ブログ「日々是千早」もよろしくね!

CHM特別編 「Naked Island」

ブログ連載の「CHMシリーズ」の特別編です。
肝心の元シリーズはこちらの書庫に未掲載なのですが
いずれそのうち収納ってことで。
(詳しくはブログのCHMカテゴリーを!)





#1

ある地方の内海にぽっかりと浮かぶ小さな孤島。
透き通る海水が穏やかに揺れる小さな砂浜を松並みがぐるりと取り囲み
その背後には古い日本家屋を模した建物が一軒、ひっそりと佇んでいる。
そのどこか懐かしい感じのする縁側に腰掛けた男女が話しこんでいる。

「どうした千早、海で汗を流すと気持ちいいぞ」
「そ、そうですが……気持ちの整理がその……」
「ここまできて今さらな気もするけど、やっぱり気になる?」
「我那覇さんたちのことなら大丈夫です」
「それならいいんだけど……あいつらとこういうのは初めてだな」
「ええ。でもあんな風に屈託がないのって羨ましいです」

少女の視線の先には、着いて早々に海で遊ぶ数組の男女の姿。
その中には二人が名前をあげた新顔の男女の姿もあったが、当人たちも
他のメンバーも何かを気にしている様子は全く見受けられない。

「あの、先に降りていてください。すぐに追いかけますから」
「そうか。でも無理はしなくていいんだぞ」

全裸に麦わら帽子という珍妙な姿で砂浜に降りていくパートナーを見送ると
少女は畳敷きの座敷にもどり、大きく深呼吸してワンピースに手をかけた。
それから下着姿でもう一度深呼吸。
全裸になった少女の肌は、まだ夏の日差しを浴びていないらしく
日焼けの痕跡は殆どみられない。
そして滑らかなプロポーションに沿って降りていくと、微かに盛り上がった
ヴィーナスの丘を飾る叢が全く見られなかった。
それこそ少女が合流を躊躇った理由だった。



「あ、あの……全裸というのは、その、服を着ず丸裸ということですか?」
「そうだよ。夏しかできないしやってみると結構気持ちいいもんだぞ」
「はぁ……ってプロデューサーは経験がおありなのですか?」
「いやまあ、そんなことより千早はあまり乗り気じゃないみたいだな。
参加するのはいつものメンバーなんだし別に構わないだろ?」
「それはそうですが……さすがに一日中全裸というのは……」
「今さら恥ずかしいとかはないだろ?」
「そうではなくて……この前、あの…そ、剃ったじゃないですか」
「ああ、そろそろ伸びてきた頃だったらまた剃ってやるよ。せっかく取れた休みなんだ、
決定でいいだろ『全裸で過ごす夏休み』!」

休みの間は全裸で過ごすというルールに誰も異論を差し挟まないまま
冗談みたいな企画は着々と現実に向って進み始めてしまい
気がつけばもう問題の孤島に来てしまっていたというわけである。
それでもまだいつものメンバーなら気心が知れている……というよりは
さらに奥深い部分まで見せ合っているわけだからなんとかなったのだが
話を聞きつけた飛び入り参加者が企画に加わったのが彼女の誤算だった。



※砂浜でだべっている天海P、我那覇Pに加わった如月P。

「よお、遅かったじゃないか……千早ちゃんはどうしたよ」
「もうすぐ降りてくるってさ」
「あの……やっぱり俺と響の飛び入り、まずかったっすか?」
「それはないよ。ていうか響ちゃん、いきなり馴染んでまるで違和感がないな」
「だよなぁ、やっぱビーチでの存在感は響が一番だな」
「ああ……あの弾力的なおっぱい……触れてみたいもんだ」
「そういやルールみたいなものってどうなってるんすか?」
「ルール? ああ、特にこれと決めたわけじゃないよ。
無理強いは当然厳禁だけどお互いの合意があればなんでもありっちゃありだし」
「あの、それって……」
「最後まででもな。ま、あの子たちはそんなこと考えもしないだろうけど」
「はぁ……でもお互い合意があれば、なんですよね」
「なんだなんだ、難しい顔して」
「響のことっすけど、最近アレの楽しさにすっかりはまっちゃったみたいなんす。
そんで色んな体位を試してみたり、野外やらなんやら、好奇心丸だしなもんで」
「それでこの全裸企画にも飛び込んだってことか」
「そうっす……ほんとすんません、なんか空気読めないみたいで」
「まあまあ気にするな、あ、いや気になるか。でも響ちゃんがいくら好奇心があっても
違う男と試して見たいとは思わないだろう」
「うーん……水瀬Pと浮名を流しかけた某歌姫の例があるからな」
「おいおい、全然伏字になってないって」
「そもそも千早の場合は未遂だろうが」
「わからんぞ、それこそ好奇心という点ではちーちゃんは凄いからな」
「……俺は千早を信じているからな」
「ともかく心配しなくて大丈夫だよ。それよりアレ見ろよ」
「ん?」

指差した先には海に浮かんだ大きいビーチマット。
仰向けに寝そべる星井Pに跨った美希がもぞもぞ動き始めている。



#2

「おい美希、まだ来たばっかりだぞ」
「いいの。だってハニーの欲しくなっちゃたんだから……だめ?」
「ダメじゃないけど……まさかここでか?」
「ハニーはそのまま横になっていて……んしょっと、ほら、こうしてればわかんないの」
「いやいや、響ちゃんがびっくりしてるんだが」
「あは、いいのいいの」
「よ、よくないんだぞ! 昼間っからそんなことしちゃ」
「エッチするのに夜も昼も関係ないの。じゃいくね、ハニー」
「おいおい、あんまり激しく動くと転覆するって」
「うっ、あぁ……ほ、ほんとに入ってるぞ……」
「んっ……やっぱ明るいときのエッチも最高なの、あん、ハニーのが奥まで来てる」
「凄い……自分、こんなことをしてたんだ」

