「もえたん」に始まった萌え参考書の数々はAmazonでも意外と侮れない高評価!入試に学力アップに苦手な科目の克服に使える萌え参考書をまとめました。

*掲載の「平均評価」はAmazonで調べた時点のもので、変わっているかもしれません。


「カゲロウデイズ」で中学数学が面白いほどわかる本 単行本 – 2016/8/9

【史上初!! マンガとキャラクターの会話だけで数学のニガテ30テーマが総ざらいできる!!】◎あっという間に累計20万部突破した、超人気の学習参考書シリーズへついに「数学」が参戦!中学生にとって、もっともニガテ意識の高い「中学数学」3年分の30テーマを、はじめから、ひとつひとつ噛みくだいて学べる1冊が登場。◎監修は、会員数約25万人以上を誇るオンライン予備校「スタディサプリ」の山内恵介先生。武士のように忍耐強く、生徒の「わからない」に答えてくれる山内先生へ徹底的に質問をぶつけた結果生まれた、“数学ニガテさんのための参考書"です。
平均評価:★★★+0.5
価格:¥ 1,404
【カスタマーレビューより】
勉強嫌いというか、書くことが大嫌いな息子です。色々な参考書や問題集を与えてみたのですが、暖簾に腕押し。漫画の参考書があると知り、駄目もとで与えてみました。購入した翌日、机の上に出してあり、付箋まで使っていました。全く手をつけてくれない事が多かったので、興味を持ってくれているのが嬉しかったです。嫌がらずに読んでくれる参考書、ありがたいですね。

SPIの勉強を助ける、補助的な一冊として購入。
マンガと会話、数式が乗っているのでより理解しやすい構成です。
時の流れの中で忘れてしまったことを再勉強するきっかけには最適かも(?)

暗殺教室 殺すう (JUMP j BOOKS) 新書 – 2016/5/30

大人気『暗殺教室』の学習シリーズに数学が初登場! 高校受験にきっと役立つ! 殺せんせーと、3Eのみんなと勉強する中学数学の参考書! 作図に便利な「殺すう特製定規」もついてくるぞ!! 『殺たん』シリーズと同じく、描きおろし袋とじ漫画も収録!
平均評価:★★★★+0.5
価格:¥ 864
【カスタマーレビューより】
大まかな構成は殺たんシリーズを踏襲。
全6話の書き下ろし小説を収録しており、1話1ページのイラスト付きです。
今回小説のメインは千葉&速水のスナイパーコンビ。
この小説、イラストとは別に中学数学に登場するであろう平面図が大量投入されてて、ちゃんと数学に関連付けてるのは感心しました。
各単元はキャラのかけあいで学べる形になっており、練習問題も付いています。
数は少ないですがE組数学レポートと題して数字・数学にまつわる雑学を紹介するページも健在。
最後に修了試験の解答と描き下ろし漫画が袋とじで付いているのも従来のシリーズと同様です。
単語帳では赤ころシートがついていましたが、この本では定規になっていました。
記載されている内容ですが、かなり基本的なところから平易に書かれており、本当に数字が苦手な人には良いのかなと思いました。
一方で一部公式丸覚えになってしまっているところがあるのは非常に残念です。
厳密な証明が中学で扱える範囲でないからだと思いますが、どういう考えで導かれるのか、ザックリとしたイメージだけでも掴める説明がないと頭に残りづらい気がします。

中3の子どもには暗殺教室はドストライクのようで、とても楽しんでいます。英語も読んだので数学も。どうやら描き下ろしのベルが目当てのようですが。

『とある科学の超電磁砲』とやり直す中学数学 [単行本]

『とある科学の超電磁砲』の登場人物と中学数学をおさらいしよう!おなじみ、美琴、黒子、初春、佐天の4人が会話を読みながら設問を解いていくだけで、理解がグングン進む!楽しく読んで、しっかり理解。イラスト満載でおくる読むだけで“わからない”がなくなる新感覚の数学参考書の誕生です!
平均評価:★★★★
価格:¥ 1,785
【カスタマーレビューより】
 中学一年から三年までの数学を、解りやすく解説をしてくれてはいますが、あくまでも「やり直す」と言うことを前提にしているらしく、初歩的な解説書・参考書の程度の域を超えていません。
 内容が内容なだけに、個人差も出ると思うし、最低限の理解力は必要だと思います。ただ、読みやすさと言うことを重視しているのか、読んでいてあまり疲れませんでした。
 昔から疑問に思っていた数学の疑問とかも丁寧に解説してくれるので、とてもよかったと思います。自分の場合、そこまで解りやすく教えてもらえなかったので……

