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[SSメモ] 27-324 2011/08/13

注意:レイプを扱ったSSです。またおまけパートではAF,3Pなどの
行為を含む描写がありますのでご注意ください。

  • 以下本編-


私は目の前で行われている行為にすっかり目を奪われてしまい
男の乱暴な拘束などなくても、もはや身動きすらままならなくなっていた。
抵抗の意思を失ったとか、諦めたとかが理由ではない。
私は…最低なことに……親友が男に犯されている様子を見ることでどうしようもない程
興奮してしまい、下着をぐしょぐしょに濡らしただけでは足らず、さらに激しい刺激の
ためなら自分も春香のように乱暴に犯されてもいいと思い始めている。

真っ黒で凶悪な男のペニスが、春香の奇麗な桃色の性器を押し広げ出入りする様子を
見せられていると、濡れたあそこを思いのまま触りたくて仕方がないのだけれど
後ろ手に縛られていてはそうもできず、わずかに足を擦り合わせるのが精一杯。
先ほどまで泣き叫んでいた春香は、今はもう抵抗の力を無くしてしまったのか
時折鼻をすすりあげ、思いついたように<やめて>という言葉を漏らすのだけれど
それが彼女の本心で無い事は、悲しいことに私にすら分かってしまっている。

何故なら。
春香の両足は。
さっきまで力なく落ちていたその足が今は持ち上がり、自分を犯す男の動きに合わせ
足首に絡んだままのパンツが降伏を示す旗のようにゆらゆら動いている。
やがてその足は徐々に男の下半身に近づきはじめ、ついにはしっかり男に絡みつく。
男に体を離されないよう。男のペニスが自分の膣をより深くまで穿つよう。
その姿はこの前二人でこっそり見た、あのAVと全く同じだった。



先に初体験を済ませたのは春香だった。
たまたま二人切りになった更衣室で打ち明けられた彼女の言葉。
「千早ちゃん……わたしね、プロデューサーにヴァージン捧げちゃった」
「そ、それ……本当なの、春香?」
「本当だよ、千早ちゃん。自分でも信じられないくらいなんだけど」
春香の顔は幸せそのもので、それだけで彼女の言葉が真実であると証明している。
そんな彼女の経験が私の背中を押したのも、紛れも無い事実だった。
アイドルとプロデューサーの関係から、半ば諦めかけていた彼のこと。
春香に出来たのなら、私にもできないはずがない。

彼女に遅れること半月、意を決した私の告白をプロデューサーは受け入れてくれ、
初めてをも彼に捧げることができた。
そのことを真っ先に春香に報告したことはいうまでもない。
それから私達は、恋愛のこと、彼のこと、自分のこと、そして性に関することでさえ
何でも話しあい、相談しあった。誰にもいえないことでも春香には話すことができ、
お互いがそうするたび私達の絆はより強くなっていった。

初体験は春香が先だったけれど、性的な絶頂を知ったのは私の方が先。
彼のものを口でする行為は春香が先で、逆に彼に口でしてもらったのは私が先。
決して競い合ってたわけでは無かったのだけれど、初めてしたことを相手に報告する
のは面白かったから、競争意識があったのは紛れも無い事実だし、この頃の私たちは
舞い上がりすぎてどうかしていたのかも知れない。

そんな二人の好奇心がAVに向いたのは、当然の成り行きだった。
秘密の鑑賞会の会場はもちろん一人暮らしの私の家。
肝心のDVDは買ったり借りるわけにもいかないから、相談の結果お互いの恋人の
家を探そうということになり、目論見通り何枚ものDVDが見つかった。
普通のAV。コスプレをしたAV。女の子同士のAV。マジックミラーの車。
面白いのもあったけれど、刺激という点では今ひとつ物足りなさがあったと思う。

そんな時に見たのがあのDVD。
パッケージはなく盤面も文字だけのそれがAVかどうか定かではなかったけれど
駄目元でプロデューサー宅から持ち出してきたもの。
大した期待もせず再生を始め、次の瞬間私も春香も言葉を失っていた。
覆面の男達が私たちと変わらない年頃の女の子を車で拉致し、殺風景な倉庫のような
建物に連れて行って、乱暴に制服を剥ぎ取っていく。
AVだから演技なのだろうが、だとしたら迫真の演技ではないだろうか。
いつもなら画面を見ながらあれこれおしゃべりし、ふざけた批評もするのだけれど
今回はそういう余裕が一切無かった。

