GURPSよろず - ヴァンパイアの噛みつき
第4版『ベーシックセット』第2章「有利な特徴」B40P参照。
名前が長い。「吸血鬼の牙」「吸血行為」とかあるだろうに。また、Powersの追加特徴にて「吸奪」(Leech)に統合され、その亜種に過ぎないものとなった。

有利特徴「ヴァンパイアの噛みつき」(Vampiric Bite) B40P

ヴァンパイアの噛みつき」[30cp+5cp/追加HP吸収] ……有利な特徴
「[[ヴァンパイアの噛みつき]]」

 あなたは他人に噛みついてその生命力を吸い取り、それによってあなた自身の傷を治すことができます。相手が無力化されている(押さえ込まれている、朦朧状態、意識を失っている、など)か、組みつかれているか、それを望んでいるときしか噛みつくことはできません。もし相手が鎧を着ている場合、あなたの噛みつきはその防護点DR)を突き抜けなければなりません。一度目標のDR突き抜けて噛みついたら、あなたは1秒間に1HPずつ吸い取ることができます。3HP吸い取るごとに、あなたは1HPか1FP(あなたが選択できます)回復します。あなたはこの方法で本来の上限以上にHPFPを上昇させることはできません。
 上で説明した基本的な「ヴァンパイアの噛みつき」は30cpです。5cp余分に支払って1秒間に吸い取ることができるHPを1増やすことができます。例えば1秒間に10HP吸い取るためには75CP必要です。
 「ヴァンパイアの噛みつき」があれば、戦闘中に吸血“せずに”噛みつくことができます。これは「鋭い歯」「鋭いくちばし」として扱います――どちらであるかはあなたが選んでください。あなたはこれらの特徴を別にとるためにCPを支払う必要はありません。

Powersでの追加解釈  P86P

 「ヴァンパイアの噛みつき」は、より広範な特徴である「吸奪」(p.96参照)の限定版にすぎなくなりました。GMはゲーム設定内で「吸奪」の形式が「ヴァンパイアの噛みつき」のみの場合にだけ、「ヴァンパイアの噛みつき」を表記通りに使用します。「吸奪」に複数の形式がある場合、「ヴァンパイアの噛みつき」は「吸奪」(「FP回復」+60%、「血液感染」-40%)と「鋭い歯」に置き換えてください。
鋭い歯」[1cp]と「吸奪/1L」(元25cp。計+20%:「FP回復」+60%、「血液感染」-40%)[30cp]+「吸奪/+1L以降」[+5cp/L]で1cpほどコスト増することになる。

原書表記?

関連

GURPS Martial Arts』p.115より「コラム:歯」(Teeth)

特徴