現役中学生です。私は数学が苦手なので購入しました。内容は公式など基本的なところでそこに練習問題がついています。数学が得意な人よりは苦手な人向けだと思います。もうすこし応用問題がついていたら・・・と思いました。

『とある魔術の禁書目録』と学ぶ数学1・A: 斎藤 裕介: 本

本文内容は高等学校の数学I・Aの定期テスト対策(2012年から実施される新学習指導要領対応)を目的とし,1テーマ見開き2ページで全75テーマ。各テーマの見開き左ページは(書き込みスペースのある)ドリル形式,見開き右ページは内容説明と問題の解答を収録。全ページオールカラーで華やかな紙面構成ながら,内容もしっかりとしているので,楽しみながら数学の学力を上げることができる。
平均評価:★★★
価格:¥ 1,050
【カスタマーレビューより】
要点をわかりやすく解説してあり、見開きで1項目の問題と解説、解答が載っていて
それなりに見やすいとはおもった。
ただ、キャラの使い方が適当な感じ。
もうちょっと、キャラ同士の掛け合いとかで解説をしてくれてるかなと思ってたんだが、
数学ギライが数学に興味をもつような内容にはなっていなくて残念。

とある魔術の禁書目録が好きな方は買っても損はしないんじゃないかと思います。
ちなみに出てくるキャラは・・・
上条当麻、Index-Librorum-Prohibitorum、御坂美琴、白井黒子、一方通行、姫神秋沙、五和、吹寄制理の8人です

数学ガール 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ): 結城 浩, 日坂 水柯: 本

数学を愛するミルカさん、彼女に憧れる「僕」。「僕」を慕ってくる後輩テトラちゃん。3人が描く単位円の軌跡はやがて・・・・。
平均評価:★★★★
価格:¥ 620
【カスタマーレビューより】
私は原作「数学ガール」「数学ガール/フェルマーの最終定理」を既に読んでいますが、興味津津で購入しました。内容的に「数学ガール」に準拠していますが、数式より寧ろ「僕とミルカさんとテトラちゃん」の関係に重点を置いて再編集した感じになっていますね。なお数式のチェックは原作者(結城浩さん)が行っているので安心して読めます。この上巻は高校数学の知識があれば読めます。数式が苦手という人はテトラちゃんに感情移入できるでしょうし、数式が得意という方はミルカさんに惹かれることでしょう。それにしても、複素平面(単位円)の話題が漫画化されて、しかもその内容で"萌える"なんて、未だかつて想像したことなかったですね。(^-^)

原作は小説の「数学ガール」。
それをコミカライズしたのが、この作品。という単純なものではないようで。
例えば、最初の方で出てくる数学の数式などの解説シーンは、中学生レベルの数学も
奥深いことを教えてくれますが、後半になってくると高校での数学を
さらに高次元に捕らえる目線で追っていく、など高度な数学知識がないと理解できない部分が出てきます。
(正直、私も後半の方はわからない行列とか複素数の図式化とか、もうわけわからず・・・)
漫画を描いてらっしゃるかたも、数学の式の部分は全て理解してるわけじゃないと、あとがきに描いてます。
とはいえ、この作品は原作の「数学と恋愛」のうち、数学に特化してた原作とは逆に
恋愛に特化している部分があるので、数学を通してつながっていく恋愛、というコンセプトが凄く新鮮でした。
数学的考証部分は原作者がチェックを担当してるので安心。

数学ガール 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ): 日坂 水柯, 結城 浩: 本

「僕」の憧れ、ミルカさん。数式をこよなく愛し、数学についてだけ饒舌な黒髪メガネの才媛。ふたりで数式と親しむ間に狭まった距離。ふたりで作った半径ゼロの円。キスを交わしたのにいつもと同じ関係の二人。「僕」を慕う、後輩の女の子テトラちゃん。ちっちゃくてグラマーな妹みたいな彼女は「僕」への気持ちを強くする…。
平均評価:★★★★
価格:¥ 620
【カスタマーレビューより】
結城浩のジュブナイル数学小説を漫画化したもの。絵の感じは、あまり好みじゃないと思ったんだけど、予想以上に小説の雰囲気を維持していた。
取り上げられているフィボナッチ数列なんてほとんど分らないけど、主人公の高校生三人が数学の楽しさ、美しさに魅かれる気持ちがよく分る。

