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[SSメモ] 22 2010/11
とあるお腹フェチストからのネタフリをSSに仕立てたいわば企画物のSS。
できるだけ多くのアイドルで書こうというのと、状況を限定して短く書けるように
「Pとサシ」「1〜2レス」「場所は事務所のソファー」という縛りを設定。

1.春香
2.伊織
3.真美
4.千早
5.千早(番外編)


■■お腹フェチ1 春香編
「春香、ちょっと待て。鞄下ろしてこっちこい。ほれ」
やば……見つかった。プロデューサーさん、居眠りしたフリして見張ってた?
ひぅっ、くすぐった…てか太ったの絶対ばれる。あーん、そんなに強く摘まないでください…
「何キロ?」
「えーとだいたい45キロ……です」
「誰が公式プロフィールを聞いた。どれだけ増やしたか聞いてるんだ」
あーん、だからそんなに強く引っ張らないでください……皮膚のびちゃう。
「あの、えと、3、いや2キロくらい……だと思います」
「だと思います、だぁ? 毎日体重計乗ってるんだろ?」
「……は、はい」
やっ……服の中に手を入れるって、セ、セクハラですよプロデューサーさん……
「こんなタプタプしてどこが2キロだよ。それにセクハラだぁ?セクハラっつーのはこうするんだ」
シャツの下でプロデューサーさんの両手が腰に廻され、そのままぐいっと引き寄せられる。
不意をつかれた私はプロデューサーさんの膝の上にまたがる格好で腰を落としてしまう。
「あ、あの……ちゃんとダイエットしますから……ゆ、許してください」
プロデューサーの目を見れば、そんなお願いしてももう無駄だと分かるけど。
それ以前に、アソコに押し付けられたプロデューサーさんのがすっかり固くなってて……
「ほら、わかってるならちゃんと動け。増えた分だけ運動して落とすって約束だったよな」
「は、はいっ……わかってますぅ」
プロデューサーさんの肩に手を置き、アソコをこすりつけるようゆっくりと腰を動かしていく。
まだ濡れてないからちょっと擦れて痛くなるかも。
だから、あの……お腹ばっかりじゃなくて他のところも触ってください。む、胸とか。
あっ、そこ……脇腹、くすぐったいけど、なんか変な気分かも。
んっ、濡れてきました……プロデューサーさん、ほら、クチュクチュ聞こえます
ああっ、いいですか……入れても?

「よし、じゃあ自分で出して動いてみろ」
待ちわびていた言葉をもらい、私は腰を浮かすとプロデューサーさんのズボンの前を開く。
あぁ……こんなに大きくなってる……これで今から……
もうすでに私の頭はクラクラしていて、パンツを脱ぐのももどかしくなり、アソコの部分の布を
横にずらすと、そこにプロデューサーさんのものをあてがってゆっくりと腰を下ろして……
ずるっ……くぁ……先、太いのが……
ずるるっ……や、お腹、つかまないで……胸も、あん、プロデューサーさん、乳首だめぇーー
その瞬間、膝の力が抜けてしまい、ソレが一気に私の奥までつきあたってしまって
もうそれからは夢中だった。
プロデューサーさんにまたがって、膝のバネとソファーのバネの動きをシンクロさせながら
一生懸命腰を上下させて……


太った分だけ、やせられるように……
つながったところはもうすっかりぐしょぐしょに濡れていて
私が腰を上下させるたびにぐちょぐちょといやらしい音が休憩室を囲む壁に反射して。
荒い息が私のなのか、プロデューサーさんのなのか混じってしまいわからないけど
夢中で腰を動かし続ける。
プロデューサーさんの手が、私のおっぱいを、わき腹をつねったり、荒々しく揉んだり。
それが痛いのに気持ちよくて、そうやって乱暴にされるほうが気持ちいいのかななんて
思ったりもするけど、あ、んんっ、や、噛まれると……気持ちいい……

「ほら、一人で感じてないでもっとしっかり腰を振れ、春香」
「はっ、はいっ、こうですか」
「そうだ。ほら手伝ってやるからもっと上下させろ」
プロデューサーさんの大きな手でしっかり脇腹を掴まれ、強い力で上下に揺すぶられる。
指がお腹に食い込むほど強い力で、太くて長いプロデューサーさんのものが抜けるくらいまで
持ち上げられ、私はただそれが抜けてしまわないよう懸命に腰の位置を調節して、直後
今度はそのまま体を下に引っ張られて、子宮の入口にぶつかるくらい奥まで抉られる。
最後はもうその繰返しで
私はすっかりわけがわからなくなってて
だめ、いっちゃいそう。いっちゃう。いくっ……

その直後、乱暴に体をソファーに投げ出される。
お腹にプロデューサーの出したものが飛び散るのがわかる。
やだっ、そんなに一杯だしちゃって……また服にも飛び散ってるかも。
でも……温かくてちょっと気持ちいいかも。
本当は中に出してもらいたいけど……できちゃうと困るよね。
だからこれで我慢しなくちゃ。
気がつくと、お腹に出された精液をゆっくり手のひらで
擦りこむように塗り拡げている私。
さて。シャワー浴びて、着替えて。レッスン始めなきゃ……

プロデューサーさん、今日ってダンスレッスンでしたっけ? 
ってなんでスタジオにマットなんか引いて。
えー、2回目も?
体重落ちるまでですか……




■■お腹フェチ2 伊織編
「おい、伊織。顔色悪いけどどっか具合でも?」
「ちょっと……大きな声出さないでよ」
「ともかくここ座れ。ほれ、そうそう。ん、お腹か?」
「だからうるさいってば。そんなんじゃないから」
「いいから横になれ、ほら頭載せて。遠慮すんなよ」
「な、何でアンタの膝枕なのよ。…………ちょっとだけだからね?」
「はいはい」
「それと、へ、変なことしないでよ?」
「わかってる。ほら、これくらいならいいだろ」

いつもの回りくどいやり取りのあと、ようやく大人しくなった伊織の頭に手をやる。
素直じゃない理由をわかっているから、伊織には何を言われても可愛いとした思えないぞ?

難関オーディションに挑み、僅差での勝利。
本人は平気のふりをしているが、極度の緊張の反動が今になって出てきたのだろう。
ゆるやかに髪を撫でてやると、ようやく体の力を抜いて目を閉じる。

「…………ねぇ。お腹もして」
「痛むのか?」
「いいから」

いわれるがまま、ヘソのあたりと見当をつけ、手のひらを載せる。

「……違うわ。ちゃんと手当てしなさいよ」

伊織は俺の手を掴むと、ワンピースの裾をくぐらせて自分のお腹に導いた。
一瞬視界を掠めたピンクのフリル。首をあさっての方に捻じ曲げ下着から意識を逸らす。

「ここ。痛い、っていうか苦しいのよ」

なるほど、ヘソの少し下あたり、緊張のせいかガチガチに強張っている。
手のひらを当て、力加減に気をつけながらゆっくりとお腹をさすってみる。

「…………もう少しゆっくり」

加減に馴染むと、小さくため息をついて目を閉じる。
こういう時だけ見せてくれる、14歳のあどけない素顔。言うと怒るから黙っているけど。

「無理、させて悪かったな」
「……フン。余裕過ぎるわ。あんなのが欲しけりゃ、私がいくらでも獲ってきてあげるわよ」
「頼もしいな。でも……ごめんな伊織」
「謝ることないわ。あんなオーデ落として、アンタに恥じかかせるわけにいかないでしょ」

そう言ってしまってから慌てて顔を赤らめる。

「か、勘違いしないでよね。自分のためなんだからね。………でも、ありがと」
「どういたしまして。それより、お腹はどう?」
「だ、だいぶよくなってきたわ。そこはもういいから、もう少し上もして頂戴」
「上って、この辺?」

