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[SSメモ] xx 2011/06

26スレ投下時は「千早とPがホテルに泊まれば」のタイトル。
ブログ版ではお風呂に入る前からの話があり、スレへはこの部分を省略していた。
理由:エロくない部分が長くなるから

おかげでまとめサイト用のまとめ作業でfileを見失ってしもうたわい。
  • 以下本編-


遠方の仕事でホテルに泊まったときは必ず、というわけでもないのだが。

チェックインしたあと、打ち合わせやミーティングを済ませてしまえば
あとはもう寝る以外、することはほとんどない。

「このホテルは展望バーが有名なんだが、一杯だけ付き合わないか?」
「私まだ未成年です、プロデューサー」
「わかってるって。千早はジュースを飲めばいいんだから」
「……なら一人でいけばいいのでは。私は読みたい本がありますから」

そういってベッドに腹ばいになる。
自分では気付いてないだろうが、千早が拗ねると声や仕草で一目瞭然なのである。
つまり、この場合。
行きたくないのではなく、行ってほしくない。自分に構ってほしいが正解である。


「じゃあさ、部屋で飲むから千早も付き合えよ」
「もう、本当にしょうがないですね」

未練がましい演技をしながら、栞も挟まず本を閉じて冷蔵庫に向き直る。
横顔には嬉しさが溢れ出しているが、一応気付かないふりをしておく。

「プロデューサーはビール……あ、ちゃんと飲む物買ってきているじゃないですか」
「ま、念のためなんだけどね」
そんなことをいいながら、つまみの袋を開けてジュースの千早と乾杯をする。


「千早ってさ、意外と出不精なとこあるよな」
「そうですか?」

柿ピーのピーナツだけぽりぽりかじる千早。辛いのは喉によくないから食べないそうだ。
「やっぱり人目とか気になる?」
「そ、そういうわけでもないですけれど……」
「部屋飲みも気楽でいいんだけどね」
「そ、そうですプロデューサー。仕事のあとは気を抜いてリラックスするべきです」
「確かに。じゃ、そうだな……部屋飲みでしかできないことをしようか」
「……あの。プロデューサー?」


ほらほら、そんな目で睨むんじゃない。
ちーちゃんが考えたこと間違いじゃないけど、もっと遅くなってからするつもりだぜ?

「ほら、グラス持っててくれるかな」
そういって、俺はコーヒーテーブルを窓際まで移動させる。
こうしてベッド並んで座り、目の前の夜景を見ながら一杯ってわけさ、千早ちゃん。



「ま、まあまあですね。プロデューサーの演出としては」
自分の先走りが恥かしかったのだろう、頬が真っ赤に染まっている。

「だろ。だから座って座って。あ、だめだよそんな離れてちゃ」
「あ、ちょっと……もう、プロデューサーったら強引です」
「部屋飲みでしかこういうことできないんだから仲良くくっついて飲もうよ」
「はいはい、わかりました。飲むだけでしたらいくらでも」
「千早さんってそういうとこロマンチックじゃないんだよなぁ……」
「ご自分の演出不足を棚にあげないでください」
「じゃ、本気出して口説いちゃうけど、いいのかな?」
「頑張ってくださいね! あ、ピーナツのお代わりまだありますか?」


とまあ、そんな感じでピーナツをぽりぽり齧りながら
綺麗な夜景を見ながら千早と今日の仕事のこととか、明日のお昼何をたべよう
などと話ながら世は更けていくのである。

せっかくベッドに並んで座るセッティングをしておきながら
そのまま押し倒すタイミングを完全に失ったというわけです、はい。

 ◇

「じゃ、そろそろ歯磨いて寝るとすっか」
「プロデューサー、お風呂がまだです」
「あぁ、俺酔ったからパス……明日シャワー浴びるから、千早が先に入って」
「プロデューサー……その手には乗りません」
「あ、あうぅ、なんでばれた?」
「『千早が先に入って』というのは、私が入った後から来るおつもりかと。違いますか?」
「恐れいりました……では先に入らせていただきます」


千早と付き合いだして間なしのころだったか、セックスする前千早に先に風呂に入らせて
あとから俺が入っていくと、えらい剣幕で怒られたことがあり、それ以来どんなに巧妙に
騙そうとしても、千早は用心して引っかからない。
ベッドでは隠すことなく全部をさらけだすのに、どうして風呂が駄目なのかと思うが、
千早の感性は色々と不可解な部分がおおく、俺にも解明できていない。



