機動兵器用の腕部拡張パーツ。
大きく、重く、またパーツの構造上他の武器へと切り替えることが困難になる。
その分拡張パーツによるとてつもない腕力と頑丈さ、そして取り付けられたブースターによる汎用性の高い加速能力は単純に脅威となる。
だが、それらはオマケでしかない。
この兵器は装着した機動兵器のエネルギーを常に吸収し、更に能力を上昇させる。
その吸収の量を上げれば誰も手を付けられないほどの能力を持つが、逆に言えば吸収させなければただの重い腕部パーツでしかない。
そして、エネルギーを吸収させすぎれば当然装着した機動兵器は自壊する。
これだけでは短期決戦用のパーツとなってしまうが、この武装には掌に『対象を掴む、または触れる事でエネルギーを吸い取る』という機能が付いている。
ちなみに殴るだけでも僅かではあるがエネルギーを吸収することもできる。
吸い取るだけなら剣や槍などでもいいが、射程距離を犠牲に、そして触れる面積が大きい拳としたことにより他の武器を使うよりも吸収効率及び吸収量が破格となっている。
また、掌には破砕機も取り付けられておりこれを起動することで破壊力を増加、さらに取り込んだスクラップを動力へと変えることも可能。
ちなみにただ使うだけでもかなりのエネルギー負荷がかかるこの武装だが、なんと追加でエネルギーを消費することでシールドやエネルギー弾、そして腕部にまとわせるエネルギーパルス、機体に無理矢理ブーストをかけての超加速などエネルギーを大きく消耗する変わりにリターンが大きい機能が搭載されている。
…当然、乱用すれば自滅に近づくので使用は計画的に。
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