砂漠を往くものたち��
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kuroe_trpg 2021年04月29日(木) 20:11:03履歴
SW2.5キャンペーンリプレイ 漠砂に眠る蛇
第1話 砂漠を往くものたち ��
冒険者紹介
名前：ウィズ・サジェッツァ
PL：シュープリスさん
種族：エルフ／性別：女／年齢：107
技能：ソーサラー Lv.2／セージ Lv.1／レンジャー Lv.1
戦闘特技：ターゲッティング
以前魔物に襲われたさい冒険者に命を救われた経験を持つ。
砂漠を舞台にした物語に憧れを抱き、その後用心深く知識を蓄えて冒険に出発。
パーティーの知恵袋たる後衛ソーサラー。
ぼんやりしているように見えてあらゆる局面で頼りになる。
名前：エディル
PL：煮本さん
種族：人間／性別：男／年齢：17
技能：マギテック Lv.1／シューター Lv.1／スカウト Lv.2
戦闘特技：ターゲッティング
チキチキ素人魔動機バイクレース大会優勝者。
そのとき発見した遺跡に心を動かされ、また同輩から刺激を受けて冒険者を志す。
強力なダメージディーラーとなり得るマギシュー。
パーティーのツッコミを一身に担うラノベ主人公。
名前：ルーカス
PL：おぉかみさん
種族：人間／性別：男／年齢：18
技能：ファイター Lv.2／エンハンサー Lv.1／スカウト Lv.1
戦闘特技：全力攻撃
貴族出身の冒険者。調子乗りが災いして大失敗をし、家から追い出される。
その事件でとあるエルフと因縁を持ち、屈折した思いを抱くことになった。
前線で身体を張るオフェンシブタンク。
三枚目キャラではあるが確実にパーティーの要。
☆ ☆ ☆
黒江＠GM :では、キャンペーン第1話「砂漠を往くものたち」はじめていこう
エディル :よろしくおねがいします！
ウィズ・サジェッツァ :よろしくお願いします〜！
ルーカス :よろしくお願いします！
さて、物語がはじまるのはラージャハ帝国の版図。
冒険者たちが通りかかっているのは、歪みの砂漠カスロットだ。
そこはラージャハ帝国南方に広がる広大な砂（すな）砂漠。
灼熱と極寒が繰り返される過酷な環境に加え、頻発する蜃気楼が旅人を迷わせる交易路上の難所でもある。
しかしそれぞれの理由によってラージャハを目指す冒険者たちは、
導きの星神ハルーラの加護によってか、ひとまず残り2日という距離まで無事にやってくることができた。
いまは次の道行に備え、隊商宿で英気を養っているところである。
宿の女主人 : 「はいよ、ぶどう酒おまち」
黒江＠GM : 隊商宿のなかには、みなさんをはじめ、物資を運ぶキャラバン商人の姿もちらほら。
黒江＠GM :中はある程度広いが、みなさんはどのように過ごしているのだろうか。すでに雑談の輪を作っているか、あるいは到着したばかりか
ルーカス : 時間帯はどれくらいでしょう？お昼ごろ？
黒江＠GM : 早朝としよう
ルーカス : なるほど、では
ルーカス : 「くっそう、なんなんだ、今朝はあんなに寒かったのに！」と言いながらぶどう酒とか煽ってます
ルーカス : 「ああもう、ぬるい…いやあるだけましか」
黒江＠GM : まあしばらく肩慣らしがてら、色々したり話したりするとよい
エディル : じゃあ人はあんまいなさそうだから、テーブルでぐだーっとして水飲んでよう
黒江＠GM : このあたりだと真水は貴重かもね
エディル : むしろぶどう酒のほうが安いやつだな！
エディル : ではぶどう酒のんでます
ウィズ・サジェッツァ : ついたばっかなので、ひぃひぃ言いながら「み…水…」してましょう
ウィズ・サジェッツァ : 「誰か、この哀れなエルフに水をめぐんでたもれ…」
黒江＠GM : おじゃる丸かな
宿の女主人 : 「おや、耳長さんとは珍しい」
エディル : 「あん？」
エディル : 「おい、ねえちゃん。ここらじゃ水の方が高いぞ。そこの兄ちゃんも」
エディル : 「ぶどう酒飲めぶどう酒」
エディル : 「金はこっちもねぇんだよちくしょうめ」_(:3 」∠ )_
ウィズ・サジェッツァ : 「水が無いとエルフは死ぬんだよ…無知な人間よ…」
ルーカス : 「ああ？」とウィズさんの方を見て、エルフであるとわかって一瞬ギクッとしますが、普通のエルフと分かって「ふん」と一瞥してます
※GM注 : ルーカスはエルフ（ダークエルフ）に複雑な感情を持っている。
エディル : 「ならなんで、水代まで売っぱらっちまったんだよ……んな上等な腕輪つけて……」
ウィズ・サジェッツァ : 「装備が良ければそれだけ長く生きられる……けど、この腕輪は水は生み出さない、つまりそういうことだよ」
エディル : 「いろいろまちがってねぇか……」
ウィズ・サジェッツァ : 「く…偉そうに。ナップかけられて、身ぐるみ剥がされたくなかったらその葡萄酒をひと口くらい分けてくれてもイイじゃないか…」
ルーカス : ではひとつため息をはいて「おい、お前」といってぶどう酒を奢りましょう
宿の女主人 : 「あんたたち、そんなに金欠でなにしようってんだい？」
エディル : 「お。よく聞いてくれたなねえちゃん」
エディル : 「俺はこうみえても地元じゃ一山（遺跡）を当てた男でな！」
エディル : 「名をさらに挙げるために出てきたってわけよ！」
