただ操れなくすればよい。つまり、術者の意志関係なく作動するものであればよいのだ。
いわゆる内部魔法というものである。
内部魔法とは、食料を含めたずんだもん達の中で作動する魔法で、ある条件下で本人の意志関係なく発動する。
これによって何ができるか。ずんだもんの命を守ることができる。逆に食料には不利に働かせることができる。
例えば、ずんだもんが食料妖精に包丁で刺されそうになったとする。すると、ずんだもんの内に秘められた魔法が発動し、食料はその場で爆発四散して死ぬ。
たまに誤作動することもある。ずんだもんなら特に何も無いが食料なら爆発するなど必ず死ぬ。
(※ここら辺文章だけではよく分からないと思う。下の画像を参考にしていただきたい)
実はこの内部魔法、この戦争に勝つためだけに作ったものではない。そもそも、魔法が使えなければ命の危機と呼べる状況は来ないだろう。
これはずん千花が考えたもう一つの作戦で役に立つ。
食料がずんだもんを産むようにするのだ。
ずんだもんは食料から妖精の状態で生まれる。その後、ある時を境に内部魔法で人型になるようにした。
ずん千花はこれでずんだもんの種族を永遠に存続させることができると考えた。食料が絶滅する未来など、あの繁殖力を見れば皆無だと分かるはずである。
しかし、食料側からしては、はた迷惑なものだと思うだろう。食料はこの戦争以降本能でこの赤子を危険と判断するだろう。妖精状態のずんだもんは食料と同じく非力である。助かるわけがない。
そこで、内部魔法である。これで食料はずんだもんを殺すことは絶対にできない。やろうとすれば爆発する。
ずん千花は以上のことを考えたあと、この最後の大魔法を発動した。
第十三章
同時刻、戦地では次のようなことが起こった。
まず、食料妖精とずんだもんの魔力が消えた。これで彼らは魔法が使えなくなった。さらに、人型となった食料は元の妖精形態に戻った。
これにより、彼らは人間と同じく武力で戦うしかなくなった。この時点でずんだもんの数は100人、人間は200人、対して食料は30000匹であった。しかし、もはや敵に勝ち目はないことは明白である。
さて、食料たちへの一方的なリンチが始まった。奴らは何とか数で圧倒しようとするがもはや意味はない。
ここでずん千花が荷車を運んで戦地に戻ってきた。荷車には空のカゴが大量に載せてあった。そしてこう言った。
「皆のもの、奴らはなるべく生かして捕虜にしろ。そしてあとで調理してやるのだ」
そこで人々とずんだもんはカゴを持って食料を詰め込み始めた。
「やめるのだくちょにんげん！いますぐそのてをはなしぇえええええええ！」
「いや！ぼくたちをどうするきなのだ！」
「くちょ！このままじゃらちがあかないのだ！みなのもにょ！いったんおそらしゃんににげるのだ！」
食料達は皆、空に逃げた。
「おいおまえ！いったいどうするのだ！このままじゃみんなぜんめつちゃ！」
「あれをつかうしかないのだ」
「あれを！？あれはあまりにもいりょくがありちゅぎてちきゅうがわれちゃうちゃ！」
「つべこべいってるひまなんかねーのだ！やるったらやるのだ！」
「皆の者。気をつけろ。奴らはまだ何か隠し持っている」
人々は身構えた。皆、すでに奴らの威力を恐れていたからである。
「みなのもにょ！かみゃえろ！」
「「「「のだ！！！」」」」
「ぐるぐるぱんちなのだああああああああ！！！！！！！」
「「「「のだああああああああああ！！！！」」」」
食料達は腕を振り回しながら皆こちらに突進してきた。
こうして、人々とずんだもんは無傷で勝利を収めることができた。彼らは10000匹程をカゴに詰めた後、もう入らなくなったので残りの15000匹を皆殺しにした。この場面は今でもずん肉祭で毎年再現されている。
(※ずん肉祭:毎年夏頃に行われる東北限定の行事。大量の食料妖精を密室にぶちまけ、皆殺しにするというもの。ずんだ戦争の勝利を祝うものとして始められた)
妖精たちは何が起こったのか分かりもせずにどんどん死んでいった。
「どうちて、こうなるの」ﾁｰﾝ
そして、残された10000匹はその場で調理することになった。だが、人々はこれに不満だった。
「だめだ。我々は妖精ずんだもんなど食いたくはない。私は家族を奴らに殺された。奴らには地獄のような苦しみを与えてやるのだ」
「いやだあああああああああああ！！！！」
「ぼくはまだしにたくないのだあああああ！！！」
