kagemiya@ふたば

ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：1〜99　最大捕捉：120
【ステータス】筋力：B　耐久：D　敏捷：A　魔力：E　幸運：C
ミストレスの宝具の一つであり、息子の一人であり、ミストレスが生み出す鳥類や飛竜型魔獣達、航空部隊の指揮官。クラスはライダー相当。
ある逸話から、叡智をもたらすものに対する特攻と特防を持つ。
その姿形は巨大な鷲だが、取り込んだ幻霊によってこの世界において既に遺物（或いは異物）である航空機を模した装甲を纏っている。
爪や嘴以外にも機銃やミサイルを武装として備えており、高い機動力と対空能力で空を往くものを餌食とする。

ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：1〜50　最大捕捉：80
【ステータス】筋力：A　耐久：C　敏捷：B　魔力：E　幸運：D
ミストレスの宝具の一つであり、娘の一人であり、ミストレスが生み出す四足獣型魔獣達、地上部隊の指揮官。クラスはバーサーカー相当。
ある女盗賊と同一視されてる事から、人間形態と魔猪形態への変身が可能。
その姿形は野性味溢れる筋肉女をしており、取り込んだ幻霊をパワードスーツめいた形で取り込んでいる。
機関砲等の火器を所持しているが、得意としているのは肉弾戦。

ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：1〜50　最大捕捉：80
【ステータス】筋力：B　耐久：A　敏捷：E　魔力：C　幸運：D
ミストレスの宝具の一つであり、息子の一人であり、トーキョークーロン管制室のトップ。クラスはゲートキーパー相当。
けっして眠る事が無いとされている為、不眠の加護を以っている。。
羊の角を持った金髪竜人ショタの姿をしており、ラードーンの代わりにトーキョークーロンの管理のほとんどを押し付けられている不憫枠。
不眠の加護持ちである事が災いして、チェスト23時間労働ぶっちぎりである。労基はどこだ。

トーキョークーロン……東京駅の線路を銃身に見立て、電車を一本の鉄杭として打ち出す情け無用の必殺質量兵器。
その中には詰めるのは爆発性の魔力を込めた肉塊が詰まっているが、偶に魔獣達を乗せた状態で突っ込み現地にそれらを展開する事もある。

【元ネタ】ギリシャ神話＋史実＋泥新宿
【CLASS】ゲートキーパー
【マスター】
【真名】エキドナ・トーキョークーロン
【異名・別名・表記揺れ】トーキョークーロンの女主人
【性別】女
【身長・体重】136cm・39kg
【肌色】鱗混じりの青白　【髪色】薄紫　【瞳色】蛇の如き金
【スリーサイズ】69・56・72
【外見・容姿】古代ギリシャ風の装いの上から国家不明の軍用コートを羽織ったロリ少女ぎりしゃびじん。背中には翼、尻には蛇の尾が生えている。糸目。
【地域】ギリシャ、衛星軌道上、泥新宿
【年代】神代、近代、特異点
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・魔性
【ステータス】筋力：A　耐久：Ex*2　敏捷：D　魔力：A　幸運：C　宝具：Ex

ゲートキーパーとしてのクラススキルの亜種。
天空そらを往くもの、宇宙しんぴを目指すもの達を阻む際に攻撃と防御にプラス補正を得る。


「正しき世界にて星海を往く子供達よ、黄昏時の人々に進む意思を喚起して御覧なさいな。
　この黄昏の世界がまだ在り続けるべきだと、そう思うのであるならば」

かつてはスキタイの女神であったともされ、そしてギリシャに名だたる魔獣達を多く産み落とした蛇神を象徴するスキル。
怪物としての側面が強く出ているので神霊としての格自体は高くはないが、魔獣達の母としての側面がスキルランクを大きく引き上げている。
精神と肉体の絶対性を維持し、毒や火を放つ魔獣達を産んだ事から逆説的にそれらに対する耐性を得る。

本来は当然のようにEX。この場合、耐性だけでなく毒や火などを「子供が出来て母に出来ない事はない」と言わんばかりに当然の如く放ってくる。

「女神であったものであるならば偶には試練の一つや二つぐらいは気取っても良いとは思わなくて？
　あら、御存じ無い？ギリシャの女神と言うものは理不尽なものでしてよ」

一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

「私、魔獣達の母ですわよ？肝っ玉お母さんですわよ？
　母は強いものですわ、物理的に」

その美貌で旅人を誘惑し、餌食としていたと言う逸話より生じたスキル。
またキリスト教においてもエキドナは売春婦の象徴とされており、このスキルのランクを高めている。
ロリエロ誘惑オーラ。相手はロリコンになって喰われて死ぬ。ｽﾞｷｭｰﾝ!!

