ブログ「日々是千早」もよろしくね!

[SSメモ] スレ未投下 2010.9(完成は2011.7にやっつけた)
2010.9月頃に何かのネタで書き始めて長いこと放置してあったもの。
多分、初めてTENGAを使用してみて、あまりの気持ちよさに感動して書き始めたはずだが……
結局いまとなってはその時のネタや構想を膨らませる術もないためwiki構築時のファイル整理
の一環として、強引に完結させた一品。そして放棄するのも勿体ないからブログに限定公開。

注意:小鳥さんが問題行動  千早の登場はおまけです。

  • SSここから-

番組収録中、崩れたセットの下敷きになり、救急車で運ばれ即入院。
幸い手足の骨折も単純骨折であり、全身打撲といっても頭や内臓など重要な箇所はダメージなし。
当然ながら治療費は局持ちで、豪華な個室で約1ヶ月の入院生活となったわけだが
入院2目にして、さっそく着替えの問題につきあたった。

「済みません小鳥さん。他にお願いできる人がいなくて」
まさか担当しているアイドルの千早に頼むわけにもいかない。不安はあったが背に腹は変えられない。

「あら、気にしないでください。なんたって名誉の負傷なんですからね」
私服姿の音無さんは鼻歌を歌いながら、持ってきた着替えをロッカーにしまっている。
「これでよしっと。下着やパジャマの換えは全部ここに入れましたから。
あとパソコンは律子が夜までに持ってくるそうですけど、右手は使えなさそうですよね?」
「使うのは指先だけですから左手も使ってなんとかします」
「ちなみにあっちも右利きでしたら不便ですね?」
「………あっちってどっちですか」
「アハハハハハハ、冗談ですよ。ちゃんとこれを部屋からもってきましたから」
彼女はそういって、バッグから円筒状の物体を取り出した。
「ここに置いときますから、ごゆっくり。私はこれで事務所もどりますので」
「あ、ちょっと小鳥さん、そんなとこ置いてくな、こらーもどれ、隠せー」

故意としか思えない。
病室備え付けの、こじんまりした応接セットのテーブルに
赤と黒のコントラストも鮮やかなTENGA。

「なんだかよくわからないけど、必要かと思いました!」
「いや、今はいいから! なんでTENGA隠してたのに、なんで?」
「て、てんがっていうんですか、これ。一体何に使うものなんでしょうね?」
いや、あんた絶対分かって持ってきただろ?

「あの、使うのなら消灯後にしたほうがいいですから。じゃ、今度こそ本当に帰りますね」
「ちょっと待って! そんなとこに置いて帰るな!! 手が届くところに置け、いや、持ってかえれ!」
「なんですか? 一人じゃ無理だから手伝って欲しいのですか?」

ちげーし。このピヨ助、いい加減にしてくれって。

「ち、ち、違います。その、さっきのソレ、持ってかえって下さい、お願いですから」
「あら、いらなかったの? いいじゃない、遠慮なく使えば。片手でも大丈夫でしょ?」
ほら見ろ、知ってるくせに。

「それとも……お姉さんに使ってほしいのかな?」
うわ、舌なめずりしてる……

「いや、ですからお見舞いにきた人とか看護士さんに見られたらまずいですから」
「うふふふ、やはりそうですよね。さ、プロデューサーさんそろそろ素直になりなさい?」
「いや、意味がわかりません……」
「あら。お姉さんを引き止めたのは使うのを手伝って欲しいのじゃないのかしら」
「お願いしますよ音無さーん」
「よっしや! お願いされました以上、きっちりお姉さんが逝かせてあげるから!!」
「……もう好きにしてください」



何度も使っているはずのオナホのはずだが、まるで人のてでしごかれているのど同じように
こうまで気持ちよさが違うとは。
いつもより温かく、そして吸い付くようなホールの心地よさ。
溜まっていたこともあったが、俺は早々にギブアップしてTENGAに白濁をぶちこんで
そのまましばらくは意識が朦朧とするくらいだった。
看護士さんが来ても大丈夫なように、布団の中に上体を突っ込んでいた音無さんは
暑くて喉が渇いてしまったのか、終わったあとごくんごくんと何かを飲んでいるらしいが
あー、俺も生ビールとかのみたいなぁ。

「お疲れ様でした、プロデューサーさん」
「あ、いえこちらこそ。お手を煩わせてしまって」
「気にしないでください。久しぶり……じゃなかった、こういうお手伝いも必要ですからね」
「は、はい……」
「じゃ、これで私は帰りますけど、またほしくなったら……ウフフフフフフ」

翌朝。
「プロデューサー、おはようございます。怪我の具合はいかがですか?」
「やあ千早。朝早くから済まないね」
「気にしないでください。それより、あの、これは?」

千早が不思議そうに手に持った円筒形の赤と黒のダンダラ模様。

えっ、ちょっ、音無さん、昨日使ったあとそのまま? やばいよやばいよ!
俺は跳ね上がる心臓を懸命になだめながら、千早の手元を注視する。
「な、なんだろうな。昨日お見舞いに来てくれた人の誰かが持ってきたのかな? ちょっと見せて」
「はい、どうぞ。何か、ここに封がされているのですけど、分かります?」
「いやぁ……なんだろう。とにかくロッカーの中にでも入れておいてくれるかな。ひょっとしたら
誰かの忘れ物かもしれないから」
「そうですね。わかりました」


昨日音無さんの手によるめくるめくTENGAプレイの思い出。
そして今朝、なぜか封が切られることなく安置されていたTENGA。
とりあえず千早はなにも知らないようだから、とりあえずこの件は忘れてしまえば……

「あ、そういえばプロデューサー」
「どした?」
「これってテンガって書いてますよね。昨日音無さんから言われてることなんですが」
「お、お……音無さんがなんて?」
「たしか、音無しさんは『千早ちゃん、プロデューサーさんの病室にTENGAってアイテムがあるの。
 それをね使ってあげるとプロデューサーさん、きっと喜んでくれるわよ』っていったような」
「ぐぬぬぬぬぬっ……」
「せっかくだし、使ってみますか? 使い方教えてもらえばお手伝いします」
「い、いやいや、おきたばかりだし、また今度」
「そうですか。では後で使うということで。では私、これから学校に行きますから、必要なもが
あればメールください」
「あ、ああ。いってらっしゃい」
「ところでTENGAって何に使う道具なのですか?」




おしまい。

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