なぜなら下着を引き裂かれた次の瞬間、大事な部分を隠すはずのモザイクは現れず、
女の子の性器が鮮明に映し出されたから。
固唾を飲んで見守る私達の前で、その女の子は男に羽交い絞めにされ、別の男に
犯されるだけではなく、三人目の男に大きな性器を無理矢理咥えさせられている。
でもそんなのは序の口でだった。
様々な姿勢で犯されるだけでなく、男達は果てるたび彼女の中で射精しているらしく
何度も零れてくる白い液体がアップで映し出される。
そのうち女の子は抵抗を失いぐったりとなったのだけれど、悲鳴の代わりに気持ち
よさそうな喘ぎ声をたてはじめたから、少しはほっとした気分になった次の瞬間
あっさりそれは裏切られる。
信じがたいことに彼女は跨らされた男に前を犯されると同時に、後ろから別の男に
お尻の穴を犯されている。悲鳴を上げたのは画面の中の女の子だけじゃなかった。
私と春香も、ほぼ同時に小さい悲鳴を上げて画面から目を背けていた。


ちょっとした放心状態から醒めるのに、10分以上はかかっただろうか。
気分を変えるために明るいバラエティ番組にチャンネルを変えて
ようやく私たちは話を始めることができた。
「す……凄かったね。あれって演技なんだろうけどリアルだったね」
「そ、そうね……本物だったら大変だもの、そんなわけはないだろうけど」
「そうだよ、気持ちよさそうにしてたもん。実際のレイプだったらあんな風には
 ならないよ、あははは」
「そ、そうよ春香。全部演技だし、中に出されてたのも作り物に決まってるわよ」
二人とも強がって見せても、最後の行為だけは触れることができなかった。


そしてこのDVDを最後に、私と春香のAV鑑賞会は中断することになる。
DVDを勝手に持ち出したことがばれ、酷く怒られたからである。
「なあ千早。まさかこういうのに興味があるわけじゃないよな?」
「えっ、も、もちろんです。ただの好奇心だけです」
「ならいいんだけどな。春香と一緒に見たんだろ。反応どうだった?」
「どうとは?」
「こういうジャンルに興味がありそうだったかってこと」
「……凄いとはいってましたけど、興味があるかどうかは……」
「そうだろうな。ともかく勝手に持ち出すのは禁止だからな」
「では……許可を取ればお借りできるのですか?」
「懲りないな、ちーちゃんは。このDVDの女の子みたいになりたくはないだろ?」
「ふふっ、プロデューサーにされるのでしたら全然怖くありません」
「君たちはこれを演技だと思っているらしいが……」
「……えっ、違うのですか?」
「オーデで一回か2回顔合わたくらいじゃ、流石に顔は覚えていないか」
「あ、あのプロデューサー、まさかそれって……」
「いいか千早。今の話、絶対誰にも、春香にも喋っちゃだめだ。でないと今度は
千早と春香主演のDVDができあがってしまうんだからな」



秘密をばらせば私達がAVに出されるなんて、流石に話が突飛すぎた。
きっとプロデューサーのいつもの法螺話なんだろうけど……
それでも2週間ほど神妙にしていたのは、その法螺を信じたわけではなく、
一応怒られた立場だから、ほとぼりを冷ますというだけの意味である。
彼のいう、あの女の子の正体の話だって。
オーデで会ったと言われても記憶にはないし、今さら確かめようもないこと。
大体あのDVDが本物としたら、何故プロデューサーがそんなものを所持している
かという話にもなるわけで。
だから私は彼の話をタチの悪い作り話と結論づけたのである。