表紙は最高。
内容の数学(と音楽)は上巻より高度に。
一方、数学の題材の数は減った。
絵の質は落ちた。

数学ガール ゲーデルの不完全性定理1 (MFコミックス アライブシリーズ): 茉崎 ミユキ, 結城 浩: 本

繊細な筆致で少年少女の揺れ動く心を描く名手・茉崎ミユキが、数学と青春を融合させて数学の世界に誘う人気シリーズ『数学ガール』を描いたとき、読者は美少女たちとの淡い青春に心動かされながら、知らぬ間に「ゲーデルの不完全性定理」の世界に足を踏み入れる。新感覚青春物語、誕生。
平均評価:★★★★
【カスタマーレビューより】
数学ガール、フェルマーの最終定理、本巻と、すべて描き手が違いますが
この作品でのキャラクターの描き方が今のところ一番気に入ってます。
ミルカさん=スレンダーでメガネ美人
テトラちゃん=●●フェイスで巨乳で安産型(笑)
ユーリ=妹系
という感じですが、3人とも可愛くなってます。
テトラちゃんに惚れ直しました。
さて、今回のテーマはゲーデルの不完全性定理ということで
全2巻ですが、1巻目では、まず「無限」「極限」を扱うところまでで終わります。

裏面の「ネコウサの定理」という論理クイズ、最初はオリジナル要素かな?と感じましたが、原作の導入で出てきた帽子クイズをアレンジしているようですね。このような原作への愛情を感じる引用やアイデアが多く嬉しいです。原作の大筋を損なわずに漫画作品としてのストーリー起伏も加わり視覚的に楽しめる工夫が随所に仕込まれています。
絵の雰囲気は表紙を見て良いと感じられたら中身は期待を裏切らない可愛い作画で安心です。
後輩テトラちゃんが表情豊かで愛らしく描かれておりミルカさん派でしたが心が揺れます。ですが最後のミルカさんのあの表情で続く、なんて…。
勉強・発見することの楽しさに出会える作品として、是非、現役学生さんにも読んで欲しい一冊です。
こんな可愛い漫画から数学の楽しさに触れられていたら、私も人生変わっていたかも…と思ってしまいます。

数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2 (MFコミックス アライブシリーズ): 原作:結城浩 茉崎ミユキ: 本

本巻では、前巻に引き続き数学要素を交えつつ青春ドラマを展開し、主人公の僕とミルカさんの微妙な関係に迫る。ミルカさんから僕に衝撃の告白がなされ、物語は一気に佳境に至り、同時に数学要素もついに「ゲーデルの不完全性定理」の証明にまで到達する。証明の過程が、これまでに学んできたことの連なり、つまり彼らの物語そのものであることに気づいたとき、読者は「数学ガール」の本質を知ることとなる。この感動のフィナーレをご堪能あれ!
平均評価:★★★★★
価格:¥ 550
【カスタマーレビューより】
僕もゲーデル本を何冊か書いていますが、このコミックには脱帽です。
コミックの持つちからが文章を越えるのだと、これを見て初めて理解しました。
#若い人には当たり前なのでしょうが、僕は年寄りなものですから。(^^;)
1,2巻のうち、特に2巻が圧巻です。テーマパークとしての
形式系、数学の樹、僕のココロの中のイメージを、まるでお願いして
描いてもらったかのような絵に驚くとともに、やはり、若い世代には、
これが生活実感としてあるに違いないと確信しました。

もちろん、原作自体は読んだんだけど、文系の私にはかなり難しいテーマ。コミック化されたこの本も、ところどころで解説はあるんだけど、ほとんどついていけなかったが、この小説もコミックも必ずしも数学が完璧に理解できなくても楽しめるところがすごい。むしろ、私のような数学素人にも数学という学問の楽しさを教えてくれるいい本だった。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1): 結城 浩: 本

『プログラマの数学』の結城浩が贈る、魅惑の数学物語。美少女ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに僕。三人の高校生が数学にチャレンジ。数学を楽しみ、学ぶことについて考え、異性へほのかな思いに心を動かす……。オイラー生誕300年記念出版。
平均評価:★★★★+0.5
価格:¥ 1,890
【カスタマーレビューより】
「数学ガール」は出版前から結城さんのWebサイト上で読んでいました。
ストーリー展開の秀逸さもさるところながら、読み終わって思うのが
「教える事」「教わる事」のエッセンスがふんだんに盛り込まれていると言う点です。