ぷかぷかと漂うマットの上で、騎乗位になって激しく腰をふる美希と
そのマットに掴まって他人の行為を見守る響。



「美希ったらいきなり自分達の世界いっちゃうんだからなぁ」
「いいんだぜ春香、俺達だって」
「えへ……催促してるわけじゃないですけど、その前に喉、渇きません?」
「じゃあ俺、アイスとか持ってくるっす」
「あ、ついでに千早も引っ張ってきてくれ」
「わかったっす。じゃ」
「いいんですか如月P。千早ちゃんと二人っきりになっちゃいますよ」
「それがこいつの狙いなんだよ。最近NTR属性に目覚めたんだよな」
「違うよ。あいつに千早をあっためてもらうだけだから」
「いいのか、あいつの灼熱の剛槍に焼き尽くされても」
「なんですか、それ?」
「春香もあとで見せてもらえ、この業界でもっとも熱くて固いという我那覇砲を」
「そうなんですか。なんだか楽しみだなぁ。てか千早ちゃん、どうするんだろ?」



「千早ちゃーん、まだ準備中っすか? 如月Pが早く来いって。 千早ちゃ…ん?」
「あっ、あの……そんなに見ないでください」
「ごめん……でも、その、す、凄くきれいっす、千早ちゃんの……そこ」
「違うんです、これはプロデューサーが無理矢理剃ったというか」
「欧米では剃るのが女の子の常識だって聞いてます。流石如月P、千早ちゃんの
魅力を引き出すだけじゃなくどんどん高めているっす」
「そんな、言いすぎです……恥ずかしいからそんなに褒めないでください」
「いえ、本当に千早ちゃん、綺麗です! エロいとかやらしいとかじゃなくて!」
「ふふっ……ありがとうございます。でも我那覇P?」
「えっ? あっ、こ、これはその……違うっす、千早ちゃんのマッパ見てこうなったとか
じゃなくて、男の哀しい性(さが)というか」
「いいんです。私なんかで反応してくれたのですから」
「すいません、あの……俺、アイス取りに来たからそろそろもどんないと」
「ですけど、こんな状態だと」
「そ、そうですよね……あっ、ちょ、千早ちゃん!? いきなりそんな」
「あの、褒めていただいたお礼といってはなんですが……私が、その……
一度出してしまえば、その、ら、楽になると思いますから」
「あっ、はぅあぁ! ち、千早ちゃん!」
(な、何この硬さ!? 男のひとってこんなにも固くなるものなの?
こんなにギチギチになって痛くないのかしら……)
「な、何このしなやかさ!? 女の子の手ってこんなにも柔らかかったのか?
こんなにコスコスされて俺もう、いきそうっす!)

日陰のせいで薄暗い台所の土間。
向かい合わせになった男女が身を寄せ合って無言のまま荒い吐息をもらしている。
女の手は男の剛槍を握り締め、リズミカルにしごき続ける。
男は甘美な責めに追い詰められるあまり、無意識のうちに華奢な体を抱きしめると
薄っすら肌に浮かんだ汗に口をつけながら引き金をとき放った。

ドビュッ。
ビュルルルルルッ、
ドピュドピュ。

水鉄砲のような勢いで発射された男の白濁が少女の柔肌をべっとりと汚していく。
その勢いに驚きながら、少女は満足そうな笑みを浮かべると
ぜいぜいと荒い息を吐いている男の体をそっと撫でてみせた。




#3

「お待たせしました……って、あ、あぁ」
「春香……あ、えっと」
「お前ら遅いよ。春香が待ちきれなくて始まっちゃったよ」
「あっ、ちが……ひゃうん、プロデューサーさんちょっと激しっ、んっ、はぅん」

涼しい風が通り抜ける木陰の芝生の上では、逞しい体躯に組み敷かれた春香が
しなやかに反り返り、抽送の勢いのまま空に突き出した足をびくびく震わせている。

「ほら、千早はこっちだろ?」
「プロデューサーもアイス食べますか」
「うむ、千早と一緒にな」
「えっ、きゃっ……あの、こ、ここでですか?」
「ん? 千早から俺以外の男の匂いがするぞ。千早、何か隠していないか?」
「あの、別に何も……」
「じゃあ自分の右の手のひら……においをかいでみろ」
「あぅ……こ、これは」
「どうだった、我那覇Pのは。感想いわなくちゃだめなんじゃないか?」
「別に変な事はしてません。ほ、本当に……」
「美味しかったか、ん? こっそり味見してきたんだろ?」
「し、してません……少し手で、触れてみただけですから」
「少し触ってみただけなぁ……じゃあなんでここはこんなぬるぬるなんだろうな」
「ふぁっ、そ、それはその……じ、自分で少し」
「自分で? あいつのチンポで興奮したから触りながらオナニーしてきたのか。
来たばっかりなのに千早はやらしい子だな」
「ち、違います……そ、そんなことは」

男の巧妙な言葉に誘導されながら、千早の股間はさらにぬめりを増していく。
容赦ない責めにあいながらも体と表情はその後にまっている愉悦の期待に震え
徐々に雌の本性を現し始めていく。

