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[SSメモ] 26 2011/07

千早さん短編集ファイル9393から。

  • 以下本編-
7/16 汗だくちーちゃんと扇風機
仕事にも一段落ついた、久々のオフ前夜。
ストイックな歌姫も、常に張り詰めている気を緩めでもしたのか、今夜のいでたちは
開口部がゆったり開いたタンクトップとタオル時のホットパンツ。
彼女の性格上、誘っているわけではないのだろうが、据え膳喰わぬはなんとやらである。
髪をまとめて洗い物をしている後ろに忍び寄り、作業が終わるのをみはからって
うしろからがっと羽交い絞めにして、首筋にちゅっとやって、あぁん……と力の抜けた
しなやかな肢体をベッドに運んで、そのまま久しぶりに濃厚な交わりを始めようとした矢先。

「エアコン、けしてください」
不意に目をあけた千早が、真面目な顔で俺にいう。
「こんなに寒いと体が冷えてしまいます」
「なら俺があっためてあげるから、おいでちーちゃん」
「やはりそういう魂胆でしたか。だいたいプロデューサーは、あっ、まだ話が、あの、やっ…」
「ほらほら、どうせすぐに熱くなっちゃうんだから」
「だ、駄目です、寝るときつけっぱなしだと、あっ、あああ、ぅああっ……」
「エアコン消して窓開けたら、ちーちゃんのあえぎ声が近所に筒抜けになるよ」
「んぁ、そ、そんなことないから、ああん、やあっ、あんっ……」

隙だらけの軽装の下には下着をつけておらず、やっぱり千早も期待していたのかと
感激した俺は全身全霊の力をこめて濃厚な2連戦、それが昨夜の話である。
普段ならエアコンをつけっぱなしにして、布団をかぶってねるのだが
千早と同衾した夜はそうもいかず、暑さで目を覚ます羽目になる。
そう、だから今朝も。
薄明るい窓の光から、まだ早朝だと知れた。
枕元で扇風機が回っているのは、千早がつけておいてくれたのだろう。
確か2回目、たっぷり注ぎ込んだあと、ぐったり果てた千早に俺も覆いかぶさって
そのまま眠り込んだはずだから、そのあと目を覚ましたのだろう。
反対側を見れば、昨夜着ていたタンクトップではなく
またしても俺のワイシャツを勝手に羽織って眠っている千早の姿があった。
つまり、終わったあと起きだした千早はシャワーを浴びて身を清め、それから脱衣場に
脱ぎっぱなしにしていたシャツを、これ幸いとパジャマ代わりにしたと。
念のためシャツをめくってみると、前に俺が言いつけたとおり下着はなし。
呼吸にそって小さく上下する乳房を見ていると、不意に下半身がうずく。
昨夜空っぽになるまで注ぎ込んだはずなのに、一晩寝ただけでもうギンギンだった。

「千早、千早さん?」
耳元でささやきかけてみたが、むにゃむにゃ口元を動かしただけで反応はない。
昨夜の疲れもあるだろうが、リラックスして熟睡できているのだろう。
起こすのは忍びないが、どうせ今日は一日オフなのである。
眠かったら昼寝すれば言いだけの話。そんな勝手極まりない結論をだした俺は
引き出しの奥からローションを取り出した。



相当眠りが深いのだろう、横向いた千早を仰向けにしても、それから足を大胆に開かせて
やっても目を覚まさなかった。
俺が推察したとおり、千早のそこに残る痕跡はわずかに充血した色だけで
昨夜たっぷり流した粘液は綺麗に洗い流されていた。
そこにキスをしても、それからそっと舌を差し入れてみても千早は軽く身じろぎをしただけで
眠りからさめない。
俺はローションをたっぷりと愚息にまぶし、ついでに千早のそこにも少々垂らしてから
千早の足の間に体を入れた。
先端をあてがい、ローションのぬめりをそこになじませると
そのままずるりと千早の膣内に侵入させた。
一瞬体がぴくんと跳ねあがり、半開きになった口から悩ましい声が零れ落ちる。


「千早、目が覚めたか?」
「んっ、んんっ……」
依然まぶたは閉じたまま、受け入れた異物の感触のせいか眉間にしわが寄る。
その間も腰の動きをとめず、細かく前後させつつ確実に千早の膣を犯していく。
「ちーちゃん、ちーちゃん、もう朝だよ?」
「んあぁっ……やぁ、ま、またいっちゃ……ん?」
「おお、やっと起きたか」
「あ、プロデューサー……お、おはようござっ……ああああっ!」

ようやく目を開けた千早が、ぼんやりした顔で俺をみた瞬間、
力を溜めていた俺は大きく腰を前後させてやった。

「あっ、ああっ、ぷろ…やぁぁ、なんで? ええ? あっ、そんな」
「うん、あんまり千早の寝顔が可愛いから、つい」
「ずるい、あっ、駄目、こんなの、や、やだ……あっ」
「駄目なことないって。もう千早、気持ちいい顔なってるよ」
「やだ、そんなことないもん、あっ、まって、そこ、だ、だめぇ」

いつのまにか千早の手足は俺にしっかりと絡み付いていて
鳴き始めたセミの声をBGMに、俺は千早の体をむさぼり続ける。
額に浮かんだ汗がぽたぽたと千早の顔に落ちるが、彼女はそんなことは
まったく気にかけない。
それどころかすっかり交わりに夢中になり、俺に組み敷かれながら
下から盛んに腰を突き上げ、俺の動きにこたえてくれる。

「ほら、今度は千早がうえになって」
「やっ、これ恥ずかしいのに……」
「いいから、動いてごらん」
「……はい」
「目はつぶらないで、俺を見て」
千早がゆっくりと俺にまたがると、俺のものを指でささえてあてがう。
「い、いれますよ?」
「ああ、おいで」
「んっ……あはぁ、プロデューサーの、おっきいのが……なかに」

切なそうな千早の目が、俺のものを飲み込んでいくとともに
徐々に喜びのそれに変わっていく。
やがて根元まで千早の中にはいってしまうと、ゆるやかに千早の体が動き始める。
そしてそれはすぐに激しいリズムとなる。
長い髪を振り乱し、汗とよだれを俺のうえにこぼしながら
千早の奔放なダンスはとどまるところをしらず
彼女の体力がつき、たまりかねた俺がその胎内にもう一度注ぎ込んだ後も
ぐったり俺の胸に顔をうめながら、その下半身だけはまだ余韻をむさぼるように
時折動いては俺のものを締め付ける。
最後の一滴まで搾り取り飲み干したいとでもいうように。

「今日も暑くなりそうだな……」
「ええ。朝からたっぷり汗かいてしまって。シャワー、あびませんか?」
「……いいや、まだだめ。ほら」
「あっ、ちょっとプロデューサー、そんなとこ……や、舐めないで、やだ、あっ」
「千早の体中がしょっぱいな」
「だめです、汚れてるから、シャワー、あの、そこは……」

たっぷり溢れてとまらない千早の愛液、それと先ほど注ぎ込んで逆流してきた俺の白濁が
千早の赤く充血した花びらのうえで混ぜ合わさるところに、まだ固さを失わない愚息を
突きたて、ぐちゅぐちゅと混ぜ合わせながら、もう一度千早の熱い胎内を味わおうと
俺は狙いを定めている。


おしまい

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