とても面白い本です。高校3年生の難しい目レベルの数学+αが楽しんで学べる本です。基本的には元理系なんだけど数学を使うような仕事をしていない大人が高校生くらいを思い出しながら…という内容な気がします。甘酸っぱいストーリーは現役高校生、大学生にはちょっと「くさい」かもしれません。
本書の中の”ぼく”も述べていることですが「自分で数式を書いてみることが大切」です。そのために紙とペンを用意しましょう。

数学ガール フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2): 結城 浩: 本

「数学史上最大の難問」に挑む待望の第2弾「僕」たちが追い求めた、整数の《ほんとうの姿》とは? 長い黒髪の天才少女ミルカさん、元気少女テトラちゃん、「僕」が今回も大活躍。新たに女子中学生ユーリが登場し、数学と青春の物語が膨らみます。彼らの淡い恋の行方は?
平均評価:★★★★
価格:¥ 1,890
【カスタマーレビューより】
高校生の男女の恋愛小説?をベースにしつつ、内容は数学書です。
フェルマーの最終定理の証明を理解するために必要な数学的な知識(素数、剰余と合同、群・環・体、オイラーの公式、フライ曲線、etc)や証明の手法(背理法、無限降下法)を会話形式いや式展開を交えながら読めます。
基礎的な数学から応用問題へ反転しく方法、そして証明の途中を省略しない説明があって数学書として非常に親切。

この本だけではフェルマーの最終定理がわかったとは言えない。だけど、そのエッセンスはふんだんに散りばめられている。
これ以上に理解したいなら専門書に進めばいいし、この本の内容ですら理解が厳しいなら、何十回と読み書きすればいい。
立派な数学の勉強じゃないか。どんな本でも素晴らしい勉強になると思うけどな。まして読みやすいのだから、全く問題はないかと。

数学ガール ゲーデルの不完全性定理 (数学ガールシリーズ 3): 結城 浩: 本

本書のメインテーマは「ゲーデルの不完全性定理」です。ゲーデルが20世紀に証明した「不完全性定理」は、数学の世界に大きな衝撃を与えたのみならず哲学にも大きな影響を与えました。数学は不完全なのか? もしも数学が不完全だとしたらそれは理性の限界を示すものなのか?そもそもゲーデルはいったい何を証明したのか?
平均評価:★★★★
価格:¥ 1,890
【カスタマーレビューより】
"僕"と"テトラちゃん"と"ユーリちゃん"が"ミルカさん"によって「数学を数学すること」(メタ数学)を叩き込まれます。その準備もミッチリやります(第1章〜第9章)。第10章で実際にゲーデルの方法で数学を"形式化"し「不完全性定理」の証明を辿ります。そんな数学ネタの合間に、"付かず離れず"の淡い恋のストーリーも例によって挿入されていて、"萌え"ます。(^-^)

「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用やアナロジーの罠―フランス現代思想批判でも「理性の限界」「数学の限界」などと吹聴したがる哲学者・思想家によるゲーデルの誤用が批判されていたが、数学の啓蒙書でさえ、内容の誤ったものは多い。
その中で、本書は数少ない内容がきちんとしている、そしてそれでいて素人が読んでも分かりやすい、という奇跡的な仕上がりになっている。

数学ガール 乱択アルゴリズム (数学ガールシリーズ 4): 結城 浩: 本

累計10万部を突破し、数学書としては異例のベストセラーとなった「数学ガール」シリーズの第四弾です。今回のテーマは、乱択アルゴリズムです。私たちは、乱数や確率を用いることで、未来への確定的な予測を行ったり、複雑な解析をシンプルにすることができます。本書では、こうしたランダムの力が生み出す世界を、純粋数学的な側面とプログラム的な側面の両方から解説し、乱択アルゴリズムの理解を目指します。
平均評価:★★★★★
価格:¥ 1,995
【カスタマーレビューより】
"僕"と"テトラちゃん"と"ユーリちゃん"が"ミルカさん"によって「数学を数学すること」(メタ数学)を叩き込まれます。その準備もミッチリやります(第1章〜第9章)。第10章で実際にゲーデルの方法で数学を"形式化"し「不完全性定理」の証明を辿ります。そんな数学ネタの合間に、"付かず離れず"の淡い恋のストーリーも例によって挿入されていて、"萌え"ます。(^-^)

「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用やアナロジーの罠―フランス現代思想批判でも「理性の限界」「数学の限界」などと吹聴したがる哲学者・思想家によるゲーデルの誤用が批判されていたが、数学の啓蒙書でさえ、内容の誤ったものは多い。
その中で、本書は数少ない内容がきちんとしている、そしてそれでいて素人が読んでも分かりやすい、という奇跡的な仕上がりになっている。

数学ガール ガロア理論 (数学ガールシリーズ 5): 結城 浩: 本

累計15万部を突破した「数学ガール」シリーズの第5弾です。今回のテーマは、ガロア理論。19世紀初頭、若き天才ガロアによって打ち立てられたガロア理論は、現代数学のみならず現代科学のあらゆる分野に絶大な影響を与えています。本書は、方程式の解の公式から、定規とコンパスの作図問題、それらを取りまく群と体の解説を経て、ガロア理論への理解に向かいます。
平均評価:★★★★
価格:¥ 1,995
【カスタマーレビューより】
「ガロア理論の入口まで」という感じです.
レビュアが高校の時に独学したところで,
その頃は難解なテキストが多かったので
こういう軽快で楽しい例がたくさん詰まった
副読本があったらどれほど嬉しかっただろうかと思いました.

ある数学者が「数学の価値とは何ですか?」と問われて、「それは芸術の価値と同じです」と答えたという逸話がありますが、
本書はまさに、その数学の芸術的な美しさを理解させてくれる良書です。
複雑かつ難解な問題が、高度な数学的テクニックを駆使して鮮やかに解かれるさまは、お見事としか言いようがありません。
このような素晴らしい本を生み出してくれた著者の結城氏には、この場を借りて最大限の謝意と敬意を表したいと思います。
私はこの本をきっかけとして、より専門的な数学書を購入するに至りました。

ライトノベルでわかる確率: 野口哲典, エマ・パブリッシング, 西瓜 割, ノベル:たまごまご: 本

平均評価:まだありません
価格:¥ 1,470
【内容紹介より】
3人の大学生が織り成す“確率”キャンパスライフ。コインを投げたときの表裏が出る確率、サイコロを1個振ったときの目の出方の確率、誕生日が同じになる確率、宝クジの1等に当選する確率など、日常生活と密接に関係している確率の基礎と応用をわかりやすく解説。ストーリーを楽しみながら確率の世界を体験できる入門書。

ライトノベルでわかる微分積分 (3時間でだいたいマスター): 野口哲典, エマ・パブリッシング, 西瓜 割, ノベル:たまごまご: 本

わたし、微分と積分の不思議な関係を初めて知ったとき、感動して涙出ちゃいましたもん…ライトノベル風のストーリーを楽しみながら、微分積分の世界を体験できる入門書。登場人物たちと一緒に、基礎的な考え方や計算方法などをもう一度学んでみませんか。
平均評価:★★★+0.5
価格:¥ 1,470
【カスタマーレビューより】
確かにわかりやすいです。
どのくらいかと言いますと、
この本の内容がスラスラ理解できないなら、
数学は諦めた方がいいってくらいやさしく解説されています。

コンテンツは画像データです。グラフや図形があるので仕方がないでしょう。そのためサンプルは,表紙とまえがきと目次までで肝心の本文は読めません。ですが,まえがきの前半で雰囲気は推測できます。
数字的なレベルは微積の森の入口で受付を済ませた程度です。自分では理解しているつもりなのでわかりやすいと思います。全くの初心者や挫折した人にとってどうなのかは保証できませんが,恋愛小説風味の味付けですので息抜きしながら気楽に読める作品です。

数学の勉強法をはじめからていねいに (東進ブックス TOSHIN COMICS) 単行本 – 2013/10/28

◆予備校のリアル授業を完全漫画化! 数学界のカリスマ講師、志田晶先生が「数学の勉強法」をわかりやすく、ていねいに講義しています。オールページ漫画で、数学が「わかる→成績があがる」勉強法をあますところなく収録。楽しく「数学の勉強法」が身につきます。◆各分野に最適な勉強法を伝授! 場合の数・確率、ベクトル、微分積分、整数、証明分野など、各分野に最適な「勉強法」を1冊に収録しました。さらに、センタ―試験の勉強法や、参考書の選び方まで、志田先生が徹底講義しています。◆数学を学ぶ全ての人が対象 大学受験を目指す高校生はもちろん、高校数学を学びたいすべての方に読んでいただきたい内容です。
平均評価:★★★
価格:¥ 864
【カスタマーレビューより】
 全編が漫画になっています。例題や解説は数式が用いられますが。特に最初から二、三章あたりは具体例に即して、数学の取り組み方が解説されています。
 この本の成功は、講師の特別講義という設定にあると思います。学園ドラマ仕立てになると、とてもこれだけ濃密な講義・解説にはならなかったでしょう。対比してマンガ『数学ガール』は「不完全性定理」をテーマとするということになっていますが、学園ドラマのシナリオの部分で読む気をなくしてしまいました。
 実際に数学の力を伸ばすためには、間地秀三『高校1年の数学[数I・数A]が10時間でわかる本』『微分積分』その他が取り組みやすく、だれでも挫折せずに読み通すことが可能で、基礎知識を身につけるファースト・ステップになります。
あとは『初めから始める』シリーズをこなせば基礎力は完全になるでしょう。
 そういった各論のまえの序論として、この価格でこの内容の濃さは優れていると判断します。