「もうプロデューサー、どこいってたんだよ。美希のやつ、海の上ではじめ……えっ?」
「響もこっちにおいで」
「わっ、春香に千早まで」
「だから俺達も、な?」
「いや、だってそんな、こんな昼間にす、するのか?」
「響だって明るいお外でしてみたいってこの前いってただろ」
「そ、それはいったさ……でもみんなの前でとか、自分……む、無理だぞ」
「大丈夫だって、ほら。春香ちゃんと千早ちゃんの顔、見てみろよ」

高く腰を掲げさせられた正上位で激しいピストンを受け続ける春香。
四つんばいにさせられ、後から犯されながら胸を弄られている千早。
ふたりともすでに蕩けきった雌の顔で愛する雄を受け入れている。

「な、俺達もやろ?」
「う、うん……でもやっぱ……はずかしいぞ」

先輩カップルが交わる間にぽっかりと空いているスペース。
その間に男が腰を下ろすと、長い黒髪の少女は口ではいやがっていても
さっきから受け続けている刺激はもう我慢できなかったらしい。
髪をまとめたリボンを解いてさっとふりほどくと、男の膝のうえにまたがって
夢中になって重ねた唇を貪りはじめた。

「響、んっ……可愛いよ、ほらもうこんなになって」
「こ、これは美希たちのせいだぞ! 自分、やらしいこととか考えてないからな」
「ああ、いいんだよ。俺だってこんなになってるから」
「……それ、千早のせいだろ?」
「い、いや……違うって」
「じゃあさっき二人で何してたのさ」
「いやただアイス取りに行って、千早ちゃんを呼んできただけだから」
「ほんとう? なんか千早、すごく顔が赤かったぞ」
「恥ずかしかったんだろ。それより響、そろそろ」
「他の子と変なこと、しないでよ? 自分だってプロデューサーだけなんだから」
「分ってるよ。ほら、腰上げて」
「んっ、こ、これでいい?」

向かい合わせになって抱き合った二人。
跨った少女はゆっくりと腰を下ろすと鋼鉄棒のように固くなった
男のペニスで雌の器官の奥まで刺し貫かれて甘い溜息をついた。


「みてみてハニー、みんなで並んでエッチしちゃってるの」
「ほんとうだ。響ちゃんって髪おろすとなんか可愛いな」
「そうだね……あは、まだ左右の二人を気にしてるの」
「な、俺達ももう一回」
「ハニーのエッチ……じゃあ今度はハニーが上になってね」
「よし……それじゃあ俺達も」

ぷかぷかと漂うビーチマットから波を蹴って浜辺まで戻った男は
そのまま砂浜に乗り上げたマットの上で金髪の少女の腰を割り開いた。
そして期待の目で見上げる少女に猛々しく傘の開いたペニスを見せ付けると
まだ発育しきっていない少女の可愛らしい肉襞を押し広げて侵入していく。


しばらくの間、浜辺に聞えるのは穏やかな波しぶきのおとと
少女達があげる甘く切ない喘ぎ声。
そしてほぼ始めた順番に小さな悲鳴とともに絶頂させられると
浜にはまたもとの静寂がもどってくる。


#4

「春香と美希たちは寝たようね」
「うん。起きてると賑やかだけど寝顔は可愛いんだな」
「そうね……美希なんて子供みたいにあどけないわね」
「なんか静かだな」
「ええ。我那覇さんは眠くない?」
「うん、なんかこういうのが楽しくて寝るどころじゃないさ」
「そう……よかった。いきなりで大丈夫なのか心配だったの」
「自分、全然平気だぞ。むしろ千早のことを心配してたくらいさ」
「私? 私は……そうね、もう慣れたから」
「そうなのか。でも最初千早だけ海にこなかっただろ」
「ああ、あれは気持ちの整理をしていただけなの。慣れたといっても
恥ずかしさが消えたわけではないから」
「ふーん……あのさ、ちょっとこういうこと、聞きにくいんだけど」
「なにかしら」
「千早はどうやって覚えたんだ? あ、あんなこととか」
「あんなこと?」
「そうさ、さっきプロデューサーにしてくれたこととか」
「あっ、えっとあれはその……べ、別に変な意味とかなくて」
「違うぞ千早、別に責めてるんじゃないから。プロデューサーがさ、
千早がしてくれたのが気持ちよかったって喜んでたからさ……」
「我那覇さんもしてあげたりするのでしょ?」
「う、ううん……自分、ほら、経験するのが遅かったし……
プロデューサー任せで自分から何かするとかあまり知らなくて」
「そうだったのね、でも私だって最初の頃はそうだったわよ」
「今は違うんだろ?」
「そうね。色々と教わったりもしたし、春香や美希に聞いてみたりとか、
あとは自分で考えたり試行錯誤したりとか」
「やっぱ千早は凄いんだな」
「そ、そんなことないと思うけど……我那覇さんだってその気になれば
すぐに覚えられると思うわ」
「な、なあ……こんなことを人に頼むの変だよね?」
「ううん、そんなことないわ。私でよければ」
「ほんとにいいのか?」
「もちろんよ。じゃあ最初は手でするところから初めて見る?」
「う、うん……でもどうやるんだ?」
「レプリカがあればいいのだけれど……そうだ、どうせなら実物の方がいいわね」



「というわけですからプロデューサーも協力してくださいますよね」
「千早が響ちゃんに手コキの指導か。成長したもんだな」
「茶化さないでください。ほら、ここに座って」
「お、おお……でもまだ準備ができていないわけだが」
「かまいません、じゃあ我那覇さんも隣に座って。そう、じゃあ最初は触れるところから」
「わかったぞ……えっと、こ、こんな感じでいいのか?」
「おぅふ」
「うわわ、ごめん、痛かった?」
「いや、痛くはないんだが……千早、ちゃんと指導してあげないと」
「では…男の人のってこう見えて意外と繊細な部分もあるので、特にこことか」
「そこは触っちゃダメなのか?」
「そんなことはないわよ、ただ無闇に触ってもよくないというか痛いこともあるから」
「ふーん、難しいんだな」
「大丈夫よ、すぐに慣れるから」
「よし、じゃあもう一度触ってみるけど……力加減とかどうしたら」
「それは俺が教えてやろう。ほら、例えてみればこんな感じで」
「わっ! いきなりおっぱい揉まないでよー!」
「ごめんなさい我那覇さん、この人、ちょっと変態だから」
「だからって、あっ、ちょっと、ん、くぅ、やめてよ、ねえ、そんな揉まれると」
「いやいや、俺の力加減を感じて欲しいんだが」
「あぁ……そ、そういうこと、でも…そんな風にされたら自分、あっ、もう」
「プロデューサー、調子に乗りすぎです」
「でもよくわかっただろ? 自分がされて気持ちがいいなら、相手にしてやっても
気持ちがいい。最初は軽く、丁寧に、優しく」
「な、なるほど……そのたとえはよくわかったぞ」
「じゃあもう一度触ってみ? 響ちゃんの触りたいようにすればいいから」



「そ、そう、その調子……なかなかいいぞ、なんかこのままいきそうなくらい」
「プロデューサー、練習なので我慢してくださいよ」
「だけどな、響ちゃん覚えが早いから、まじいかされそうだ……いいだろ?」
「もうプロデューサー!」
「千早だって我那覇Pのいかせてやったんだろ?」
「そ、それは……勢いというかなんというか」
「ねえ、自分どうしたらいいの? そろそろやめようか?」
「いいえ、最後まで……我那覇さんの手でいかせてあげて」
「わかったぞ、じゃあちょっとペースあげてみるから」
「う、うお…まじそれ、やばいよ響ちゃん、出る、でる!」


「感想はどうだった?」
「うん、あんなに勢いよく飛ぶなんて初めてしったぞ」
「見た事なかったのね」
「ああ、いつも暗くしてするから……」
「ふふっ、慣れてきたら自分なりに変化をつけたりするといいわね」
「そうだね、千早はどんな風にするの?」
「特に変わったことはしないけれど……握ってこするだけじゃなくて下の方も触れてみたり
色々試してみたわ。気持ちいい場所とかやり方は人によっても変わるものだから
あとは二人で話するとか、彼の反応を見ながら試してみるといいわ」
「うん、わかったぞ」
「じゃあ次は私が教える番だね!」
「あら春香、起きたのね」


#5 

「ふむふむ、響ちゃん、手でするのも初めてだったんだ」
「……うん」
「手でされるのは?」
「それはあるにはあるけど……」
「じゃあ口は?」
「く、口? キスのことか?」
「違うよ、フェラとかクンニのことだよ」
「あっ、え、それは……まだ全然してない…ぞ」
「じゃあこの夏デビューだね! そんな心配そうな顔しないでいいよ、
千早ちゃんだってやってるんだからね?」
「春香、そこで私の名前を出すのはどうして?」
「千早ちゃんみたいな清楚で真面目な女の子でも普通にすることだよって説明だから」
「何か微妙にひっかかる説明の気がするのだけど……」
「大丈夫! 千早ちゃんのテクニックは私の折り紙つきだから」
「別につけなくてもいいわよ」
「いや、あの、説明もいいんだけど、どうするのさ」
「ごめんなさい我那覇さん。別にいやらしい変態だけがすることではないから」
「自分はそんな風に思ったりしてないぞ」
「響ちゃんの言うとおり! 恋人同士に遠慮も恥じらいも無用だから!!」
「……」
「そうだね、いきなりフェラはハードルが高いから最初はクンニだね」
「どうするの? 誰かプロデューサーを呼ぶ?」
「ノーノーノー! わたしこと春香さんがばっちり教えてあげます」
「あ、あのさ、それって女の子同士でも大丈夫なことなのか?」
「大丈夫だよ。ね、千早ちゃん?」
「……え、ええ、そうね。私も春香にされたこともあるから……大丈夫?」
「いやいや、ちょっと千早、なんで目を逸らすのさ!」
「ほーら、お喋りはいいから横になって足開こうね!」
「うぎゃぁっ! ちょっと春香乱暴な、わっ、うわあ、やめてよそんなの!」
「うーむ……これってどうですか千早さん」
「どうっていわれても……」
「じゃあ言い直すね。パイパンの千早さんとしてはこれをどう見ますか?」
「パ…パイパ……言わないで……好きでやったわけじゃないのだから」
「でも剃ってると色々いいことあるでしょ?」
「まあそれは否定しないけれど……」
「クンニが捗るって如月Pもいってたしねぇ」
「なっ!? あの人、そんなことまで」
「逆に剃ることのデメリットって何かある?」
「べ、別に思いつくような事は何もないけど」
「じゃあ決定! 響ちゃん、ちょっと用意するから待っててね」
「ちょっと春香、用意って何だよ、ねえ、今から何する気だ?」
「落ち着いて我那覇さん。ちょっと無駄毛を処理するだけにするから」
「えっ? まさか自分、千早みたいに剃られちゃうのか?」
「だから落ち着いて、全部剃るのが嫌なら無駄な部分だけにさせるから」
「……ううぅ、なんか自分やばいことになってない?」
「大丈夫、私がちゃんと春香を見張って……あっ、そうだ!」
「どうしたの千早?」
「あのね、こういう感じでまず春香から」



