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注意! 
異生物との姦淫をテーマにしたSSです。ややグロテスクな描写や
AF、排泄物の描写を含みます。

前作(響編)

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第二部 
「自分ひとりじゃ全然足りないぞ……困ったな」

2匹目の異生物に気付いたのは数日前のことだった。
生物の生殖には詳しいつもりだったが、それがどのような仕組みで単為生殖を
行ったのかは分らないまま、少女は餌の供給に頭を悩ませていた。

「誰かに分けてあげる、といってもなぁ……」

浴槽内で身をくねらせる異生物を見て少女はまたしても溜息をつく。
彼女にとって愛着ある家族の一員だとしても、特殊な生態とグロテスクな外観が
他者から受け入れがたいことは考えるまでもなかった。
だから殖えたからといって、子犬のように簡単に分け与えるわけにもいかない。
そんな悩みもよそに、“餌”にありつけなかった少し小さい二匹目の個体は
少女の股間に触手状の器官を伸ばして違う種類の餌を求めようとする。

「……んっ、こっちで我慢してよね、あぁ……」

ぬめぬめとした躯を半ば膣に潜り込ませた二匹目は細い触手をさらに奥、
子宮の内部にまで差し入れると少女の分泌する液体を吸い上げ始める。
普段のセックスでは到底味わえない感覚に身を委ねながらひとしきり
奔放に喘いだ少女だったが、ひとしきり行為を終えたあともぼんやりと疼く
下半身をバスマットにこすりつけているとき、その顔がぱっと輝いた。

「そうさ、この子にしてもらう気持ちよさを知ればきっと受け入れてくれるさ!」

ただしお風呂で飼うのが条件である以上、家族と同居はやはり具合が悪い。
自然と選択肢は限られてしまう。
そうして最初の里親に選ばれたのが如月千早だった。



「お邪魔するわね、我那覇さん」
「いらっしゃい千早。ゆっくりしていけばいいぞ」
「ええ、そうさせてもらうわ」

このところ浮かない顔をしていることが多いのには気付いていたが、その理由を偶然
知った響はそれこそ千載一遇のチャンスだと考え、計画を行動に移すことにした。
如月千早が犬好きだという事実を口実にした誘いは簡単に成功したが
問題はどうやってアレを彼女に知らしめるか、だった。
一度でもあの快楽を知れば事は簡単だろうが、アレを見せて事情を説明したところで
とても上手くいくとは思えない。だから最初は無理矢理押さえつけてでも……

「どうかしたの、我那覇さん」
「え? い、いや…なんでもないぞ、なんでも。おーい、犬美!」

やはりこのプランを実行に移すにはためらいを感じてしまう。
最悪の場合も考えられるが、そうなったらそうなったのこと
ペットに囲まれて笑顔を浮かべる友人を見て少女は腹をくくった。
そして飲み物をわざと彼女にぶちまけると、濡れた衣類を洗濯して乾かす間、
風呂に入るよう強引に勧めた。
そして彼女がバスルームに入ると、バケツに入れ別室に隠しておいた異生物を
自分の膣内に潜り込ませ、わざと明るい声をたててバスルームの扉を開けた。

「千早―! 自分が背中を流してあげるよ」
「ちょっと我那覇さん……」
「恥ずかしがることないぞ、女の子同士なんだから」
「それはそうだけど……」
明るい日差しが満ちたバスルームの中、友人の白い裸体は輝くばかりで
その気のない少女ですらドキリとするほどの魅力があった。

「千早ってスタイルいいし、肌も綺麗だな」
「そ、そうかしら。スタイルなら我那覇さんのほうがいいと思うけど」
「そんな事無いぞ! ほ、ほら、背中流してあげるから」

風呂さえ入ればなんとかなる、そんな目論見も行動に移すきっかけが掴めず
背中を洗いながらなんとかうまい口実を考えるが思いつかない。
早くしないとアレが餌の時間と勘違いして動き始めてしまい、そうなれば千早の前で
とんでもない醜態をさらすことになる……

「ねえ我那覇さん、今日はどうして呼んでくれたの?」
「え? あ、それは…………ほら、最近千早が元気なさそうな気がしたから」
「私が……そんな風に見えたのかしら」
「えっと、まあ、そうだな。自分じゃ解決できないことかもしれないけど
気分を変えて楽しいことでもあればいいかなって思ったから」
「そう、ありがとう。動物たちと遊ぶのはとても楽しいわ」
「えへ、それは良かった……んぁ、うぅ!?」
「どうかした、我那覇さん?」

膣内に収めておいた異生物が目覚め、動き始めた刺激のせいだった。
それは響が思ったよりも早く、伸び始めた触手が蠢くのを胎内で感じながら、
少女は懸命に頭を働かせたが無駄だった。
体の奥からじわりと拡がる快感の予兆をなんとか堪えようとする。

