ゲームが延々と続くサイコロの振り合いになるのを防ぐために、GMは失敗に意味がある時や、成功に利益や有利さが見込める時にだけ、
成功判定をさせるべきでしょう。
●PCの健康、財産、友人、評判、あるいは装備が危険に瀕している時。これには追跡、戦闘(たとえ目標が静止していて、至近距離であっても)、諜報活動、盗み、その他“冒険的な”行動を含みます。
●PCが仲間、情報、新しい能力、社会的立場、財産などを得ようとしている時。
関連:
技能なし値
GMは以下のような場合は、判定を要求すべきではありません。
●まったく取るに足らない行動。例えば道を横断したり、街に車を乗り入れたり、犬に餌をやったり、街角の店を見つけたり、コンピューターの電源を入れたり……
●日々の日常的な仕事、冒険ではない職務(仕事の能力を評価するには、毎月の「
仕事判定」を行ってください。「
仕事」参照)。
技能なし値がない技能の行動に関して。
訓練なしでは試みることができない行動もあります。<錬金術>、<空手>、魔法の呪文などには技能なし値がありません。適切な訓練を受けていない場合、そうした行動はまったく試みることができません。