img街の魔法少女の素質ある「」を集めてるポン

登場キャラクター:セブン・シンズ ソード・オブ・ケイシー シタ・ウナ? コットン・アイスキャンディ 森本那緒 流刃
名前のみの登場:ナハト=クレーエ アリア=ドネイト リトルリトル オーバーワーカーBLACK





「……ふふふ、壮観ですわねケイシーさん」


「まさかこの四人で円卓を囲むことになろうとはな……」


「くだラナイ、ドウせ大しタ用でもないノダろう」


「…………」


「あら? コットンさん、あなたは『喋れる』でしょう? 何故、黙りを決め込んでいるのです?」


「…………」






『流石はあの『七罪』の祖……と呼ばれるだけはあるね』


「ほウ、喋るノカ」


『まあね、隠す必要もないし』


「しかし中々だな、灰の狂犬シタ・ウナに氷の亡霊コットン・アイスキャンディ、そして七罪の創造主セブン・シンズと……」


「あの……ちょっといい?」







那緒
「なんでこんなラスボス会議を流刃寿司の二階の座敷ですんの」





セブン
「ラス……ボス……? 私そんなに悪いことしていないような気がしますわ」


コットン
『それを言ったら私も』


シタウナ
「全くダナ」


ケイシー
「うむ」


那緒
「うむ、じゃないよ! アンタが言うなアンタが!!」


ケイシー
「ハハハ!! 私はいつだって戦いを望んでいるだけだ!!! それを悪と断じるのは実に心外だな」


シタウナ
「ワタシは縄張りヲ荒らサレるのは嫌だナ、だから入ってキタ人間は消す、それに特に理由ハないナ」


ケイシー
「……むしろどうだろう、狙う相手を絞ってる分……一番性質が悪いのは彼女ではないかな?」


コットン
『…………』


 ヒュオオオオオオオオオオオオ……


那緒
「なんか空気が……こんなラスボスだらけのところにいられるか! ウチは下に戻らせてもらう!!」


セブン
「そもそもなんでいるんですの?」


那緒
「一応店員として寿司を持ってきたんだよ! あ、あれ? ドアノブが照れて、じゃない凍ってる! ヤバい出らんない!!!」


コットン
『別にさ、喧嘩買いに来たわけじゃないから帰っていい?』


シタウナ
「ナらワタシも帰ろウか、ここニいるダケ時間ノ無駄だ」


ケイシー
「連れないことを言うなよ……折角狂者な強者が集っているんだ、ここから何をすべきか……わからないとは言うまいね」


コットン
『わかんないな、そこまでバトル脳でもないしね』


那緒
「オイオイオイ、シリアス始まってんじゃん、ウチがいるのに」


セブン
「あら? あなたは逃げないのかしら?」


那緒
「いやだから扉凍っちゃってて」


セブン
「じゃあ出してあげましょう❤ そーれっ❤」




〜  流刃寿司一階 調理スペースにて  〜



流刃
「ふう……那緒君遅いな……なあ、ナハ子君」





流刃
「……そうだった、ナハ子君もアリア君もアイドル活動が忙しくてバイト休止してるんだったな……」


流刃
「納豆巻きをサイリウム代わりにして踊らされてる那緒君とは違い、真っ当にアイドルしてるんだなあの二人は」


流刃
「リトリト君はいいか同業他社だし、広げようともだちの輪、みたいなことやってたけど」


流刃
「……さて! 那緒君が戻ってる間に新しく米を…………」


 次の瞬間、セブンシンズの魔法によって空間を飛ばされた那緒が、そこにあった酢飯に顔面から突っ込んだ。


那緒
「がふっ!!! こ、ここはどこだ」


流刃
「君が大好きな酢飯の中だ」


那緒
「あっつ!!!!!!!!!」




〜  酢那緒ちゃん状況報告中……とりあえず二階へ  〜

「酢那緒ちゃんてなんだ!」    酢飯に塗れた那緒ちゃんの略です、多分こういうの好きな層もいるよね「いねーよ!!!」


流刃
「それを報告されても困るな、まあそこまでひどいことにはならないだろう」


那緒
「いやちょっと……あの面子は……」


流刃
「まあいざとなったら人員を増やせば、あっ」


那緒
「二階がない」


 階段を上ると、そこは屋上だった。


流刃
「参ったな、まあオープンスペースとして使うか、整備は……BLACK君とかにでもやらせるか……」


那緒
「めっちゃのんきだな! ……あ、なんか灰になった桶とか凍った醤油とかある、醤油って凍るんだ……」








流刃
「醤油は冷凍庫の温度じゃ凍らなくて、だいたい-20から-30℃くらいから凍り始めるらしいな」


那緒
「そういうこと言ってんじゃない」



コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます