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[SSメモ] 22 2010/12
青カン+焦らし+体位ネタから。
スレンダーな女の子の(立ち)バック原理主義のため千早さんで。


本編ここから

とある秋の休日、早朝都内を出発し、遠路はるばる車で2時間。
その別荘は持ち主の伊織が自慢するだけあって、雰囲気も環境も非の打ち所がない。
手入れの行き届いた花壇のバラを嬉しそうに眺める千早を見ていると
PVのロケ地下見という口実で、騙している事実が心に突き刺さる。
だが今更事実を話しても怒るのは間違いない。どうせならせめて目的だけは果たそう。
そう思い直し、フェイク仕事の準備を白々しく始めた。

「コンセプトは『清楚なお嬢様』だ。建物には入れないから悪いけど着替えはここで」
「白のワンピース……似合うといいのですが。あ、着替えるまで見ないでくださいよ?」

低ランクの頃の経験から、着替え場所に頓着しない千早は、脱ごうとした手を止め言った。

「えーと、青空の下というのが新鮮なんだけど、見ちゃだめかな?」
「青空とか新鮮とか関係ないと思いますけど? それに仕事に差し支えるから駄目です」
「駄目って……寝室ならいいのに?」
「し、寝室は今関係ありません! あっち向いててください」

寝室といっても照明を消されてほとんど見えないしな。それにどうせこの後……

「何かおっしゃいました?」
「いえ、なんでもありません……」


秋も深まる時期なのに汗ばむほどの陽気の中、時折ハンカチで汗を拭いながらポーズを作る
千早の姿をカメラに収め、一時間ほどかけて一通りの撮影を終わらせた。
ウッドデッキのパラソルの下、クーラーボックスから飲み物を取り出し休憩を入れる。

「楽しみですね。どんなPVを仕上げていただけるかと思うと」
「そ、そうか……ま、PVといってもまだ企画段階だから……」

心なしか千早の目つきが鋭いのは気のせいだろうか。気のせいであってほしいが。

「それにしてもいい天気ですね。連れて来ていただいてよかったです」

そういって、大きく伸びをしてから立ち上がる。

「太陽の下というのも久しぶりだもんな」
「ええ。いつか時間が取れたら、こういう場所でゆっくり過ごすのもいいかもしれませんね」

ウッドデッキの柵に肘をつき、微かに見える海に視線を向ける。
軽く腰をかがめた千早を真横から見ると、光線の加減で体のラインが綺麗に透けて見える。
特に腰からヒップにかけての曲線は、服を着ていてさえエロチックといえる。
思わずカメラを取り上げ、無意識にシャッターを切る。
気付いた千早が、首をかしげ、物問いたげな表情を俺に向ける。

無意識の動作だったのだろうが、軽く腰をひねる動きと微かに浮かんだ下着のライン。
そのわずかな視覚情報が俺の行動を促すスイッチになった。
誘われるように立ち上がり、柵にすがった千早に近寄った。

「どうしました? あっ、ちょっと……」

頬杖をついたまま振り返った千早を後ろから抱き締める。

「あ、あの。だ、だめです……プロデューサー? 一体どうしたので、あぁっ……」

薄手の布地越しに腰を押し付けると、千早の柔らかい部分の感触がはっきりと伝わってくる。

「や、やめてください……こんなところで」
「いいから。力抜いて」
「駄目ですよ、こういうのは。いい加減にしてください」
「お仕事はもうおしまい。今からオフだもん」
「な、何をふざけているのですか。PVのロケってやっぱり嘘だったのですか?」

やっぱり疑っていたか。まあいまさらなんだけどな。
それより逃れようと千早が体をくねらせるたびこすり付けられ、それが滅法気持ちいい。

「だ、だから離してください。今ならまだ許してあげます」

声を上ずらせながらも、千早は抵抗をやめようとしない。

「別に許さなくてもいいよ。このまま続けるんだから」

片手で腰を掴み、もう片手を胸に回した。
ふむ、ワイヤー無しはありがたいな。揉み易さが大違いだからな、ほれこの通り。
ブラの上から、小さい盛り上がりを摘むように刺激する。

「キャッ、プロデューサーの変態! はなしてぇ、だめだからぁ……やめて」
「落ち着けよ千早。いつもやってることだろ」
「知らない……こんなの、こんな場所でしてません」
「青空の下でって気持ちいいと思うけど、千早はそういうのイヤ?」
「い、イヤです。恥ずかしいし…。だからお願いです、もうやめてください」
「そうやってお願いしたらやめると思う?」
「うっ、プロデューサーの馬鹿ぁ……意地悪ぅ、変態!」

少し涙声なのが可哀相だが、ここまで来たら止める方が可哀相ってもんだ、お互い。
こうなればとことん、最後までやるしかない。
すまんが千早、そういうことなんだ。

暴れるのに疲れたのか、千早が動きを止めて大人しくなる。
その隙に腰を抑えていた手を伸ばし、ワンピースの裾をたくし上げると
可愛らしいショーツに包まれた千早の下半身が、明るい日差しの下に露になる。
健康的なのになんとも淫靡な光景だった。

下着の上から秘部の上に手を置くと、ほんのり染みができているのがわかった。
初めての頃濡れにくかった千早も、経験を重ねるうち相応に潤うようにはなってきたが
まだまだ充分ではないし、何より極端なスロースターターでもある。
既に抵抗を諦めたのか、両手でしっかりと柵を握り締め、俺のなすがままになっている。

「続けるよ、千早?」
「し、知りません……勝手にしてください。わたし、わたし……何も感じませんから」

そういうつもりなら俺も容赦はしないよ?
たくし上げたワンピースを引っ張って脱がせ、下着姿になった千早を
先ほどのように、柵に向かって立たせる。
そのままショーツを引っ張りおろし、後ろから突っ込みたくなる体位なわけだが、
それを我慢し後ろから抱き抱え、片手を胸に、片手を股間に伸ばして下着越しの愛撫を始めた。
力を入れず、かすかにくすぐるように。
ほら、もどかしいだろ?

