ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集

　おせにゃん#127(8/4)では黒ウィズのイベントはこのまま月2更新で今まで通り、いや小説などを出すことでそれ以上にパワーアップして云々といったことを言っていたが、#128にて一転、長編イベントが無くなりすべてミニイベント化、BGMや背景の減少、レイドの廃止、イベント報酬精霊の廃止、大進化解放祭の進化数の減少、イベント問題の廃止*5、代わりに新連載の漫画や小説がされると発表。
　運営曰く運営は休むつもりはないらしいのだが、明らかに規模縮小といっていいだろう。
　また、「クイズRPG←縮小　魔法使いと←いなくなった　黒猫のウィズ←いなくなった」と、タイトル詐欺と言われる事も…。

　今回のおせにゃんで紹介された内容で特にひどいのがおそらく投票の存在だろう。
　年に2回サマコレガチャとクリスマスガチャの精霊を選ぶというものなのだが、それが投票によって仕切られてしまう。
　精霊の人気というものはグランプリのページに記載したとおり、便利なスキルを与えれば順位を操作しえるものであり、またつい先日特別なカードでネタにもならないような精霊を大切に思っているプレイヤーもいるということを確認した一方で、人気優先主義に走るというのはいかがなものかと思える。　
　まあ、人気がないのに限定化したら、それはそれでゴリ押しだのなんだの言われかねないのだが
　そもそも人気投票はゴールデンアワードでやっていることである。サマコレとクリスマスでも人気投票をやるならば、ゴールデンアワード要らないんじゃね？(暴論)ここ２年受賞者のメンツも変わってないし
　上記はともかく、サマコレとクリスマスはあらかじめ運営側でチョイスされた精霊の中から投票する形なので全精霊対象のゴールデンアワードとは差別化される形となる。それでも運営側の恣意が入る余地が全くないとは言い切れないが。まあサマコレもクリスマスも、元来運営が勝手に限定化する精霊を決めてたものだからそんなに事は変わってない、よね？
　また、話題になかなかあがらない過去の精霊を、進化させることによって再度クローズアップさせる機会でもある「大進化解放祭」を縮小する、というのもいかがなものか…。

　投票は小説に対しても行われる。２ヶ月毎に小説の主人公にしてほしい精霊を選ぶというもので、対象は過去３年GAを受賞していない、小説の主人公になったことのない全ての精霊。投票も含め、新連載の小説で古き精霊の掘り起こしが期待できるかもしれない。
　ちなみに新連載の小説は1話あたり2500字程度(400字詰原稿用紙でざっくり7、8枚)で8話完結。つまり2万字である。
　以下に過去イベントでの文字数を列記すると……
　三周年 伝説再臨！のミネバ編の大地の異変が約4000字程度。ミネバ編全体で約1.5万字。
　ロスエデ1の初級のストーリーが約2000字程度、全体で2万字程度。
　黄昏メアレス1が全体で約5.5万字程度。
　天井岬のファムのキャラクター紹介ストーリーが約1500字程度。
　１話あたりの文字数に一番近いのが謹賀新年2016のクィントゥス編で1話2500字程度×3で7500字程度。(キャラ名を文字数にカウントしているため結構なブレがあるがそれでも1話あたり200~300字以内のずれと思われる。)*6
　ちなみに全体的に見るとミニイベントは大体通常イベの1/3〜1/2なのでミニイベントの文字数+小説の文字数で1回あたりの文章量が今までのイベントの2/3程度になる程度のコストカットかと思われる。

　また、1時間という長時間といってもよい放送をしておきながらエクストラの廃止を伝えてないという情報漏れ(情報隠し？)までやらかしている。
　以上、ユーザーを大事にしていきたいといったことをグランドフィナーレの頃から言いながらやっていることは真逆といった放送であった。

　一説にはこれはユージェネに投資したのに思ったほど利益が上がらなくて縮小が決定された、ユージェネショックによるものではないのかという説がある。まあこれはあくまで憶測であり邪推ではあるのだが…。
　任天堂との裁判で金が減り、直近の決算で14億の赤字(これは任天堂に33億円の支払いをするために特別損失33億円を計上しているためであり、これがなかった場合(本業のみの収益)は19億円の黒字になる)を出している辺りそのために大幅なコストカットをしたとも言われている。(ただしコロプラはソシャゲ会社にしては非常に内部留保(自由に使えるお金と考えてよい)が多い堅実な企業なのであまりそちらから出せば影響は少ないと思えるが…。)
　また、ひどい説には白猫も似たように今後縮小するため、どこまでやればユーザーが逃げ出すのかの耐久テストなのでは？という説もある。

　ちなみに、これは余談なのだが、単純にアプリの損切をしたいだけならユージェネだとか白猫テニスのほうが売り上げが低い。
　まあウィズがどれだけ費用が掛かっているかは不明だが、決算資料を流し読みした感じだと、白猫テニスの約2倍〜3倍程度黒猫の売り上げがあり、その2倍程度白猫がもうかっている。DQWは黒猫の約3.5倍程度。(黒猫は大体年間40億程度の売り上げ)