GURPSよろず - 攻撃部位

有利特徴「攻撃部位」（Striker）　B51P

追加特徴「特殊武器」ルールを導入する場合、それは「攻撃部位」特徴の管轄を少し侵入します。GMは、「特殊武器」の「「特殊武器」と「攻撃部位」」に提案された「特殊武器」用特別修正の一部を「攻撃部位」でも使用できるようにする場合があります。
第4版『ベーシックセット』の第2章「有利な特徴」B51P参照。

「攻撃部位」[5/6/7/8CP]　……肉、特

　あなたは意図的な攻撃には利用できるが、物をつかんだり（「追加の腕」参照）、それで歩く（「追加の脚」参照）ことができない体の部位を持っています。これには1組の角、あるいは牙、重い尻尾、針、その他生来の武器などが含まれます。
　あなたの「攻撃部位」の攻撃範囲はCです（近接戦闘でしか使えません）。突きダメージを与え、サイコロ1個につき+1されます。例えば2D-1なら2D+1されます。
  • 「叩き」か「貫通体」ダメージを与えるなら5CP、
  • 「大型貫通体」ダメージを与えるなら6CP、
  • 「切り」ダメージを与えるなら7CP、
  • 「刺し」ダメージを与えるなら8CPです。
詳細は「特殊攻撃」を見てください。
　「攻撃部位」を使うためには敏捷力か<格闘>技能で命中判定を行ないます。武器を持っているのと同じようにその部位で「受け」ることができます。（敏捷力÷2）+3か、<格闘>の受けか、どちらか高い方を用いてください。

特別増強

長い（Long）：攻撃範囲のSM+1ごとに+100%/+75% 
「[[長い>攻撃部位#Long]]」
　あなたの攻撃部位は体と比較すると長くなっています。攻撃範囲を計算する時には、あなたのサイズ修正（SM）は本体よりも増えます（「サイズ修正と攻撃範囲」参照）。Cから最大の距離まですべて攻撃できるならSM+1ごとに+100%、最大の距離しか攻撃できない（そして近接戦闘では決して使用できない）ならSM+1ごとに+75%。

特別限定

受け不可（Cannot_Parry）：-40% 
「[[受け不可>攻撃部位#Cannot_Parry]]」
　あなたは攻撃部位で「受け」ることができません。

不器用（Clumsy）：命中判定-1ごとに-20% 
「[[不器用>攻撃部位#Clumsy]]」
　あなたの攻撃部位は著しく正確さを欠きます。これは尻尾など通常の視界からずれた角度にある攻撃部位に一般的です。命中判定への修正-1ごとに-20%。

角度限定（Limited_Arc）：-40% 
「[[角度限定>攻撃部位#Limited_Arc]]」
　あなたの攻撃部位は単純に「真っ直ぐ前」「真っ直ぐ後ろ」などしか攻撃できません。「攻撃部位」をとる際に方向を指定してください。もし目標が正確にその角度に位置しておらず、動いて相手にそれを向けることが出来ない時には、あなたは全く攻撃ができません。

弱い（Weak）：-50% 
「[[弱い>攻撃部位#Weak]]」
　あなたの攻撃部位は著しく鈍かったり軽かったりします。あなたの体力を完全に使うことができません。基本の突きダメージのみを与えて、サイコロあたり+1の修正がありません。

白兵武器としての「攻撃部位」（Striker）　B262P

『ベーシックセット』第8章「装備」の「武器」の「白兵武器表」より。
打撃系技能で扱う白兵武器。
武器名（原書名）武器名（日本語名）対応技能TL武器威力範受価格重量必注釈
Striker攻撃部位<格闘>、敏捷力–様々様々様々---「攻撃部位」参照。

Martial Artsでの追加解釈

　マンガ的なゲームでは、GMはファイターが手足や四肢以外の肉体部位を「攻撃部位」として購入することを許可することがあります。 現実世界の武道家は、特に額や尻を "鉄 "にすると主張しています。このような「攻撃部位」は叩きダメージでなければならず、長いの増強を持つことができず、しばしば受け不可、不器用、角度限定を受けます。
　ビデオゲームにインスパイアされた「攻撃部位」、例えば長いブレードの先に重いスパイクのついたボールなどには、そのような制限はありません。 彼らはほとんどすべての攻撃範囲と攻撃型を持つことができます。トゲ玉のようなものが「攻撃部位」なのか、ただの装備品なのかはGM次第です。原則として、素手戦闘技能によるダメージボーナスがあり、非現実的なジャンルでゲームをしていて、武器を探すと必ず都合よく見落としてしまう場合は、「攻撃部位」とします。
　全ての「攻撃部位」はダイス1つにつき+1の突きダメージを与え、ほとんどのパンチやキックよりも大きなダメージを与えます。

追加特別限定

四肢（Limb）：−20％ 
[[四肢>攻撃部位#Limb]]
　叩きの攻撃部位は新しい肉体部位ではなく、四肢のひとつになります。その四肢は通常の攻撃範囲を持ち、<格闘>や<空手>で攻撃することができます。技能ボーナスを含め、通常通りパンチやキックのダメージを求め、攻撃部位のダイス1つにつき+1します。これは爪の効果とは累積しません。「四肢／腕」はマンガのようであり、また腕を武器のように使って受けることができます。「四肢／脛」は、一部の流派のトレーニングの現実的な部分であり、脛の蹴りを強化します (p.112)。

原書表記