「あら、神代ギリシャではこれが理想の女性ですわよ？
　お婆様達ゴルゴン三姉妹もそう言っておりますわ」

本来の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
ランクが上がれば上がる程、正純の英雄からは遠ざかる。
トーキョークーロン……東京駅と九龍城砦の魔合体建造物を取り込んだ事により、当然の如く規格外。
違法魔改造建築によって英霊としての格も程よく落ち、無限新宿での活動に都合が良い塩梅になっている。

「存外便利なものですわね、これ。
　ちょっと身動ぎすれば……ほら、寝っ転がったまま手元に冷蔵庫が来ますもの」

ランク：A++　種別：対空要塞宝具　レンジ：1〜99（地上）、無限新宿全空域（上空）　最大捕捉：500
嘗て魔都新宿にて現界した番竜ラードーン。その我が子の歪な肉体を宝具として取り込み、新たに追加した宇宙兵器と言う概念を幻霊として複合した大規模要塞宝具。
その姿は無限新宿の空高くに浮かぶ東京駅を原型とした巨大建造物。幻霊から抽出した数多くの対空対地武装を纏い、空に挑むもの達を阻む魔城の如きもの。
内部にはエキドナが生み出した魔獣達が兵士の如く潜み、エキドナ本体が座し魔獣達が守る中枢部はさながら管制室のような装いとなっいる。

嘗ての魔都に在った地下迷宮マーケットは最早存在しない。
無限新宿の空に在るのは、地母蛇神の根城である。

ランク：EX　種別：限定権能（自己）　レンジ：-　最大捕捉：-
ギリシャ最大の魔獣母神であるエキドナの、その象徴とも言える権能のその一部。
大量の魔獣を生み出し、少数（三匹程度）であるならば追加の宝具として我が子を胎より召喚し、使役するもの。
自分自身の胎だけでなく取り込んだトーキョークーロンの一部をも外付けの胎として改造しており、生前の我が子を自分の胎。それ以外をトーキョークーロンの胎で産み落としている。

召喚された我が子達は宝具こそ持たないもののサーヴァント相当の力と知性、思考力を持ち、母と同質の幻霊を取り込んだ形で産み落とされる。
瀕死の重傷を負っていようと母の胎に戻って無傷な身体に産み直す事すらも可能。


本来の形ではサーヴァントを含む宝具外の魔獣達に対する支配権などの様々な機能もある、が……
「流石にこれ位が限界ですし、これでもちょっと大人気ないぐらいですわ」と色々オミットしている。

機関砲やミサイル、レーザーなどの実用化、非実用化、フィクションを問わず宇宙兵器に関わる兵器類。
エキドナが持つ神代蛇神の魔力が付与されている為、サーヴァント相手にも十分通用する。

実際の所、神代出身……近代兵器のド素人なので、上手に運用出来てるとはお世辞にも言えない。

トーキョークーロン……東京駅の線路を銃身に見立て、電車を一本の鉄杭として打ち出す情け無用の必殺質量兵器。頭おかしいんじゃねぇの、この地母蛇神。
原型となったのはアメリカの都市伝説にある対地攻撃宇宙兵器神の杖。
中に詰めるのは基本的に爆発性の魔力を込めた肉塊だが、必要に応じて魔獣達を乗せて現地へダイレクト戦線投入もする。

『母様！やっぱ無理ありますって、この出撃の仕方！！』

ちなみに、線路を使うよりも怪力フルパワーでブン投げた方が威力、速度ともに上。

戦いの基本は格闘ですわ。
少女めいた肉体から振るわれる怪力。パワーオブマムシキンジラレタチカラ。
また長く伸びた髪の毛は蛇や犬、獅子や蟹の鋏などの様々な魔獣の一部に変化して敵対者へと襲い掛かる。

その真名はエキドナ。
「蝮の女」を意味し、メデューサの子クリューサーオールを父に、海神オケアノスの娘カリロエを母に持つ女怪。
その原型はスキタイの女神であったとされ、テュポーンやオルトロスと交わり数多くの魔獣達を産み落とした魔獣の母。
ヘラクレスとも乗馬を返す代わりに交わっており、三人の子供を授かっている。

不死身ともされるがペロポネソスで家畜を襲っている所をアルゴスに見つかり棍棒で撲殺された、とされる事もある。
……一説では「襲った家畜を食べて満腹になり、寝ている所を殴り殺された」と言うものもあるとか無いとか。