これはいわゆるずん虐と呼ばれるものであった。よくないことである。ずん千花は豆照との約束を思い出し、こう言った。
「皆様、どうか心を沈め、彼らを許してやっていただきたい。彼らには進むべき道があるのです」
「しぇんかしゃん！」
「このひとならわかってくれるかもしれないのだ！」
「奴らはここで調理しましょう」
「それもいやなのだああああああああ！！！」
「黙れ。お前達にはもはや生きるという道はない。さもないと全員ぶち殺すぞ」
人々は渋々ではあるが調理を許した。しかしこれはかえって人々を喜ばせることになった。その調理が自分達の考えたずん虐よりもいっそう残酷だったからだ。妖精達はまるで地獄の叫びのような声を出して苦しみ続けた。ほれ、今にも聞こえるようである。
(※この時、私はふと図書館の外から、甲高い悲鳴と共に、甘美なる歌声を耳にした。それは、以下のようなものだったと思う)
「いぢゃいのだああああああ！！！！」
「ゆるじでええええええええ！！！！」
「この鍋の中には妖精を溶かす薬が入っています。そして、妖精たちは身体中にこの世のものとは思えない激痛を感じながら一時間程度で死にます。もちろん、薬はあんこのみを使ったものなので人間には無毒です」
こうして、10000 匹の食料は皆、人々の腹の中に収まった。
まず、食料妖精とずんだもんの魔力が消えた。これで彼らは魔法が使えなくなった。さらに、人型となった食料は元の妖精形態に戻った。
これにより、彼らは人間と同じく武力で戦うしかなくなった。この時点でずんだもんの数は100人、人間は200人、対して食料は30000匹であった。しかし、もはや敵に勝ち目はないことは明白である。
さて、食料たちへの一方的なリンチが始まった。奴らは何とか数で圧倒しようとするがもはや意味はない。
ここでずん千花が荷車を運んで戦地に戻ってきた。荷車には空のカゴが大量に載せてあった。そしてこう言った。
「皆のもの、奴らはなるべく生かして捕虜にしろ。そしてあとで調理してやるのだ」
そこで人々とずんだもんはカゴを持って食料を詰め込み始めた。
「やめるのだくちょにんげん！いますぐそのてをはなしぇえええええええ！」
「いや！ぼくたちをどうするきなのだ！」
「くちょ！このままじゃらちがあかないのだ！みなのもにょ！いったんおそらしゃんににげるのだ！」
食料達は皆、空に逃げた。
「おいおまえ！いったいどうするのだ！このままじゃみんなぜんめつちゃ！」
「あれをつかうしかないのだ」
「あれを！？あれはあまりにもいりょくがありちゅぎてちきゅうがわれちゃうちゃ！」
「つべこべいってるひまなんかねーのだ！やるったらやるのだ！」
「皆の者。気をつけろ。奴らはまだ何か隠し持っている」
人々は身構えた。皆、すでに奴らの威力を恐れていたからである。
「みなのもにょ！かみゃえろ！」
「「「「のだ！！！」」」」
「ぐるぐるぱんちなのだああああああああ！！！！！！！」
「「「「のだああああああああああ！！！！」」」」
食料達は腕を振り回しながら皆こちらに突進してきた。
こうして、人々とずんだもんは無傷で勝利を収めることができた。彼らは10000匹程をカゴに詰めた後、もう入らなくなったので残りの15000匹を皆殺しにした。この場面は今でもずん肉祭で毎年再現されている。
(※ずん肉祭:毎年夏頃に行われる東北限定の行事。大量の食料妖精を密室にぶちまけ、皆殺しにするというもの。ずんだ戦争の勝利を祝うものとして始められた)
妖精たちは何が起こったのか分かりもせずにどんどん死んでいった。
「どうちて、こうなるの」ﾁｰﾝ
そして、残された10000匹はその場で調理することになった。だが、人々はこれに不満だった。
「だめだ。我々は妖精ずんだもんなど食いたくはない。私は家族を奴らに殺された。奴らには地獄のような苦しみを与えてやるのだ」
「いやだあああああああああああ！！！！」
「ぼくはまだしにたくないのだあああああ！！！」
これはいわゆるずん虐と呼ばれるものであった。よくないことである。ずん千花は豆照との約束を思い出し、こう言った。
「皆様、どうか心を沈め、彼らを許してやっていただきたい。彼らには進むべき道があるのです」
「しぇんかしゃん！」
「このひとならわかってくれるかもしれないのだ！」
「奴らはここで調理しましょう」
「それもいやなのだああああああああ！！！」