数学が苦手だった大学院生です。弟が現在高校生で、自分と同じように数学で悩んでいることを知り、この本を購入しました。大変内容の濃い本です。ここまで数学の勉強法を詳しく書いてある本は他にないと思います。漫画ということもあり、楽しく読み進めることができました。
受験から離れた自分にとっては難しく感じる内容もありましたが、この本を読み終えた後、数学をもう一度勉強したいと思うことができました。
あくまで個人的な意見ですが、勉強法や自己啓発書などの書籍は「自分に合う」と思える部分だけ真似をすれば良いと思います。無理に真似する必要はないのです。この本では数学の各分野について、詳しい勉強法が示してありますので、必ず自分に合った、ためになる勉強法が見つかるはずです。
最後の講では数学は社会に出てからも役に立つということにも触れており、数学という科目の新たな一面を知ることができました。
一読の価値はあると思います。

マンガでわかる虚数・複素数: 相知 政司,石野 人衣,トレンド・プロ: 本

この本で複素数をマスターすれば電気回路は怖くない!本書は複素数を学ばないで入った学生や、複素数を理解していない方、電気系の資格試験の問題が解けない方に、これだけは知っておきたいポイントを絞り込み、マンガでわかりやすく解説するもの。なぜi の2乗が-1なのか、マイナスにマイナスでなぜプラスか数の疑問にもせまる。
平均評価:★★★★+0.5
価格:¥ 1,995
【カスタマーレビューより】
虚数の意味が納得できない人にお勧めです。
昔、理系学生だった頃はそんなものとして特別感慨も無く理解していましたが、年月が経ち忘れかけていた、
美しい数式を思い出させてくれました。ありがとう。
マンガの登場人物も素敵で、ストーリーもこじつけ感も無く素直に楽しめました。複素数に苦手意識を持って
いる人や、中学、高校生が少し先を背伸びして見るのに良いと思いました。懐かしく復習するのにも役立ちそうです。

良いと思った点:
(1) 複素数の理解は三角関数と微積の理解を深める:
(2) ドモアブルの公式がオイラーの公式の変形にすぎないことが分かった。
(3) (-1) * (-1) = 1 の理由が分かった:
(4) 計算プロセスが丁寧:
■ 良くないと思った点:
(1) 第7章の複素数の工学的利用は余計かも:

マンガでわかるフーリエ解析: トレンドプロ,渋谷 道雄,晴瀬 ひろき: 本

女子高生3人組のバンド結成の物語を絡めてマンガでフーリエ解析をわかりやすく解説した。フーリエ解析に必要な数学の基礎(微分や積分、三角関数)から解説しており、フーリエ解析が苦手な人も読むことができる。
フーリエ解析は必要だけど専門書を読むの苦手な人、電気・情報系の高専・学生、電気・情報系の初級技術者などにおすすめ。
平均評価:★★★★
価格:¥ 2,520
【カスタマーレビューより】
電気、情報の技術者のなかでいきなりこのフーリエ変換の式を教科書等で
示され、すべての波形は、次の式であらわせますという感じで勉強を
開始した人には、最適の入門書。

独学でフーリエ変換の勉強を始め、この本は3冊目でしたが、この本によって
フーリエ変換の大意を理解することができました。
各章ごとに「マンガによるの導入→対話形式の説明→マンガによるまとめ」と
いう構成になっており、分量としては対話形式の説明の方が多いです。
マンガ形式の場合、主人公に感情移入し一緒に学んでいる感覚が得られるかどうかが、1つのポイントになると思いますが、本書はその点では良くできていると思います。