そんなエキドナが、何を思ってか我が子の抜け殻を通して無限新宿の出現を知り、自身もこの特異点へと身を乗り出した。

エキドナはまず魔都新宿において我が子の肉体であったトーキョークーロンを現界の為の触媒とした後、無限新宿へと定着させる楔とする為に宝具として取り込む。
次いで自身の霊格を程よく落とし、そして丁度良い性質の幻霊を見繕った。
そして、かの地母蛇神はある概念に目を付ける。
「あぁ、此れならば……此れと同じものを取り込んだ私を打倒せるなら、アリ寄りのアリですわね」
そして彼女は付随する幻霊を選び出す。それは軍事衛星やソ連のISシステム等の「宇宙兵器」。
本来ならば星往くもの達の在り方を破壊へと転じ、或いは滅びにさえも繋がりかねない「星の破壊者」達。
自身の死因の異名や星座となった我が子らなどを通して国家の監視者である軍事衛星へと（強引に）繋ぎ、それを起点に（大雑把に）取り込む事で地母蛇神は、目当ての幻霊に至る。
そして至れば、それらを宝具化させたトーキョークーロンへと組み込み……そうして完成した物が、魔都無限新宿の空を簒奪した巨大構造物である。


本来の適正クラスはキャスターやライダー、サモナー。
ゲートキーパーは子供達の多くが適正クラスを持つため、「まぁ見様見真似で使えなくはないかな？」程度の適正しかない。
それを幻霊の性質で補っているため、エキドナ本来の力を十全に発揮出来ていない。
「この位に無理をして霊格を落とさないと、夫みたいに影だけになりそうですし。
　それにほら、フルスペック無限リスポーンの我が子が勢ぞろいとか無理ゲーにも程がありませんこと？」

名だたる魔獣達の母とは思えない程のポワポワした感じの、のんびりゆったりかつフリーダムな性質。
おまけにものぐさで大雑把、悪く言うなら雑。思いつきと興味本位で動く事も多く、細かい調整は産み落とした子供任せ。子供達の心労が察せられる。
そして旅人を誘惑して喰っていたと言う逸話通り上の口も下の口も緩々。弱い男は上の口、強い男は下の口で堪能してから上の口で喰っちゃうバリバリの肉食系。
根本的にライブ感で生きてる系駄目蛇神。その癖、ヘンな所（主に余計な所）では知恵が回るからタチが悪い。
そんなんだから昼寝中に殴り殺されるんだよ。

そんな彼女だが、ギリシャ神話における子供達の死に関しては
「それはあの子達が相手より弱かったから」「そして相手があの子達より強かったから」
「座に上がってからも遺恨が残るなら、次は勝てるように日々精進なさい」「独り立ちした一人前の魔獣なら、尚の事ですわよ」
と言い放つ辺りこう言う所はキッチリちゃんと魔獣で、母である。


イメージカラー：赤紫
特技：エッチな事、出産
好きなもの：子供達、夫、強い男、肉類、食っちゃ寝、昼寝
嫌いなもの：弱い男
天敵：アルゴス
願い：「家族仲良く、まるーく収まれば良いと思いませんこと？」

【一人称】私　【二人称】あなた　【三人称】あの人、あの子、我が子（子供達）

テュポーン
夫。ギリシャ最大の魔獣王。彼と交わり、多くの魔獣を生み出した。
嘗ては女神であり、また海神の血を引く自分を受け入れてくれた人。伴侶として一番愛している相手。
彼に対して、エキドナは多くを語らない。けれど……

「けれど私は、あの人が一番求めている愛を与えられないのでしょうね」

ケルベロス
娘の一頭。ハデスの所で仕事をしている三つ首の番犬。
子供達の中でちゃんと仕事をしている子の一人なので、特に心配はしていないし自立してるのだから生活に干渉もしない。
それでもギリシャ魔獣SNSで美味しいお菓子の事を聞いてコミュニケーションは取る。

「それにしてもケロちゃんはおっぱい大きいですわねー。やっぱりお父さん似ですわね、あなた」

ケルベロス(アサシン)
娘のアナザーバージョン。
居るのは気付いているがハデスの密命を受けてお仕事中なので、邪魔しちゃ悪いと無闇に声を掛けたりする気はあまりない。

「と、言う訳で。母の事は気にせずにお仕事をして下さいませ。こっちはこっちで何時も通りの調子でやりますので」

オルトロス
娘の一頭。兄弟ゲーリュオーンの牧場で働く双頭の番犬。
ケルベロス同様に自立しているが、ちょっとそそっかしい所があったので自分の権能の一部を与えてあげた。
群馬での一件に関しては「元気があってよろしい！」との事。

