「架空国家を作ろう」のwikiです。

フィンムンド(Fimmundo)は、ポルトガル王国の海運会社。歴史的にも貿易立国として発展してきたポルトガルを代表する会社で、世界の海運業界でも屈指の技術を誇っている。

フィンムンドという社名の由来は、ポルトガル語のO fim do mundo(世界の果て)である。
フィンムンド・グループ
Fimmundo
詳細情報
創立1904年
初代社長ジュニオール・バスコ・デ・シルヴァ
現社長ウィニフィル・バルボーサ
本拠地リスボン
業種海運業
総資産3兆4356億エコカ

沿革

1904年4月、ジュニオール・デ・シルヴァ、フランコ・デ・シルヴァ親子が、マデイラ島南部の町フンシャルで、中古の汽船「ファンカール」を購入して事業を開始。第一次世界大戦中の海運業の発達を受け、1918年リスボンに造船所を建設し(2012年まで存続)業容を拡大、1919年にはアメリカ合衆国にオフィスを開設した。

1921年、世界初のシングルスクリューディーゼル船のAPRENDENDO SILVAを投入、1928年にはアメリカ東海岸とアジア極東地域を1パナマ運河経由で結ぶ定期便の運航を開始、第二次世界大戦によりポルトガルがベルカ?に占領されると、徴用を受けて25隻の船舶を失う打撃を受けたが、戦後サービスを再開、日本支社の開設に加えて、東南アジアや中東、西アフリカを結ぶルートを開設した。1955年、船体にアプランデンドシルヴァ同様のライトブルーが描かれた最初のフィンムンド船VIAGEM FIMMUNDOが投入され、フィンムンドの船がBlue Fleetと呼ばれる端緒となった。

1975年から現在主力のコンテナ船の投入を開始、コンテナ化の拡大を受けて台湾・香港・シンガポールに子会社を新設し、コンテナスペース最適化を目的とした貨物の整理統合が行われた。1979年に同業のRING OOを買収し子会社化、コンテナ運営管理のため、各地にオフィスが新設され、1990年代には40カ国、2000年代には100カ国を突破し、世界屈指の海運会社へと成長していった。1988年、11個のコンテナを搭載したままパナマ運河を通過できる新型船のQシリーズを投入、1991年、海運業界向けのコンテナの開発および製造を行う子会社のIndústria de contentores Fimmundoを設立、1996年に世界最大のコンテナ船TRANSCENDENTE FIMMUNDOを投入した。

1999年には船舶用コンテナを発明し海運業で成功を収めたマルコム・マクリーンが設立したシーランドの国際定航部門を買収、2006年2月にはコンテナ船部門で世界第3位だったP&O ノワール(フランス共和国)を買収、2016年、当時世界第7位のセビリアンズ・ラピードを買収し傘下に置き、さらに規模を拡大させた。

このほか、かつては子会社Fimmundo Oilを通じてエネルギー事業を行い、同社は1962年、ポルトガル領内のティモールやブルネイでの石油・天然ガスの開発及び生産が承認されたことにより設立、合計石油生産量は1日あたり60万バレル、天然ガスでは2800万立方メートル以上を持ち、殆どの生産がポルトガル領東南アジア諸島のポルトガル領海からのものであったが、カタール沖、アルジェリア、カザフスタンでの生産も含まれていた。加えて、地中海、メキシコ湾、トルクメニスタン、オマーン、モロッコ、ブラジル、コロンビアそしてスリナムでの開発に関与した。これら殆どの活動はFimmundo Oil社の全出資ではなく、コンソーシアムを組んで行われていたが、2017年、石油・ガス事業はフランスの石油メジャートタルに売却された。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

宇宙

宇宙

メンバーのみ編集できます