そんなことを思いながら頭をがしがし洗っていたら、頭にやわらかい手が添えられた。

「プロデューサー、そんな洗い方だと髪が傷んでしまいます。ほら、こんな風に……」
そういって、細くしなやかな指が俺の髪を解きほぐすように洗ってくれる。
「こんな感じで。爪をたてるのではなく、指のお腹でマッサージする感じです」
「うぅ、わかった」
「どこか痒いところはありませんか?」

心臓がむず痒いです、ちーちゃん。あと背中がもう爆発しそうです……

「じゃ、流しますから目をつぶっていてください」

柔らかな感触が去り、代わりに頭から勢いよくシャワーが浴びせられる。

「体はもう洗ったのですか? まだ、ですか。では」
ボディーソープを手に取った千早が、今度は俺の体を手洗いで泡立てていく。

「体もあまり強く擦っては傷みますから。このように……」
千早の手のひらが首筋から背中、そして両腕へとうつっていく。
「腕、ちょっとあげていてくださいね」
言われた通りにしてみると、千早が後ろから回した手で俺の胸と腹を撫で回していく。
「あ、あの千早さん。下の方は自分でやりますから」
「駄目です。体、こっちに向けてください」


その時、初めて千早の姿が目にはいった。
身に着けているのはタオル一枚。ざっくり結い上げた髪に巻きつけただけで、体を隠すものは
何もなかった。つまり千早は全裸なわけで、言われた通り椅子の上で体を180度回転させると
俺の目の前にあるのは千早の股間をかろうじて覆い隠すだけのささやかな繁み。

奇妙なことに、千早は平静そのもので、盗み見た顔にも恥らっている様子は窺えない。


「今日のプロデューサーは素直ないい子で助かります。はい、足少し開いてください」

千早は俺の前で膝をつくと、泡立てたボディソープを太ももに塗りつけていく。
その顔があまりにも真剣だったので、俺は彼女のするがままにする。
太ももの表も裏も、それから手の届く範囲の尻も千早の手は行き届く。
そして膝から脛を経て足首までいくと、残るのはあと1箇所だけ。
洗いやすいよう開いた足の中心は、恥かしながらもう完全に起動が完了していて
それを見た千早の顔に刷いたように朱が走る。
だが躊躇ったのはほんの一瞬だった。


「あの、痛かったらいってくださいね」

恐る恐る、といった手つきで俺の分身を包み込んだ千早の手がゆっくり、
そして丁寧にその砲身全体を洗い清めていく。

「ど、どうでしょう? こんな洗い方で大丈夫ですか…?」
「だ、だ、大丈夫じゃないが問題ない」
「ふふっ、変なプロデューサー」


俺は暴発だけはすまいと、思い切りケツの穴に力を込める。



「じゃ、泡を洗い流します」
シャワーの奔流が、千早が残した痕跡を俺の体から洗い落としていく。
最後の場所から泡が消えてなくなると、千早はシャワーを止めて俺に向き直る。
「これでおしまいです。先にあがって、待っててください…………ベッドで」
千早は真っ赤な顔のまま身を屈めると、小さなキスを唇に残してくれた。





千早は余程のことが無い限り、自分のスタイルを変えようとはしない。
それはベッドのことでも同じであり、どれだけ行為の回数を重ねて慣れたとしても
風呂からでたあと、必ず下着をつけ、パジャマかバスローブを身にまとうのに。


「プロデューサー、電気は全部消してもらえませんか?」


その声に従い、部屋の明かりは全て消灯して、フットランプにだけ微かな明かりを残す。


ややあって、千早がバスルームから姿を表す。
さっき浴室にはいってきたときと同じく、やはりタオル一枚だけ。
今度はバスタオルを胸元に巻きつけ、髪はもう解いて垂らしてある。
下着の存在は見えないが、俺には履いていない確信めいたものがあった。


「わ、わたし……こんな格好で、はしたない……ですか?」
俺は首を横にふって立ち上がり、窓の前にたつ。


「おいで、ここまで」
「プロデューサー、カーテン……閉めないと見えてしまいます」
「大丈夫。部屋が真っ暗だったら外からは見えないから」
「でも……」
いいながら、千早はゆっくりと近づいてくる。

タオルを閉じ合わせた胸元をぎゅっと握り締めたままの千早を
俺は力いっぱい抱きしめた。
既に限界、いやそれ以上に膨張しているかと思うくらい固く立ち上がったものを
バスタオル越しに、千早の体に押し付けていた。

千早の顎に手を沿え上を向かせると、貪るように唇を奪う。
一瞬驚いた千早も、すぐそれに応える。

「……あっ、んんっ、んむぅ……やっ、もっと」
「千早……千早のサプライズはいつも強烈すぎる、見てみろよこれを」
「あぁ……さっきよりもおっきい……プロデューサーの、お……おちんちん」
「そうだ。千早のせいだぞ、こうなったのは」
「わ、私の? で、では」
「責任とってもらうからな、この体で」

