墜ちた廃都の伝説��
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kuroe_trpg 2022年06月07日(火) 16:39:04履歴
SW2.5キャンペーンリプレイ 漠砂に眠る蛇
第5話 墜ちた廃都の伝説 ��
黒江＠GM : キャンペーン第5話、墜ちた廃都の伝説、再開再開
黒江＠GM : では例のやつどうぞ
ウィズ・サジェッツァ : 飴キングと飴クイーン
ルーカス : 貴族の片りんこんにちは
エディル : 銭形平次かイチローかルーカスの明日はどっちだ！
※GM注：一部アンデッドは通常武器を無効にするが、ガメル銀貨は銀の武器として扱われるため、攻撃手段のないメンバーでもなんとかなったりする。
銭形平次はそういう姿を想定しての言葉だ。
黒江＠GM : うむ
黒江＠GM : 神殿探索のクエストを進め
黒江＠GM : 聖堂の奥でアンデッドに遭遇したところだった
☆戦闘！
一応、神官たちも補助ではあるが戦闘に参加している。
ただしそれぞれの手番を処理したり、冒険者たちにかけた補助魔法を管理したりするのが面倒なので、
敵のステータス低下という形でそれを表現することとした。
ウィズが魔物知識判定に成功。敵がワーリングアッシュ（レベル7アンデッド）であると看破する。
先制判定には敗北……のところを、エディルが敏捷の指輪を割って強引に先攻奪取。
※GM注： 指輪は種類に応じてステータスをアップさせるアイテムなのだが、
破壊することで判定時にボーナスを得ることができる。
ほかの卓では結構ぱりぱり割られているイメージだが、このキャンペーンでは初だろうか。
ちなみにルーカスの持っているメイスは通常武器なので、ワーリングアッシュにダメージを与えることはできない。銭を投げることにした。
エル＝ヤマニ : 「むう……頼むぞおのおのがた」
ルーカス : 「ああ！後ろに下がっていろ！」
---1ラウンド目---
先攻、ウィズの魔法がファンブル。エディルとルーカスの攻撃で合計15ポイントのダメージを与えるも、
それぞれ出目に恵まれず（ルーカスはファンブル）。両者運命変転を消費。
エル＝ヤマニ : 「その者に通常の武器は効かぬ！ 気をつけろ！」
ルーカス : 「なに！？」
エディル : 「ガメル銀貨投げろ、銀なら当たる」
ルーカス : 「そうか、ならば！」
後攻、ワーリングアッシュはルーカスを灰で覆う。
これは相手に生命抵抗力判定をおこなわせ、魔法ダメージを与える特殊な攻撃だ。
抵抗にはなんとか成功し、7ダメージにとどまる。
---2ラウンド目---
ルーカス : 「！…！！……！！」口をパクパク
エディル : 「遊んでねぇでさっさと戦え！」
先攻、エディル、ルーカスの攻撃は躱され、ウィズの魔法はまたもやファンブル。呪われているのか？
後攻、ワーリングアッシュの灰がルーカスを苛み続ける。さらに6ダメージ。
---3ラウンド目---
先攻、エディルがルーカスを回復。
黒江＠GM : 灰を永遠に口から吸いこみ、ケツからはヒルバレを吸い込みつづける永久機関が完成した
ルーカス : ルーカス、前世でどんだけ業を積んだんですか()
エディル : シンプルにやだｗ
エル＝ヤマニ : 「我らはいったいなにを見ておるんじゃ……」
ルーカスとウィズの攻撃によって19点ダメージ。
後攻、灰に覆われたルーカスは5ダメージ。なかなかしぶとい。
---4ラウンド目---
先攻、全員の攻撃が命中。17点ダメージで、敵の残りHPは3ポイント。
ちなみにここでおそらくはじめて、ウィズの魔法が抵抗される。
それだけ、彼女の魔法行使の達成度は高いのだ。ときたまファンブルするが。
エディル : 初なのがすごい
黒江＠GM : 俺の技を食らって立ってたやつは初めてだぜ状態
後攻、ワーリングアッシュはルーカスの耳元へ執拗に怨嗟を吹き込み続ける。
ルーカスは生命抵抗力に失敗して14ダメージ。残りHP27。
---5ラウンド目---
先攻、少々長引いた戦いも、ルーカスのガメル投げによって終わる。
周囲の冷気と混ざり薄まったアンデッドは、悲しげな声を残して消滅した。
☆戦闘終了！
ウィズ・サジェッツァ : 「恐ろしい相手だった…」
エディル : 「なかなかやばかったな」
ルーカス : 「……！げほっ！！げほげほっ！！」声が戻った
剥ぎ取り（戦利品）について、本来は自動で汚れた灰（300G）を獲得できるのだが、
