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[SSメモ] 104 2013/03/28 


注意書き
涼×Pで(♂×♂)の行為描写があるので閲覧は充分ご注意ください。
DS版の設定を参考にはしていますが厳密に準拠していません。
Pは千早と男女関係になく、一応ノーマル(ヘテロ)という設定。
本番シーンはありません。


◆本編ここから

芸能界に衝撃をもたらした秋月涼のカミングアウト騒動からおよそ半月。
収束に向かいつつある騒ぎをよそに、予想もしていなかった問題が沸き起こった。
俺の担当アイドルが彼と共演する歌番組のオファーを拒否したのである。
何かトラブルでもあったのかと聞こうにも彼女は一切答えず、対応に窮した俺は
秋月律子に相談し、意外な原因を知ることになった。



「涼に心当たりを聞いたら原因は千早の方にあるみたいね」
「千早が原因?」
「更衣室で一緒になった時、うっかりパッドを落として胸を見られたらしいのよ」
「やっぱり千早の乳はパッドだったか」
「馬鹿、パッドは涼の。その涼の平たい胸を見た千早が何を思ったか
自分の胸を見せながら気にする事は無いって慰めたんだってさ」
「……自分の同志だと思ったんだな」
「その相手が男だったわけだからね。心中察するに忍びないわよ。
そういうわけだから千早のフォロー頑張ってくださいね」


言葉を失うとはまさにこの事だった。
千早にしてみれば良かれと思ってやったのだろうが……
それにしても涼の奴、千早の生乳を見せてもらうとはなんとも羨ま…憎らしい。
担当プロデューサーの俺ですら拝んだことがないというのに。
アイドルの体を見るどころか触ることすら許されない生殺しの日々を送る俺は
その怨恨を秋月涼にぶつけてやろかと思っているとき、ふと妙案を思いついた。



「悪かったね、涼君。オフに呼びつけるようなことをして」
「いえ、いいんです。僕にも責任があることですから」
「そういってくれると助かるけど……本当に大丈夫なんだろうね?」
「ええ、千早さんに許してもらう為ならなんでもする覚悟を決めてますから」
「よし、じゃあ早速始めよう……最初は普通の謝罪シーンから」

俺が考えた案というのは涼の謝罪をビデオレターで千早に伝えることである。
そして単なる謝罪で千早が納得しない場合、女装涼の際どいシーンをぶつけ
羞恥心の相殺で千早をいいくるめると説明してあるが、そんなのは建前だった。
俺の本音は撮影にかこつけ“美少女アイドル”にセクハラをして鬱憤晴らしと
お楽しみを兼ねてやろうという我ながらゲスいプランにあった。
もちろん俺はノーマルだから本気で男をどうこうしようなんて思っていない。
そして涼のポテンシャルというのを完全に見誤っていた。


「よし、謝罪シーンは今のでOKだ。次からちょっと恥ずかしい感じにするけど
下着もその……女物なんだよね?」
「もちろんです。身も心も女の子になりきるのが女装のポイントですから」

来るときからメイクもばっちりとした完璧な女装モードだったのはそういうわけか。
かすかに漂うシャンプーの香り、屈んだ時に胸元から覗いた微かな谷間?まで
涼はどこから見ても女の子そのものだった。
そして俺がカメラを向けると、彼…いや彼女は慣れた仕草でポーズを作れる。
その少し照れた表情を見れば、もはや性別の違いは曖昧になりつつあり
涼にスカートを捲り上げさせたシーンを撮影するとき、俺の股間に奇妙な
違和感が生じ始めていた。

「こうしてみれば意外と目立たないもんだな、どうやってるんだ?」
「あの、前張りみたいにして押さえてるんです」

可愛らしいショーツをファインダー越しに見たその部分はほとんど盛り上がりが無く、
手を伸ばしかけた俺に涼が恥ずかしそうな声で仕掛けを明かしてくれた。

「成程な、でも仕事中に大きくなったら困るだろ」
「最初の頃はよく反応しちゃったけど、努力して我慢できるようになりました」
「じゃあ…千早の生乳を見たときはどうだ、興奮した?」
「あっ、それは…その」
「あんな貧弱ボディじゃ反応しなかったか」
「そんなことはありません! 千早さんの体はとても素敵でした」
「そうかなぁ?」
「小さくてもちゃんと膨らみはありました。色も形もすごく綺麗で……」
「見るだけじゃなくて触ってみたか、こんな風に?」

さっきから気になっていた胸の膨らみに手を伸ばすと、涼は小さい声でひゃんと
叫んで頬を赤らめた。心なしか股間も膨らんでいるようなのは、今の異様な状況に
興奮しているのだろうか?

