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arucard_72 2011年07月12日(火) 23:53:40履歴
[SSメモ] xx 2010/09
9.18問題直後に書いたもの。
エロパロにも騒動の波が押し寄せ殺伐としたレスもちらほら見られていたあの頃。
批判というより、愚痴と皮肉のために書いたようなもの。これを自らSSと分類
するのも複雑だけど、これもひとつの記録として残してみようと思う。
※2はトリオ限定ということで、最初のユニットは千早・美希・伊織にしたかった。
「ちょっとあんた。何黄昏れてんの?」
「……い、伊織?」
「そう、私。伊織様が来て上げたのよ、しゃんとしなさい、しゃんと!」
「どうしてここに?」
「あーあ。そういうボケてるとこ、私の担当の時からまーったく変わってないわね。
そんなのでよく千早をSランクまで連れて行けたものだわ」
「ごめん……」
「か、勘違いしないで。責めてるわけじゃないんだから。あのときはアンタも新人Pだったし
Cランク止まりだったのはわたしの力不足でもあるんだから」
「でも……」
「いいからっ。それより久しぶりなんだから、もっとこっち来なさいよ」
「ちょっと……伊織、近いって、え、あ、 んむ?」
「千早には内緒にしておいてあげる。今夜だけ…ほら、しっかり抱きなさいよ」
「ま、待て伊織、だめだって」
「うるさい!女にここまで言わせておいて、恥かかせる気? 男なら覚悟きめなさい!」
「んんっ、ちょっと……だめ、そこ弱いから……ま、待ちなさいって、あ、だめ……」
「伊織……伊織……」
「な、何よ…こんなの…アンタのくせに……やっ、いや、そこ……もっと舐めて」
「ああっ……可愛いよ伊織……そろそろ、いい?」
「馬鹿、いちいち聞かないでいいからっ。来なさいよ、でも優しくしなきゃだめよ?」
「じゃ、いくよ」
「んっ、ふぁっ、もっとゆっくり……そう、あ、ああああ」
「いおり、痛くない? 大丈夫?」
「だ、だいじょうぶじゃ…ない…けど……つ、つづけて……ゆっくりよ」
「うう、伊織、気持ち……いい……すごくきつくて……」
「あ、あんたにしちゃ上手じゃない……はぁ…んっ、んくっ」
「伊織……伊織……いまでも好きだよ……どこにもいくんじゃないぞ」
「わかってるわよ……あっ、そこいい…なんか変になりそう」
「はぁっ、はぁっ、いおり……いおり……ずっとこうしたかった」
「何を……いまさら……や、なんか、や、やだ、おかしくなりそう」
「いおりー、離さないから。あ、あああ、ああ」
「やぁ……だめ、いく……いっちゃう……だめぇぇぇ」
「いくな、どこにもいかないでぇ! うっ…」
- - -
「どこにも行くなって言っといて、何よ、自分が先にいっちゃって」
「……ごめん。つい……」
「まぁいいわ。アンタにしちゃ上出来だったし。……わ、わたしも気持ちよかったから」
「…………伊織」
「正直いって千早が羨ましいわ。大事にしてあげないと許さないんだからね」
「…………」
「馬鹿、何泣いてんの。ここは喜ぶところでしょ、スーパーアイドル伊織ちゃんとこんなことできて。
中に出したことも特別に許してあげるわ」
「……伊織、俺……」
「アンタもうペーペーの新米じゃないのよ。千早もそうだけど、他のみんなのフォローもちゃんと
してあげないと駄目なんだから。ま、わかってるとは思うけど」
「正直俺、どうしたらいいか……なんで、こんな風になってしまったんだろ?」
「ここは芸能界なんだから、泣き言いっても仕方ないわ。あとはアンタがしっかり考えることよ」
「…………」
「でもいいわ、今だけは泣いても許してあげる」
「もう、伊織とは会えなくなるのか? そんなのはいやだよ俺」
「馬鹿ね、そんなわけないじゃない。全く、あんたがこんな泣き虫なんて知らなかったわ」
◇
「……ューサー、プロデューサー?」
「……んん、あれ、千早?」
「目が覚めました?」
「なんでそんな顔してるんだ?」
「プロデューサーずっとうなされて、それに涙まで流して……心配したんですよ?」
「あ、ああ、涙……い、いや、ははは。恥ずかしいな……」
「怖い夢でも見たのですか。それで泣いたりしたとか、ふふっ、子供みたいですよ」
「うん……そうか、夢、うん。怖い夢だった。すごく怖くてつらかった気がする」
「じゃ、楽しい夢が見れるよう、おまじないしてあげます」
俺の顔を覗きこんでいた千早が、そのまま顔を寄せ、そっと唇を重ねて……
「ナデナデもしてあげますから……」
「あの……千早さんの子守唄も……」
「はいはい」
千早の胸に顔を埋め、目を閉じた。
囁くような千早のメロディを耳元で感じながら、ゆっくりと意識が沈んでいく……
♪光の中で みえないものが