宿の女主人 : 「ふうん。山師ってわけか」
エディル : 「ちげぇ！冒険者だ！」
エディル : 「……いや間違ってないのか？」
宿の女主人 : 「確かにラージャハのあたりじゃ、未発見の遺跡がゴロゴロだっていうからね」
エディル : 「それそれ、遺跡と名誉が俺を待ってるってやつさ」
ウィズ・サジェッツァ : 「砂漠と言えば遺跡に秘宝だろ、それさえ見つかれば私も水ひとつ買うのに困りゃしなくなるってわけよ…気が合うな若人よ…」
ルーカス : 「おいおい、遺跡の名誉を独り占めにはさせんぞ、俺も名声を欲する冒険者だからな」と偉そうにエディルさんへ
エディル : 「お？商売敵ってわけか？威勢がいいのは嫌いじゃねぇが」
宿の女主人 : 「まあ、なんにせよ相応の危険は覚悟してるってわけか」
エディル : 「そりゃ冒険者だからな」
エディル : 「生き死には神々次第ってね」
宿の女主人 : 「このあたりを行くにはひとりじゃ危険だって忠告しようと思ったけど、余計なお世話かもね」
エディル : 「あー、たしかになぁ……何度死にかけたか……」
エディル : 「誰かと組むってーのも……」
エディル : 「……」
エディル : 「ねえちゃん金ねぇの？」＞ウィズ
ウィズ・サジェッツァ : 「ここに私の財布があるだろ」
エディル : 「おう」
ウィズ・サジェッツァ : 「これをこうすると…」そのまま机の上に落としてもポスッと布の音しか鳴らない
エディル : 「……」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまりそういうことだよ」
※GM注 : みんな所持金ぎりぎりまで買い物をしたので、お金が全然残ってない。
ルーカス : 「……」財布の音に目を向けて
エディル : 「よし、ねえちゃん。一緒にくまねぇか？」
エディル : 「俺も金がないとそろそろやべぇ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ほう、見どころがあるな若人よ。私はこう見えても107年の長き月日を生きた賢きエルフ…冒険者歴は短いが、人生経験に比べれば些細なことよ」
エディル : 「つってもみたとこ魔法使いって感じか……前衛がいる……」
エディル : ルーカスに目が移る
エディル : 「……見たとこお前さん戦士か？」
ルーカス : 「そうだが？」
エディル : 「誰かと組んでるか？」
黒江＠GM : ガタイいいね。スポーツやってた？
ルーカス : 「いいや、独りだ」
エディル : 「……金あるか？」
ルーカス : 「なんだ、組もうとでも？商売敵だろう」
エディル : 「商売敵とやり合うにも金がいるだろうが」
エディル : 「こちとら明日の弾代も怪しいんだ。四の五の言ってられっか」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、商売をするにもコツがいるだろ。私と組めばより稼げるよ。それだけの知識が私にはある。ついでに実績もある」
エディル : 「……だそうだが？どうするよにぃちゃん」ウィズの口上を受けて
ルーカス : 「ふん、一緒にするなよ、私は独りで十分だ。私はいずれ、大陸中にその名を響かせる冒険者になるのだからな！」
ルーカス : と言って酒を一気に飲み干して、ぶどう酒代を支払いに行きますが
ルーカス : そこで残金2Gであることに気付いて固まります
※GM注 : みんな所持金ぎりぎりまで買い物をしたので、全然お金が（略
ルーカス : 「…………ん、んんっ！」と咳払い
エディル : 「俺らと大差なくねあれ」ひそひそ
ルーカス : 「ま、まあしかし、そこのエルフの言う事も一理ある！今は共同戦線を張ってやろうじゃないか！」とあくまで偉そうに
宿の女主人 : 「（コイツら計画性なさすぎでは？）」
エディル : 「素直に金がないっていやぁいいのにな……」
ルーカス : 「そんな目で見るんじゃない！」恥ずかしい
ウィズ・サジェッツァ : 「見るからに世間知らずの若人と言う感じだな」
ルーカス : 実際元貴族で世間知らず
宿の女主人 : 「飲み代にも事欠くようなら、とっとと出発した方がいいんじゃないかい」
宿の女主人 : 「陽が高くなると、歩くのが辛いよ」
エディル : 「まぁともあれ、明日のメシ代稼ぐまで組むか」
エディル : 「３人なら依頼の口も増えるだろ」
ルーカス : 「この熱の中、金属鎧は地獄だからな、行くなら早く行くぞ」
エディル : 「ああ、そういや」
エディル : 「俺はエディル。エディル・カーグ。あんたらは？」
ルーカス : 「私はルーカス。いずれ世界に名を轟かす冒険者の名前だ！記憶するがいい！」とやっぱり偉そうに
ウィズ・サジェッツァ : 「私はウィズ。ウィズ・サジェッツァ。この名は知識を意味している。つまりそういうことだな」
エディル : 「あれ？俺これツッコミ確定じゃね……？」
※GM注 : 正解。
ルーカス : がんばれ…
エディル : 「まぁいいわ。よろしくなルーにウィズ」
エディル : 「報酬が3等分で終わるように気をつけようぜ」
ルーカス : 「自己紹介直後に名を略すな！！」
エディル : 「いいじゃんよー反応がおもしれぇし」
ウィズ・サジェッツァ : 「ちなみに私はダガーより重い武器は持てないし、防具も重くてきついから私に敵を近づけるなよルーカス」
