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クルビア空軍UFO追尾事件とは連邦空軍のAF-12戦闘機がスクランブル(緊急発進)、ウラル山脈から西に12kmの地点でレーダーにより発見されたUFOを追尾した事件である。

事件の経緯

2016年7月15日19時22分、空軍の第3レーダーサイトに国籍不明の機影が写った。(国籍不明機は南から第3レーダーサイト管区内に進入した為他のレーダーサイトには写っていなかった。)国籍不明機はレーダーサイトからの警告に応じなかった為リュク州のザーグリャン空軍基地から2機のAF-12ステルス戦闘機が発進、26分後の19時48分に未確認飛行物体とコンタクト、距離を400mほどに維持しながら追尾した。空軍機は使用される全ての周波数で警告を行ったがそれに応答するような動きは無かった。空軍機は未確認飛行物体に80m程まで接近、飛行物体の撮影や近距離から目視による飛行物体を観察しそれを報告するといった事を行った。空軍防空司令部は飛行物体の撃墜を許可した。しかし空軍機は飛行物体をロックオンできず、火器管制システムにエラーが発生、空軍は戦闘機を離脱させた後電波誘導対空ミサイル部隊による攻撃を実行しようとしたがレーダー上で未確認飛行物体があり得ないスピードで北上し、レーダーで飛行物体が確認されてから50分後の20時12分にレーダーから消えた。

関係者の証言

ライカ・ヘルト レーダー監視員(43歳男性)の証言
「私はいつも通り夜間勤務を行っていました…それでちょっと休んでいると『ビー ビー ビー』
という音がレーダー監視室に鳴り響きました。
私の持ち場から鳴っていたんです。
確認して見るとレーダーにさっきまで無かった
機影が写っていました。けれどその機影は
あまりにも不審だったんですぐに領侵機だと
思いました。普通この時間帯は
クルビア空軍の哨戒機と旅客機が通るんですが、それらは全て識別信号を発して機体の国籍が
レーダー上に表示されるんです。
でもその機影だけ国籍が表示されてなかったんです。意図的に領空侵犯する機はまず
国籍が分かる識別信号を発しないので
その類の物だと思いました。
私はマニュアルに従い無線で警告を
行っていましたが国籍不明機は応答しません
でした。でもこの時はあまり驚きませんでした。大概の領空侵犯機はこの時点では
それに従わないからです。私は5回ほど
同じ警告を繰り返しましたが国籍不明機は一様に応答する気配がありませんでした。
普通の領空侵犯機は大体3回目の警告でようやく従って帰っていきます。5回警告しても戻らないのは怪しいと思って私は空軍基地に連絡しました。
数分後、クルビア空軍の戦闘機が
レーダーに写りました。私は空軍機を国籍不明機の元まで誘導しました。空軍機が国籍不明機に
ランデブーすると私は空軍機に
警告を開始するよう指示しましたが数分後に
空軍機がこう言ったんです『応答無し』
これはまずいと思って次に機体へ接近し写真撮影と国籍不明機の機種や大きさ、形状等を
報告するよう指示しました。すると空軍機がこう言いました『こちらラバルース1(コールサイン)、信じられないと思うが報告する。機体の形状は楕円形だ、大きさは80mはあるだろうか…信じられない』
私はこの言葉を聞いて呆然としました。私は
「これは夢なのか?」と思いながらも
飛行ルートが飛行禁止区域に真っ直ぐの方向
だったので防空司令部に連絡しました。
防空司令部は『国籍不明機の撃墜を許可します。空軍機への連絡は我々が行う』と言いました。
そして無線を聞いて防空司令部が国籍不明機の
撃墜許可を出したのを聞くと私と私の持ち場に
集まっていた同僚と共にその動向を見守りました。
領空侵犯機の対処指示は我々の仕事ですが領侵機との戦闘の指示は防空司令部の仕事なので我々はただ見守るだけです。すると空軍機のパイロットがこんな言葉を発しました
『赤外線ミサイルでもロックオンできない!何なんだコイツは!?』
すると司令部はこのような指示を出しました
『機銃を使用せよ』
しかしこれを聞いた空軍機は
『火器管制システムにエラー発生、これじゃ何も撃てねぇ!』
すると司令部は
『了解、近くにいる第157対空ミサイル連隊に連絡します。誤って撃墜されない為に離れて下さい』
と言いました。その時です。国籍不明機が
あり得ないスピードで飛び始め、
レーダー画面上から消え去りました。普通の戦闘機の3倍近いスピードでした。それ以降、国籍不明機は現れませんでした」
マルス・ロー厶空軍中尉(38)の証言
「自分はザーグリャン基地の休憩室でテレビを
見ていました。
ちょうど休憩時間だったんですがまもなく休憩時間が終わるので自室に戻ろうとした時にサイレン音
が聞こえました。
(スクランブルだ)自分はこう思い「ハニールッカー」
と名付けていた愛機に向かいました。
当日は自分がスクランブル要員だったんでいつも出撃できるようにしてあり、2分ほどで機体を
バンカーから出して離陸しました。
その後はレーダーサイトからの誘導で領侵機に
向かい領侵機にランデブーして指示通り
こう警告しました。
「前方の国籍不明機に告ぐ、前方の国籍不明機に告ぐ、
現在貴機はクルビア連邦共和国の領空を侵犯している。
直ちに転進せよ」
しかし応答は無く何度か同じような警告をしましたが
まるで何も聞こえていないように飛び続けました。
これをレーダーサイトに報告すると領侵機の形状を
報告するようと指示を受けました。そこで私は
領侵機に接近し双眼鏡でそれを確認しました。
領侵機は楕円形で、窓のようなものがいくつかあり、
船のブリッジのようなものもありました。
私は驚きつつもレーダーサイトに報告し、
指示を待つよう言われて数分間待ちました。
そして今度は防空司令部からこう指示されました。
「ラバルース1、領侵機を敵機として撃墜を許可する。」
私は緊張しました。2005年のクーデターで
航空支援の任務に着いたときと同じような気分でした。
まず誤射防止の安全装置を外してフライトパネルの
ウェポンディスプレイで使用火器を選択して
敵機の真後ろに付いて僚機と共に赤外線ミサイル
で攻撃しようとしました。
しかしいつまで経ってもロックオン完了のサイン
がHAD上に表示されず、「プー」という音が
鳴らなかったので使用火器を熱誘導ミサイルに
しました。
しかし結果は同じで今搭載しているミサイルでは
撃墜は不可能と考え、司令部にそれを報告しました。
司令部は「機銃を使え」という指示を出したので
使用火器を25mm機銃に切り替えて機銃発射用の
トリガーを引きました。しかし引いた瞬間
「ウェポン システム エラー」という女声の
合成音声が鳴り、この事を司令部に報告しました。
司令部は「近くにいる対空ミサイル連隊に連絡する。
貴機は退避せよ」
という趣旨の指示を受けて退避、空軍基地に帰還
しました。
後で機体をチェックしたところ火器管制システム
に異常は見つかりませんでした。」

事件後

この事件は翌日のニュース番組で報道された。
またUFOの機影は数々の飛行場のレーダーに現れた事も分かった。
空軍側も通信記録を公開し、2ヶ月後に放送されたUFO特番ではこの記録を下に再現ドラマも作られた。
また1年後にはこの事件を元にした映画も製作され、ルズシークのUFO博物館ではこの事件に関するコーナーも設置された。

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