「触るなんて……そんなことはできませんよ」
「絶好の機会だったのに。それにしてもこのパッド、中々よきできてるな」
「特殊メイクで使うような特注品なんです。これなら胸を見られても男だって
ばれないだろうって……」
「ふーん……ちょっと見せてもらうよ」

服の裾をまくりあげてブラ越しに見てみたが、肌の色艶まで正確に再現したそれは
確かに涼の言うとおり充分本物として通用しそうな出来具合だった。

「これは是非千早にもプレゼントしてみたいな」
「だ、駄目ですよ! こんなのが無くても千早さんは充分魅力的です!」
「思い出して勃起してしまうくらいに、か?」
「あっ、いえ…これは違うんです」

慌てて否定する涼だが、前張りでは誤魔化しきれないボリュームがショーツの前を
膨らませている。俺はそれを撮影しながら、ふと悪戯心にかられてそこ手を伸ばした。

「プロデューサーさん、駄目ですそんなとこ」
「男同士で恥ずかしがることないだろ? それに押さえつけると苦しいだろ」
「でも……あっ、あのそれ以上はちょっと」
「いいから楽にしろよ、このシーンで最後にするから」
「このシーンって……一体何を」
「決まってるだろ、『千早さんの綺麗な胸を思い出したらこうなります』って言うんだ」
「そんなことできません! 見せるなんて絶対無理ですよぉ!!」
「千早だって君が男だったら乳なんか見せなかっただろうな」
「……ほ、本当に撮るんですか」
「撮ったとしても使うのは最後の手段だよ。俺の読みでは千早はパンチラあたりで
ギブアップするはずだから」
「分りました。あの、本当に最後の手段にしてくださいね」

何度も深呼吸してから涼は可愛いショーツを下ろした。
剃られてつるつるの股間の中心、前張りを押しのけて現れた涼のシンボルは
一人前の形と大きさながら、ピンクに近い肌色のせいで女装姿と違和感がなく
嫌悪感を抱くどころかますます興奮が高まっていく。
それで俺の決心は固まった。
あとはどうやってこの撮影というお芝居から性的遊戯に移行するかだが………

「もうこれくらいでいいですか?」
「ただ見せるだけじゃ物足りないな。涼も処理くらいやってるんだろ?」
「そ、それはそうですけど……」
「千早のおっぱいもおかずにしただろ? それをカメラの前で再現してみようか」
「し、してません……千早さんをおかずにするなんて」
「本当か? その割には先走りがすごくないか」
「でもそんなとこを見たら絶対千早さんに軽蔑されます」
「千早の問題より自分の保身が大事ってことか」
「そ、そんなことはありません! でも……」
「余程のことがない限り千早には見せないから。それにいいものを貸してやるから」

俺はカメラを三脚に据えて固定アングルにセットすると、念のため用意しておいた
各種アイテムをベッドに並べていった。
ローション、オナホ、皮手錠にロープ、バイブ。それとアナル開発用の数々。

「プロデューサーさん、なんだか怖いのが混じっていますけど……」
「これが分るのか、可愛い顔してやることはやってるんだ。何人くらい経験あるんだ?」
「いえ、その……全然ありませんけど……」
「無いというのは童貞と処女、どっちのことだ?」
「どっちもです! ていうか僕は男ですから処女とかやめてください!!」
「でも今は可愛い女の子だからな。せっかくだから今日捨てていくか?」
「真顔で言うのやめてください! 冗談になってませんから!!」
「しょうがないな、じゃあ今日はこれで予行演習をさせてやろう」

俺は涼をベッドに座らせると、オナホにたっぷりとローションを注ぎ込んでから
ゆっくり涼の先端にあてがった。

「ひぅっ、冷たい!」
「我慢しろよ……すぐに温まるから」

俺は涼の背中に手を回して支えると、ゆっくりオナホを沈めていく。

「あっ……な、これ、凄い、ぬるぬるが、あぁっ」
「気持ちいいだろ、女にいれるとこんな感じがするんだ」
「あぁ、なんか溶けそうなくらい気持ちいいです……あっ、あああっ!」

