※18歳未満の方、二次創作小説の苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

「あぁん…先生!やめてよぉ!痛いよぅ!」

彼は嫌がる少女の密壺を弄くりまわし耳元で囁いた。

「口ではそう言っていても身体は正直だな」と…

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「…ふぅ」
「エリーさーん!何読んでるんですかぁ?!」
「ひぃぃ!」

エリーことエルキュール・バートンは自室で朗読していた官能小説を勢いよく閉じた。
恋愛を知らないエリーにとって「好きな人に無理矢理侵されてしまう」シチュエーションは
まさに禁断の領域であり、非常に新鮮だった。
そんなエリーに本を見せてほしいと目を輝かせてねだる彼女こそ
今を時めく名探偵?シャロことシャーロック・シェリンフォードである。

「見せてくださいよぅ」
「ダメですっ!絶対ダメっ…」
「くちではそーいっていてもからだはしょーじきだな…」
「?!」
「って聞こえましたけどどういう意味ですか?」
「み、見せてあげるから誰にも言わ…ない…で…」

エリーが言うが早いか、好奇心の塊であるシャロは本を掴んでぱらぱらとめくった。
だが幸か不幸かこの本、挿絵入りの官能小説だったのだ。
少女マンガのようなタッチで描かれた若い美男子が、
シャロくらいの小さな裸の少女を押し倒してほくそ笑んでいる。

「はわっ…はわわわわわわ…」

頭の中に未知の映像が大量になだれ込んだシャロの脳みそは
あっという間にオーバーヒートしてしまった。

「ぐるぐるぐる〜」
「シャロ?大丈夫?」
「あ、エリーさん…だいじょぶです、ただなんか頭がすぱーんってなっちゃって」
「だから読ませたくなかったのに…」
「エリーさんは…ああいうこと、したことあるんですか?」
「まっ…まさか…そんなわけ…」
「そう、ですよね…えへへ」

(先生もあたしに「ああいうこと」したくなるのかな…?)

シャロが何かに目覚めた表情をしていることに、エリーは気付かなかった。




小林オペラが廊下を歩いていると息を切らしながらシャロが追いついてきた。

「あ、先生!」
「おお、シャーロック。どうした?」
「あの…先生…あたしのこと、どう思います?」
「突然なんだい?もちろん大事な生徒、だよ」
「そうじゃなくて…その…
例えばあたしをはだかんぼで押し倒したくなったりとか…しませんか?」
「な、何言ってるんだ?!ネロあたりに変なことでも吹き込まれたのか?」
「ちっ…違います!あたし、先生が好きなんです!
初めて会った時から…ずっと…先生のことを考えるだけで胸がどきどきして…」
「ちょ、ちょっと…僕の部屋に行こうか。ここじゃ色々とまずい」


「さて…どうしたものか」

悩む彼の気持ちなどいざ知らず
彼の部屋の冷蔵庫から出したジュースをストローでおいしそうに飲んでいるシャロ。

「シャーロック、どこで聞いたか知らないが…」
「あたしならだいじょぶです!」

彼は改めて思った。
一度決めたことは曲げないのがシャロの長所であり、かつ最も面倒な点である。
だが彼自身もシャロには恋愛感情を持っていた。
自由にしろと言われたら、迷わず押し倒すくらいには。
無垢で、無邪気で、天真爛漫。
いざという時には頼りになる…こともあるシャロが好きだった。


「わかった…シャーロック、まずは僕の気持ちを聞いてほしい」
「は…はい。もしかしてメーワクだったとか…?」
「僕は君を愛してる。だからこそ、自分の体を大事にしてくれ」
「ごめんなさい、先生。
あたし、先生が好きだから…先生からどんなことされてもへーきです!」

(仕方ない…真似事だけして切り抜けよう)

「これから始めること…どこまで知ってるんだい?」
「えっと…先生のおちんちんを…えっと、あたしの…あそこ…に…」

(やられた。ほとんど全部分かってるのか)

童顔で幼い印象のシャロも一応15歳。
小林は彼女の知識が「コウノトリ」…結構知っていても「裸でキス」くらいで
止まっていることを期待した自分を、そして同時に卑猥なセリフを
もじもじしながら言うシャロに興奮し始めていることを恥じた。

「あ、いいよそれくらいで…しかし参ったな…」
「え、あたしとするの嫌ですか?」
「そうじゃなくてだな…」

彼はごそごそと引き出しからコンドームを引っ張り出した。

(いざという時のためにと神津から貰ったものだが…まあ仕方ないか)

「あ、あの〜…鍵掛けといた方がいいですよね?」
「あ、ああ、頼む」

シャロがソファの上からトイズで部屋のドアに鍵を掛けた。
お互いにとって実に都合のいい、見事な「密室」の完成である。

(もう、後戻りはできない…か)