小指がブラに触れる。

「ここはお腹じゃないよな」
「知ってるわよ。痛いんだからさっきみたいにして治してよ」
「すまん、伊織。これは俺には治せないな。いや、どんな名医でも治せない」
「は、はぁ? 何よ、それで上手いこと言ったつもり? むかつくわ、そのドヤ顔、!」
「うん、だいぶ元気になったな。もう大丈夫だろ」

引き抜こうとした手を、伊織が慌てておさえつける。

「冗談よ、ちょっとアンタをからかっただけでしょ」
「変なことするなっていったの伊織だろ……」
「こ、これは変なことじゃないわ。許可なしにやるのは駄目だけど、今は、その、許可してあげたから」
「……そうか。許可してくれたかって、何その上から目線」
「な、何よ。この可愛い伊織ちゃんのキュートな胸を触れるのよ。感謝しなさいよね」
「……そんじゃお言葉に甘えて遠慮なく」

いや、ほんの少しは遠慮したが概ね全力で“キュート”な胸をむにっと掴んでやった。

「ひゃっ、ちょ、もう少し優しくしてよ……」
「さて。腹も減ったしそろそろ帰るか。伊織、お腹痛いの治ったのなら一緒に行く?」
「……まだ痛いとこあるわ」
「嘘つけ」
「ほ、ほんとよ。だから、あとちょっとだけナデナデしなさいよ。そしたら一緒にいってあげる」
「はいはい、わかりましたよ」

伊織がワンピースを裾をつまんで持ち上げたので、つい太ももに視線が向いてしまう。
伊織が突っ込んでこないので、さっきのようにお腹に手を置く。

「もっと下よ」

また指に下着が触れる。
感触だけでもかなり大胆なデザインを思わせるレースの量で、触れた位置も随分下だった。

「今日のは随分と大人っぽいデザインだな。あ、これが勝負下着ってやつか!」
「ば、バカ!違うわよ。なんでアンタで勝負しないとだめなのよ。そうじゃなくて、その……」
「なんだよ伊織。はっきりいえよ」
「あ、あのね……ちょっとだけ、そこから指入れて、少しづつ、入ってきて」
「えー入ってきてって……こう?」

伊織の意図がそっちなのか違うのかが分からず不安なわけだが。
慎重に指先を進め、まずショーツのゴムを潜りぬける。それからゆっくり用心しながら進めていく。

「んっ、も、もうちょっと……そこっ!」

ああ、そういうことだったのか。いろんな意味で安心した。
良かったな、伊織。やっと生えて。




■■お腹フェチ3 真美編

「兄ちゃん、この衣装って結構大胆だねぇ〜おへそ丸出しで真美セクチー?」
「ああ、真美ももうすぐ中学生だしな。子供っぽさもそろそろ卒業かな」
「んふふ〜さすがに兄ちゃんは分かってるね」

交替でアイドルをやっているとどうしても歌ってない曲、着てない衣装が出てくる。
今日のオフ、着てみたかった衣装があるという真美につきあって事務所に来ている。
ひとしきり楽しそうに歌い踊っていた真美が、ふと俺の前に立った。

「あのさぁ……兄ちゃんも今日休み、だったんだよね…」
「そうだけど、どうした? なんだよ真美。そんな顔するなよ」
「ごめん、真美のわがままでつき合わせちゃって」
「何いってんだ。せっかくの二人きりなんだ、あとでケーキでも食べに行こうぜ」
「うん…」
「ん? それよりちょっと待て、真美。そのまま気をつけ!」
「えっ、こう? ビシー!って兄ちゃんお腹そんなに見つめて。ひょっとしてボクジョーした?」
「それをいうなら欲情だろ。ってしねーよ。いいからちょっと静かに」

