マイソフの創作と資料とチラシの置き場です。

ミリタリ関係



第5部「最後の突撃」


"The Last Battle"


 主人公の士官が歌っているのはPosledniy Boi (The Last Battle)という曲。この映画のために作られ、歌っている俳優さんMikhail Nozhkinの作詞作曲のようです。いやあ相当な偶然に助けられて見つけました。

あまりに有名なヴェンクの第12軍


 ヴェンク大将の第12軍はベルリンの西にいましたが、ソヴィエト軍に跳ね返されてベルリンにたどりつけませんでした。総統閣下シリーズでヒトラーが「来ない」と知らされて怒っているのは別人・別部隊のシュタイナー大将

U


 大きなUはU-Bahn(地下鉄)の駅のしるし。運河を爆破して進撃を遅らせようとしたのは実話に基づきますが、その実相については諸説あります。水深も少々盛っているようですね。

ライヒスタークの赤旗


 第150ライフル師団、第756ライフル連隊はこの有名な旗を揚げたかもしれない部隊のひとつです。イェゴレフはあとで写真を撮ったさいロシア人代表として、カンタリアがスターリンの故郷であるグルジア人代表として選ばれました。全体にヤラセ写真であるという事実は、ソヴィエト崩壊後に明らかになりました。そのときには、ふたりはソヴィエト連邦英雄として死んだ後でした。ふたりとも戦後は市民に戻りました。

結婚証明書


これが現物です。

 下のほうに4つの署名があります。Ehemann(新郎)の横の、もうまっすぐ書けませんという体の署名がヒトラー。たぶん傾いたAなのでしょうね。パーキンソン病が進んで手が震えていたとは言われますが。Ehefrau(新婦)はEva B…と書きかけてあわてて消し、Hitler geb. Braun (ヒトラー、旧姓ブラウン)と書いています。ここはちゃんと再現されていませんでしたね。Zeuge(証人)その1はゲッベルス。たぶんDr.Joseph Goebbelsと書いているのでしょう。その下の豪快に読めない証人その2の署名はマルティン・ボルマン。

デーニッツは総統官邸にいない


 ヒトラーは後継総統としてデーニッツ海軍総司令官を指名しました。デーニッツはキール軍港の近くにあった海軍司令部にいたので、かろうじて電信は通じるという状態でした。

野獣の巣


 総統官邸をソヴィエト士官がそう呼びますが、たぶん東プロイセンのラステンブルクにあった大本営ヴォルフシャンツェ(狼の巣)との混同。

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