これはつまり古代の神官たちの遺灰なので、エル＝ヤマニたちが回収。
エル＝ヤマニ : 「やれやれ。お主らに依頼して正解じゃった」
エル＝ヤマニ : 「薄々察してはいたが……まさか神官がアンデッドになっていたとは……」
エディル : 「ピンポイントで神官ってのがまた報われねぇな」
ルーカス : 「……300年も苦しんだのだ、神官と言えど仕方ないだろう」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、人間そう報われる終わりうなどないモノさ」
エル＝ヤマニ : 「ホル＝シャホル……まったくもって恐ろしい所業じゃ。都市がこのような滅び方をするのもむべなるかな」
エル＝ヤマニ : 「さて、最低限確認するべきものは確認した」
エル＝ヤマニ : 「あとはもっと遺跡が安全になってから改めて、じゃな……」
エル＝ヤマニ : 「忘れぬうちに報酬を渡しておこう」と、1200G
ルーカス : 投げたGは回収して帰ろう()
黒江＠GM : 投げたゴキブリは回収できますね
ルーカス : ガメル！ガメルです！黒い光るのはノーセンキュー！
黒江＠GM : では、みなさんは神殿をあとにし
黒江＠GM : 神官たちを野営地まで送り届ける
黒江＠GM : 余った時間で、探索をおこなうことになるね
遺跡探索のランダムロールは振るわず。発見したのは150G相当の遺物のみ。
◇ クエスト�此￣蠅量隋 �
黒江＠GM : さて6日目。
黒江＠GM : 遺跡探索がはじまってから、廃都の南部ではたびたび蛮族集団との戦闘が発生しており
黒江＠GM : ラージャハ軍の斥候部隊が中心となって掃討を進めていたが
黒江＠GM : いまだ、全滅には至っていない
黒江＠GM : ようやく、蛮族を遺跡の南端まで追い詰めたものの
黒江＠GM : そこは『炎の門』と呼ばれる戦術上の難所であった
※GM注： クエストのモチーフは古代ギリシャ世界でおこなわれたテルモピュライの戦い。
迫りくるアケメネス朝ペルシア軍100万を、スパルタ兵300がテルモピュライで喰いとめたというものだ。（兵数については諸説ある）
映画「300（スリーハンドレッド）」でもおなじみ（？）。炎の門というのも、この戦いを描いた小説の題名だ。
黒江＠GM : あなたたちはカペラから要請を受けて、現地へと赴くことになるね
エディル : 「死兵っつてな、追い詰めた相手こそ危ないらしいぜ」のこのこ赴きつつ
ウィズ・サジェッツァ : 「追いつめられたコボルドはフッドより凶暴だぞ」
地形図。左の濃い部分は岩山や都市の瓦礫から成る踏破困難な地形。右側は地下水脈。
真ん中が主な戦場となる回廊状の地形だ。
---ラージャハ陣営---
カペラ : 「来たな、アストロ・ソフィア」
ルーカス : 「……ああ」やや不機嫌そうな顔
カペラ : 「依頼の概要は聞いているな？」
ルーカス : 「聞いている」
エディル : 「要は、あいつら全部仕留めりゃいいんだな？」
カペラ : 「最終的にはもちろんそうだが、ことは簡単ではない」
黒江＠GM : さて、ラージャハ軍が炎の門と呼ぶのは、崩れた岩盤の小山と地下水脈に挟まれた、回廊状の地形だ。
黒江＠GM : いま、そこには充分に統制された士気旺盛な蛮族の小部隊が、こちらに爛々と敵意を向けている。
黒江＠GM : 守るに易く、攻めるに難いこの場所を無理に制圧しようとすれば、
黒江＠GM : たとえ敵に倍する多勢であったとしても、手痛い損害は免れないだろう。
カペラ : 「そこで、我々は部隊の一部を割き」
カペラ : 「瓦礫と岩盤の山を越えて、高地に陣取る敵の弓兵部隊を急襲」
カペラ : 「それと同時に、味方の本隊が前進し」
カペラ : 「一気に敵の本隊までを全滅させる、という作戦をたてた」
ルーカス : 「挟撃か」
ウィズ・サジェッツァ : 「高所の射手は防衛側の強固さを何倍にも増すだろうからな…電撃作戦というわけだ」
カペラ : 「そこで、お前たちには急襲部隊に加わってもらいたい」
カペラ : 「優れた戦闘力と状況判断力、身軽さを評価してのことだ」
カペラ : 「もちろん、これは非常に危険な任務であるため、無理強いすることはできないが……」
カペラ : 「お前たちならきっとやれるだろう」
エディル : 「いんや、文句ねぇよ。随分高評価で驚いただけだ」