「ふんふん、そういうことならお安い御用だよ! じゃあ私が実験台になるから
響ちゃんはよく見ててね!」
「いいの春香、本当に全部剃ってしまうわよ?」
「もちろんだよ! 千早ちゃんのツル○ン見たときにしてみたいって思ってたから。
これで私達おそろいだよね!」
「えっと、じゃあいくぞ、春香?」
「力は抜いてじっとしてるのよ?」
「やん、千早ちゃんの鼻息がくすぐったいよ……んっ、くすぐったいって……あ、冷たっ、
ねえ、どうかな? ちゃんと剃れてる?」
「ええ、大丈夫……なるほど、剃ってしまうとこういう感じになるのねえ」
「ほんとだな、うん……確かに綺麗に見えると思うぞ」
「水着の撮影のときも心配する必要なさそうだし、いいかもね」
「でも自分、全部は抵抗あるなぁ……」
「それは自分で決めればいいと思うわ。美希みたいに形を整えて残すのも手だし」
「そうだな……よし、こんなもんでいいかな?」
「じゃあジェルの泡を落としてしまいましょう」

「どう? 綺麗に剃れた?」
「ええ、ばっちりよ春香……じゃあ次は我那覇さんの番で」
「ちょっと待ってよ。ちゃんとクンニの説明まで千早ちゃんがしなきゃだよ?」
「な、何よそれ……そんな話していないでしょ?」
「したよ! だから私も身を挺してパイパンになったんだよ? もしかして千早ちゃんは
私にするのは嫌? 私は何度もしてあげたのに……」
「ち、違うから。ね、春香、嫌いなわけ無いでしょ?」
「だってちーちゃん、意地悪いうもん」
「そんなこと言ってないわ。ちょっとからかってみただけだから」
「ほんとに? じゃあ……してくれる?」
「ええ、だからほら、横になってくれないとできないわよ?」
「な、なんか……大丈夫なのか?」
「心配しないで、春香だからできるのであって、その……ど、同性愛とかでは
全くないのだから。それより我那覇さん、クンニがどういう行為かよく見てて」
「わ、わかったぞ……」
「じゃあ春香……するわよ? って……もうちょっと濡れてるのね」
「えへへー、だって千早ちゃんとするの久しぶりなんだもん」
「しょうがないわね、春香ったら……ちゅぷ……」
「う、わわ、ほ、ほんとに口でそんなことするんだ……春香もすごく気持ちよさそうな顔で」
「んっ、気持ちいいんだよ響きちゃん……女の子同士でも……ていうか
千早ちゃんの舌、すごく繊細だから……男の人と違って病みつきになっちゃうよ
あっ、そこ、焦らさないで、そう、クリも…あぁん! ねえ、お願い、いつもみたいに噛んで!」



#6  響とPの初オーラル

「へへっ、どう? 綺麗になったでしょ」
「うん、すごくいい感じ。それにしても随分と丁寧に剃ってくれたんだな」
「そうなのか?」
「ああ、ビキニラインだけじゃない、残してあるヘアも長さが揃えてあるし
あと……後の方なんかほとんど完璧になってる」
「ねえ、プロデューサーは見るだけ? したいこと、していいんだぞ」
「したいことって言われても」
「ほら、男の人が好きなこととかあるでしょ?」
「うっ、ああ、あれか……でも響、ああいうのは苦手じゃなかったっけ」
「違うよぉ、あんまり知らなかっただけだからさ……それにほら、
毛深いと色々とやりにくかったりしたでしょ?」
「響、お前って本当、可愛い奴だよな」
「なんだよ急に……いいさ、したくないなら無理に、きゃっ!?」
「んむっ、確かに舐めやすいぞ響……お、俺前からずっとしたかったんだ」
「あっ、ちょっとプロデューサー、そんながっつかないでいいから、最初はもっと
ゆっくり舐めて、ねえ、聞いてる、あっ、あん……」



「よし、上手くいったみたいだね」
「そうね……って春香、どこにいくの?」
「プロデューサーさんとこ。だって千早ちゃんの舌技でまた火がついちゃったから」
「もう……がんばったのにまだ満足していないのね」
「千早ちゃんもいってきたらいいのに。まだムラムラしてるでしょ?」
「し、してない……こともないか。響きさんたちを覗いていてもしかたないし
しょうがないわね、プロデューサー? どこにいるのですか、プロデューサー!」

