※18歳未満の方、二次創作小説の苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

「ふんふふんふふ〜ん♪」
「ご機嫌だな、小衣」
「だって警視と一緒だもの…さっきのお昼もとってもおいしかったし」

背の高い眼鏡の男性と手を繋いではしゃぐ金髪の少女。
彼らは兄妹でも、ましてや親子でもない。
れっきとした恋人同士なのである。
だが外見からその関係を見破るのは…おそらく小林オペラでも無理であろう。
そして本日は数少ないG4の休暇であり、二人のデートの日である。
そんな二人が歩いていると通りがかった店からひょっこりと探偵学院生徒が現れた。

「あっ、ココロちゃん!それに神津さんも!」
「ココロちゃんって言うなぁ!」

小衣が思いきりシャロに制裁を加えた。

「痛っ…なにするんですかぁ〜」
「小衣と警視の邪魔しないでよ!だいたいあんたねぇ…あれ、警視?」

神津は小衣を気遣いながら、ゆっくりと近くの店の中に入った。
流石に小衣と同年代の少女の会話に乗ってあげられるほど彼は器用な男ではない。
小林オペラなら話は別なのだが…。

「ん?咲か」
「あ、警視。小衣とのデートはどう〜?」
「よしてくれ」

店の中にいたのは彼のもう一人の部下、遠山咲であった。
彼女はのど飴を舌で転がしながら手に取っていたCDをケースに戻した。

「それよりお前はこんなところで何を…?」
「さあね〜、暇つぶしってとこかな。あ、そだ」

彼女はポケットの中から小箱を取出し神津のポケットに押し込む。

「な、何だ。急に」
「選別、かな。じゃ、小衣とお幸せに〜」
「!!」

咲の言葉に顔を赤くしていた神津は後ろから背中を思い切り蹴られた。

「小衣?さっきシャーロック・シェリンフォードと…」
「なんで…咲と仲良く…?」
「違う。そういうことじゃない」
「もう帰る!」

ぶすっとして小衣は来た道を戻って行ってしまった。
…とは言っても今この二人は同棲しているのだ。
従って、戻る場所は同じである。


神津が家に帰ると小衣は不機嫌そうにベッドに仰向けになった。

「小衣…お願いだ。機嫌を直してくれ」
「イヤですっ」

彼女の反応に彼は頭を抱えた。

「警視は…」
「ん?」
「警視は小衣のこと、今でも好きですか?」
「ああ」
「恋人として?」
「もちろんだ」
「…でも小衣は子供っぽいから…だから…警視は他の誰かに移っちゃいそうな気がして」
「そんなことは」
「ねえ警視…小衣を…抱いて…えっちなことして」
「!!」
「お願い、小衣をもっと大人にしてほしい…」
「だが…」
「警視は小衣がそういうことするの、まだ早いと思ってます?」

小衣がベッドから半分身体を起こす。
―小衣に神津警視が突然涙目で告白されたのはつい数ヶ月前。
勇気を振り絞って叫んだ部下の思いを無下にできるほど彼は残忍な男ではなかった。
彼女が精神的に不安定になれば仕事に影響が出るという事情もあったが、
何より彼自身の小衣に対する親心に近い感情がそれを受け入れさせた。
そのため彼自身は小衣になるべく手を出さず、
できることなら恋愛ごっこをしているような関係のままでいたい…そう願っていた。

「刑法176条」
「な…」
「同意のあるわいせつ行為が許されないのは13歳未満まで…警視も覚えてますよね?」
「自分が何言ってるか、分かってるんだろうな?」
「分かってるし、覚悟だって…」

涙がこぼれるのを眼をこすってごまかす小衣。

「すまんな小衣…俺は弱い男だ」
「えっ…?」

断られたのかと思い目を潤ませる小さな少女の身体を…彼は再びベッドに押し倒した。

「脱がすぞ…小衣…」
「警視…」


細い腕をバンザイさせ、上着を、シャツを脱がせていく。
その様子はさながら娘の着替えを手伝う父親のよう。
しかし、ブラジャーが見えた瞬間、お互いの表情が変わる。

「やっ…自分で…やるからっ…」
「全部俺に任せてくれ」

ホックをそっと外すとまだ発育途中の小さい胸が露わになる。
不意に彼の手が乳首に触れてしまい、小衣は軽く唇を噛んだ。

「あっ…」

神津も女性経験はないため、少しの喘ぎにも戸惑いを隠せない。
ぎゅっとシーツを握っている小さな手。
彼はとりあえずスカートとピンクのパンティーを脱がしていく。
毛の生えていない秘所から筋が見えている。
恥ずかしそうに目を瞑りながら彼女は股をゆっくりと開いていく。
まだ黒い靴下を履いたままの脚がぶらんと中空に揺れている。
ここで彼はまだ自分が服を脱いでいないことに気付いた。
スーツをゆっくりと脱ぎ、徐々に裸に近づいていく際、ポケットから何かが落ちた。
咲からもらった箱である。よく見ると、コンドームであった。