そしてきっかり2週間後、泊まりに来た春香に彼の与太話による脅し文句を
脚色を交えながら全部話しておいた。
ビデオ禁止令以来、忙しいのもあってろくに息抜きもできていなかったから
今夜は久しぶりに春香と盛り上がろうと思っていた、そんな私の思惑と違って
話を聞いても春香は少しも笑わなかった。
むしろ顔が青ざめたような気もする。
「ねえ春香。どうかした?」
「う、ううん。なんでもない……」
「だいたい私のプロデューサーは法螺吹きなのだから、心配しなくても大丈夫よ」
「千早ちゃん、もうこの話はやめよう。私結構ショック残っててさ……」
「そうだったの、ごめんなさい。私も忘れることにするわ」
「あのさぁ……千早ちゃんのプロデューサーさんは口止めとかしなかった?」
「されたけど春香は別だわ。春香にも喋れないなんて私……」
「いいの千早ちゃん。そこまで思ってくれてるなら私も嬉しいし」
その言葉と裏腹の、寂しそうな春香の顔がいつまでも記憶から去らなかった。



そしてさらに2週間ほどたったある日。
合同ライブの企画が始り、春香と一緒のレッスンスケジュールも組まれていて
ある日指定されて向かったレッスンスタジオでそれは起こった。

「今日のレッスンは私と春香、二人だけなのかしら」
「そうみたいだね……千早ちゃんのプロデューサーさんは一緒じゃなかったの?」
「うん、メールでここを指定されただけ。春香は?」
「私もだよ……なんか変だね。それにここって初めてのとこだよね」
「そうね。なんかいつものスタジオとは全然雰囲気も違う気がする……」

賑やかな街並みから1本裏通りに入った雑居ビルの1フロア。
看板にもドアにもスタジオの名前は入っているし、応対に出た女性のスタッフは
いつものスタジオよりきちんとしているくらい。
鏡は奇麗に磨かれているし、バーも設備もきっちりしているのだから、いつも行く
スタジオと違うどころか、こっちの方がいいスタジオのように思えるのだけれど
何故か心がザワザワするのが止まらない。それは春香も同じらしくて
いつもならさっさと着替えてアップを始めるところだけれど、私たちはフロアの隅に
身を寄せ合って、プロデューサーの到着を待っていた。

「プロデューサーさんたち遅いよね」
「渋滞にでも遭ったのかしら。メールくらい来てもよさそうなものだけど」
二人の携帯にメールの着信があったのは、そんなタイミングだった。

「あっ、プロデューサーさんから。もう少しで着くから着替えてアップしておけって」
「私の方も同じね。あっちが更衣室みたいだから着替えましょう」


ゆったりとして小奇麗な更衣室のおかげで、それまでの妙な気分も忘れて
私達は二人きりなのをいいことに、下着姿のままでふざけてグラビア撮影っぽい
ポーズをとって遊びを始めていた。
だからスタジオの人の出入りには全く気付かないまま、遊びがエスカレートして
際どくエッチっぽいポーズをお互いの携帯カメラで撮影していたのである。

その時。
ココココ、コココン。 聞きなれたリズムの軽やかなノック。
「プロデューサー、今開けちゃだめですよ。春香もいるのですから」
「千早ちゃんのプロデューサーさんならいいかも、なんていったりして」
「だ、駄目よ春香。冗談を本気にされても知らないわよ?」
その直後本当にドアノブがガチャリと音がしたため、慌ててドアを押さえようとした
ときにバチンと音がして照明が消えて闇に包まれた。
「えっ、なにこれ。千早ちゃん、停電かなぁ?」
春香に答えようとした私の口が布のようなもので覆われ、声が出せなくなった。
そして押さえられたのは口だけではなかった。
停電による暗闇に気を取られ、更衣室にプロデューサーが侵入してきたのだと
気付いたのは、後ろから羽交い絞めにされた後だった。
「ンッ、ンンンン!?」
なんとか春香に体を隠せって伝えるため、押さえつける彼から逃れようと…
……彼?
ち、違う。これはプロデューサーじゃない?
さっきのノックでてっきり彼だと思い込んでいたけれど、微妙な違和感の正体に
気付いた瞬間、体中の産毛がぞわぞわと逆立った。
後ろから抱きすくめられた今の状態でもはっきりと分かる。
プロデューサーはこんなに背が高くない。
プロデューサーの腕はこんなにごつくて太くはない。
プロデューサーはこんな匂いの整髪料なんかつけたりしない。
プロデューサーはいくらふざけていても、私のことをこんな風に乱暴に……