「あれ、響たちだけ? 千早さん達はどっかいった?」
「し、しらないぞ……さっきまでそこから覗いていたけど」
「ふーん、まあいいか。それより響、気持ちよさそうだね」
「あっ、うん……」
「プロデューサーさんの、おっきくなってるよね」
「そ、そうだな」
「響からはしてあげないの?」
「……そのことだけど」
「なあに、どうかした?」
「自分……したことなくて、その」
「やり方がわかんないんだね」
「う、うう……」
「そんな哀しそうな顔しなくていいの、美希が教えてあげるよ」
「え、ほんとか?」
「いいよね、プロデューサーさんも」
「えっと、俺はいいけど……美希ちゃんは平気なの?」
「当たり前なの。じゃ早速して見せるからそこに座ってほしいの」
「してみせるって美希がするのか!?」
「当然なの。口では、じゃなくて言葉では説明できないから」
「あの、星井Pにばれたらまずいんじゃ」
「それも平気なの。ハニーはそんなことでガタガタいうほどちっちゃくないの。
むしろ恐竜さんと呼ばれるほどおっきいの、あはっ☆」
「それは知ってるけど」
「ほら、響も近くに来てよく見てるの」
「あ、あのさ……ほんとうに口でするんだよね?」
「口でしないでどこでするの? ほら、いいからちゃんと見てるの。
最初は軽くチュッってしてあげるの。いきなり咥えてもいいけどミキ的には
可愛いおちんちんに挨拶しなきゃって思うの」
「最初は軽くチュッ、だな……」
「次は舌でするの。優しくこうしてレロッって舐めてみるの」
「えっと、舌でさきっちょのあたりをレロッって舐めるんだな」
「その次はね、そのまま下のほうまでペロペロしていってもいいし
軽くはむっ、って咥えちゃってもいいの」
「下まで舐めるか咥えてしまうか……うん、わかったぞ」
「男の人でも好きな場所とか感じる場所が違うから、それは響が自分でして
確かめるといいの。それで一通りのことをしたらぱくっと全部咥えて
んっ、固いのこのおちんちん……こうして、んむっ、じゅぷっ……
ていうふうに上下させるの、歯が当たらないように気をつけるのと
舌を使っていろいろしてあげると喜んでもらえるの」
「そ、そうなのか」
「ほうなの……じゃあせっかくだから最後までいっちゃうね」
「あっ、ちょっと美希ちゃん、最後までって」
「いいからじっとしててなの……」
「いや、だからそんな風にされると気持ちよすぎて出そうだから」
「出していいよ、それも響に教えてあげなきゃだし」
「あっ、いいって、そ、そんな、あっ、だめ、ほんとに出るから、ちょ」
「響、ちゃんと見ててね、しばらくは喋れないから」
「あぅ、美希ちゃん、出る……美希ちゃんの口の中、あっ、あぁーっ!!」



「ひひひぃ、ほふぇひひひぃひふぁえふふぁは」
「な、何いってるかわからな……!?」
「響のだから返すっていったの。それにしてもすっごく沢山でるんだね、
もうちょっとでごっくんしそうになったの」
「あっ、な、こ、これ」
「響は精液も初めてなんだね、ちょっと苦くてまずいかもだけど
思い切って飲んじゃえばいいの」
「……の、飲むって……これをか?」
「そうなの。大切な人のだからしのごの言わずにのんじゃえばいいの、ほら!」
「わ、わかった……んっ、んくっ、んんっ……こくっ」
「響、おい……大丈夫か?」
「苦くてなんか青臭いぞ、これ……」
「不味かっただろ、無理だったら口ゆすいでくればいい…おぅ!?」
「苦いけど不味くはないぞ……だってプロデューサーのだもん」
「あはっ、響はえらいの。ちゃんと出したあとも口できれいきれいしてあげてなの」



響のPによる初クンニが成功したのを陰で見守る春香と千早。


#7

「どうだ響、参加してよかったか?」
「うん、来る前は不安もあったけど来てよかったぞ。プロデューサーは?」
「俺もさ。響が色々してくれたし、俺も色々できたし」
「ま、まあ自分、物覚えが早いからな」
「天海Pも褒めてたよ、響は上手だって」
「へへっ、そんなこと言われると照れるぞ」
「俺も嬉しいよ、響が心からエッチを楽しんでるのがわかるから」
「う、うん……みんなのおかげさ」
「それにしても意外だな」
「なにがさ」
「昼間からあんなに乱れてたから、夜はさぞ凄いんだって思ってたけど
なんかぐっすり眠っちゃってるし」
「春香達なんてやりながら眠ってたぞ」
「そういや美希ちゃん、如月Pの膝枕で爆睡してた」
「自分も見たぞそれ。なんかアレを大事そうに握り締めてた」
「はっはっは、寝ぼけてハニーさんのだと思ってるんだろうな」
「そういや千早ちゃん、座敷のほうにいたっけ?」
「ううん、自分覚えてない……ねえ、それよりさ、まだいいでしょ?」
「よし、じゃあ今度は響が上になってみるか」
「上に? よし、やってみるぞ」



「やぁ千早ちゃん……お邪魔していいかな」
「あっ、星井P? えっと、どうぞ……上がってください」
「愛しの彼じゃなくてがっかりさせたかな」
「いえ、そんなことは……」
「美希が彼の膝枕で眠ってしまってね、代わりに僕が話し相手になりにきたんだ」
「そう……ですか。あの、それは彼に言われて?」
「それもあるけど、美希が彼のを握り締めてて……その意趣返しもあるかな」
「まあ……人をこんなところで待たせておいて」
「やっぱり待ち合わせだったんだ」
「え、ええ……たまには夜空を見ながら語り明かそうかなんて」
「そして二人は波に揺られながら、ゆっくりと一つになって……とか?」
「もう、いやらしいですよ。…………それだって目的でしたけど」
「昼間、僕と美希がマットに浮かんでしてたのを思い出してた?」
「……あ、あの、もしかして」
「なんとなく雰囲気で」
「恥ずかしいですね、さすがにこういうのがばれると」
「すごく可愛かったよ、声とか特に」
「やだ、そんなこといわないでください」
「ごめんごめん、でも正直言うともっと見ていたかったな」
「そういうことをいうのはプロデューサーか水瀬Pだけかと思っていましたけど」
「あ、ひょっとして俺もついに変態扱いになったかな?」
「ふふっ、そんな風に固くしていたら言い訳できませんよ」
「だってホントにエロかったから……あっ、そうか、そういうことだからか」
「あの、これは別に彼の指示とかじゃなくて……ただこうして裸で寝そべって
波に揺られていると、開放感からつい無意識にというか……」
「よし、俺が少し手伝おうか?」
「なっ!? 本気なのですか……星井P」
「少しだけどね。それに我那覇Pだけいい思いをさせるのは悔しい」
「そうですね……彼も他の女の子に夢中みたいだし」
「じゃあ……そうだな、俺にもたれる感じで、そうそう」
「あの、痛くないですか?」
「大丈夫、千早ちゃんのお尻は柔らかいから」