「ち、千早ぁ……あ、あのさぁ」
「ど、どうかしたの、我那覇さん?」
「い、いやぁ、ダメ……まだ動いちゃ」

だが響の願いも空しく、空腹の異生物は貪欲な触手を胎内奥に伸ばし、
子宮内の粘液を餌として漁り始める。
その刺激が少女から理性を奪い、体の自由をもそぎ落としていく。
自らを支える力を失い、千早の背中にべったりと体を預けてしまうと
そこで彼女もようやく響の異変に気がついた。

「ちょっと我那覇さん、しっかりして! 気分でも悪いの?」

支えようと振り返ったところに小柄な体が倒れこみ、石鹸で滑る体を落とさないように
響の体を抱きとめた千早は洗い場に敷き詰めたバスマットに仰向けに倒れこんだ。
胸を圧迫する乳房の感触に赤面しながら、響の様子を確かめようとした時。

「……んっ、何?」

股間の後ろよりにほんの一瞬、小さな感触があった。
もちろん千早にはそれが異生物の接触であるなど知る由もなかったが
指先で柔らかく突かれるような感触が数回続くとさすがに不審に思った。
響の手が当たっているのかと思ったが確かめてみればそうではない。
もしかして何かペットが忍び込んでいるのでは?
そう考えたとき、柔らかいノックの代わりにぬるりとしたものが張り付いた感触に
千早はぞくりと背筋を震わせた。
今日まだ見てはいないが、響が蛇も飼っていることを思い出したのである。
まさか……そんなことがあるはずないけれど……
響の体を起してその正体を確かめようとした瞬間だった。

「……? ひぃ、いやぁあああああ!」

浴室に響いた甲高い悲鳴はもちろん千早のものだった。
新たな餌場を感知した異生物の触手は、彼女の後門に狙いを定めると
粘液をまとった触手を一気に数十センチ奥まで侵入させたのである。
まだ交際相手の男にも触れられたことのない秘められた孔を抉られながら
千早は異物感の裏に潜むおぼろげな感触に戸惑いを覚えるしかない。

「ひっ、いやぁ、我那覇さん……お願い、そこはだめ、やめてぇ」

なんとか響を押しのけようにも体内で触手が蠢くたび力が抜け、そうこうするうち
異生物が分泌する粘液を直腸が吸収すると、媚薬に似た成分がさらに千早から
抵抗力を奪っていく。

「あっ、いや、やめ……て、あぁ、あっ、な、中に何か入ってくる……」

異生物は腸内に潜り込ませた触手をさらに遡上させ、目的の物体を見つけた途端、
凶暴な食欲もあらわに咀嚼を開始した。
そして吸収された固形物が触手の蠕動で体外に排出される感触が、いまだ性感を
しらない千早の神経を内側から刺激し高めていく。

「ひっ、何これ、どうなってるの、いや、やめて、あっ、中、変に、あぁ、いや」
「落ち着けって千早」
「が、我那覇さん……な、なにこれ、私の中……何か入ってるの、中で、あぁっ!?」

触手を通じて千早と繋がっている響は、自分の体内にある異生物本体の感触によって
千早の状態を知ると同時に自分の目的が果たされたことを知った。
その後も異生物は千早の腸内で餌を貪り続け、響の膣内にいる異生物は肥えていく。
危惧していた精神的ダメージも心配することはなさそうだと思った響だが、たしかに
弛緩した表情で涎まで垂らしている千早を見れば無理もないことだった。


千早が仕事のパートナーであるプロデューサーと男女の仲になり、処女を捧げたのはわずか
一月ほど前のことだった。覚悟を決めてのことだったが、回数を重ねても快感を知るどころか
挿入時に伴う痛みがなくならない事が悩みの種となっていた。
親友にも相談したが解決できるような問題ではなく、たまたまその話を立ち聞きされていた
ことが千早にとって良かったというべきであろうか。

自分を犯しているのが異形の生物であることを千早はまだ知らない。
だが生まれて初めて性的快感を覚え始めた彼女にとって、そうなる過程は問題にするような
ことではなかった。それを覚えたのが性器ではなく肛門であり、自分を犯したのが異形の生物
であったとしても。
餌をあらかた食い尽くした異生物は粘液をたっぷり分泌しながら綺麗になった腸内から
ゆっくりと触手を引き抜いていく。
それまでに数え切れないくらい快感の波に翻弄されていた千早は、膨らんだ触手の
先端が肛門を通り抜けるとき、小さいながらも“絶頂”と呼べる快楽のピークに達し
しなやかな肢体を弓のようにのけぞらせてから、ゆっくりとマットに崩れ落ちた。