ウィズ・サジェッツァ : 「さもないと、後ろからエネルギーボルトを打ち込む」
ウィズ・サジェッツァ : 「私の名は略されていない……見る目があるな、エディ」
エディル : 「いやウィだとなんかよくわからなくなるからやめただけなんだが……」
ルーカス : 「舐めてるな？舐めてるなお前ら！」と地団駄
エディル : 「きっちり前衛務めてくれたらなめないでやるよ」
エディル : 「んじゃ仕事探しに行こうぜ」
黒江＠GM : そういうわけで、みなさんは隊商宿を出発する
黒江＠GM : 順当にいけば、明後日にはラージャハの首都につくだろう
ルーカス : ではブツクサ文句言いながらも背に腹は代えられないのでぞろぞろと
ウィズ・サジェッツァ : のそのそと一番後ろをついていきましょう
宿の女主人 : 「いってらっしゃい。ハルーラさまの導きがありますように」
エディル : 「あいよ、ありがとさん」と後ろ手に手を振って
こうして冒険者たちは合流し、一時的に道行を共にすることとなった。
ウィズ・サジェッツァ : 「…ところで酒は水分摂取の観点では優れていないらしいぞ、若人たちよ」
エディル : 「いいかウィズ」
エディル : 「水が10、酒が1だとしよう」
エディル : 「俺たちに10を買える金がねぇなら、1でも摂った方がマシじゃねぇか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまりその1が尽きる前に道中で水を確保しなきゃヤバいから、いまはヤバいということじゃないか…」
黒江＠GM : まあ雨季ならいざしらず、水場は次のオアシス＝隊商宿までないだろう
エディル : 「分かってんなら、気張っていくぞ。余命カウントダウン進行中だ」
ウィズ・サジェッツァ : 「オアシスがあったら入りたい、とはこういうことか」
エディル : 「エルフは水で溺れねぇんだっけか？ 便利でいいねぇ」
※GM注 : エルフは「剣の加護／優しき水」を持っているので、水中での行動ペナルティがない。
ウィズ・サジェッツァ : 「1時間程度だがな」
エディル : 「エラとかあるのか？」
ルーカス : 「魚じゃないんだぞ」
エディル : 「確かに、魚ならこんな干上がった砂漠くんだりまで来ねぇか」
ウィズ・サジェッツァ : 「たらふく水を中に詰め込めば、砂漠でも長期間動けると踏んだんだが…苦しくてあまり動けなかったな」
エディル : 「おい、こいつアホだぞ？」
ルーカス : 「こいつ同行して大丈夫か？うっかりやらかしそうだが」といいたい放題
ウィズ・サジェッツァ : 「知識と経験は別ということだよ、エディ」
エディル : 「そこで堂々としてられるのは、なかなか肝が太ぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「ルーには無い才能があるということだね」
エディル : 「そりゃ確かに間違いねぇ」かっかっかと笑いながら＞ルーにはない才能
ルーカス : 「なんだとこの干物エルフ！」なんだこの悪口()
エディル : 「うまいこと言えてるなルー」
黒江＠GM : 女性に干物って言うと若干意味が変わってくるよね
などと会話をしながら、一行は代わり映えのしない景色を歩いていく。
太陽は中天にのぼり、容赦のない熱射がじりじりと肌を焼く。
渇いた砂は冒険者たちの体表から、 水分という水分を奪っていくだろう。
エディル : 「にしてもあぢぃ……」
黒江＠GM : ではウィズ
ウィズ・サジェッツァ : はいはい
黒江＠GM : 目ざといあなたは、あるかなしかの砂漠の道を
黒江＠GM : こちらにやってくる3つの影を見るだろう
黒江＠GM : それはどうやら、蛮族に襲われているらしい、若い女性だ
黒江＠GM : あなたたちは彼女を助けに向かってもいいし
黒江＠GM : 見殺しにしてもいい
エルフの女性 : 「いやぁ〜〜！」
ウィズ・サジェッツァ : 「……水分のあてになるかもしれないモノが見えたぞ」
エディル : 「あん？」
ルーカス : 「なに？」
エディル : 「オアシスでも見つけたか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「同族が、蛮族2匹に襲われてる」
エディル : 「お。マジだ。ちょうどいいじゃねぇか」
黒江＠GM : このまま手をこまねいていれば、すぐに追いつかれ
黒江＠GM : まあいろいろ酷いことをされるかもしれない
ウィズ・サジェッツァ : 「あれが蜃気楼でなければ、きっと状況を好転させるはずさ」
エディル : 「蛮族剥ぎ取って、謝礼もらおうぜ」
ルーカス : 「な、おい行く気か？無駄に体力を消耗するだろうが」
ルーカス : (といっても行きますが)
エディル : 「お？怖いのかルー」
エディル : 「そこでビビるようじゃあ、ルーでももったいねぇなぁ」
エディル : 「今日からお前はルだな」
ルーカス : 「ああ！？誰が怖がってるって！？」
ルーカス : 「やってやろうじゃねえかこの野郎」
エディル : 「おう、がんばれよル」
ウィズ・サジェッツァ : 「ついでにルーとエディの腕前を見ておきたい。私に見合った実力者かね」
黒江＠GM : というわけで、エルフの女性を助けに行く、ということでOK?