ヘソ出し衣装といっても動けばチラチラする程度であって、そこまで扇情的でもない。

「ヘソのゴマ、結構たまってないか? 掃除とかしてないだろ」
「えー、そんなとこ掃除なんかしたことないよ」
「うーむ、なら今日家帰ったらお父さんに相談して掃除してもらうといいよ」
「えー嫌だよ、そんなの……」
「なんでだよ。お父さんはお医者さんだからちょうどいいだろ」
「恥ずかしいよ……真美だってシシュンキの女の子なんだよ?」
「思春期ですって…そんなこというとお父さん泣くぞ」
「それなら兄ちゃんがしてよ。兄ちゃんだったらこの体任せていいよ〜ん?」
「こらこら、誤解を呼ぶような言い方はよしなさい」
「それよりどうやって綺麗にするの? シュジュツする?」
「手術してどうするよ。綿棒にオリーブオイルつけてとるだけだから」
「よくわかんないけど、痛くしないでね、真美初めてなの」
「だからそういうこと言うのよしなさいって。ほれ、ソファーに横になって」
「んっふっふ〜なんか兄ちゃんお医者さんみたいだね。お医者さんごっこだよね〜」


何気ない無邪気な一言だろうが、俺の遠い記憶を呼び覚ましてしまった。
目の前で無防備にお腹をさらけだしている真美。
まだ色気には程遠いが、つやつやで触れた指先を弾き返すほど張りがある綺麗な肌。
女、というより女の子のかすかに甘い体臭。
真美がまだ子供だと思っていたが、いざこういう状況になってみれば
あのイケナイ記憶を呼び覚ましていくには十分すぎるくらいだ。

「よし、はじめるけど力抜いて、気を楽にしてな」

真美にというより、自分に言い聞かせるようにして寝そべった真美のお腹に顔をよせる。

「んっ…に、にいちゃんくすぐったい」
「すまん、ちょっとだけ我慢な。すぐ終わるから」
「んんっ…んっ、そ、そこ…ひゃん」
「こらこら、変な声ださないの。よっ、取れた。うん、綺麗になったぞ」
「なにー、もう手術はおしまい?もっとお医者さんみたいにしていいよー?」
「お医者さんか。うーむ。なら…真美、どっか痛いとことかないか?」
「オヘソのしたのほうがなんかイタいんですけど」

真美がホットパンツのボタンあたりを指差す。

「では。オホン、少し調べてみよう」

さりげなさを装いボタンを外し、真美が何もいわないのでジッパーも少し下ろしてみる。
へそ下数センチ。軽く指で押してみる。

「ここか?」
「もうちょっと下だよ、兄ちゃん…」
「これ以上はだーめ」
「だって、本当に変なんだもん。真美、絶対なんか病気だもん。いますごくドキドキしてるし」
「そ…それは病気なんかじゃないよ。思春期特有の現象であって」
「兄ちゃん、診てくれないの?」
「だめだめ。これ以上は症状が悪化する恐れがある」
「兄ちゃんのケチー。いいじゃん、減るもんじゃないっしょー」
「……あとで文句言うなよ。それと亜美にも、ほかの人にも絶対内緒だぞ?」
「わかってるって。約束するっ、ひゃうん!」

実際真美の肌を間近でみて我慢の限界だった俺は、真美のへそに唇をつけてやった。

「やっ、に…にーちゃん、それで、な…おるの?」

それには構わず舌を伸ばし、綺麗にしてやったばかりのへそをくすぐる。
「やっ、ちょ、きゃは、くすぐっ、や、にーちゃん、やめてぇ、くすぐったいよぉ」

へそ。それからわき腹。そのあたりで真美が少しジタバタし始めたので
伸ばした右手で真美の胸を、左手で太ももを押さえつけて俺は舌を動かし続けた。

「やめてぇ、お願い…にいちゃん……もうだめぇ」

ほんの少し、背伸びするだけのつもりだったのだろうが、もう遅いよ真美。
切れ切れの涙声で懇願する真美に構わず、少しづつ舌による侵食を広めていく。
その昔。幼稚園児の頃はただ無闇に舌を這わせて舐めるだけだったが
真美なら、きっと俺の舌に女として反応してくれるはずだ。
伸ばした指先が、ぬるりと温かい湿地帯に到達する。
ほらな、真美。ここもすぐに気持ちよくしてやるからな…