「あなたには私がとっておきのプレゼントをあげたでしょう？誰かに見下されたなら、それを自慢にして胸を張りなさいな」

ヒュドラ
息子の一頭。ヘラクレスを殺す為にヘラが育てた九頭の毒蛇。
自分自身の持つ強大な毒に苛まれている事に対しても、生前ならば権能の一部でも与えて緩和してやれただろうか……と思わずにはいられない。

「ヒュドラや。あまり人を憎み過ぎてはいけませんわよ。憎めば憎むほど強大な怪物の姿が強調されて、その毒も強くなってしまいますわ」
「後はそうね……殺す時は物理的に。攻撃は敢えて受けて再生能力をアピール……？」

ラードーン
息子の一頭。百の首を持つ黄金の林檎の番竜。
建築物と合体した様変わりした姿に最初は面食らったが、このお陰で無限新宿に干渉出来るようになったので、今度なでなでしてあげようと思ってる。

「それにしても、凄い身体になっていたんですわねあなた。取り込んでみて分かりましたけれど、本当に無茶しますわ……」

いばら姫〔ラードーン〕
息子のアナザーバージョン。可愛い子と合体して可愛い子をマスターにした方。

「あらかわいい。流石ウチの子、両手に華ですわね」

カルキノス
オルトロスが産んだ子の一頭。ヒュドラを助けようとした怪物蟹。
義理堅さはオルトロス譲り、無茶と知りながらヘラクレスに挑む勇猛さは魔獣の母として高評価。

「オルトロスも良い子を産んだものですわね。ふふ、胎を与えた甲斐があったものですわ」

メドゥーサ・エウリュアレ・ステンノ
祖母とその姉二人。
彼女達が死んだ後に生まれたので生前の面識はないが、目上の身内として敬ってはいる。多分。

「それにしても、育つととっても大きくなってしまいますのねお婆様」
「私も、伯祖母様達に比べて神成分がちょっと薄いみたいですし、背とかお尻とか……」

ヘラクレス（狂）・（弓）
ご存じギリシャの大英雄。息子達の何頭かを討った仇であり、彼の馬を奪い、それ返す事を条件に交わった相手。
彼との間に生まれた三人の子供は、その内の一人はスキタイの祖となったとされる。

「我が子達を倒しただけあって、なかなかの益荒男でしたわ。テュポーンには負けますけれど」（ふふん）
「我が子達にも彼と同じ位に強くなれるように精進して欲しいですわね」

アルゴス
死因。百の目を持つ普見者。一応は天敵。
前述の通り、家畜を襲ってる所を見つかって棍棒で頭をカチ割られたとされるが……。

「ぐっすりお昼寝してる所をガッツーン！ってやられましたから、あまり自分の仇と言う自覚が無いですわね」
「と言うか、生前からその姿でしたの？違う？あらそう」

ルアシェイア
遠い月から来たアルターエゴの女の子。
彼女がギリシャ神話の神を内包していたり、彼女の縁者等に自身の子や親戚を内包するものが居たのも、無限新宿へ乗り込む手助けになっている。
「私の事は親戚の叔母さんみたいなものだと思いなさいな」と言って彼女の意思や意図などお構いなしに世話を焼いているが……。


泥新宿のアークエネミー
エジプトにおける敵対神。そして魔都へと呼び出された世界を滅ぼすもの。
同じ蛇神としてシンパシーを……一切感じていない。そして信用すらしていない。

「あの目は、良くない目ですわ。きっと、愛する人の為ならば何だってしてしまう、何だってやらなきゃ気が済まない類の目。剣呑剣呑……」

『首謀者』
「あぁ……まぁ、頑張る人間は嫌いではありませんわ。ただ、やっぱり貧弱ですわね」
「生き方が違えばもうちょっと評価は上だったかも、ですけれどねぇ」

泥新宿のライダー
電池。
あれだけの大規模建築物宝具と魔獣出産宝具を維持できるのはこの電池があってこそである。
仮に、無限新宿ではない場所での召喚の場合は常時展開は出来ず、必要に応じて必要なものを呼び出して使う形になるだろう。

「インチキをするにはインチキが必要と言う事ですわ」
「ウチに持って帰れないかしら、これ……自家発電機、ちょっと興味ありますし」

中ボス。ちょっと過剰戦力な気もするけど自称試練なので無害です。
ラストバトルのアペプ戦ではトーキョークーロンを泥避けの屋根や足場にしてくれたり定期的にバフや援護砲撃をくれるおばさんになる。

躾のキメ台詞は「あんまり我儘言ってるとお母さんみたいになってしまいますわよ！！」

進退窮まった時の最後の手段はブロークンファンタズム・トーキョークーロン落とし。自分含めて新宿は死ぬ。