今度こそ本気で暴れ出そうとして、できなかった。
後ろに回された両手首に何かワイヤーのような細いものが巻きつけられていて
どれだけ引っ張ってもそれが食い込んで痛いだけで、外れる気配もない。
そのまま絨毯敷きの床に押し倒された。
それでも覆われていた口が自由になったから、力の限りの声で叫んだ。
「春香、逃げて。け、警察をよんで!」
大柄な男は叫び声を気にする様子もなく、足首も同じように縛り付けるている。
そして唐突に部屋の明かりが点った瞬間。
目の前、手を伸ばせば届きそうな所に春香はへたり込んでいた。
気付いた彼女の視線が私と交錯して、すぐそれが入り口の方にそれる。
戸口に現れた二人目の侵入者は、懸命に後ずさる春香を嘲笑うようゆっくりと
歩み寄り、抱えてきたらしい大きな三脚を床に据えると、逃げ出すために
起き上がろうとしている春香を床に押し倒した。

三脚に据えられた物。あれは……仕事で何度も見たことがあるあれは、
業務用のビデオカムだ。カメラ前面には赤く光るタリーランプ。
レンズの狙う先には下着姿で倒れている春香。
ブラからは胸が零れかけているし、パンツの脇からは少しはみ出している陰毛。
それを見たとき、不意にあのレイプDVDとプロデューサーの言葉が蘇る。
<誰かに喋ったら、今度は千早と春香主演のDVD……>

その時、床に転がったまま着信を告げる私の携帯に気付き、私を縛り終えた大柄な
男が拾い上げ、画面を見てからそれを私の目の前に突きつけた。
<喋ってしまった千早の自業自得だ>
つまり、私たちはプロデューサーに見捨てられて 売ら…れてしまったの……?


床に転がった私達をみながら、男達は何やら声を潜めて相談している。
覆面で表情が分からなくても、その雰囲気から私と春香の体を見て品定めしているのは
間違いなさそうだけれど、その不愉快さどころではないはずで。
やがて相談がまとまったらしい。
最初私を縛り付けた大柄な方の男が春香に近づくと、もう一人の長身の男はカメラに
歩み寄った。つまり最初に犯され、その姿を撮影されるのは春香……

「いやぁ、やめて、触らないでよ!」
まとまらないぼやけた私の思考を春香の怒声が引き裂いた。
けれど男は動じることなく暴れる春香を押さえつ馬乗りになる。
「痛い、やだ、どいてよ、止めないと許さないから、いやぁぁぁ!」
私からは春香に圧し掛かった男の背中しか見えないけれど
それでも何が進行しているかは分かってしまう。

馬乗りになった男が身を屈め、春香の胸元に顔を埋めている。
嫌がる春香の悲鳴が、懇願に変わっても男はそれをやめない。
そのうち春香の声に力がなくなり、そして。
その時になってすら、私には今自分達が見知らぬ男に襲われて
レイプされているという実感が無かった。
あまりにも現実感が無さ過ぎたのが理由の半分。
もう半分は恐怖で麻痺した私の頭の中を、例のDVDのシーンが再生され
目に映る光景とオーバーラップしていたことがその半分。
DVDで襲われていた女の子は最初は抵抗し泣き叫んでいたのに
途中からはそうでなくっていた。そして春香もそうなりかけている。
やがて春香の動きが緩慢になり、ついの止ってしまうと、男が位置を変えて
足の間に陣取って。
気付いた春香が叫んでも、もう手遅れだった。
簡単に引き摺り下ろされたピンクのパンツは脱がされた途中の足首で止まり
男の関心はそれが覆い隠していたところに移っている。
「……いやぁ、やめてください……ゆるして、お願いですから」
低い声で繰り返す春香に構わず、男はズボンを下ろして膝をつく。

私にとって初めて見る他人の性行為。
それが……親友である春香が見知らぬ男に犯されるところだなんて
何度も目を閉じようとしても、私の目は意思に反して開いてしまう。
「いや、やめてぇ、絶対いやぁぁあ、助けて、千早ちゃん、助けて!」
声は聞こえても、男に遮られて顔が見えないのが救いだった。
だけど耳を塞ぎたくても塞げなく、見たくないのに目が閉じてくれない。
そのうち。
男の逞しい下半身がゆっくりと動いて。
春香の弱弱しい叫びが私の耳をうち。
その瞬間だけは、後ろから見ている私にもはっきり分かった。