女装モードのせいで快感に悶える声も女の子そのままだったため
俺はつい自分が抱きかかえているのが男の子であることを忘れながら
右手に握ったオナホを動かし、涼の感じる声を引き出すのに熱中した。

「ほら、人にしてもらうのは気持ちいいだろ……」
「はい…うぁ、こんな気持ちいいの、初めてです、プロデューサーさん」
「そうだろ涼、想像してみろよ、これが千早のおマンコの中だって」
「あっ、ああっ、千早さんの……ふっ、ふぁぁあっ、駄目ですよぉ……」
「いいんだよ、涼が何度も妄想の中でおかずにしてきた千早の中だぞ?」
「あぁ、ち、千早さんの中……凄くきつくて、ぬるぬるに濡れてて」
「ほら、カメラに向って言え。千早で何度もオナニーしたことを。その時千早を
どうしたいと思ったか。涼の思いを全部ぶつけてやれ!」
「あぁっ! やめてぇ……刺激、強すぎて、あっ、プロデューサーさん……とめないで!
言います、言いますから! 千早さん、あなたのおっぱいを見て凄く興奮しました、
あれから何度も千早さんのこと思い出してオナニーして……
綺麗なおっぱいを揉んだり吸ったり、最後には千早さんを押し倒して犯して
千早さんの中にたっぷり僕の精液注ぎこんで……ああぁっ、だめ、いきそうです!」
「よし、じゃあ涼がいくとこ、千早に見てもらわないとな」

俺はオナホを引き抜くと、ローションと先走りに塗れてどろどろのペニスを握った。

「さあ、遠慮するな涼。たっぷり千早の中に注いでやれ」
「は、はい…千早さん、僕……いきます、あっ、ああ、出る! 千早さん!!」

オナホで散々昂ぶらせたあとだから、涼の絶頂は早かった。
俺の手でしごかれてからものの数秒後、涼は下半身をがくがくと震わせると
「いくっ!」と一声叫んでのけぞると、噴水のように白濁を吹き上げていく。
涼の射精は驚くほどの勢いと量があり、自らを白く染め上げてしまうと、
がっくり力を抜いた体をベッドに沈みこませた。

顔から下半身まで白濁にまみれた可憐な女の子。
その下半身には力を失ったペニスがむき出しになっていたが
それでもまだ俺の下半身は痛いくらい怒張が止まらなかった。
俺はゆっくりとベルトを外し、下半身を開放していった。


「涼……どうたっだ、気持ちよかっだろ?」
「は、はい……プロデューサーさん、頭が真っ白になるくらい……」
「そうか。じゃあ今度は俺にもそれを教えてもらおうか」

俺は抱き起こした涼の手を怒張に導いた。
涼は無言のまま指を絡めると、ローションと俺自身の先走りを絡めながら
ピアニストのようなしなやかな指でやわやわと握りながら上下を始める。

「ど、どうですか? 私の手、気持ちいいですか?」
「ああ、いいぞ涼……このまま続けてくれ」

一応男の感じるポイントを心得ているらしい涼の手はリズミカルに動き
女装姿に興奮しきっていた俺は短時間で絶頂に運ばれていく。

「涼、俺もいきそうだ……このまま、涼の手でいかせてくれ」
「プロデューサーさん……」

そういって俺を見上げる涼の、女の子の声、そして表情。
俺は涼を抱きしめるとその唇を無理矢理奪いとった。
そして涼の手の中で弾けた瞬間、涼の舌がおずおずと絡んでくると
そのままベッドに押し倒し、お互いの体液で汚れた下着を脱がせていく。


◇ 後日談

「千早さん、どうでした?」
「最初のシーンだけで事は済んだよ。全部見せたかったんだけどな」

俺自身、拍子抜けするくらい千早はあっさり涼の謝罪を認めた。
エロシーンに入る前、少々脅迫めいた警告をしたのもあるが、千早も振り上げた手を
下ろすきっかけさえあれば充分だったようで、依怙地を通すほど愚かではなかった。

「でも、あれ見せたら僕達の関係がばれちゃいませんか?」
「そんときは千早も仲間に入れてやるだけのことだよ」
「またまた、そんな心にも無いことを」
「そうだったな涼。千早のことはもういいからそろそろ始めようか」
「あんっ、プロデューサーさん……いきなりそんなとこ、せっかちすぎます」


おしまい。
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