#8

「静かですね。まるでこの世界に私とあなただけがいるみたい」
「そうなったら……毎日こうやって語り合いながら暮らすわけだね」
「語るだけで物足りなくなると、こんな風に……」
「ふぁっ……す、すこしだけですよ」
「相変わらず敏感なんだな、触れただけで体がぴくってなるなんて」
「触り方が上手だからです……あの、ゆっくり、その……」
「揉んでもいいの? そう、じゃあありがたく」
「あっ……気持ちいいです、体も心も蕩けてしまいそうで」
「じゃあもっともっと蕩けてもらおうから」
「あの、そ、そっちは、その……」
「少しだけなら大丈夫だよね」
「はぁ、はぁ…触るだけ、あっ! ひ、開いちゃだめです」
「ダメって……触ったときにはもう開いていたよ、ぬるぬるだってこんな溢れて」
「やだぁ……違うんです、これは」
「我那覇Pの手思い出したから? それともガチガチの固いチンポだっけ?」
「違う……違います」
「じゃあ水瀬Pかな? 未遂だってことになってるけど、実はこんな事されてたとか」
「し、してません……ほんとにあの人とは何も」
「嘘、ハグしてキスされたって皆が噂してたよ」
「うっ……違う、無理矢理されたからあれはキスではなくて」
「こんな風に?」
「んっ!? んんっ!! んっ、んん……んっ……」
「ほら、指入っちゃうよ? いいの、彼以外の男にあそこを犯されちゃって」
「やっ、これは違うから……オ、オナニ……手伝ってもらってるだけで」
「じゃあいいんだね、動かして。ほら、気持ちいいなら声に出していいから」
「あっ、やっ、そんな奥まで……んっ、んふぅ、やぁ、中こすられたら、あぁっ、いいっ、
気持ちいい、指、もっと、あん、そ、そう、そこ感じる、あぁ、ああん、やぁあああ!」
「指だけで満足できそう? もっと気持ちよくなりたい?」
「ま、まだ……だめ、抜いちゃだめ、まだ全然足りないから」
「じゃあ今夜だけ特別なこと……皆に内緒だけど……秘密、守れる?」
「はぁ、はい、誰にもいわないから、だからもっと、お願いです」
「じゃあ千早ちゃんも……これ、ほら」
「固くて熱い……星井Pの、すごくおっきい、こんなの……はいるかな」
「千早ちゃんが嫌っていっても入れるから、ほら、早く開いて」
「あっ……待ってくだ、やっ、まだ、あん、そんなぁ……」



「なんかまだ……入ってるみたいです」
「ごめんね、ちょっと興奮しちゃって止まらなかった」
「ふふっ……でもこういうのって刺激とスリルでいつもより感じるみたい」
「凄い濡れかただったのもそうなのかな?」
「や、いやです、恥ずかしい……」
「でも違う相手って新鮮だろ? いつもと違う触り方に舐め方とか」
「それに固さと大きさも?」
「苦しそうに咥える顔がすごくそそられて……本当の押し倒しそうになったよ」
「まあ……そんなの嘘です」
「分る?」
「ふふっ……ふふふふっ、だって私が我慢できなくなって擦りつけたときに
入ってしまわないようしてくれてたの、ちゃんと分ってましたから」
「あれ? じゃあ俺がガードしなかったら千早ちゃんと……」
「さあ、どうなんでしょうね……それよりそろそろ眠くなって来ました。
かえって皆と一緒に寝ましょうか」



#9 ラスト

「うーん、なんか裸に慣れたせいか下着がなんか窮屈に感じるね」
「そうなの…上に何か着るから下着はなしでいいの」
「美希ったら。私も真似してみようかしら……港に着くまでだけど」
「じゃあ私も!」
「ねえねえ、ここに立つと風が気持ちいいの」
「私もいく! ほんとだ、気持ちいいね」
「きゃっ、裾がまくれて……」
「千早ちゃん、いまさら隠さなくてもいいじゃん」
「だけど……服をきれば急に恥ずかしくなってきたから」
「じゃあまた脱いじゃえば?」
「だ、だめよ……他の船から見えるかもしれないでしょ」
「まさか如月千早が全裸でいるとは思わないよ」
「じゃあ……春香が脱いだら私も脱ぐ」
「あはっ、面白そうなの。ミキもぬぐの!」