マンガでわかる線形代数: 高橋 信,井上 いろは,トレンドプロ: 本

マンガでわかるシリーズはあえて数式をさけていません。ただ数式が苦手な人でも読めるように工夫しています。ぜひ苦手な人もこの分野のエキスパートになれるよう願ってやみません。このシリーズで読者の方の苦手意識が払拭されれば幸いです。
平均評価:★★★+0.5
価格:¥ 2,100
【カスタマーレビューより】
後半で線形写像の計算が出てくるあたりから徐々に分からなくなった。
数学は手を動かして計算しないと身につかないのかなぁ、と思った。土台となる知識や直感があやふやなままでは数学は積み上げられない。それを見越してか、巻末に練習問題が付いている。

取りあえず図解雑学よりはレベル高く、図解雑学ほどわかるように造ってないんで、おおよその概念を知る。あとはマセマかそれより上だったら川久保「線形代数学」が良いと思います。
ちゃんと可愛い女の子も出てきて最後に結ばれます。マーケティング的にはねらってるんだろうなと思いますが興味ありますね。
ま、サブとして使う事を考えれば満点です。

マンガでわかる微分方程式: 佐藤 実,あづま 笙子,トレンドプロ: 本

平均評価:★★★★+0.5
価格:¥ 2,310
【カスタマーレビューより】
本書では具体的な物理現象を例に挙げて、微分方程式でモデル化し、それを解くことによって現象を数学的に記述するという手法をとっている。そのため、得られた解(方程式)が実際の物理現象と合致することを確認しながら進めることができる。これまで机上の空論のように思えていたものが、現実感を伴って見えてくる。微分方程式が物理学の中から生じたという歴史的背景から考えても合理的だ。現実の現象をモデルにしているため、毎回積分定数に解となるパラメーターを与えるという点を新鮮に感じた。また、現象を数学的に解釈するという手法自体に魅力を感じる。

マンガでわかる微分積分: 小島 寛之,十神 真,ビーコム: 本

微分積分の概念を、身近な関数に置き換えてわかりやすく解説。新人の女性新聞記者が、さまざまな社会の出来事を微積を用いて理解していくというストーリーをとおして、微分積分の概念を学んでいくことができる。
平均評価:★★★
価格:¥ 1,995
【カスタマーレビューより】
科学的なテーマをマンガで説明する本といえば、期待して手に取るものの、読むとがっかりすることが多かったように思います。しかし、この本は期待以上でした。特に微分と偏微分の説明が分かりやすく、経済現象や物理現象への応用例も役に立ちそうです。

この本は、出来るだけわかりやすく…という配慮が感じられ、
初めてこの手の本を最後まで読むことが出来ました。
表紙だけでなく中の漫画も綺麗で、女性からみても好感が持てる絵柄でした。
この本にして良かったと思います。
私みたいに苦手意識のある人にはオススメです。

大学受験らくらくブック 数学I・A: 数と式,2次関数,三角比,平面図形,集合論理,場合の数・確率 (新マンガゼミナール): 高校数学研究委員会, 小川こうじ: 本

平均評価:★★★★
価格:¥ 1,155
【内容紹介より】
苦手意識をもつ人が多い数学を、マンガで解説。たのしく読めて、知識ゼロから高校数学I・Aまでがわかる。高校に入学した人や、入試に必要だけどつまずいてしまった人、また、社会人になって数学を勉強したくなった人に最適な、敷居の低い数学入門マンガ本。

萌える数学―萌える探偵“モエ探”萌子の数学事件簿!!: やまだ ともみ,高橋 幸久,浅井 華奈子,宣教師ゴンドルフ: 本

「萌えキャラ探偵が数学(算数)にまつわる事件を解決!」ストーリーを通じて数学や算数における型どおりではない発想の仕方、おもしろさをマンガと文書を使ってわかりやすく紹介。
平均評価:★★★★★
【カスタマーレビューより】
とっても数学が嫌いでしたが、この本を手にとって、「あっ数学ってゲームと一緒ジャン」と思い当たりました。虫食い算やスピード、確立、そして論理、どれも正攻法での考えのその裏まで読む思考のラビリンスにドキドキしました。なんか訳わからない計算ばかりで手に負えないと思っていた数学も「そうだ、とっかっかりはこんな面白いものだったのに」と改めて思い直しました。数学を習い始めるころにこんな萌えキャラと一緒にやさしくナビゲートしてくれる本が出ていれば、その後のつまずきもなかったのにと思います。でももう脳を使う機会のめっきり減った社会人にもゲーム感覚でアドレナリンを刺激する教本だと思います。

