将来を有望視されている金髪碧眼のネーデルクスの槍使い。
市井の出ながらも文武に優れておりエル・トゥーレで自警団のトップにもなっている。
対ドーン・エンド討伐戦では1度目は
クレスの献策を無視して敗走しているが、相手が悪かった部分もある。
進軍の途中でヴァルホール軍と意図せず合流し、『
黒鷹』を擁するオストベルグ軍残党と相対する。
しかし『黒鷹』相手には腕が不足しているため
スコール、
オルフェ、
ゼナの援護には加われなかった。
アルフレッドと『黒鷹』の決着の場ではアルフレッドの雰囲気に呑まれて頭を下げている。
【夜明けのネーデルクス】にて
休暇を取り一時的に王都に帰郷している。
帰郷した際に金髪碧眼ばかりを狙う
フェランテと遭遇し、取り逃がしている。
閃雷ノ型と呼ばれるスピード重視の槍を扱い、個人の武力としては三貴士に次ぐものを持っているが、本物を持つ者たちに追い付くあと一歩が埋まらないことで迷いが生じている。
槍術院では
クロードの兄弟子であるが、クロードから弟弟子と呼ばれているため
ティルザに弟子入りしていた様子。
フェランテの縫合技術に疑問を抱き病院に潜り込んだところで「神の槍」を扱う者と交戦することになる。
逃走した先で一対一で討ち取ったが、その後
シャウハウゼンを名乗る女に襲われる。
何とか食い下がるも殺される一歩手前で『
死神』の助けが入り離脱に成功する。
離脱した先でアルフレッドとフェランテの戦いを目撃し、アルフレッドと行動を共にするようになる。
また、アルフレッドと話したことで変化を求める気持ちや理想の王に付き従いたいといった複数の要因から、槍を置き実家の稼業を継ぐ決心をしている。
人の流れから北方に当たりをつけ、向かった先で「神の槍」を教える隠れ里を見つけ、『
黄鶯』の薦めで「神の槍」を学ぶ体験をしている。
隠れ里を抜け出すところで『黄鶯』に止められているが、『
騎士王』と『
天獅子』の加勢でネーデルダムに向かうことができている。
ネーデルダムに帰還してからはフェランテを捕えるために一人夜の街を歩き、釣り出すことに成功している。
本人は殺すつもりであったが、一人で行動することを予期していたアルフレッドによってフェランテは生け捕りにされた。
クンラート?王の救出に向かった先では三人のシャウハウゼンに次ぐ男との戦いとなり、
途中は加勢できなかったもののアルフレッドが作った隙を逃さず突いて打倒している。
フェランテとシャウハウゼンの一件が終息した後はアルフレッドに着いて行こうとしていたが、軍属であることなどから断られ、
家業の手伝いをしながら再び付き従う機会を待っている。
【オリュンピア】にて
オリュンピアの参加者として予選の場に出てきている。
オリュンピア予選参加前にアルフレッドとも合流しているようであり、格上に挑むことを指示されていた様子。
『天獅子』と戦ったことで頂点との差を感じ取ったことで、槍の道を諦める決心がついており、『
黒狼王』が人の限界を超えた先を見せることを制止した後は参加者の証を置き予選をリタイアしている。
【カルマの塔】にて
アルフレッドの手勢として正式にネーデルクスを離れアルカディアに移っている様子。
アルカディアに所属する者であるため、内乱にも参戦しており
バルドヴィーノ?、
コルセア、
ランベルトと共に進軍する。
また、今後を見据えコルセアの生存を重要視しており危機が迫った場合はランベルトに次いで殿を務める覚悟をしていた。
アルフレッドが「塔」の中に入った後の『
剣聖』との戦いではエスケンデレイヤの戦士長
ロゼッタと協力し、
死角から突きを放つが鎧袖一触で撃退され返しの刃で腹部を断たれている。
後の描写はないが『剣聖』は内乱を茶番であると自覚していたため生存していると思われる。