男の性器が春香の大切なところを犯してしまった瞬間。
割り広げられた彼女の足がびくりと震えて。
「いゃぁやあああ、抜いて、だめぇ、いやだいやだ、いれないで」
まさしくそれは無駄な抵抗であり、男は手馴れた様子で腰を押して引きながら、
春香の体を、そして心を確実に犯していく。
「抜いて、おねがい、いやだぁ、許して、助けて千早ちゃーん」
だが頑丈な拘束のせいで身動きがとれず、目の前の生々しい光景に圧倒されて
声すらだせない私の目の前で、少しづつ春香の声の調子が変わっていくのが分かった。
その時、私もどうしようもないことに、まだ手を触れられていない
下着をぐっしょりと濡らしてしまっていたのだから。


男達はほとんど声を出さず、犯される春香の抵抗の悲鳴もなくなれば、
レイプ現場となった更衣室は、無慈悲な性交を交わす男女の荒い呼吸の音と、
聞きなれた水音だけが響いている。
濡れたアソコを男のペニスがこねまわして立てる性行為特有の卑猥な音。
リズミカルに動いていた男の腰が切羽詰ったように早くなる。
見つめる私の前で、もう春香の声は完全に女のそれになっている。
男の腰ががくがくと動くのを、春香の両足がしっかり絡みついて固定して。
その瞬間、男の体がビクンと跳ねてから、ぐったりとなって春香の上に
崩れ落ちる。

ああ、今射精した……
そう思った瞬間、私の心は現実に引き戻されている。
どんなに刺激があって興奮しようとも、私と春香が見知らぬ男に襲われ
強姦という性犯罪の犠牲になっている事実は変わりないのだから……
そう考えるとまたしても胸の奥がズキンと激しく痛む気がする。
いやだ、そんなことは考えたくない。
私も春香のように、めちゃくちゃに、頭が真っ白になるくらい犯されてしまいたい。
今度は私が春香の見守るその目の前で。
だらしなく足を広げ、男の欲望にまみれた薄汚いペニスにあそこを貫かれて
体中を嘗め回され、唇を奪われ、口のなかに垂らされた涎を美味しいといって飲まされ。
最後には体の一番奥、……子宮の中に男の精液がたっぷりと出されて。
そこまで想像して愕然となる。
子宮。精液。
卵子。受精。
どうだった? 今日はどうだった? いつ、この前はいつ?
排卵日、計算どおりなら昨日か一昨日だ。
なら、今、中に出されたら……
私は妊娠してしまう!。
この恐ろしい男達によって、妊娠させられてしまう。
私だけじゃない、春香は? 
あの男が春香を犯すとき、避妊するそぶりなんてどこにもなかった。
なら春香だって危ないじゃない!
だめ、やっぱりだめ、離して、駄目、絶対だめだ
レイプされて中に出されて妊娠なんて
知らない男の子供を孕まされるのなんて、死んでもいや!!!


春香を犯していた男がのろのろと体を起こすと、それまで見えなかった
彼女の様子がよくわかってしまった。
ぐったりと仰向けのまま身動きひとつしない春香の股間から流れ出しては
絨毯にぽとぽとと零れ落ちる夥しい量の白い液体。
カメラを操作していた男がその光景を執拗に写し撮ってから、最初の男と
その男が交替をして、今度はカメラのレンズが私を捉えた。

呆然としたままの私を、今までカメラを操作していた男が床に押さえつけられる
もう抵抗も何も考えられなかった。
どうしてこんなことになっちゃったんだろう。
これで、こんなことで私も春香もアイドル人生がおしまいになるのかな。
ああ、私は四つんばいにされて後ろから犯されるんだ。
どれだけ心を奮い立たせようとしても、もう私の中は空っぽになってしまい
だから抵抗とかは無意味だった。だって力も全然はいらないのだから。
正面から私を捉える無機質なレンズを睨みつける気力もない。
そして私を犯す相手の男は、下着を脱がしもせず脇にずらしただけで
性器の先端を私のあそこに押し付けてきた。
あ、ああああっ、プロデューサー……ごめんなさい……