数学ガール フェルマーの最終定理1 (MFコミックス フラッパーシリーズ): 春日 旬, 結城 浩: 本

数式を愛するクールビューティー・ミルカさんと、ちっちゃくてグラマーな後輩のテトラちゃん。そして「僕」を「お兄ちゃん」と呼ぶ元気な中学生のユーリ。今日も「僕」は三人の女の子たちと一緒に、数式の「ほんとうの姿」を探す旅に出る……。この旅のたどり着く先で、「僕」たちの気持ちの「ほんとうの姿」は見つかるのだろうか……?
平均評価:★★★+0.5
【カスタマーレビューより】
コミック化第一弾の作品も読んだけど、やはり題材がいいせいか、これもなかなか面白い。しかも、今回のミルカさんはかなり大人びていて、第一弾のミルカさんよりも自分好みかもしれない。こんな同級生がいたら絶対惚れたな。なんで、男子校なんか通ったんだろう、と今さらながら後悔してしまう。
しかも今回は、ミルカさん、後輩のテトラちゃんに加えて、主人公の年下の従妹、ユーリまで登場してますますのモテぶりが憎たらしい。
相変わらず、超文系のの自分には、数学的なことは理解できていないこともあるが、登場人物たちが、問題を解く過程がとても美しい。数学の問題を解く行為の楽しさがよく分かるコミックだ。

私は最近話題の本は漫画やアニメから入るほうなので、「数学ガール」の漫画シリーズは全部購入した。他の漫画はコドモコドモしている絵だが、この本が画力では一番である。ミルカ、テトラ、ユーリ、エィエィ、彼女たちの母親まで実に魅力的に描かれている。
更に数学の問題を解く時の描写が分かりやすい。私は文系であるが、Q.E.D.証明終了(38) (月刊マガジンコミックス)のような漫画が好きで、最近数学をもっ勉強しておけばよかったと後悔している。そんな知ったかぶり数学ファンにでも、数学を解いた時の感動をストレートに伝えてくれている。

数学ガール フェルマーの最終定理 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ): 春日旬, 原作:結城浩: 本

たまには皆でプールへGo! ……でもやっぱりクールに数学トークのミルカさん。元気な従妹のユーリは数学にやる気を見せ始め、後輩のテトラちゃんはときおり落ち着かない表情を見せることも……。そしてある日、起こった事件。初めて語られるミルカさんの過去。数学の公理は不変だけど、僕たちの関係は変わっていく……?
平均評価:★★★★+0.5
【カスタマーレビューより】
結城浩の名作、数学青春小説(!?)の2作目、「フェルマーの最終定理」のコミカライズの第2巻。いきなり、冒頭から、ミルカさんたちの水着姿から始まるとは、ちょっと嬉しい読者サービス。

この巻ではミルカさんが大変な目にあったり
テトラちゃんにあんなことしたり
そして意外な過去を話して涙したり。
早く3巻が読みたい、そう思う一冊でした。

フェルマーの最終定理: 中村 亨, 三嶋くるみ: 本

360年間、誰も証明することができなかった数学の難問「フェルマーの最終定理」を美少女に擬人化。通称「フェル子」と呼ばれる彼女と、コスプレが趣味という少女のオタッキーでコミカルなふれあいを描いたストーリー漫画を楽しみながら、自然に歴史的難問の意味と数学的価値を学ぶことができる。
平均評価:★★+0.5
【カスタマーレビューより】
フェルマーの最終定理解決までの歴史がコンパクトにまとめられています。文章と漫画が交互に登場しますが,基本的には文章がメイン。それに登場する事柄(例:ガロア群,ヘッケ環など)をキャラクター化して漫画が作られてますが,漫画そのものを読まなくても内容の理解には支障ありません。文章だけだと敷居が高く感じる読者を最終定理解決のドラマに誘うための仕掛けと理解した方が良さそうです。(この辺は「ネコ耳少女の量子論」とは趣が異なります。)

マンガで「フェルマーの最終定理」を説明している、ということで買ってみたが、他のレビューアーも指摘している通り、マンガ部は、フェルマーの最終定理とは無関係。「フェル子」なる「フェルマーの最終定理」を擬人化したキャラが登場するのだが、n=2の場合のみx^n+y^n=z^nに整数解があることから、「2次元でしか存在できない」ことになっていて(何のこっちゃ?)→2次元はアニメの世界→コスプレ、と半ば強引にコスプレに結びつけてしまっている。








































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