俺はまだ千早が握り締めているバスタオルを強引に剥ぎ取り、全裸に向いてやった。

「やっ、だめです、はずかしいから」
「ほら逃げるな。見せてやろうよ、このいやらしい女の子の体を」
俺は千早の両手を握り、ちからづくで窓の前に立たせる。
「やぁ、いやです、プロデューサー……だめぇ、やだやだ、はなして」
「駄目だよ千早。今からエッチな千早をお仕置きしなくちゃいけないから」
「ち、ちがうぅっ、私、えっちじゃありません……プロデューサー、だめです」
「エッチじゃない? じゃあこれは何」


羽交い絞めにして片手を開け、前から千早の股間に差し込んだ。
確かめるまでもなく、そこはもう熱く蕩けてしまっていて、奥から湧き出すジュースは
普段よりも遥かに粘度が高く、指をからめるだけでにちゃにちゃと糸を引く。

「ほら。こんなにクチュクチュ音してる。わかるよね、千早」
粘液にまみれさせた手を千早の顔にかざしてやる。


「いや、違う! 違います……」
「違うことないだろ。これ、千早のエッチなここから。ほら、自分で触れよ」
千早の手をそこまで持って言ってやる。

「ほら、どう? 自分でも触ってごらんよ。いつも一人の時にはしてるんだろ?」
「やぁ……してない、そんなことしないもん……」

いいながら、既に俺の手が離れているのに千早は自らの秘部を触る手を止めない。
「指、入れて動かして」
「あぁ……はい」

そこは千早自身の愛撫に任せ、俺は胸を揉みしだいてやる。

「プロデューサー、だめ、き、気持ちよくて、あぁ、やっ、いやぁぁぁ」

「そ、一人でがんばるんだよ」
「やだぁ、だめ、プロデューサーの、して……ほしい、ねえ……」

まだ千早を羽交い絞めしているままだから、俺の怒張は千早の尻の谷間に
挟まったままである。それをなんとかしようと千早がもがくため、その動きだけでも
結構な気持ちよさである。


「お願い、します……は、はやく……ベッドで」
「ベッドで何? どうしてほしいの?」
「ほしいです、プロデューサーのこれ」
「ちゃんといわないとわからない」
「い、いじわるしないで、い、入れて、早く、千早のここ、お、お○ンコに」
「千早のオマ○コに? 何が欲しいのか言わないとだめだろ」
「おちんちん、プロデューサーのおちんちん、いれてください!」
「はい、よくできました」

そのまま俺は拘束を解くと、千早の手を窓枠につかせた。
足を使って千早の足を開かせると、腰を落としてそのままそこにあてがう。


「えっ? やだ、ここじゃ、あっ、ベッド、いや、だめぇぇ」
「いくぞ、千早」
「やっ、やぁっ、まって、あ、ああああっ!」

濡れすぎて何度か先端を滑らせながら、膣口に嵌った瞬間に思い切り腰を突き出し
一気に奥まで叩き込む。

「あ゛っあ゛ぁああああっ」
長く尾を引く悲鳴のような喘ぎが果てるまえに、俺は千早の腰を両手で掴んで動き始める。

「ほら、見てみろ前。みえるだろ」
「やだ、だめ……かくして、お願いです、は、はずかし、ああっ、やっ、だめぇ」
「今日は千早がイクまで、ここから動かないからな」
「そ、そんなの、やぁ、あぁつ、もう来たぁ、やだ、へんになっちゃう、あぁ」
「気持ちいいんだろ? こんな場所で見られて犯されるのがいいんだろ?」
「ちがう、そ、そんなの、ぁアン……やぁぁぁ、ベッド、ベッドがいいから」
「ちゃんとイッたらベッドでもどこでも連れて行ってやるよ」
「い、意地悪……プロ、ああん、いやあ、もうやぁだぁ……抜かないで、ちゃんといれてぇ
 イクから、ちゃんといくから、いっぱい千早のオマ○コ、犯してください
 あぁっ……いい、いい、おっきいのが、プロデューサーのおっきいオチンチンが
 いっぱいに、あん、奥まで……やぁ、きた、いっちゃう、だめ、もういくから
 あああ、ああん、い、いいっ、いく、いくぅーーーー」