エディル : OK
ルーカス : 「おまえ今日の夕飯に蛮族のミンチで作ったハンバーグねじ込んでやる」と言いながら助けに向かいましょうかｗ
※GM注 : ここでスルーされると流石にGMが泣く。
エディル : 「はっはっは、上手に調理できたら考えてやるよ。オラいったいった。タンク先頭！」
エルフの女性 : 「ああ！ そこの方々！ 助けてください！」
エディル : 「あいよ、後ろでおとなしくしてなねえちゃん！」
ウィズ・サジェッツァ : 「同胞よ、ここは私に任せたまえよ」
ルーカス : 「ええい、またエルフか…！おい、女！後ろに行け！」
黒江＠GM : よろしい、ではさっそく、蛮族2体との戦闘に入る
☆戦闘！
魔物知識判定、先制判定は難なく成功。敵はダガーフッド（レベル1蛮族）のようだ。
冒険者たちの配置は前衛がルーカス、後衛がウィズ＆エディル。以降、この配置をフォーメーションAと呼称。
敵は2体とも前衛に配置。
---1ラウンド目---
ウィズ・サジェッツァ : 「無知なるものよ…相手はダガーフッド。矮小な蛮族だ」
エディル : 「無知なるものって俺らか……？」
ルーカス : 「ふ、ふん！知っているとも！」＜ダガーフット
先攻、ルーカスの全力攻撃が空振り。エディルのソリッドバレットがファンブル。
ウィズのエネルギーボルトが抵抗を貫通するも、撃破には1ポイント足りず。
後攻、フッドたちの攻撃は2発ともヒットするも、防護点の高いルーカスへのダメージは4点。固い。
※GM注 ：ルーカスが習得している戦闘特技〈全力攻撃〉は、攻撃時に宣言すると、命中時のダメージが+4される。
リスクとして回避力に-2のペナルティがかかるが、防護点で受けるタイプのルーカスにとってはさほど致命的でない。
これからもガンガン使っていくことになる。
また魔法について。魔法は行使の際に達成値を求めるのだが、相手もそれに対抗して精神抵抗判定をする（雑魚は固定値で処理している）。
達成値の方が高ければ（＝抵抗を突破）、魔法は完全な効果を発揮する。
しかし精神抵抗判定の値の方が高ければ（＝抵抗される）、ダメージは半分になり、クリティカルもしない。
睡眠や回避力低下などの効果をもたらすものは、完全に無効となるか、効果時間が短縮される、という結果になる（魔法によって違う）。
ルーカス : 「あ痛ぁ！！」
エディル : 「へぇ、耐えるじゃねぇの」
エディル : 「悲鳴は間抜けだけどな。だっはっは！」
---2ラウンド目---
先攻、エディルのガンはハズレ、ルーカスは錬技キャッツアイを使用して、命中力を上昇させ、死にかけのフッド1体を粉砕した。
ルーカス : 「よっしゃ倒したぞ見たかこの〇〇(放送禁止用語)！」
※GM注 : この童貞！ とかだろうか
ウィズのエネルギーボルトはまたしても撃破まで1ポイント足りず。
ウィズ・サジェッツァ : 「……まだ生きてるなぁ。ルー、もうひと踏ん張り」
ルーカス : 「おいぃ！？」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁ、エディかルーの見せ場を残したってことで」
後攻、敵の攻撃をルーカスは紙一重で回避。
---3ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃がフッドの頭を砕いておしまい。
ルーカス : 「おらぁ！！」
黒江＠GM : 砂漠にきたねえ花が咲きました
☆戦闘終了！
ルーカス : 「ぜー、ぜー…ふ、ふん！大したことなかったな！」
エディル : 「おーおー、お疲れさん」
エディル : 「ルーに昇格させてやろう」
ウィズ・サジェッツァ : 「ルーは良く仕事したよ、頭撫でて誉めてあげても構わないよ」
ルーカス : 「要らん！っていうか昇格でル―って何だよ！？」
エディル : 「さっきルに降格したからな、次昇格でルーカになるからがんばれよ」ｂ
ウィズ・サジェッツァ : 「最悪の場合、名前が呼ばれない、あるいはカスと呼ばれることになるのは想像に難くないね。つまりそういうことだよ」
ルーカス : 「くっ、おちつけ私、こんなやすい挑発にうおおおおお！」とメイス振り回しながらエディるさんを追いかけ回しましょうｗ
黒江＠GM : 血を止めなさい
エディル : 「はっはっは！んな重し着て俺に追いつけるかよぉ！」いって敏捷では負けているという
※GM注 : ちなみに一番敏捷が高いのはウィズ
ウィズ・サジェッツァ : 「人の子とは哀れなものだな…同胞よ」こっちでエルフを見ておきましょう
エディル : ちゃんと年長者してるウィズ
ひと段落したところでセッション小休止。
〈目次へ〉〈�△悄�
第1話 砂漠を往くものたち ��
冒険者紹介
名前：ウィズ・サジェッツァ
PL：シュープリスさん
種族：エルフ／性別：女／年齢：107
技能：ソーサラー Lv.2／セージ Lv.1／レンジャー Lv.1
戦闘特技：ターゲッティング
以前魔物に襲われたさい冒険者に命を救われた経験を持つ。
砂漠を舞台にした物語に憧れを抱き、その後用心深く知識を蓄えて冒険に出発。
