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[SSメモ] 086 2012/03/20 33-109(2)

  • 以下本編-


「えーと誰か……ああ響、ちょっと手伝ってもらえないか?」
「いいけど、なんで自分なんだ?」
「スカートじゃないの響だけだったからな」
「なんだよ、スカートって話が見えないぞ。自分は何をすればいいんだ?」
「物置で探し物を手伝って欲しいんだ。棚の上すぎて俺じゃ登れないんだよ」
「えー、それって自分に登れって話?」
「身が軽くて運動神経がよくてテキパキ物を探せるのって響くらいだったからな」
「えっ? へへっ、まあそうだな。そういうのは自分が適任だと思うぞ」
「というわけで、この脚立から上って一番上の段だと思うんだ」
「うわっ、この棚揺れてないか? 倒れないようちゃんと支えていてよ?」
「おう、分かった。任せてくれ」
「ちょ、そこ違うって! プロデューサーの変態! お尻じゃなくて棚を支えてよ」
「ああ悪かった。ちょうど目の前に揺れていたからな」
「それより何を探せばいいんだ? うわ、すごい埃っぽいな」
「秘蔵VTRってラベルの貼った箱があるらしいんだが、見えるか?」
「…これは違うみたいだし、次の…これでもないか。プロデューサーちょっと移動するぞ」
「響、無理するなよ……って片足は危ないって」
「もうちょっとで届くから……えと、秘……蔵、あったこれだ……うわぁ!!」

棚に踏ん張っていた片足を滑らせ、響の体がふわりと宙に舞った瞬間、
俺は身を仰け反らせながらその小柄な体をなんとか空中でキャッチできた。
だがバランスを取る余裕などなく、響を抱えたまま受身も取れずに落ちたのは
幸いなことに固い床でも尖った何かでもなく、ぐんにゃりと柔らかい感触の上だった。
察するに着ぐるみが入った大きな箱に落ち込んだようだ。

「おい、響! 大丈夫だったか、どこかぶつけたりしなかったか?」
「んー、あぁ…自分は多分大丈夫だぞ。どこも痛くはないしびっくりしただけだぞ」
「そうか……それはよかった。ところで響は動けそうか?」
「いや…なんかこの体勢力が入らなくて……持つ場所もないから」

人が入る程大きな箱に、着ぐるみに埋もれるようにして上体が嵌まり込んでいるうえ
中途半端に足を上げた不安定な状態だから腹筋で上体を起こすこともできない。

「うーむ、これはまずったな。どうやって脱出しようか」
「あ、あのさぁ……プロデューサー、もう手を離してもらっていいかな?」
「んっ? ああ、これは失礼」
響を守るのに必死で、手を回したのが胸の辺りということに気付かなかった。
言われてみれば確かに弾力的で柔らかい乳房が俺の手を押し返している。
「んぁっ……」
「こら、非常事態に変な声をだすなよ」
「だって……プロデューサーがちく……変なとこくすぐったから悪いんだぞ」
「変なとこだって?」
「うぎゃぁあっ、確かめなくていいから!そこは駄目なんだって」
「でも怪我してたら大変だから、やはり確かめるのが俺の義務だろ」
「そ、それは……あっ、手をいれるなって!」
「手をいれないと肌を触れないだろ」
「こらー! 変態禁止だって、やっ、ちょっとそこ触らないでって……ふぁああ」
「やっぱり響の乳はボリュームあるな」
「だから何どさくさに紛れて揉んでるんだよぉ……やっ、やめてってば、あぁ」

本当に、誓っていうのだけど俺にはそんな変なことをする気は全くなかった。
だが薄暗い物置の中で二人きりという状況、それに身動きの取れない箱の中で
汗ばんできたせいか、心持ちすっぱい雌の匂いを振りまきだした響の熱い躯を
抱きしめていれば……
変な気を起こすなというほうが無理ってもので……


「だからぁやめてぇ、ほんとダメだからっ、お願い、やぁ……あっ、あぁああ」
「気持ちいい?」
「んやぁ……そんなことない……けど、そんなに触らないでよ」

だが口では抵抗しても、響とて異常な状況で身体を密着させながら
男の手の愛撫を一度受け入れてしまえば、既に男をしった体が先に抵抗を放棄する。
服の下でブラのカップを押しのけて、もう一度乳房を覆ってみればじっとりと汗ばんだ
せいで掌にぴったり吸い付く感触が心地よい。

「やぁ、ちょっと……胸はだめだって、そこ弱いんだから、あっ、ああん……」
「響は乳首をいじられるのが好きだったからな、ほら……こうして」
「違うぞぉ、そんな風にしてって、あっ、気持ちいっ、いいだけでぇ。んはぁ……」
「さすがに感度がいい乳首だな。久しぶりだからたっぷり可愛がってやるからな」
「だめ、チャック下ろすな……そっちはだめだから脱がさないでよ」
「分ったよ、じゃあ服を着たまますればいいんだな」

デニムのホットパンツはボタンを外してジッパーだけを下ろしてやった。
その上でヘソをくすぐっていた手をそのまま一気にパンツの中に潜り込ませると
案の定響の女の子はもう言い訳しようがないくらいぐっしょりと湿っており
粘り気の強い熱い愛液の量が今の響の気持ちをよく表しているようだ。

「ほら、こんなクチュクチュいって……見てみろよこれ、糸ひきまくって」
一度抜いた指を響の顔の前にかざしてやる
「み、見ないでよぉ……恥ずかしい」
「じゃあこの指……綺麗にしてくれよ」
有無を言わさず響の口元にもっていくと、そのまま咥えて指をしゃぶられる。

「ほら、響だって本当はほしくなってきたんだろ?」
「うぅ……ほ、欲しいなんてことは……ないん…だぞぉ」
「じゃあなんでここはこんなにびちょびちょなんだ?」
「し、知らない……プロデューサーが変なことをするからだって」
「そうか、じゃあ……もうそろそろやめといた方がいいかな」
「……んっ、まだダメだって。もっとちゃんと」
「ちゃんと、何? して欲しいことあったらいわなくちゃ」
「欲しい……お尻にあたってるの」
「それが何か知ってるんだろ。ちゃんと名前をいわないと」
「ぷ、プロデューサーの……おち、おちんちん欲しい」
「じゃあせっかくだし……でもちょっと着たままは窮屈だな」
「下だけ脱ぐから……」

既に夢中になった響からホットパンツとショーツを脱がせ、というかずらして
太ももに絡ませたままにさせると、俺の体の上で響の体勢をひっくりかえすと
一応体位としては騎乗位になるのだろうか、熱いくらいの響のアソコに
先端をあてがうと、我慢できなくなった響が一気に腰を押し付けてきたため
その一番奥に当たるまで飲み込まれて、のけぞりながらも声を我慢している
響の腰をつかみ、俺は狭苦しい箱の中で必死で腰を打ち上げていく。

夢中で腰を振る響の動きに合わせて長い髪がゆれ、そのたび汗の玉が飛び散る。
響のシャツも下着ももう噴出した汗をすってびっしょりとぬれ、完全にブラのラインも
くっきりと表しながら、それでも動きを早める響にあわせ、俺もペースをあげていく。
そして昂ぶった性欲のまま、俺は響の体を思い切り引き寄せると
降りてきた子宮に亀頭を思い切り押し付けながら溜まっていたものを
盛大にぶっぱなした。

さて……問題はこの箱からどうやって脱出するかと
お互い下着までびしょぬれになったこの状況をどう誤魔化すかなのだが……


おしまい

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