あそこがびしょびしょなのは恥かしいというより情けなかったけれど
すっかりひび割れてしまった私の心には、ただ男が私の体を犯そうと
する動きだけが伝わってくるだけで、ほらこんなに濡れているから
抵抗もなく簡単に受け入れてしまって。
ずるりとペニスが入り込んできたと思ったら、もう奥まで届いていて。
私は春香のように抵抗も拒絶もしないまま男に身を任せてしまって……

って……あ、あれ?
なんか、なんかこれ、知ってる?
ていうか……プロデューサー、プロデューサーでしょ!
うな垂れていた顔をあげ、必死で振り返ろうとすると。

そこで春香がぷっと吹き出して体を起こしたのが目の端に写った。
「千早ちゃん、やっと気付いた?」
カメラ操作をしていた大柄な男が覆面を取るとそれは春香のプロデューサー。
ということは今後ろから私を犯しているのって……
あー、だめ! そ、そんなのだめです!と叫ぼうとした私の腰を掴んで
猛烈な速さで突き動かされたせいで私は
「あっ、あっ、ああっ、ああああぁん!!」
などと、自分で聞くのすら恥かしい大きな嬌声をあげてしまい、
それを春香だけならまだしも、彼女のプロデューサーにも見られていること
それだけじゃない、その様子をカメラに映されているという事実に
もうどうしていいか分からなくなってしっかり目を閉じたのだけれど……

「駄目よ千早ちゃん、いい顔見せてくれないと」
そういいながら、カメラを持って私の目の前に来た春香。
「や、やだ春香、こんな姿撮らないで、お願いだから」
「だめだよ千早ちゃん、私が犯されてる姿、最後までしっかり見たんでしょ? 
これでおあいこだよ、おあいこ。ほら、気持ちいい顔なってるよ?」
「やぁ、だめ、プロデューサーもやめて、人に見られてなんて、あああ……」

どれだけ私がお願いしても、プロデューサーも春香も取り合ってくれずに
結局は私も最後の瞬間はもう色んなことがどうでもよくなってしまい
ただただプロデューサーのことだけを考えながら、これまで経験したことが
ないくらい、凄い勢いで絶頂に押し上げられて
私は初めてセックスで失神した。



プロデューサーと春香のプロデューサーが前から共謀していたこと。
例のDVDはそのために仕掛けられた小道具だったこと。
そして途中からは春香も共犯者になっていたこと。
春香も今日のセックスが今までで一番気持ちよかったこと。

意識を取り戻した後にそんなことが全部明らかにされたわけなのだけれど……
私はどんな顔をすればいいか分からず絨毯に顔をふせたまま動けない。
何故なら、すぐそばで春香たちが2回目を始めていて、それが気になってしまって
薄目をあけて見ようとしたのをプロデューサーにばっちり見られていたから。

この恥ずかしさを消すため、というより意識ごと消し去ってしまうには
もう一度失神するしかない。
開き直った私はにやにや見つめる彼の体を転がし馬乗りになると
唇をふさぎ、それから下半身でそれを探りながら春香に負けじと……


本編はここまででおしまい。

---
最後の妄想3P編

彼にそうさせられるのはしょっちゅうなのだけれど、自分からなんて初めて。
彼の上に跨り、手で探りあてた彼のものを握って自分のあそこにあてがって
先端がぬるりと中に潜り込んだのを確認してからゆっくり腰を沈めていく。
んっ、あぁっ……中を押し広げながら入ってくる彼のペニスの形を確かめながら。
もうちょっと、あと、少し……あぅぁ、あ、当たった?わね。
全部が奥まで入ったのを感じながら、それでも手で確かめずにいられない。
二人の性器が密着している部分の、柔らかい私の陰毛とごわごわ硬い彼の陰毛の
絡み合う中さらに指を進めていくと、ペニスの根元にいきあたる。
ほら、ちゃんと私の中に入っている。

そうこうしているうち、固くて太いその感触にしっかり私の体もなじんでいて
動き始めても大丈夫だとわかる。
慣れてしまえば、どうすれば気持ちがいいのか体が全部覚えてくれている。
だから下半身の動きは体に任せ、私は目をあけて彼の顔を見下ろす。
ほら、目が逢った。
え? どうしたのですか……?
そういえば、彼の頭の向こうでは春香たちも始めていた……はず?
それまで床に投げ出されていた彼の手が、私の両腕を掴んで引き寄せたのは
キスがほしいのか、それとも乳房を口にしたくなったのか。
交わりながら唇を重ね舌を絡ませるのは好きなので、
できればそうする前に乳首を吸ってもらうのがいいのだけれど。

