アルカディア王国大将にしてネーデルクス王国三貴士として両国の武の頂点として存在している。
元々は
ガリアスの孤児であったが『
白騎士』に見込まれ身分を得る。
2国に所属しているのは色々あって三貴士であり大将でもあるという状態。外交においては両国の懸け橋的な役割も持っている。
若手の闘技大会では
ランベルトを鍛え、
パロミデス、ひいてはオスヴァルトと代理で競わせている。
アルフレッドの暗殺騒ぎでは『
白の王』の真意を確かめるために王宮に乗り込んでいる。
茶番であると気付いてからはアルフレッドを助けるために駈け出している。
王宮前で苦戦する『
天獅子』に代わって『
黒鷹』と相対する。
荒っぽい言葉遣いとは裏腹にネーデルクスの伝統的な槍を振るっている。
『白の王』をして自身よりも強くなったと評される程、武の面では傑出した存在に成長している。
【夜明けのネーデルクス】にて
ネーデルクスを訪れており、三貴士の一員としてクロード・レ・リウィウスとネーデルクスの民からは呼ばれている様子。
フェランテによる事件が起き、槍術院の同輩が襲われた後は激昂し闇雲に走りだそうとしたが、
ディオンに止められている。
その後、三貴士そろって
マリアンネディオンの圧に負け
ガブリエーレ?を紹介し、二人のやりとりを目にして逃げだす。
フェランテの事件に伴い都市内の警備に関する会議にも出席しており、その帰りにリントブルム家も襲撃を受けていることを目撃し、
シャウハウゼンと相対する。
シャウハウゼン二人に追い込まれていたが、アルフレッドの弓の援護もあり窮地を脱しているが、矢の殺意の高さからアルフレッドとは気づけないでいた。
王が襲われ、八方塞がりとなった状態でマリアンネに相談し、黒幕の思惑をある程度理解した後は
マールテン公爵の元を訪れる。
その場で
ルドルフと顔を合わせた後は三貴士各自研鑽を積み始める。
シャウハウゼンとの戦いの直前に
リュークと
マルサス?の手によって装いを仕上げられ、星の離宮の屋根上でシャウハウゼンとの戦いに挑む。
戦いの途中で「彼岸」に達しネーデルクスのために生きた三貴士たちを垣間見ている。
槍の技術の戦いではシャウハウゼンに及ばないことを悟り、マリアンネの言葉もあり自分の原点を思い返し身体能力を生かす方向での戦い方にシフトする。
力に寄せた戦いになってからは僅かにあった槍の技術差を覆し圧倒し、相手のカウンターも利用した上で貫き勝利を収めている。
【オリュンピア】にて
大会にはネーデルクスの一員としてエル・トゥーレを訪れている。
大会参加資格はないため来賓の扱いであったが、予選二日目のテコ入れの際に若い戦士たちの壁として参戦している。
その最中でアルフレッドを探し出し、戦いの中で武の頂点を目指すことを諦めるように説得もしている。
旅の中で成長したアルフレッドも圧倒していたが
オルフェ、
黒星の二人の乱入で説得の機会を失っている。
【カルマの塔】にて
アルカディアの大将として納得はしていないが国内各所で発生している反乱の鎮圧に当たっている。
地方で反乱の鎮圧に当たっている際に
ケヴィンからアルカスに戻りアルフレッドを討つ王命を受け取り、自身の進むべき道に迷いつつもアルカスに戻っている。
アルカスにたどり着いた際には既に内乱が始まっており、本陣となっている塔を目指していたが、道中でマリアンネの妨害を受け足止めされている。
マリアンネとの会話の中でウィリアムの望みはアルフレッドを王にしないこと、『白の王』の目的はアルフレッドを王にすることを理解し、『白騎士』として積み上げてきたモノを思い、目的を優先、王に歯向かうことを選択する。
均衡がとれている戦場でアルフレッドに父親殺しをさせないために均衡を崩す戦力である自身がたどり着くべきか迷っていたところにベアトリクスの乱入を受け、流されながらも均衡を維持するために足止めに付き合っている。
戦いの最中に塔から火が出たことで戦いを中断し、再び塔に向かうが、たどり着いた時には王の継承が終わった後であった。
その場で戦う意義をなくしかけていたが、『
剣聖』の言葉で、自身が選択肢を与えられて特別扱いされていたことを知り、用意された壁を越えるために戦い始める。
戦いの中でより深みに至っている『剣聖』への勝ち筋が見出せず、迷いを捨て、今までの積み重ねに委ねようとするが、考えた上で結論を出し、刹那の限界突破で『剣聖』を打ち破り最強の座に就く。
【断章】にて
推定三十台後半頃の様子。
正式にネーデルクスの一員となりクロード・L・リウィウスとなっている。クロード・レ・リントブルム・リウィウスの略かもしれないが詳細不明。
結婚し、子供も複数生まれているがマリアンネとの子供とは上手く行っていない様子。
武の面では完熟を迎えており、三貴士の不動の頂点として君臨し、他国を見ても『天獅子』と五分の成績で武の頂点として並び立っている。
病に侵された『剣聖』の訪問を受け、『天獅子』が敗れたこともあり挑戦を受けている。
かつて見たシャウハウゼンよりも深く至っていることを感じ取り全力で挑み、新たに編み出した「龍神ノ型」も用い、短くも激しい攻めを見せる。
最後はかつて『剣聖』を打ち破った紅と蒼を合わせた突きを放つが、紙一重で躱され、返しの刃で槍の柄を断ち切られ剣を突き付けられ敗北している。
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