「千早、大丈夫か?」
「我那覇さん……ええ、大丈夫だけど……体がまだ動かない」
「しばらく横になって休んでいればいいぞ」
「ねえ、さっきのは一体なんだったのかしら。おし…体の中に入ってきたみたいだけど」
「あ、うん……あの、それはく、クリ坊っていて」
「もしかして我那覇さんが飼っている生き物なのかしら」
「えっと、うん、そうだぞ。大人しくていいやつなんだぞ。ちょっと外見があれだけど……
でもさ、すっごく役に立つ子なんだ。千早もさっきのでわかっただろ?」
「さっきの……え、ええ……そうね」
「本当はもっと気持ちよくなるんだぞ。よかったら試してみてもいいぞ」
「その前に一度見せてもらえないかしら」
「分った。じゃあ出すからちょっと待ってて」
「だ、出す?」
「んっ、ほら早く出ておいでよ、千早に見てもらうんだから」
「我那覇さん、出すとか、何をいって……!?」

訝る千早に構わず、頷いた響は体を起すと彼女を跨いで膝立ちになる。
直後、響の下半身……性器の中から姿を見せた物を見て千早は自分の目を疑った。
姿を現した異生物のぬめぬめと濡れ光る外観は、まるで響の股間から男性の逸物が
にょっきり生えたと錯覚するほどグロテスクだった。
それを見た千早は数日前の交わりを思い出し、暗鬱な気分になりかけたが、直後異生物が
先端部から伸ばした幾条もの触手を見て、先ほど自分の身に起こった事態の原因を悟ると
体の奥深くがかっと熱くなるのを覚えた。

「な、何それ……」
「ちょっと待って、もうちょっとだから」

響が触手を摘んで引っ張ろうとするが、胎内に伸ばされた触手が根をはっているように
鮮やかな肉色をした物体はそれ以上出てこようとしない。

「こらクリ坊、だめだって、中、んぁあ、いれちゃだめだって」
「だ、大丈夫なの、我那覇さん?」
「へ、平気だ……ぞ」

だが響の顔は明らかに上気しており、敏感な部分にペニス上の異物を挟んで
いるため、膝立ちの下半身も小さく震えているらしい。

「それ、なんていう生物なの?」
「うん、それが自分もよく分らないんだ。図鑑にも載ってなくて」
「そう……確かに奇妙な形ね。新種の生き物かしら」
「そうかもしれない……んっ、あぁ……」
「痛いとか……変なことはないの?」
「それは平気さ。ていうか……凄く気持ちよくなるんだぞ」
「……ほ、本当に?」
「試してみるか? クリ坊の良さを知ったら千早もびっくりするさ」
「で、でも……本当に中に入れて……大丈夫かしら」
「それは自分が保証するさ。それに、千早の悩みも解決できるかもしれないし」
「私の……悩み? 我那覇さんがどうして……あっ!?」

満腹して動きを鈍らせていた触手が再び動き始め、響とは違う雌の匂いに反応した
かのように、伸ばした触手の先端が千早の性器を探るように撫で始める。
ぬめる粘液をまとった触手の愛撫はあくまでも柔らかく、無骨な男の指による愛撫しか
知らない千早はそれだけで体の芯が疼くのを覚える。

「あっ……ちょっとだめ、くすぐったいから」
「いいから、ほら、手どけて……」
「やっ、だめだって我那覇さん、あっ、そ、そんなの、うっ、あぁっ」
「じ、自分も中……いっぱいされてて、あっ、なんか、いいぞ」
「お願い、わかったから、一旦離れてちょうだい」

自分の体に生じ始めた得たいの知れない感覚。
千早はそれがまだ快楽の端緒とは気付かず、未知の感覚に対する警戒心から
行為を中断させようとしたが……

遅かった。
響の膣内から半身を乗り出していた異生物は、千早の性器が放ち始めた
発情した雌の匂いに反応し、先ほどとは違う触手を伸ばしていく。
数本の細かい触手が性器全体を撫でまわし、蕾を思わせる未成熟な花びらを
ゆるやかに開いていくと、のぞかせた小さくて狭い女の入り口にゆっくりと太い
触手の先端を押し当て、そのまま無造作に膣内に侵入していった。

「あっ、いやっ、なか、あっ、ああっ、はいって、なか、あぁあああ!」

膣内に侵入した触手は小指程度の太さしか無く、もともとが狭い上に
挿入慣れしてない千早にはまさに最適な太さだった。
粘っこい体液をまとわらせた触手に膣内をすみずみまでまさぐられているうち
体の中から拡がってくる快感が挿入の恐怖感を押しのけていく。