欲張りな私の予想はまるっきり外れていた。
私への次の愛撫は、あろうことか全く無防備なお尻に与えられた。
すっとそこに触れたと思った瞬間にはもうそれは中に入ってきている。
指…以前、彼がそうしたから感触は覚えている。
あの時は少し痛みがあったはずだけど、いまはちがう。
何の抵抗もなく、あっというまに全部入っていったのだから。
「ほら、千早ちゃん、力抜いてなきゃだめだからね?」
「えぇっ、は、春香なの? ちょっと待ってよ、そんなとこぉ、やぁあん!」
「あらら、簡単に奥まではいっちゃったよ?」
だけどその時点でもう私は春香に答えられるような状態ではなかった。
春香の指はその根元まで私のお尻を犯して、なおずぶずぶと前後に動いていく。
「千早ちゃん、痛くないよね? ってそんだけ喘いでいるんだから大丈夫か」
「やだ、春香……やめて、そんなとこ……」
「あれ、気持ちよくなかった? 私のでしっかり濡らしてから入れてあるから
入れるときはスムースだったでしょ?」
「違う……そ、それはだめなの、今はお願い……」
「へへぇ、お尻の中って凄く熱いし、締め付けもきついのね……」
春香は私の懇願を聞き入れるつもりはまったく無くて、指の動きがだんだんと
激しくなっていく。

「そうはいっても千早ちゃんのお尻の穴、もうヒクヒクしてってるのにねー
ちゃんと解しておかないと本番で痛いと困るでしょ?」

本番。ほぐす……やだ……ちょっと春香、何をいってるのよ。
ま、まさか……それって

「でも……こんなに可愛いお尻がこれだけ嬉しそうな反応するってことは
こっちも初めてじゃないみたいね。でしょ、千早ちゃん?」
「し、知らない……そんなのしたこと無い」
「プロデューサーさん首振ってるよ? え、嘘ついたらお仕置き? ねえ千早ちゃん
聞こえたよね。じゃもう一度聞くね。千早ちゃんはお尻でエッチしたことあるよね?
ちゃんとカメラに向かって答えるんだよ?」


「やだ、知らない……そんな変態なことしたことないー!」
叫んだのは無意識だった。

彼に後ろを犯されたのは数えるくらいしかない。
理由は……私のお仕置きのときだけ、後ろでするらしいから。
そして今、私が一番欲しているものこそ、そのお仕置きだったから。
春香の指が火をつけた、私の変態じみた欲望。
脳裏に浮かんだあのDVDの映像。
待ち望んでいた、その瞬間。
もうすぐここに入ってくる。春香のプロデューサーのあのペニスが……
春香の指でやさしく丁寧にほぐされた私のお尻の穴。
つまり、私は前も後ろも同時に男のペニスで犯される。

「春香、カメラ交代な。いい顔とってあげるんだぞ」
「へへー、任せてください」
「じゃあいくよ、千早ちゃん。痛かったらちゃんというんだぞ」
初めて受け入れるプロデューサー以外の男のひと。
できれば……最初はそこじゃなくて。
「あ、あの……ちょっと待ってください。最初に……」

一度体制を変えてもらう。
目の前に来たそれに、私はそっとキスしてから大きく口を開けて飲み込んだ。
春香の持つカメラが寄ってきても気にしない。むしろ……
それをしゃぶりながらカメラを、いいえ、その向こうの春香を見つめる。
ほら、あなたの彼のペニスで今からお尻を犯してもらうの。
だからこうして、いっぱいしゃぶって私の唾でぬらしておくのよ。
たっぷり咥え、しゃぶって満足してから私は彼にお礼をいって口を離した。
いよいよ、その時。
私は彼に覆いかぶさって、キスをねだった。

後ろに回った彼のペニスが私のお尻の穴を軽くノックする。
大丈夫……力は抜けているし、たっぷり濡らしておいたから。
ンッ……でも、さすがに指とは違ってペニスは大きい。
あの先端の膨らんだ部分を飲み込んでしまうまでは、やはり……
あぐぅっ……意識して大きく息を吸込み、そして吐き出す。
その間にもペニスはじりじりを私のお尻を犯していくのが分かる。
ズル……ズルリ。
ズルンっ。は、入った? と思ったのは先端だけだと安心したら。
グン!と一気に奥まで突き入れられていた。