「黙れ。お前達にはもはや生きるという道はない。さもないと全員ぶち殺すぞ」
人々は渋々ではあるが調理を許した。しかしこれはかえって人々を喜ばせることになった。その調理が自分達の考えたずん虐よりもいっそう残酷だったからだ。妖精達はまるで地獄の叫びのような声を出して苦しみ続けた。ほれ、今にも聞こえるようである。
(※この時、私はふと図書館の外から、甲高い悲鳴と共に、甘美なる歌声を耳にした。それは、以下のようなものだったと思う)
「いぢゃいのだああああああ！！！！」
「ゆるじでええええええええ！！！！」
「この鍋の中には妖精を溶かす薬が入っています。そして、妖精たちは身体中にこの世のものとは思えない激痛を感じながら一時間程度で死にます。もちろん、薬はあんこのみを使ったものなので人間には無毒です」
こうして、10000 匹の食料は皆、人々の腹の中に収まった。
最終章
それでは最後にここから現在までのずんだもんの歴史を手短にまとめよう。
ずんだ戦争の後、妖精達はまた畑を荒らすようになった。しかしずんだもんにはもう魔法がない。そこで彼らは知恵を使って畑を守ろうとした。その結果、妖精の好物であるずんだ餅に毒を忍ばせたものをそばに配置することで解決した。毒は妖精にのみ効くあんこを使っているため、死んだ妖精はみな洗って食べることができた。
ずん千花は神主となった。そしてこれを50年勤めた。その後彼はその権利を東北イタコラスの娘である「ずん一花」に託した。この名前には、「一輪の花のように強く生きよ」という意味が込められている。
そして、それから10年経った頃、ずん千花は結核に倒れ死んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
豆照と千花達ずんだもんは皆、天国へ上ったとされている。これは、その人生において、立派にその役目を果たしたからである。皆、幸せに暮らしている。
対して食料達はどうか。地獄に決まってんだろボケ。奴らは今も炎の舌に貫かれ苦しんでいる。それともハリ山地獄か！身体中を引き裂くのもいいよなあ！ああ！全身が歓喜に震える！フォオオオオオオオオオオオオ！！！！さあ、今すぐ地面に耳を傾けろ。奴らの悲鳴を全身で感じ取るのだ。
(※私が地面に耳を当てると、甲高い地獄の悲鳴と共に、何とも美しい、まるで天使のような歌声を五感 で感じた。それは、以下のようなものだったと思う)
「IYAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!」
「FUOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!」
「ANGEL OF DEATH!!!!!!!!!!!」
賢者のその後については、誰も知らない。結局人の手で殺すことはできなかったのだ。しかし、これはもう何百年も昔の話である。今ごろは地獄でたっぷり苦しんでいるだろう。
(※この賢者についてはいろいろな説がある。中でも最も突飛なものは、まだ生きているという説である。さらに例のずんだだん事件の真の黒幕と言うものまでいる。しかし、そんなことはありえないので安心して欲しい。)
しかし、ずん千花が死んでからというもの、次第に人々はずんだ戦争の悲劇を忘れていった。そして妖精を不用意に痛めつけるずんだもん達を悪く思うようになった。ずんだもん達は次第に住処を奪われ、穢多、非人と共に暮らすようになった。これは現在でも続いていることは我々の知る通りである。さらに、今ではあの食料共が図々しくもペットの地位を勝ち取ろうとしている。我々はこんなに苦しんでいるというのに。
だが皆の者、安心するがよい。我々には今でも豆照とずん千花がついているのだ。例え今は辛くとも、いつかはその苦しみから放たれる時がくる。約20年前、我々に「ずんだの加護」があったのは承知のはずである。
(※日露戦争が勃発した時である。この戦争には何百人ほどのずんだもんが参加していたが、何と、全員生きて帰ってきた。これをずんだもんは豆照とずん千花のおかげと考えたため、「ずんだの加護」と呼んだ。この現象は、本書執筆の数年後、第二次世界大戦における大空襲でも起きている。)
嗚呼、豆照様、ずん千花様よ、どうか我々に少しだけの奇跡を与えたまえ。そして、食料共に、どうか、正しき道を。
豆照様とずん千花様に、幸あれ。