「千早、ねえ大丈夫なのか?」
「んっ、あっ、はぁ、んんっ、あっ、あぁ、あぁん、あ、あ、あぁ」
「そっか、もう大丈夫みたい、ていうか結構感じやすいんだな」

だが千早は全身を浸す快感の波にもう呼びかけに応えるどころではない。
膣内に湧き出すように溢れてくるトロトロの愛液を吸収し、徐々にその太さを
増してゆく触手がゆるやかなリズムで動き回る刺激により、千早の喘ぐ声は
少しづつピッチを上げていく。
さらに別の触手が性器周辺に群がり、秘裂の筋をなぞるもの、幼い肉襞をまさぐり
広げるもの、そして包皮に隠された肉芽にも絡みついていく。

「やっ、そこ、だめ、あっ、やぁ、お、おかしくなっちゃう、もうやぁ、やめ、あぁああ!」

包皮の中に潜り込んだ触手がぷくっと膨らんだクリトリスを締め上げ
開いた先端が小さい肉の芽にかじりつくと、快感の衝撃で背中をのけぞらせる。
ついで膣内を蹂躙する触手がその最深部にある子宮に到達し、まだ固く閉ざされた
ままの子宮口への侵入が始まると、もはや千早の理性は完全に蒸発してしまい
絶え間なく襲ってくるすさまじい快楽によって悲鳴のような喘ぎを発するしかない。
そして異生物が放つ分泌液により子宮口が弛緩すると同時に千早は子宮内部を
犯され、直前の肛姦で覚えた性感の何倍もの強烈な絶頂に襲われる。
頭の中に真っ白な閃光が走り、意識とともにはじけとびそうになったとき、
虚ろに霞んでいた千早の目がかっと開かれた。

触手によって雌器を充分に確かめ終えた異生物が、千早を新たな宿主と認め
響の体内においたその本体を千早の中に潜り込ませようとしたのである。

「あぁっ……ぐっ、い、あ、かはっ!」

唯一知っている男の性器より大きく膨らんだ異生物の本体だったが
すでに触手と体液で慣らされたうえに、強烈な快感を味わうことにより千早の雌は
犯される悦びに目覚めていた。
ずりゅ、ぬちゃ、ずぶり……とグロテスクな水音をたてながら異生物の体が
まだ幼さすら残る千早の肉襞を押し広げ、その体内に我が身を沈めていく。

その体内では細い触手が何条も子宮内に侵入しており、愛液の吸収と体液の放出を
行いながら千早に絶え間ない快楽を味あわせている。
膣全体を異生物の粘液質の体でこすられ、もはや余すところがないくらいまで
犯されつくしたところでようやく体全体が千早の体内に収まった。
圧迫感に息がつまりそうになりながら、千早は頭を持ち上げまるで子を孕んだように
盛り上がった下腹部を見て満足そうに微笑むと、いつくしむようにお腹をさすった。


「千早、どうだった? 気持ちよかったか」
「ええ……すごく。それにこの子、とても可愛らしいのね……」
「そうだろ。ところで千早、ちょっと相談というかお願いというか」
「なにかしら……早くこの子を返してほしいとか?」
「ち、違くて……よ、よかったら千早、この子をもらってくれないかな」
「ほんとにいいの? 私でよかったら……是非お願いしたいのだけれど」
「いいって、じゃあ決まりだね」


こうして響が体内で育てた異生物の二代目は無事に新しい宿主に
よって引き取ることが決まった。
飼育するうえでの細々した注意をメモにとると、千早はまだ興奮のさめやらぬ
面持ちのまま異生物の入った容器を大事そうに抱え自宅への道を急いだ。



「うん、これで一件落着だな……クリ坊、さびしくはないよな」

話しかける響に構わず、異生物はまってましたといわんばかりに
食事をするため後の穴に触手を伸ばして侵入を始める。
そして充分に食欲を満足させたあと、いつもなら動きをとめて休息にはいるのだが
今度は膣内の奥に別の触手を伸ばし始めた。
響自身、これまでにもなんどか子宮内部を弄られておりそれには慣れていたが
その意味まで知ろうとすることはなかった。

だが異生物はその本能で察知していた。
少し前、響の内部に排出されたある特別な細胞のことを。
子宮内に伸ばされた触手がその細胞、卵子をみつけると粘度の高い分泌液を放出し
寒天のようにして卵子を取り込むとその表面に白い液体を発射した。

異生物の雌細胞と己の遺伝子を含んだ精細胞とを混じらせるという
特異な繁殖方法が自分の子宮内で行われているとは知らず
響は体の奥深くで味わう性の悦楽に満足げな溜息をつく。

再び授かった新たな生命。
初代の異生物よりさらに進化した三代目は
誕生の日を夢見て、暖かい命のゆりかごにその身を任せる……

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第二部おしまい。

続編の製作は未定です。

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