[[技能なし値をもつ技能の成長>技能なし値#Improving_Skills_from_Defau]]
ある
技能の
技能なし値が“本来であれば
CPを支払わなければならない”ほど充分に高い場合、その
技能自体を
技能なしのレベルから成長させようと思ったら、“
技能なし値のレベル”と“成長させたいレベル”の差額の
CPを支払うだけですみます。
例:あなたが
敏捷力12、<
ショートソードLv13>だとします。<
ブロードソード>の
技能なし値は<
ショートソード>-2なので、あなたの<
ブロードソード>の
技能なし値は11です。あなたにとって11レベルは「
敏捷力-1」です。直接習得しようと思ったら、これは本来1CP支払わなければなりません。次のレベル「
敏捷力」は2CPで、差額は1CPです。そのためあなたが<
ブロードソード>の
技能なし値の11から12レベルに上昇させようと思った時には、あなたは1CP支払うだけでいいのです。
敏捷力から直接習得して上昇させる時のように、2CP支払う必要はありません。
技能なし値の基準となる
技能を上昇させたら、その
技能の
技能なし値も同じだけ上がります。しかし、すでに
技能なし値を基準にして該当
技能の習得を始めていた――CPを支払った――場合は、基準の
技能を上昇させただけで
技能レベルが自動的に上昇するわけではありません。以下に先の例の続きを挙げます。
例:あなたは1CPを費やして<
ブロードソードLv12>(
敏捷力レベル)まで上昇させました。ここでさらに<
ショートソード>に4CP費やして。技能レベルを13から14レベルに上昇させました(
敏捷力+1から
敏捷力+2に)。あなたの<
ブロードソード>
技能は自動的に上昇するでしょうか? しません。<
ショートソード>技能を用いた<
ブロードソード>の
技能なし値は12です(<
ショートソードLv14>-2)。しかし<
ブロードソード>を12レベルから13レベルに上昇させるには(
敏捷力から
敏捷力+1)2CP必要です。あなたは<
ブロードソード>に1CPしか支払っていません。このCPは記録しておいてください。あなたがさらに1CP<
ブロードソード>に費やした時、レベルは上昇します。
2つの
技能が互いの
技能なし値になっていて、両方のレベルを上昇させた場合、あなたは
技能なし値の“方向”を切り替えてもかまいません。もし必要なら、互いの
技能に割り振った
CPを再配分してください。しかしこの方法で、どちらかの
技能レベルを減少させてはいけません。現在のレベルを維持するために充分な
CPは常に費やさなければなりません。
例:<
ショートソード>技能が14レベルのまま、あなたは<
ブロードソード>に22CP費やしまた。これによりあなたの技能レベルは12(
敏捷力)から18(
敏捷力+6)になりました。あなたは<
ショートソード>を<
ブロードソード>技能から使用した方が効率がよくなりました。<
ショートソード>に費やした8CPと<
ブロードソード>に費やした22CPを加えて、30CPを2つの
技能に再配分することにします。まず<
ブロードソード>技能に24CP費やして18レベル(
敏捷力+6)にします。そうすると<
ショートソード>の
技能なし値が16(<
ブロードソード>-2)になります。最後に余った6CP(の内4CP分)を<
ショートソード>に費やして17レベルに上昇させます(あと2CP費やせば18レベルになります)。
これは抽象的な数字入れ替えのように見えますが、実際には現実的な処理です。<
ブロードソード>技能を先に習得していたことが、特に有利に働くわけではなく、<
ショートソード>を先に学んでいたことが不利に働くわけでもありません。