■■お腹フェチ4 千早編
休憩室にたった一人独り取り残されていると、寂しさと不安が募ってくる。
プロデューサーに指示された事が出来なくて命じられた、夜の居残り。
学校の補習でもあるまいし。何をする気なのだろう。……ひょっとしたら懲罰的な何か?
Tシャツをめくり、原因となったお腹、厳密には腹筋を眺めてみる。
微かだけど、割れているのは明らか。
確かに鍛えすぎたのかもしれない。けど、歌のために必要なことなのだし、
写真集の撮影までに肉をつけろといわれても、それは無理な相談というものだ……
プロデューサーの不機嫌な表情を思い出して、またもやため息が出てしまう。


ダイエットの逆パターンを幾つか試したけど効果は殆どゼロ。
体重の代わりにストレスが増えた。
そもそもこういう不摂生な生活は、強制されない限り私には無理だと思うのだけど。 

……ひょっとして今夜の居残りって、そういうことをさせられるとか?

カロリーの高い食事やデザートをたっぷり食べさせられ、そのまますぐに眠らされ……。
まさかと思うけれど、あのプロデューサーならやりかねないことは私が一番よく知っている。
そういえば少し前、何日か泊まりの仕事がどうとか言っていたような気もする。
となればこの前春香が出演した番組、<2泊3日ダイエット合宿>の逆バージョンってことに。
もしかして…………もしかする?


ふと気がつくとソファーに横になっていた。
慌てて起き上がろうとして、体がソファーに引き戻される。

ガチャリ。
……え、鎖?

見ると両手は革製の手錠で縛り付けられ、首にも同じく革の……これって首輪……!?
とにかく……やっぱり……そうだったんだ。
私の力では手錠はびくともしないし、鎖の太さは引っ張っても無駄なのが一目でわかる。

「目が覚めたようだな。じゃ、早速はじめよう」

私に無茶をさせるときの、淡々として無慈悲な声。
こういうときのプロデューサーには、抵抗も懇願も無意味なのはわかりきったことで……

「手荒な真似はしたくないからな。頑張って食べてくれよ、千早」

生クリームたっぷりのショートケーキを一切れフォークで突き刺し、私の口元に運んでくれる。
あの、プロデューサー……一人分なんて一口で食べれません……
なんて考える間に、彼の手が私の顎を強引にこじあけ、ケーキをまるごと突っ込んだ。
当然、半分も口の中にはいっておらず、懸命に咀嚼しようとする間もなく、プロデューサーの手で
残ったケーキを全部押し込まれた。

「んっ……んむぐっ、んむむぐぅー!むがぁぐぅ!!」
「そうかそうか、おいしいか、よかった。まだまだ沢山あるからな?」

上等なケーキのようで、スポンジが口の中で溶けるくらい柔らかいのに助けられ、
なんとか最初の1個はそう苦労もせず食べ切ることが出来た。
それにダンスレッスンを終えた夕食前となれば、空腹のピーク。
普段なら1個で充分だけど今ならあと1個くらいは余裕だろう。

が、甘かった。

続けざまに3個。普通に食べればさぞ美味しかろうが、3つめは味わうどころじゃない。
それに、流石に3つも食べると喉が詰まって苦しくなる。

「あ、あのプロデューサー……飲み物いただけませんか?」
「これはうっかりしてたな。ちょっと待てよ」

ペットボトルを取り上げた彼は、私に見せびらかすよう口に含み、にやりとした。
もうそれだけで、どうなるか、いや何をされるかが分かった。
……首を振り、涙が滲んだ目で訴えかけたのだけど、それはやはり無駄だった。
救いといえば、ケーキの時と違い私の飲み干すスピードでゆっくりと口移ししてくれたこと。
ほんとうにこの人は無茶で意地悪だ……
飲み物にかこつけてキスしただけでは飽き足らず、“ほっぺにクリームついてるよ”なんて見え透いた
ことをいって、口の周りについたクリームを舐められながら、もう一回キスされて。
どうしてもっと普通にキス、してくれないのですか。
いつもみたいに、ぎゅっと抱き締められて、それだけでいいのに……
こんな風に縛り付けて。無理やりなんて……
プロデューサーの馬鹿ぁ……