「うぁあああっー!」
背中が反り返るほど仰け反って、私は大きな声を出してしまっている。
前だけでも十分いっぱいの胎内に、さらにもう一本の太いペニス。
体中すべて男に犯されて息がつまり、もう何も考えられない。
ただ快感を貪る以外のことは。
「うわぁ千早ちゃんの顔、エロい、エロすぎ!」
私が呆けた顔をカメラに向けた途端、最初の律動が与えられる。
前、後交互に突き動かされ、そのリズムが段々早くなるのを感じながら
私はただカメラに向かい、うわ言のようなあえぎ声を涎と一緒に垂れ流すだけ。
そしてその時考えていたのは、ここにもう一人男がいればあのDVDと同じに
なるといことだった。
二人の男に同時に犯されながら、あえぐ私がしきりに舌を突き出しているのを
察した春香が、カメラを三脚に固定するとにやりと笑って私の前に来てくれる。

「わかってるよ、千早ちゃん。欲しいんでしょ? 口がさびしいんでしょ?」
「あぁっ、そう、そうよ春香……お願い、いいでしょ?」
「いいけど、ちゃんとお願いしなきゃだよ?」
「わ、わかってる……お願い、春香。あなたのオマ○コも舐めさせて」
「いいよ千早ちゃん。ほら、前も後ろも一杯舐めてね。私も二人に犯して
もらうから、千早ちゃんの舌でほぐしておいて」
「うん、ああ、おいしい、春香の、おいしい……」

甘くてしょっぱい春香のオマ○コをたっぷり味わいながら、激しさを増す
一方の男たちの突き上げを受け止めながら私はまっすぐまっすぐ頂点に
向かっておいつめられていく。
頭の中を白い光がちらつきはじめ、やがてそれが真っ白に私の視野を
侵食して……いく、いっちゃう……

ドクン……最初は彼が弾けて散る。その熱い飛沫を子宮に感じながら
続けざまに春香のプロデューサーが達したようで、お尻の中にどくどくと
いう脈動を感じ、その精液が私の中に放たれたことがわかった。
最後は春香だった。
彼女の手で私の頭がしっかり押さえつけられ、同時に彼女がしぶかせた
あたたかい飛沫をたっぷり顔で受け止めながら、流れ落ちる液体を
私は舌を伸ばして味わいながら、ゆっくり彼の上に崩れ落ちていく。



最中はスイッチが入っていてなんとも思わなかったのだけれど
いざこうして、映像を客観的に見てみればとんでもないことをしていたわけで
彼の上に跨った私が、お尻にもう一本のペニスを受け入れたあたりで
見ていられず、私はテレビ画面に背中を向けると、彼の胸に顔をうずめた。

「あんっ……千早ちゃん、今更恥ずかしがってもおそいわよ……」

ソファーの隣では、やはり彼に跨った春香がいて、彼女はしっかりと
画面を向いて私の痴態を見ながら腰を動かしている。
「ほら、千早ちゃん、自分がいくとこ見なきゃ」
「……だめ、やっぱり見られない」
でも彼は私を無理やり引き剥がすと、春香と同じ姿勢に移動させられて
仕方なく画面を見た瞬間、彼の突き上げるペニスが私のスイッチをいれてしまう。

私への陵辱が終わると、次は春香の番。
彼女は私と違い、最初に四つんばいにさせられて
後ろから彼のものでお尻を犯され、同時にその口を彼のペニスが蹂躙している。
やがてそれが終わると、春香を抱えたまま彼が後ろにひっくりかえり
剥き出しになった春香のあそこに、私のプロデューサーがゆっくりペニスをあてがい
侵入を始める。
私の彼が春香の性器を犯していることはもう気にならなかった。
こうして撮影したDVDを鑑賞しながら、この次は相手を交代して
することになっているらしく
私は気付かないフリを続けているし、春香の彼に押さえつけられて抵抗を
するフリをして、でもあの太いペニスに貫かれる瞬間を心待ちにしているのだから。


ここまで全部千早の妄想。


おしまい

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