「うーん、なんとも豪勢な船首飾りだねえ」
「風にたなびく長い黒髪、絵になるな」
「その髪で顔をはたかれている春香ちゃんかわいそうっす」
「後からみると思ったより大きいな、ちーちゃんのお尻」
「体が細いからそう見えるんだろ」
「そういや星井P、昨夜はお楽しみでしたなぁ」
「えっ、なんでそれを」
「千早がえらく満足できたみたいで喜んでたよ。挿入なしでいかせるとは
どんなテクニックだったんだよ、星井Pさん」
「テクニックなんかじゃないですよ、先輩の真似して言葉責めっぽくっ囁いて
あとは素股というか、千早ちゃんが自分で動いて果てたというか」
「ふむふむ、違う男に抱かれるという刺激がよかったのかな」
「いいんですか、そんなひとごと見たいに」
「それよりさ、入れようと思えば入ったんじゃないの?」
「入りそうになりましたよ。あんなに濡れて激しく動くんだから」
「もしかして星井P君、止めたの?」
「そ、そりゃ止めますよ」
「入れてみてもよかったのに」
「またまた、そんなことばっかりいってると水瀬Pにちくりますよ」
「……冗談だよ」
「それよりあのあと、美希は寝てただけですか?」
「寝ぼけてちょっとしゃぶられたけど、『これハニーじゃないの』っていってまた眠った。
おかげでちょっとだけ欲求不満だよ」
「響ちゃんたちは?」
「春香に冷やかされながら頑張ってたよ。うん、すっげぇ可愛かったな」
「今回色々と覚えたみたいだし、女として開花したみたいですね」
「千早もさ、さらに覚醒とかしないかな」
「何いってるんですか、今でも充分すぎるでしょ」
「んっ……なんかさ、まだ何か秘めてるようなそんな気がする」
「気のせいですよ。あんまり千早ちゃんを苛めちゃ可哀相ですよ?」
「わかってるって……帰ったらしばらくはずっと離さないでいるつもりだし」
「それはどうもごちそうさま」
「美希や春香とも会わせないぞ」
「そりゃまたどうして?」
「だってあいつら、女同士でも普通に絡んでるんだもん。結構妬けるんだよね」
「じゃあ千早ちゃんが春香ちゃんにしてたのも?」
「ああ、腹いせに乱入して春香を犯してやろうかと思ったよ」
「またまたご冗談ばっかり」
「そういや俺まだ春香にしてもらったことないや」
「あれ、そうでしたっけ?」
「多分。な、港までまだしばらくだよな?」
「そうですけど……まさか今から?」



「珍しいですね、如月Pがこんな強引にご指名だなんて」
「ちゃんと天海Pの許可は取ってるぞ」
「千早ちゃんのは?」
「いいんだ、多分覗きにくると思うから」
「また何か企んでるんですか」
「いいからほら、ここにしゃがんで」
「はいはい……ってまだ柔らかいじゃないですか」
「春香の口で大きくしてよ」
「ふぁい……でもなんで急に?」
「千早にクンニさせただろ? あの仕返し」
「ひどいなぁ、無理強いしたわけじゃないのに、あむ」
「あぁっ、春香の口って結構熱いんだな」
「ふぉんふぁふぉふぉひっふぇ……あっ勃起してきましたね」
「千早にされて気持ちよかったか?」
「そりゃまあ……千早ちゃんの舌って凄く繊細ですから」
「ふーん……なあ、このまま出してもいい?」
「んー……条件付きなら」
「条件?」
「近いうちに千早ちゃんにお返しさせてくれるのなら」
「クンニか」
「クンニです」
「よし、その取引乗った!」
「何が『乗った!』ですか。私はあなたの道具じゃないですから」
「あれ、この前行ってたよな『私はあなたの玩具です』って」
「それは……あなたが無理矢理言わせただけです」
「でも喜んでたよ?」
「い、いいから離れてください」
「いや、まだいってないんだけど」
「私がいかせてあげますから」
「なんでだよー俺春香の口でいきたいよー」
「もう、我がままいわないでください」
「自分は他の男といちゃいちゃしてたくせに」
「……!?」
「いいだろ、今回限りってことで。春香も出していいって」
「うん、大丈夫。飲まずに千早ちゃんに口移ししてあげるからね」
「は、春香まで」


おしまい



あとがき
短い夏休みでどこにも行かずゴロゴロしていただけですが
千早たちのおかげでバカンス気分に浸れました(ォィ
全裸とか別Pとの絡みとか全く意味はありません。
また千早と星井Pは挿入していませんので念のため。
(雰囲気に流されたのと、エロスイッチがはいったせいと、星井Pに対する
信頼とかそういう産物って感じ)


蛇足。

全裸で過ごす夏休みって楽しそうだし、CHMの三人を海のリゾートで……
でもせっかくの特別編だからし、誰かゲストを加えて話に変化をつけてみるのもいいかな……
海だからやっぱ響ははずせないっしょ。別荘の持ち主としての伊織……はこの面子の
中ではちょっと絡ませにくいか……じゃあ貴音さん?案外おおらかに全裸生活を楽しみ
そうだけど羽目を外すイメージがあまりないですので見送り。
雪歩も同じくCHMのノリとキャラが乖離しているし、まこちんは……書ききれない。
やよいと双子もは年齢とかキャラ的に会わない気がする。
いやまあ、多人数は大変なんですよストーリーを考えるだけでも。

プレイ
昼間は海岸で軽いプレー→夕食後、お酒も入って大広間で大乱交もどきのくんず
ほぐれつなエロ描写の予定だったのに、なぜか響にエッチのテクニックを教えると
いう謎の展開になり、夜になる頃大半の参加者がスタミナ切れでダウン。
千早の浮気っぽいネタ→あー! 69までやっときゃよかったよー!!
ってコメント見てから思ってもあつのお祭り。

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