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[SSメモ] 25 2011/05

千早さん短編集ファイル9393から。
レスで剃毛とかの話題になったときに思いついた小ネタ。


  • 以下本編-


「というわけで、安全その他のためお互いでチェックしあっておくように」
「はーい!」「はいなの!」「………くっ」
「必要なら、その、そ、剃るというか、処理してあげるようにな」
「はーい!」「はいなの!」「………くっ」
「千早、顔色悪いぞ?」
声をかけたら返事もせず、顔をそむけたまま更衣室にいってしまった。

「ぷぷっ。千早って、ひょっとしてまだ生えてないんじゃない?」
「響、千早さんの悪口は美希が許さないの」
「そうだぞ。高校生で生えてないってことないだろ。メンバー同士仲良くしなきゃ」
「わ、わかってるさ。ちょっとした冗談だよー」
「響は髪と一緒で真っ黒のモジャモジャなの。だから処理も大変なんだね」
「うぎゃー、そんなことないー! もじゃもじゃっていうなー!!」



「ね、美希の処理は千早さんにお願いしてもいいかな」
「えっ、ええ、いいわ。じゃ、そこのベンチに横になってちょうだい」
「はいなの」
「どれどれ、美希は下も金髪なのか?」
「そんなわけないの」
「ちょっと我那覇さん、耳元で喋らないで。手元が狂うじゃない」
「うわっ、ととと。そんなに邪険に押さないでよぉ」
「いいから静かにして、デリケートな場所なのだから。じゃ美希、はじめるわよ」



「ほら、どうだ。自分のはモジャモジャなんかじゃないだろ! へっへーん」
「でも剛毛だから鋏が欠けちゃいそうなの」
「うわあん、剛毛じゃないよ。なんでそんなに虐めるんだよ!」
「ダメよ、美希。こういうのは個人差があるものだから」
「千早さんはやさしいの。響も見習うべきだと思うな」
「ううっ、わかったよ。じゃあ千早のは自分がしてやるさ。ほら、早く横になるんだぞ」
「わ、わたしは美希にしてもらうからいいわよ」
「いいから遠慮するなって。さっき茶化したお詫びに、綺麗に処理してやるから、それぇ」
「きゃっ!!」
「あはっ、さすが千早さん、下の毛もストレートでロングなんだ。すごく艶々だね!」
「ってええええええ? こういうのってあり得るの? 長すぎじゃない?」
「い、いいから早くカット済ませて頂戴」
「カットって、そりゃ確かに剃るよりカットだけどさ」
「ジロジロみてないで早くしてほしいのだけど」
「わかってるけど…こういうの初めて見たな。しかも生え際が妙にくっきりだし」
「ねえ、我那覇さん。まだなの?」
「うん、いまから切るけど、ちょっとこれ…うわっ、と、取れた! 取れちゃった」
「どーしたの、響?」
「千早の毛が取れちゃった!?」



「千早が泣きながら飛び出していったけど、何かあったのか? って響、お前何もってるの?」
「これ………千早の、下の毛」
「千早のって、それエクステじゃねーか。そんなストレートロングな陰毛あるわけないだろ」
「それがねプロデューサー。かくかくしかじかで」
「え゛っ、まじ……じゃ千早はパイパ…」
「ううん、うっすら産毛は生えてたよ」



以上、ほんとにオチなし。ちーちゃん、ごめんなさい。 

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