(咲には敵わん)

小衣はじっと耐えている。ぶらぶらと揺れる脚が難とも可愛らしい。
非常時の戦闘用に多少鍛えてはいるが全体的には細く、色白さが目立っている。
脚を肩に乗せ、慣れぬ手で胸を揉みしだいた。

「はぁっ…やぁんっ…」

ぎこちない動きだが発育途中の少女を興奮させるには充分だった。
胸から鳩尾に、太股に手を移動させていき、白い肌を指でなぞる。

「ふやぁっ…!」

徐々に彼女の動きが大きくなる。
それを見計らい女性器へと顔を近づけ、舐めていく。

「あっ…だめっ…けいしっ…あぁっ…うぁあああっ…!」

身体を痙攣させる小衣。秘所から愛液が漏れている。
隠そうと腕を必死に伸ばそうとする彼女だが、
うまく体が動かずもどかしそうに手をシーツに戻した。
なおも漏れている愛液を避けながら筋の部分をゆっくりと開いていく。
彼女の白い肌が羞恥と興奮で真っ赤に染まっている。

「挿れるぞ、小衣」
「お…おねがい…します…」
「痛かったら…言ってくれ」

この段階でも彼は躊躇していた。
今ここで彼女の身体を…傷つけてよいのか?

「後悔…しないから…」

息を吹き返し、大分話せるようになった小衣は精一杯の笑顔を向けた。

「わかった」

ゴムを嵌めた肉棒が狭い膣内に侵入してきた。
歯をくいしばって耐えようとした小衣だったが、
それはあまりにも無謀だった。

「いだいっ!いだいっ!いだいぃぃぃぃっ!」

もがき苦しむ小衣。神津も彼女自身にキツさを感じていた。

「抜くか?小衣?」
「ぬいちゃやらっ!ぬいちゃやぁらぁっ!」

呂律が回らなくなり顔も涙でぐしゃぐしゃだったが
脚はがっちりと彼の体をホールドしていた。

「こころを…おとなにしてっ…」

懇願する彼女を引きはがすのは簡単だったが、神津は敢えて従った。

「んんっ…ぐぅぎぃぃぃ…」

激痛と快感に顔を歪めるの彼女の小さな身体に思いきり白濁液が飲まされる。
それと同時に彼女の絶頂もやってきた。

「ぅぁああああああ!」

G4の朝は早い。
神津が着替えた頃には、小衣も準備万端であった。

「警視…昨日は…その…」
「小衣…大切にするからな」
「あっ…」

ベッドの上で正装に着替えた小さな身体を再び神津は抱き締めた。


他のG4メンバーに関係がバレないよう、職場での二人は基本別行動だ。
しかし彼女が職場で最初に出会ったのは、不幸にも唯一二人の関係を知る咲だった。

「おはようなう〜、小衣。今日はやけに服にしわが目立つね〜」
「そ、そんなこと…」
「もしかして、警視と…?」
「だっ!誰が警視とえっちなことなんか!あ…」

大声で叫んでから、小衣は気付いた。盛大な墓穴を掘ったことに。

「自己紹介乙〜」
「も〜う、知らないんだからぁっ!」
「だいじょぶだいじょぶ。他の二人には言わないから」
「そ〜いう問題じゃあ…」
「お〜っす、二人とも早いねえ」
「お早うございます」
「全員、集まったようだな」
「警視!お早うございます!あと次子、平乃!おはよ〜う!」

やけに上機嫌な小衣に二人はきょとんとしている。

「警視〜、早く仕事しないんすか〜」

珍しくニヤニヤと笑いを浮かべる咲を小衣はじろりと睨んでいる。
その様子に気付いた神津は幸福感と将来の不安を同時に感じるのだった。

おしまい
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