パーティーの知恵袋たる後衛ソーサラー。
ぼんやりしているように見えてあらゆる局面で頼りになる。
名前：エディル
PL：煮本さん
種族：人間／性別：男／年齢：17
技能：マギテック Lv.1／シューター Lv.1／スカウト Lv.2
戦闘特技：ターゲッティング
チキチキ素人魔動機バイクレース大会優勝者。
そのとき発見した遺跡に心を動かされ、また同輩から刺激を受けて冒険者を志す。
強力なダメージディーラーとなり得るマギシュー。
パーティーのツッコミを一身に担うラノベ主人公。
名前：ルーカス
PL：おぉかみさん
種族：人間／性別：男／年齢：18
技能：ファイター Lv.2／エンハンサー Lv.1／スカウト Lv.1
戦闘特技：全力攻撃
貴族出身の冒険者。調子乗りが災いして大失敗をし、家から追い出される。
その事件でとあるエルフと因縁を持ち、屈折した思いを抱くことになった。
前線で身体を張るオフェンシブタンク。
三枚目キャラではあるが確実にパーティーの要。
☆ ☆ ☆
黒江＠GM :では、キャンペーン第1話「砂漠を往くものたち」はじめていこう
エディル :よろしくおねがいします！
ウィズ・サジェッツァ :よろしくお願いします〜！
ルーカス :よろしくお願いします！
さて、物語がはじまるのはラージャハ帝国の版図。
冒険者たちが通りかかっているのは、歪みの砂漠カスロットだ。
そこはラージャハ帝国南方に広がる広大な砂（すな）砂漠。
灼熱と極寒が繰り返される過酷な環境に加え、頻発する蜃気楼が旅人を迷わせる交易路上の難所でもある。
しかしそれぞれの理由によってラージャハを目指す冒険者たちは、
導きの星神ハルーラの加護によってか、ひとまず残り2日という距離まで無事にやってくることができた。
いまは次の道行に備え、隊商宿で英気を養っているところである。
宿の女主人 : 「はいよ、ぶどう酒おまち」
黒江＠GM : 隊商宿のなかには、みなさんをはじめ、物資を運ぶキャラバン商人の姿もちらほら。
黒江＠GM :中はある程度広いが、みなさんはどのように過ごしているのだろうか。すでに雑談の輪を作っているか、あるいは到着したばかりか
ルーカス : 時間帯はどれくらいでしょう？お昼ごろ？
黒江＠GM : 早朝としよう
ルーカス : なるほど、では
ルーカス : 「くっそう、なんなんだ、今朝はあんなに寒かったのに！」と言いながらぶどう酒とか煽ってます
ルーカス : 「ああもう、ぬるい…いやあるだけましか」
黒江＠GM : まあしばらく肩慣らしがてら、色々したり話したりするとよい
エディル : じゃあ人はあんまいなさそうだから、テーブルでぐだーっとして水飲んでよう
黒江＠GM : このあたりだと真水は貴重かもね
エディル : むしろぶどう酒のほうが安いやつだな！
エディル : ではぶどう酒のんでます
ウィズ・サジェッツァ : ついたばっかなので、ひぃひぃ言いながら「み…水…」してましょう
ウィズ・サジェッツァ : 「誰か、この哀れなエルフに水をめぐんでたもれ…」
黒江＠GM : おじゃる丸かな
宿の女主人 : 「おや、耳長さんとは珍しい」
エディル : 「あん？」
エディル : 「おい、ねえちゃん。ここらじゃ水の方が高いぞ。そこの兄ちゃんも」
エディル : 「ぶどう酒飲めぶどう酒」
エディル : 「金はこっちもねぇんだよちくしょうめ」_(:3 」∠ )_
ウィズ・サジェッツァ : 「水が無いとエルフは死ぬんだよ…無知な人間よ…」
ルーカス : 「ああ？」とウィズさんの方を見て、エルフであるとわかって一瞬ギクッとしますが、普通のエルフと分かって「ふん」と一瞥してます
※GM注 : ルーカスはエルフ（ダークエルフ）に複雑な感情を持っている。
エディル : 「ならなんで、水代まで売っぱらっちまったんだよ……んな上等な腕輪つけて……」
ウィズ・サジェッツァ : 「装備が良ければそれだけ長く生きられる……けど、この腕輪は水は生み出さない、つまりそういうことだよ」
エディル : 「いろいろまちがってねぇか……」
ウィズ・サジェッツァ : 「く…偉そうに。ナップかけられて、身ぐるみ剥がされたくなかったらその葡萄酒をひと口くらい分けてくれてもイイじゃないか…」
ルーカス : ではひとつため息をはいて「おい、お前」といってぶどう酒を奢りましょう
宿の女主人 : 「あんたたち、そんなに金欠でなにしようってんだい？」
エディル : 「お。よく聞いてくれたなねえちゃん」
エディル : 「俺はこうみえても地元じゃ一山（遺跡）を当てた男でな！」
エディル : 「名をさらに挙げるために出てきたってわけよ！」
宿の女主人 : 「ふうん。山師ってわけか」
エディル : 「ちげぇ！冒険者だ！」
エディル : 「……いや間違ってないのか？」
宿の女主人 : 「確かにラージャハのあたりじゃ、未発見の遺跡がゴロゴロだっていうからね」
エディル : 「それそれ、遺跡と名誉が俺を待ってるってやつさ」
ウィズ・サジェッツァ : 「砂漠と言えば遺跡に秘宝だろ、それさえ見つかれば私も水ひとつ買うのに困りゃしなくなるってわけよ…気が合うな若人よ…」