ずんだ戦争の後、妖精達はまた畑を荒らすようになった。しかしずんだもんにはもう魔法がない。そこで彼らは知恵を使って畑を守ろうとした。その結果、妖精の好物であるずんだ餅に毒を忍ばせたものをそばに配置することで解決した。毒は妖精にのみ効くあんこを使っているため、死んだ妖精はみな洗って食べることができた。
ずん千花は神主となった。そしてこれを50年勤めた。その後彼はその権利を東北イタコラスの娘である「ずん一花」に託した。この名前には、「一輪の花のように強く生きよ」という意味が込められている。
そして、それから10年経った頃、ずん千花は結核に倒れ死んだ。
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豆照と千花達ずんだもんは皆、天国へ上ったとされている。これは、その人生において、立派にその役目を果たしたからである。皆、幸せに暮らしている。
対して食料達はどうか。地獄に決まってんだろボケ。奴らは今も炎の舌に貫かれ苦しんでいる。それともハリ山地獄か！身体中を引き裂くのもいいよなあ！ああ！全身が歓喜に震える！フォオオオオオオオオオオオオ！！！！さあ、今すぐ地面に耳を傾けろ。奴らの悲鳴を全身で感じ取るのだ。
(※私が地面に耳を当てると、甲高い地獄の悲鳴と共に、何とも美しい、まるで天使のような歌声を五感 で感じた。それは、以下のようなものだったと思う)
「IYAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!」
「FUOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!」
「ANGEL OF DEATH!!!!!!!!!!!」
賢者のその後については、誰も知らない。結局人の手で殺すことはできなかったのだ。しかし、これはもう何百年も昔の話である。今ごろは地獄でたっぷり苦しんでいるだろう。
(※この賢者についてはいろいろな説がある。中でも最も突飛なものは、まだ生きているという説である。さらに例のずんだだん事件の真の黒幕と言うものまでいる。しかし、そんなことはありえないので安心して欲しい。)
しかし、ずん千花が死んでからというもの、次第に人々はずんだ戦争の悲劇を忘れていった。そして妖精を不用意に痛めつけるずんだもん達を悪く思うようになった。ずんだもん達は次第に住処を奪われ、穢多、非人と共に暮らすようになった。これは現在でも続いていることは我々の知る通りである。さらに、今ではあの食料共が図々しくもペットの地位を勝ち取ろうとしている。我々はこんなに苦しんでいるというのに。
だが皆の者、安心するがよい。我々には今でも豆照とずん千花がついているのだ。例え今は辛くとも、いつかはその苦しみから放たれる時がくる。約20年前、我々に「ずんだの加護」があったのは承知のはずである。
(※日露戦争が勃発した時である。この戦争には何百人ほどのずんだもんが参加していたが、何と、全員生きて帰ってきた。これをずんだもんは豆照とずん千花のおかげと考えたため、「ずんだの加護」と呼んだ。この現象は、本書執筆の数年後、第二次世界大戦における大空襲でも起きている。)
嗚呼、豆照様、ずん千花様よ、どうか我々に少しだけの奇跡を与えたまえ。そして、食料共に、どうか、正しき道を。
豆照様とずん千花様に、幸あれ。
あとがき
本書を執筆したのは「島崎藤ずん」(1900〜1964)という名のずんだもんである。彼は極限まで落ちぶれてしまったずんだもん達のリーダーであった。
実際の写真
彼は部落解放団体である水平社と活動を共にし、ずんだもんのみで構成された「ずんの会」を結成、ずんだもんの権力向上に努めた。その活動の一環として1936年に作られたのが「ずん世記」である。
本書の発表は当時の東北を騒がせた。東北県民にずんだ戦争を知るものは当時ほとんどいなかったのだ。これは確かにずんだもんの人権回復に大きく貢献した。
それに対して、人々は妖精を憎むようになった。当時ペットとしての地位を確立しつつあった妖精だが、本書の登場によって見事剥奪することができた。これは大いに喜ばしいことだ。
中でも面白いのは、当時有名だった妖精専門ペットショップ「愛でずん屋」の店長、山田末吉が本書を読んだことで態度を改め、ペットの妖精を皆殺して肉として売ったことである。これで、現在妖精ペットショップで残っているのは「FAIRIES」のみとなった。