やみのなかで 浮かんで見える
まっくら森の やみの中では……
9.18問題直後に書いたもの。
エロパロにも騒動の波が押し寄せ殺伐としたレスもちらほら見られていたあの頃。
批判というより、愚痴と皮肉のために書いたようなもの。これを自らSSと分類
するのも複雑だけど、これもひとつの記録として残してみようと思う。
※2はトリオ限定ということで、最初のユニットは千早・美希・伊織にしたかった。
- 以下本編-
「ちょっとあんた。何黄昏れてんの?」
「……い、伊織?」
「そう、私。伊織様が来て上げたのよ、しゃんとしなさい、しゃんと!」
「どうしてここに?」
「あーあ。そういうボケてるとこ、私の担当の時からまーったく変わってないわね。
そんなのでよく千早をSランクまで連れて行けたものだわ」
「ごめん……」
「か、勘違いしないで。責めてるわけじゃないんだから。あのときはアンタも新人Pだったし
Cランク止まりだったのはわたしの力不足でもあるんだから」
「でも……」
「いいからっ。それより久しぶりなんだから、もっとこっち来なさいよ」
「ちょっと……伊織、近いって、え、あ、 んむ?」
「千早には内緒にしておいてあげる。今夜だけ…ほら、しっかり抱きなさいよ」
「ま、待て伊織、だめだって」
「うるさい!女にここまで言わせておいて、恥かかせる気? 男なら覚悟きめなさい!」
「んんっ、ちょっと……だめ、そこ弱いから……ま、待ちなさいって、あ、だめ……」
「伊織……伊織……」
「な、何よ…こんなの…アンタのくせに……やっ、いや、そこ……もっと舐めて」
「ああっ……可愛いよ伊織……そろそろ、いい?」
「馬鹿、いちいち聞かないでいいからっ。来なさいよ、でも優しくしなきゃだめよ?」
「じゃ、いくよ」
「んっ、ふぁっ、もっとゆっくり……そう、あ、ああああ」
「いおり、痛くない? 大丈夫?」
「だ、だいじょうぶじゃ…ない…けど……つ、つづけて……ゆっくりよ」
「うう、伊織、気持ち……いい……すごくきつくて……」
「あ、あんたにしちゃ上手じゃない……はぁ…んっ、んくっ」
「伊織……伊織……いまでも好きだよ……どこにもいくんじゃないぞ」
「わかってるわよ……あっ、そこいい…なんか変になりそう」
「はぁっ、はぁっ、いおり……いおり……ずっとこうしたかった」
「何を……いまさら……や、なんか、や、やだ、おかしくなりそう」
「いおりー、離さないから。あ、あああ、ああ」
「やぁ……だめ、いく……いっちゃう……だめぇぇぇ」
「いくな、どこにもいかないでぇ! うっ…」
- - -
「どこにも行くなって言っといて、何よ、自分が先にいっちゃって」
「……ごめん。つい……」
「まぁいいわ。アンタにしちゃ上出来だったし。……わ、わたしも気持ちよかったから」
「…………伊織」
「正直いって千早が羨ましいわ。大事にしてあげないと許さないんだからね」
「…………」
「馬鹿、何泣いてんの。ここは喜ぶところでしょ、スーパーアイドル伊織ちゃんとこんなことできて。
中に出したことも特別に許してあげるわ」
「……伊織、俺……」
「アンタもうペーペーの新米じゃないのよ。千早もそうだけど、他のみんなのフォローもちゃんと
してあげないと駄目なんだから。ま、わかってるとは思うけど」
「正直俺、どうしたらいいか……なんで、こんな風になってしまったんだろ?」
「ここは芸能界なんだから、泣き言いっても仕方ないわ。あとはアンタがしっかり考えることよ」
「…………」
「でもいいわ、今だけは泣いても許してあげる」
「もう、伊織とは会えなくなるのか? そんなのはいやだよ俺」
「馬鹿ね、そんなわけないじゃない。全く、あんたがこんな泣き虫なんて知らなかったわ」
◇
「……ューサー、プロデューサー?」
「……んん、あれ、千早?」
「目が覚めました?」
「なんでそんな顔してるんだ?」
「プロデューサーずっとうなされて、それに涙まで流して……心配したんですよ?」
「あ、ああ、涙……い、いや、ははは。恥ずかしいな……」
「怖い夢でも見たのですか。それで泣いたりしたとか、ふふっ、子供みたいですよ」
「うん……そうか、夢、うん。怖い夢だった。すごく怖くてつらかった気がする」
「じゃ、楽しい夢が見れるよう、おまじないしてあげます」
俺の顔を覗きこんでいた千早が、そのまま顔を寄せ、そっと唇を重ねて……
「ナデナデもしてあげますから……」
「あの……千早さんの子守唄も……」
「はいはい」
千早の胸に顔を埋め、目を閉じた。
囁くような千早のメロディを耳元で感じながら、ゆっくりと意識が沈んでいく……
♪光の中で みえないものが
やみのなかで 浮かんで見える
まっくら森の やみの中では……
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