ルーカス : 「おいおい、遺跡の名誉を独り占めにはさせんぞ、俺も名声を欲する冒険者だからな」と偉そうにエディルさんへ
エディル : 「お？商売敵ってわけか？威勢がいいのは嫌いじゃねぇが」
宿の女主人 : 「まあ、なんにせよ相応の危険は覚悟してるってわけか」
エディル : 「そりゃ冒険者だからな」
エディル : 「生き死には神々次第ってね」
宿の女主人 : 「このあたりを行くにはひとりじゃ危険だって忠告しようと思ったけど、余計なお世話かもね」
エディル : 「あー、たしかになぁ……何度死にかけたか……」
エディル : 「誰かと組むってーのも……」
エディル : 「……」
エディル : 「ねえちゃん金ねぇの？」＞ウィズ
ウィズ・サジェッツァ : 「ここに私の財布があるだろ」
エディル : 「おう」
ウィズ・サジェッツァ : 「これをこうすると…」そのまま机の上に落としてもポスッと布の音しか鳴らない
エディル : 「……」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまりそういうことだよ」
※GM注 : みんな所持金ぎりぎりまで買い物をしたので、お金が全然残ってない。
ルーカス : 「……」財布の音に目を向けて
エディル : 「よし、ねえちゃん。一緒にくまねぇか？」
エディル : 「俺も金がないとそろそろやべぇ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ほう、見どころがあるな若人よ。私はこう見えても107年の長き月日を生きた賢きエルフ…冒険者歴は短いが、人生経験に比べれば些細なことよ」
エディル : 「つってもみたとこ魔法使いって感じか……前衛がいる……」
エディル : ルーカスに目が移る
エディル : 「……見たとこお前さん戦士か？」
ルーカス : 「そうだが？」
エディル : 「誰かと組んでるか？」
黒江＠GM : ガタイいいね。スポーツやってた？
ルーカス : 「いいや、独りだ」
エディル : 「……金あるか？」
ルーカス : 「なんだ、組もうとでも？商売敵だろう」
エディル : 「商売敵とやり合うにも金がいるだろうが」
エディル : 「こちとら明日の弾代も怪しいんだ。四の五の言ってられっか」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、商売をするにもコツがいるだろ。私と組めばより稼げるよ。それだけの知識が私にはある。ついでに実績もある」
エディル : 「……だそうだが？どうするよにぃちゃん」ウィズの口上を受けて
ルーカス : 「ふん、一緒にするなよ、私は独りで十分だ。私はいずれ、大陸中にその名を響かせる冒険者になるのだからな！」
ルーカス : と言って酒を一気に飲み干して、ぶどう酒代を支払いに行きますが
ルーカス : そこで残金2Gであることに気付いて固まります
※GM注 : みんな所持金ぎりぎりまで買い物をしたので、全然お金が（略
ルーカス : 「…………ん、んんっ！」と咳払い
エディル : 「俺らと大差なくねあれ」ひそひそ
ルーカス : 「ま、まあしかし、そこのエルフの言う事も一理ある！今は共同戦線を張ってやろうじゃないか！」とあくまで偉そうに
宿の女主人 : 「（コイツら計画性なさすぎでは？）」
エディル : 「素直に金がないっていやぁいいのにな……」
ルーカス : 「そんな目で見るんじゃない！」恥ずかしい
ウィズ・サジェッツァ : 「見るからに世間知らずの若人と言う感じだな」
ルーカス : 実際元貴族で世間知らず
宿の女主人 : 「飲み代にも事欠くようなら、とっとと出発した方がいいんじゃないかい」
宿の女主人 : 「陽が高くなると、歩くのが辛いよ」
エディル : 「まぁともあれ、明日のメシ代稼ぐまで組むか」
エディル : 「３人なら依頼の口も増えるだろ」
ルーカス : 「この熱の中、金属鎧は地獄だからな、行くなら早く行くぞ」
エディル : 「ああ、そういや」
エディル : 「俺はエディル。エディル・カーグ。あんたらは？」
ルーカス : 「私はルーカス。いずれ世界に名を轟かす冒険者の名前だ！記憶するがいい！」とやっぱり偉そうに
ウィズ・サジェッツァ : 「私はウィズ。ウィズ・サジェッツァ。この名は知識を意味している。つまりそういうことだな」
エディル : 「あれ？俺これツッコミ確定じゃね……？」
※GM注 : 正解。
ルーカス : がんばれ…
エディル : 「まぁいいわ。よろしくなルーにウィズ」
エディル : 「報酬が3等分で終わるように気をつけようぜ」
ルーカス : 「自己紹介直後に名を略すな！！」
エディル : 「いいじゃんよー反応がおもしれぇし」
ウィズ・サジェッツァ : 「ちなみに私はダガーより重い武器は持てないし、防具も重くてきついから私に敵を近づけるなよルーカス」
ウィズ・サジェッツァ : 「さもないと、後ろからエネルギーボルトを打ち込む」
ウィズ・サジェッツァ : 「私の名は略されていない……見る目があるな、エディ」