「シャーロック…始めるぞ。服、脱いでくれ」

シャロの服は構成が複雑で、彼はうまく脱がせる自信がなかったのだ。


ベッドの上に乗ったシャロはするすると服を脱いでいく。
小さな胸を隠しながら四つん這いになって尻を突き出す。
曲げた膝、細い太股、裸足になった足の裏、
足首、脛、尻穴、ひくついている秘所は全て幼い。

「あの…あたしのカラダ、変なとことかないですか?」

後ろに顔を向けるシャロ。
裸でもつけている頭のリボンが空気に触れてふわりと揺れた。

「あんまりないけど、そうだな…お尻の辺りにちょっとほくろがあるかな」
「…やっ」

黒いシミを押すとスイッチを押されたかのように彼女が喘いだ。
目につく部分を手当たり次第に愛撫していく。

「あっ…せんせっ…ぃやっ…そこっ」

触れる度に反応するシャロ。

(もしかして…全身が性感帯なんじゃないかこの娘)

一通り済んだ後、毛の全く生えていない健康的な尻穴の外壁を指でくりくりと掻き回す。

「ひぁっ…あぁっ…ぅあああっ」

シャロがシーツを噛んでぶるぶると震え始める。
じょろじょろと音を立てて彼女はお漏らしをしてしまう。

「あっ…せんせい…ごめっ…」
「しゃべんなくていいよ、なんとかするさ」

そう笑いながら彼女の濡れた女性器を開き、指で中を揉み解す。

「〜っ!!」

最早シャロは声とは呼べないうめきをあげている。
小林は指をとっかえひっかえしながらズボンを脱ぎ、自らの男性器にゴムを装着した。
その際足の指に彼女なりに愛する彼の太く硬いものが触れ、
シャロはイキかけている意識の中でこれから何をしようとしているかを再認識した。
彼のセーターがシャロの背中に覆い被さった。
小さな乳首を右手で摘まんで彼女を微かに支えながら、
左手で再びゆっくりと秘所を開く小林。

「挿れるよ…シャーロック」
「はい…せんせい…」

膣がめりめりと音を立て、男性器を受け入れていく。
出血の度合いに呼応するかのようにシーツを握る力を強めていく彼女。

「んっく…んっ…」

心配されたくないからと、下を向いて漏れる喘ぎを抑えている。
このまま本能に任せてしまうと、痛みを訴えてしまうから。
彼女の意識はなぜか挿入前よりもはっきりしていた。

「シャーロック…悪いっ…キツいっ…」

スパンキングの如き音が部屋に響き、リズムを刻むように彼女の頭のリボンが
兎の耳みたくゆらゆらと上下する。

「せんせっ…あたしっ…すきですっ…!」

快感に耐えられず顔を上げ、
喘ぎの中で力を振り絞って自分の教師に思いを再び伝えたシャロ。

「ああ、僕もだ…シャーロックっ…」
「せんせっ…せんせっ…あぅぅぅぅう!」

小林よりも数秒先にシャロが絶頂を迎え、
その拍子にベッドの外壁に思いきり頭をぶつけてしまった。

「くっ…シャーロック!射精るっ!…シャーロック?」

イッたのか、はたまた打ち所が悪かったのか、シャロはうつ伏せのまま
身体を震わせ、気を失っていた。



「他のミルキィホームズに知られたらことだからな…そっと帰りなよ」

小林は扉を開け、すっかり夜になってしまった周りを確認した。
ふいにシャロが彼の方を向いて恥ずかしそうに言った。

「はい…先生、あの」
「何だい?」
「大好きです」
「僕もだよ、シャーロック、愛してる」

背伸びしたシャロと小林が軽くキスをした。
そのタイミングを見計らったかのように…

「わっ!」
「ひぃ!」
「ネ、ネロ?!どうしてこんな時間に?!」
「僕だけじゃないんだな〜、これが」
「あ、あの…小林さん…シャロと…その…あんなことや…こんなこと…」
「教官…あれはちょっと…もにょもにょ」
「エルキュールもコーデリアも?!しかもその様子だと二人とも聞いてたのか?!」
「ぜ〜んぶ扉越しに聞いちゃったよ、小林。シャロを泣かすなよ〜」
「お、おい、君たち…」
「あたしたちの会話が…筒抜け…」

呆然としたシャロがふらふらと仰向けに倒れる。

「ああもう!君たちが変なこと言うからシャーロックが倒れちゃっただろう!」
「また看病してさっきの続きでもすれば〜?」

(まったく…手のかかる娘だよシャーロックは)

慌てながらも小林は三人に、
そして今彼が抱きかかえている女の子にそっと微笑みかけたのだった。


おしまい
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