「んっ……くっ……」

時折漏れそうな喘ぎを懸命に堪え、そのたび柵を掴む手に力が入る。
そうそう。そうやって我慢するんだよ、千早。
普段ならとっくに乳首を舐めしゃぶり、アソコに指を沈めていく頃合になっても
最初のペースを乱さず、軽くくすぐるような愛撫を続ける。

「……やめ……いや……はぁ、んんっ」
「どうした千早? 何も感じないっていってたけど?」
「……か、感じてません……ちょっとくす、ぐっ……たいだけ……」
「ふーん。そう。でも声がちょっとやらしいよ?」
「し、知りません……んっ、んはっ、くふぅ……」

中々頑張っているけど、そろそろ限界が近いのか、踏みしめていた両足が小刻みに震え、
それが手にも伝染しはじめている。
けど、まだだぞ、千早?
相変わらず下着越しだが、力加減を強め、わずかにペースをあげてやる。

「んっ……ゃぁっ……んく、はぁ……やめ……」
「何? やめて欲しいの?」
「……やァ…だめ……やめちゃ……だめぇ」
「やめてほしくないなら、続けてくださいってお願いしなくちゃ」
「……ううっ、や、やめないでください……」
「ほら、やっぱり感じてるんだ千早は。さっきは感じないからなんていったけど」

ブラごと乳房を包んでいた手をカップの隙間から差し入れ、指で乳首を摘んで囁く。

「んっ! ち、違う……感じてない……感じてません」
「でも止めてほしくないんだろ?」
「……意地悪ぅ……プロデューサーなんか嫌い、もうやぁ」
「しょうがない、そんなにいやならもうやめようか」
「だめぇ」

千早の手が柵を離れ、ショーツごしに愛撫を続ける俺の左手を掴んだ。

「お、お願いだから……し、してください」
「千早はいやなんじゃなかった? いいの、しても。この場所で」
「はい……お願いです、もう……じらされるのいや」
「じゃ、俺のいうこと聞く? それなら千早のして欲しいことしてあげるけど」

顔を上げた千早は潤んだ瞳を俺に向け、小さくうなずいた。

「じゃ、全部脱いで。こっちむいたまま」

千早は微かにうなずき、後ろ手でホックを外すとカップを両手で包むように外し、
ストラップを抜いて外したブラを足元に落とす。
ついで両手の指先をショーツの両サイドに通し、そのままゆっくり屈みながらショーツを下ろす。
布地が千早の股間を離れるときに、粘っこい液がきらりと光り糸を引く。
脱いだショーツをその場に置いたまま立ち上がり、手で胸と股間を隠すのはいつもの通りだ。

「よくできました。じゃ、次は千早のいうことを聞く番だな」
「……じゃ」

くるりと柵に向き直り、さっきと同じ体勢をとる。
そして俯いたまま、囁くような小さい声でいった。

「さっきみたいにして、それから……後ろから犯してください」

誘われるまま千早に手を伸ばす。
花びらは押し開くまでも無かった。
触れるだけで千早のそこは開花し、膣内から湧き出すした愛液で溢れる。
指はすぐにびしょぐしょになり、滴り落ちる粘液がウッドデッキに水溜りを作っていく。

もう俺の我慢も限界だった。
脱ぎにくいズボンを蹴飛ばしように脱ぎ、トランクスを下ろし、限界まで膨張した
砲身に、千早から拭い取った愛液を塗りつけ、先端をあてがう。
逸り経つ心を抑えながら、最初の挿入はゆっくり。傷つけないよう丁寧に。
んむっ、こんなにもヌルヌルになると気持ちよすぎるだろ……
それだけでもう逝ってしまいそうな快感をこらえながら、じわじわと千早の中に沈めていく。

「んっ、や、あ、ああ、ああああっ……」
「ほら、千早。はいったぞ、全部」
「んっ、すご…い……おくまで、プロデューサーのが奥にあたる……」

千早の膣が俺のものに馴染んだと見るや、両手で腰をつかみ往復を始める。
最初はゆっくり。
が、千早の喘ぎに誘われるまま、すぐにピストンのペースは速くなり
気がつけばもう絶頂の直前にまで達していた。

「ああっ、いい、気持ちいいっ、プロデューサーの……すごく……感じる……」
「俺も、うっ、千早、気持ちいい、い、いくぞこのまま」

やばいとか、やばくないとか、そういう判断が全て吹っ飛んでしまった俺は
千早の腰を力いっぱい引き寄せ、その膣の奥深く、子宮の入口をめがけてたっぷり放っていた。
同時に駆け上がり、それから力が抜けて崩れかけた千早の体を抱き締め
ゆっくり硬いデッキに体を横たえた。



おしまい

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