エディル : 「いやウィだとなんかよくわからなくなるからやめただけなんだが……」
ルーカス : 「舐めてるな？舐めてるなお前ら！」と地団駄
エディル : 「きっちり前衛務めてくれたらなめないでやるよ」
エディル : 「んじゃ仕事探しに行こうぜ」
黒江＠GM : そういうわけで、みなさんは隊商宿を出発する
黒江＠GM : 順当にいけば、明後日にはラージャハの首都につくだろう
ルーカス : ではブツクサ文句言いながらも背に腹は代えられないのでぞろぞろと
ウィズ・サジェッツァ : のそのそと一番後ろをついていきましょう
宿の女主人 : 「いってらっしゃい。ハルーラさまの導きがありますように」
エディル : 「あいよ、ありがとさん」と後ろ手に手を振って
こうして冒険者たちは合流し、一時的に道行を共にすることとなった。
ウィズ・サジェッツァ : 「…ところで酒は水分摂取の観点では優れていないらしいぞ、若人たちよ」
エディル : 「いいかウィズ」
エディル : 「水が10、酒が1だとしよう」
エディル : 「俺たちに10を買える金がねぇなら、1でも摂った方がマシじゃねぇか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまりその1が尽きる前に道中で水を確保しなきゃヤバいから、いまはヤバいということじゃないか…」
黒江＠GM : まあ雨季ならいざしらず、水場は次のオアシス＝隊商宿までないだろう
エディル : 「分かってんなら、気張っていくぞ。余命カウントダウン進行中だ」
ウィズ・サジェッツァ : 「オアシスがあったら入りたい、とはこういうことか」
エディル : 「エルフは水で溺れねぇんだっけか？ 便利でいいねぇ」
※GM注 : エルフは「剣の加護／優しき水」を持っているので、水中での行動ペナルティがない。
ウィズ・サジェッツァ : 「1時間程度だがな」
エディル : 「エラとかあるのか？」
ルーカス : 「魚じゃないんだぞ」
エディル : 「確かに、魚ならこんな干上がった砂漠くんだりまで来ねぇか」
ウィズ・サジェッツァ : 「たらふく水を中に詰め込めば、砂漠でも長期間動けると踏んだんだが…苦しくてあまり動けなかったな」
エディル : 「おい、こいつアホだぞ？」
ルーカス : 「こいつ同行して大丈夫か？うっかりやらかしそうだが」といいたい放題
ウィズ・サジェッツァ : 「知識と経験は別ということだよ、エディ」
エディル : 「そこで堂々としてられるのは、なかなか肝が太ぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「ルーには無い才能があるということだね」
エディル : 「そりゃ確かに間違いねぇ」かっかっかと笑いながら＞ルーにはない才能
ルーカス : 「なんだとこの干物エルフ！」なんだこの悪口()
エディル : 「うまいこと言えてるなルー」
黒江＠GM : 女性に干物って言うと若干意味が変わってくるよね
などと会話をしながら、一行は代わり映えのしない景色を歩いていく。
太陽は中天にのぼり、容赦のない熱射がじりじりと肌を焼く。
渇いた砂は冒険者たちの体表から、 水分という水分を奪っていくだろう。
エディル : 「にしてもあぢぃ……」
黒江＠GM : ではウィズ
ウィズ・サジェッツァ : はいはい
黒江＠GM : 目ざといあなたは、あるかなしかの砂漠の道を
黒江＠GM : こちらにやってくる3つの影を見るだろう
黒江＠GM : それはどうやら、蛮族に襲われているらしい、若い女性だ
黒江＠GM : あなたたちは彼女を助けに向かってもいいし
黒江＠GM : 見殺しにしてもいい
エルフの女性 : 「いやぁ〜〜！」
ウィズ・サジェッツァ : 「……水分のあてになるかもしれないモノが見えたぞ」
エディル : 「あん？」
ルーカス : 「なに？」
エディル : 「オアシスでも見つけたか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「同族が、蛮族2匹に襲われてる」
エディル : 「お。マジだ。ちょうどいいじゃねぇか」
黒江＠GM : このまま手をこまねいていれば、すぐに追いつかれ
黒江＠GM : まあいろいろ酷いことをされるかもしれない
ウィズ・サジェッツァ : 「あれが蜃気楼でなければ、きっと状況を好転させるはずさ」
エディル : 「蛮族剥ぎ取って、謝礼もらおうぜ」
ルーカス : 「な、おい行く気か？無駄に体力を消耗するだろうが」
ルーカス : (といっても行きますが)
エディル : 「お？怖いのかルー」
エディル : 「そこでビビるようじゃあ、ルーでももったいねぇなぁ」
エディル : 「今日からお前はルだな」
ルーカス : 「ああ！？誰が怖がってるって！？」
ルーカス : 「やってやろうじゃねえかこの野郎」
エディル : 「おう、がんばれよル」
ウィズ・サジェッツァ : 「ついでにルーとエディの腕前を見ておきたい。私に見合った実力者かね」
黒江＠GM : というわけで、エルフの女性を助けに行く、ということでOK?