「千早、千早? 起きろよ千早」
「んあ……? プロデューサー……馬鹿ぁ?」
「こら、誰が馬鹿だ。待たせたのは悪かったけど、10分遅れただけだぞ」
「ふぇっ? あ、あれ、あの……ケーキは?」
「おいおい、馬鹿の次はケーキってどれだけ欲張りなんだよ。おやつは用意してあるけどさ」
「えっ、じゃあ私……あれって夢?、あぁ、夢……だったんだ……よかったぁ」
「一体どんないい夢みてたんだよ。馬鹿とかケーキとか」
「あ、いえ……よ、よくは覚えてなくて。多分ケーキを食べていた夢かと」
「千早も春香みたいな夢見ることあるんだな」
「あ、あの、それより。プロデューサー、今日の居残りというのは?」
「おー、そうそう。まずは腹ごしらえに食べよう。有名な店のをもらってきた」

出されたのは、長さ30cm程のロールケーキ。中に生クリームがぎっしり詰まっていて……
まさかこれを私一人、いえプロデューサーと二人で食べるとか?

「うん、よくわかったね。嫌って言っても駄目だよ?」
そういってプロデューサーが取り出したもの。
ええ、見なくてもわかります。だってチャラって音がしましたから。

首輪と手錠についた鎖の音が。



でも、プロデューサー。このお話だと、ただ私が「お腹」一杯になるだけなのでは?



■■お腹フェチ5 千早・番外編
「あの、プロデューサー……そんなに強くしちゃ…お腹苦しいです、あっ、やぁ…だめぇ…」
「んぉっ、千早…そんなこといっても気持ちよくて…千早のここが締めつけてきて」
「やぁ……いや、はずかしいこと、い、言わないでください、あっ、んんっ……」
「それにしても結局千早のお腹は、太らなかったな……」
「だ、だって……食べてもすぐプロデューサーが…こんな風に……カロリー消費させるから」

2冊目の写真集とイメージ戦略のため、なんとか千早のラインを丸くしようと努力してきたが
千早の言うとおり、その努力の半分以上を無駄にしているのは俺のせいなのかもしれない。

「んっ、ハァ、ハァ、よし、千早……こうなったら最後の手段だ」

膝に乗せて可愛がっていた千早を、繋がったままソファーに押さえ込み動きを早める。

「んんっ、あん、き、きそう……プロデューサー……あの……このまま?」

ケーキを頬張り、口の回りをクリームだらけにした千早に欲情し、
そのままクリームごと千早をおいしく頂いているため、当然用意などしていないし
それは千早もわかっているはずだ。

「あっ、あんっ、今日……つけてないですよ……んっ、だから……」
「な、いっそ妊娠してしまえば……おなかも丸くなるだろ……だからこのまま、出すぞ」
「や、やぁ、プロデューサー……だめぇ、赤ちゃんできる……そん、なっ、や、あぁ、やっ」
「ごめん千早、ちゃんと責任取るから、だから、んっ、うぁ、いく、出すぞぉ!!」

久しぶりに生の、しかも中出し。
それだけで普段よりも大量に出て、射精時の快感が倍増するのは気のせいではないはずだ。
ぐったりしたままの千早の顔も満足げに見えるのは……これも気のせいだろうか。
まだ硬度が残っている砲身を千早のなかに埋めたまま、そっとお腹をさすってみる。
普段は張りがあってぴっちりした感触だが、弛緩しきっていり今は女の子らしい柔らかいお腹だ。
その薄い脂肪を通したすぐ下、鍛えられた筋肉の細くしなやかな束がよくわかる。