千早の反応に、俺も早々に限界を迎えていた。
立ちバックの体勢でも強靭な足腰のバネで反応する千早の動きに懸命にあわせながら
俺は伸ばした手で可愛い膨らみを強く掴み、腰を強く押し付ける。
先端が奥の底に突き当たり、それでもなお深く、まるで子宮口をこじ開ける勢いで
押し付けたその頂点で、俺は引き金を引き熱く滾った千早の膣内に大量の白濁をぶちまけた。


◇ ピロートーク編


「千早、おーい千早さん?」
「……今日はこっちで寝ることにします」
「いいけど、裸のままはまずいよ?」
「あとで着替えます。あの、もうしばらくこのままで……」
仕方なく、俺にしがみついて離れない千早の裸身にシーツをかぶせる。


窓際で立たせたまま、最後まで激しく責め立てたつもりだった。
たっぷり中に注ぎ込んだあと、力尽き崩れ落ちかけた千早をベッドに寝かせ
さて俺も一休みと思った瞬間。
ぱっちりと目を開けた千早は、俺を押し倒し跨ってきた。
いったばかりで過敏になっているだろうに、無茶しやがって。
泣きそうな顔をしながら、それでも千早は復活した俺のものをくわえ込み動きはじめる。

「千早、ゆっくりでいいから」
「ゆっくりのほうが気持ち、いいのですか?」
「ああ、そうだ。ほら、手をつないでくれ」
「では……」

そうやって、千早の動きが激しくならないようこっそりコントロールしてやりながら。
やがて高みに登りつめていくにつれ、いつもは固く目を閉じて喘ぐ千早が
涙を滲ませた目でじっと俺を見つめながら、何度も何度も問いかけてくる。

「プロデューサー、気持ちいいですか?」と。

そのたびに俺は頷き、あるいは腰を突き上げてそれに答える。

しなやかに弾む腰、超高感度の乳首、中全部が俺をきゅうきゅうと締め上げるあそこ。
そういった女としての性能全てを並べ立てても、なお及ばないもの。
それを受け止め、答えてやりたい。

だから。

「千早、千早、頼む、いかせてくれ、千早の手で。千早の体で」
「プロデューサー、いいのですか、私で」
「千早じゃないとだめだ。頼む、千早、いかせて……くれ」
「わかりました。では……このまま、いっぱい」

そういって笑顔を見せたあと、千早は両手を突いて、激しく腰を上下させはじめる。
膣内部が激しく収縮し、締め付けられる。

「ンッ、ヤァァッ、アァッ……ンクッ…………」

我慢しきれずこぼれおちる千早の喘ぎでさらにスパートがかかった。

「いく、千早! だすぞ、また千早の中に」
最後に大きく腰を突き上げ、俺は絶頂していた。


「凄く嬉しかったんだぜ、千早が背中流してくれたの」
「……そ、そうなのですか。あんなことくらいで」
「そう。もうね、あのとき俺は一生千早の言うこと聞いてやろうと決心したよ」
「それは大袈裟すぎます。そんなこというと、明日から大変ですよ?」
「今までも大変だったから別に構わないよ」
「じゃあ、レッスンがボーカルばかりになっても?」
「もちろん」
「ライブの回数をどかんと増やしてくださいって言っても?」
「もちろん」
「毎日キスしてくださいっていったら?」
「……それはもうしてるだろ?」
「だって。今日はホテルまでできなかったじゃないですか。プロデューサーのせいで」
「あれ、俺のせい?」
「プロデューサーが雑誌の取材を無理やり受けたの忘れたのですか? しかも楽屋なんかで」
「あーっ……分かった。そういうことか」
「な、なんですか。何が分かったのですか?」

「なんでもない。やっぱりちーちゃんは可愛いなぁ、おいで。一緒にねんねしようね」
「やっ、ちょっと……そんなにベタベタしないでください。子供じゃないのですから」
「いいから、いいから。もうパジャマ着なくてこのままでいいからね」
「きゃっ、もう今夜はだめって、ぁあん……触っちゃ…………やぁぁぁっ」
「寂しかったんだろ、ちぃちゃんてば。ほらほら、明日の朝までもう離さないから」
「んっ、んあぁ、む、胸やぁらぁ……もっと優しくぅ、はぁん……」
「なんなら明日の朝まで、つながったままで寝ちゃおう。ほらっ」
「んんっ!! あんっ、また……き、きた……そ、そんなの……だめぇぇぇ」

胸にすがりついていた千早を体の上に載せ、そのまま下から挿入してやった。
千早の無意識の協力もあり、無事合体を果たした俺たちは、もう激しいのは
こりごりとばかり、ほとんど動くことをせず、時折キスをする以外、
明日の仕事のことや、次のデートで何をしようなどと相談しながら
気がつけばそのまま眠りに落ちていた。


おしまい

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