エディル : OK
ルーカス : 「おまえ今日の夕飯に蛮族のミンチで作ったハンバーグねじ込んでやる」と言いながら助けに向かいましょうかｗ
※GM注 : ここでスルーされると流石にGMが泣く。
エディル : 「はっはっは、上手に調理できたら考えてやるよ。オラいったいった。タンク先頭！」
エルフの女性 : 「ああ！ そこの方々！ 助けてください！」
エディル : 「あいよ、後ろでおとなしくしてなねえちゃん！」
ウィズ・サジェッツァ : 「同胞よ、ここは私に任せたまえよ」
ルーカス : 「ええい、またエルフか…！おい、女！後ろに行け！」
黒江＠GM : よろしい、ではさっそく、蛮族2体との戦闘に入る
☆戦闘！
魔物知識判定、先制判定は難なく成功。敵はダガーフッド（レベル1蛮族）のようだ。
冒険者たちの配置は前衛がルーカス、後衛がウィズ＆エディル。以降、この配置をフォーメーションAと呼称。
敵は2体とも前衛に配置。
---1ラウンド目---
ウィズ・サジェッツァ : 「無知なるものよ…相手はダガーフッド。矮小な蛮族だ」
エディル : 「無知なるものって俺らか……？」
ルーカス : 「ふ、ふん！知っているとも！」＜ダガーフット
先攻、ルーカスの全力攻撃が空振り。エディルのソリッドバレットがファンブル。
ウィズのエネルギーボルトが抵抗を貫通するも、撃破には1ポイント足りず。
後攻、フッドたちの攻撃は2発ともヒットするも、防護点の高いルーカスへのダメージは4点。固い。
※GM注 ：ルーカスが習得している戦闘特技〈全力攻撃〉は、攻撃時に宣言すると、命中時のダメージが+4される。
リスクとして回避力に-2のペナルティがかかるが、防護点で受けるタイプのルーカスにとってはさほど致命的でない。
これからもガンガン使っていくことになる。
また魔法について。魔法は行使の際に達成値を求めるのだが、相手もそれに対抗して精神抵抗判定をする（雑魚は固定値で処理している）。
達成値の方が高ければ（＝抵抗を突破）、魔法は完全な効果を発揮する。
しかし精神抵抗判定の値の方が高ければ（＝抵抗される）、ダメージは半分になり、クリティカルもしない。
睡眠や回避力低下などの効果をもたらすものは、完全に無効となるか、効果時間が短縮される、という結果になる（魔法によって違う）。
ルーカス : 「あ痛ぁ！！」
エディル : 「へぇ、耐えるじゃねぇの」
エディル : 「悲鳴は間抜けだけどな。だっはっは！」
---2ラウンド目---
先攻、エディルのガンはハズレ、ルーカスは錬技キャッツアイを使用して、命中力を上昇させ、死にかけのフッド1体を粉砕した。
ルーカス : 「よっしゃ倒したぞ見たかこの〇〇(放送禁止用語)！」
※GM注 : この童貞！ とかだろうか
ウィズのエネルギーボルトはまたしても撃破まで1ポイント足りず。
ウィズ・サジェッツァ : 「……まだ生きてるなぁ。ルー、もうひと踏ん張り」
ルーカス : 「おいぃ！？」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁ、エディかルーの見せ場を残したってことで」
後攻、敵の攻撃をルーカスは紙一重で回避。
---3ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃がフッドの頭を砕いておしまい。
ルーカス : 「おらぁ！！」
黒江＠GM : 砂漠にきたねえ花が咲きました
☆戦闘終了！
ルーカス : 「ぜー、ぜー…ふ、ふん！大したことなかったな！」
エディル : 「おーおー、お疲れさん」
エディル : 「ルーに昇格させてやろう」
ウィズ・サジェッツァ : 「ルーは良く仕事したよ、頭撫でて誉めてあげても構わないよ」
ルーカス : 「要らん！っていうか昇格でル―って何だよ！？」
エディル : 「さっきルに降格したからな、次昇格でルーカになるからがんばれよ」ｂ
ウィズ・サジェッツァ : 「最悪の場合、名前が呼ばれない、あるいはカスと呼ばれることになるのは想像に難くないね。つまりそういうことだよ」
ルーカス : 「くっ、おちつけ私、こんなやすい挑発にうおおおおお！」とメイス振り回しながらエディるさんを追いかけ回しましょうｗ
黒江＠GM : 血を止めなさい
エディル : 「はっはっは！んな重し着て俺に追いつけるかよぉ！」いって敏捷では負けているという
※GM注 : ちなみに一番敏捷が高いのはウィズ
ウィズ・サジェッツァ : 「人の子とは哀れなものだな…同胞よ」こっちでエルフを見ておきましょう
エディル : ちゃんと年長者してるウィズ
ひと段落したところでセッション小休止。
〈目次へ〉〈�△悄�
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