「ふふっ……プロデューサー、くすぐったいですよ……」
「千早のお腹は見るのもいいけど、こうやって触るほうとより気持ちいいな」
「鍛えてますから。でも力を抜くと柔らかいはずですよ?」
「ああ、そうだな……それよりさっきの……」
「プロデューサー、そろそろ始まるっていいましたけど?」

思い出した。確か昨日の朝だったか、そろそろ始まると聞いたのは。
コンディションに影響する事なので、周期は把握してほしいと
デビュー当初から千早に言われている。
無論今でも毎月始まりそうな時と終わったときに千早から報告がある。

だが今夜はそれを完全に失念していた。
純粋に“できてもいい”つもりでやったことになる。
始まる直前とはいえ、妊娠の可能性が0ではない以上安全日とはいえない。
いいさ、出来たら出来たで。千早だって年が開けたらもう高校卒業だし。
こんな可愛い幼な妻なら、世間からどれだけ非難をあびようとも、な……

千早のお腹を撫でながらそんな不遜なことを考えていると、
ほとんど首を垂れていた砲身に再び力が漲ってくる。
力を取り戻しつつあるのを千早も感じ取り、顔を引き寄せ唇をせがむ。
唇を重ね、舌を絡めながらゆるやかに腰の動きを再開すると、すぐに砲身は硬直した。
先ほどたっぷり放った精液と千早の愛液を、膣内でかき混ぜていくと
じゅぷじゅぷ、ぐちゅぐちゅと、腰の角度に応じて淫猥な響きが結合部分から立ち上る。

「んっ、んんっあぁぁぁ……もっと……いぃっ」

先ほどの交わりで充分に出来上がっている千早は、すぐに目を閉じ快感を追い始めている。
しばらくは1発目の体位のまま、千早をゆるゆると犯していたが、
いつも抑え目な嬌声のリミッターを久しぶりに外してやりたくなった。
自宅では防音の関係で追い込めないが、深夜の事務所ならそんな心配も無用である。

一旦引き抜き、立ち上がった。

不意に快感を遮断され、不満の目を向ける千早の手を掴み引き寄せる。
ふらふら揺れる体で懸命に立ち上がった千早の腰をつかみ、そのまま体を廻した。
両手でソファーの肘掛を掴み、尻を突き出した千早の腰を掴んで先端をあてがい。
一気に奥まで突き通した先端が、膣奥の子宮口をノックして、リミッターが解除された。

「ああああああああああっ!」

大きく頭をのけぞらせながら、千早は絶叫に近い喘ぎ声をあげる。
そのまま千早の腰をがっちり掴み、強いピストンを送り込んでやる。
押し込むたび、絶叫のような喘ぎ声が。
引き抜くたび、悲鳴のような息継ぎを。
長く深いストロークを繰り返しながら、俺は千早の滑らかな腰の、腹の感触を両手で味わう。
押し込む動きにあわせながら、手をゆっくり腹から胸まですべらせて。
先端が奥まで突き当たると、しばらく腰をこねる動きに合わせ、その小ぶりな乳房もこね回し、
ゆるゆると引き抜きながら、今度は体側面のラインに沿わせてそのまま尻まで下ろしてきて。
すこしづつ、すこしづつ動きを早めていく。

突きあげるたび頭をのけぞらせる千早にあわせ、艶やかな髪が宙を舞い
こねまわすたび、かき混ぜられた愛液が溢れ出して雫を散らし
時折首を捻じ曲げては唇を求める千早と唾液を交わし
首筋に、背筋に舌を這わせ、艶やかな肌に浮かび上がる汗を舐め取っていく。

千早の喘ぎのピッチが早まり、2回目の高まりを感じた俺は、腰を掴む手に力を入れる。
指先が千早のしなやかな腹筋に食いこんでいく。
「いいか、千早……また、千早の中で」
「はいっ……出して、中にいっぱい出してください…出来てもいいですから」

 - - -

「…確かにお腹の中、一杯になりました……けど、こんなオチで大丈夫ですか?」
「…この作者は流れとか空気をを全く読まないからな……」
                                  

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