こうして、妖精は積極的に食べられるようになった。妖精食産業が急速に発達したのもこの頃である。
それから数十年後、1970年代にはずんだもんを差別するものはほとんどいなくなった。私は最近秋葉原でオタクのずんだもんを見かけた。これはいいことだと思う。皆、いろんな趣味を持てている。
ずんだもんの新たな時代はここから始まるのだ。そして、全てのずんだもんが人類とうまく共存できればいいと思う。妖精なら家畜として、人型なら人間として。
実際の写真
彼は部落解放団体である水平社と活動を共にし、ずんだもんのみで構成された「ずんの会」を結成、ずんだもんの権力向上に努めた。その活動の一環として1936年に作られたのが「ずん世記」である。
本書の発表は当時の東北を騒がせた。東北県民にずんだ戦争を知るものは当時ほとんどいなかったのだ。これは確かにずんだもんの人権回復に大きく貢献した。
それに対して、人々は妖精を憎むようになった。当時ペットとしての地位を確立しつつあった妖精だが、本書の登場によって見事剥奪することができた。これは大いに喜ばしいことだ。
中でも面白いのは、当時有名だった妖精専門ペットショップ「愛でずん屋」の店長、山田末吉が本書を読んだことで態度を改め、ペットの妖精を皆殺して肉として売ったことである。これで、現在妖精ペットショップで残っているのは「FAIRIES」のみとなった。
こうして、妖精は積極的に食べられるようになった。妖精食産業が急速に発達したのもこの頃である。
それから数十年後、1970年代にはずんだもんを差別するものはほとんどいなくなった。私は最近秋葉原でオタクのずんだもんを見かけた。これはいいことだと思う。皆、いろんな趣味を持てている。
ずんだもんの新たな時代はここから始まるのだ。そして、全てのずんだもんが人類とうまく共存できればいいと思う。妖精なら家畜として、人型なら人間として。
今後の活動について
突然ですが、私は次の動画でずん虐活動から引退しようと思います。理由は以下の通り
•私にはもはやずん虐のやる気がなくなっています。前章からかなりの期間が空いているのもこのためだと思います。この間、ストレスとかで書く気がなくなっていました。待ってくださった方には非常に申し訳なく思います。
•個人的に私の虐待はすでにマンネリ化していると思います。今回も結構個人的に既視感がありました。
以上、理由を挙げましたが、だからといってこのまま中途半端に終わるのは絶対にいやです。最後の動画は皆さんの期待に十二分に答えられるようなとびっきりの大作にしたいです。何ヶ月かかるかわかりません。半年？その間に地下牢が終わってるかもしれません。ですが、よろしければ私が優秀の美を飾れるよう、応援お願いいたします。
•私にはもはやずん虐のやる気がなくなっています。前章からかなりの期間が空いているのもこのためだと思います。この間、ストレスとかで書く気がなくなっていました。待ってくださった方には非常に申し訳なく思います。
•個人的に私の虐待はすでにマンネリ化していると思います。今回も結構個人的に既視感がありました。
以上、理由を挙げましたが、だからといってこのまま中途半端に終わるのは絶対にいやです。最後の動画は皆さんの期待に十二分に答えられるようなとびっきりの大作にしたいです。何ヶ月かかるかわかりません。半年？その間に地下牢が終わってるかもしれません。ですが、よろしければ私が優秀の美を飾れるよう、応援お願いいたします。
このページへのコメント
食料共が最期まで胸糞な奴らでしたね
でも最後、大仰な前振りからのぐるぐるぱんちで笑いました
賢者やFAIRIESなど、不穏な所が残ってますね
これは例の大作に期待が（ｒｙ
頭身バランスのせいなのでしょうか、『食料』頭の人型、かなり嫌悪感が……() 能力はあっても、あえて頭部を元のままにしたという差別意識の深さ！
第13章の腕を振り回す妖精の大群、聖書における『蝗の災い』もこんな感じだったのかなあ……と想像が膨らみます！
現代まで続く、ずん千花の魔法によるファインプレー！そんな偉人でも、最期があっけないのは、この世の儚さでしょうか……
また素晴らしいクリエイター様が引退されてしまうのかと考えると、寂しい気持ちでいっぱいです……
ゆめたろー様の「大作」、楽しみにしております！ご無理なさらず、ご自身のペースで……！！