エディル : 「その分実入りはいいんだろ？俺は乗ったぜ」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ、敵の将の首を取ることだけが戦に非ず。勝ちの目を拾うための作戦を担うのは悪くない」
ルーカス : 「……それほど統制が取れた蛮族どもであるなら、高所の防衛を薄くするとは考えにくいが、斥候は出ているのか？ルートの目途はあるのか？」と真剣な顔で
カペラ : 「すでにある程度のルートは見つけてある。ジャスミンが先導するので、それは心配するな」
ルーカス : 「……そうか、流石だな」
ルーカス : 「私も否はない、我々がその任を請け負おう」
カペラ : 「当然、敵の斥候もでているだろう。彼らに遭遇した場合は、隠れてやり過ごすか、あるいは速やかに殺害しろ」
カペラ : 「敵の主力はボルグ。統率しているのはおそらく……トロールだ」
※GM注： どちらも比較的遭遇する機会の多い蛮族だが、アストロ・ソフィアとしては初見のはずだ。
ボルグには結構な数の上位種がいる。トロールは誇りを重んじる武人タイプの蛮族で、最低でも6レベルの強敵。
カペラ : 「熟練の戦士であっても苦戦は免れない。無理攻めはするな」
ウィズ・サジェッツァ : 「我々の実力の真価が問われるというわけだな。うむ、悪くない」
エディル : 「了解、なに言われなくてもやばくなったら適当にずらかるさ」
カペラ : 「なにか質問はあるか？」
ルーカス : 「制圧状況の合図は？ 制圧していないタイミングで進軍してはまずいだろう」
カペラ : 「お前たちが弓兵部隊を急襲したのと同時に、こちらも進撃を開始する」
カペラ : 「様子は観察しているので、タイミングはうまくあわせられるだろう」
ルーカス : なるほど、エルフなら暗視もありますしね
エディル : ルーカスが全力で名乗れば多分聞こえる
ルーカス : あ、トロールと対峙した時はしてもいいのかな
黒江＠GM : むしろあっちもしてくる
ルーカス : 「わかった。ほかに質問はない」
カペラ : 「うむ。では、あとはジャスミン副長に従いつつ、臨機応変に対応してくれ」
前渡しの報酬としてトリートポーション5つを受け取り、いざ作戦開始。
ジャスミン : 「おいすー。諸君」
エディル : 「やたら顔合わせるな。よろしく」
ジャスミン : 「だって隊長はツンツンしてるからさ」
ジャスミン : 「外との折衝はなんだかんだ私の仕事になんのよ」
エディル : 「なるほどなぁ……」
エディル : 「まぁたしかにルーひとりでお使いにいかせるのは俺も不安だ」
ルーカス : 「子供か俺は！」
エディル : 「馬鹿野郎！そんなひどいこと答えられっかよ！」
ルーカス : 「よーしお前、地上に挙がったら白黒つけるぞこの野郎」シュッシュ
ジャスミン : 「ウチは私含めてあとふたりが作戦に参加する。だから君たち含めて合計6人パーティーだね」
エディル : 「冒険者だとフルメンバーのパーティーひとつって感じだな」
ジャスミン : 「これ以上多いと目立つからね」
ジャスミン : 「んじゃ、さっそく行きましょうか」
エディル : 「あいよー」
ルーカス : 「……ああ、早く終わらせよう」
ルーカス : 表情を締めて臨みましょう
黒江＠GM : では、あなたたちはこっそりと本隊を離れ
黒江＠GM : 不安定な岩山にアプローチする
黒江＠GM : 今回選抜された斥候部隊は
黒江＠GM : ジャスミン含め三人ともがリカントで
黒江＠GM : ジャスミン以外のふたりはすでに獣化しているね
※GM注： リカントの特殊能力（剣の加護）である獣化。頭が獣の形態になり、おそらく体格もちょっと変化する。
犬系や猫系が多いようだが、ほかの動物モチーフなリカントも結構いるようだ。ちなみにジャスミンは猫。エリスはタヌキのリカント。
獣化すると腕力ボーナスが+2（すなわちダメージも+2）と、暗視能力が与えられる。
その代わりリカント語しか喋れなくなり、魔法の詠唱ができない（敵に対するカッコイイ名乗りも）。
ルーカス : という事は会話ができないのか。ハンドサインとかでやり取りするのかな
黒江＠GM : 会話はできる。リカント語しか使えないだけ
黒江＠GM : まあハンドサインはあるだろうね
黒江＠GM : さて、ともあれみなさんは、不安定な岩場の上を移動しなければならず
黒江＠GM : 転倒や滑落の危険がある
目標値11の登攀判定。ただし金属鎧をつけているルーカスには-3のペナルティ。
ウィズは失敗して転落。3m落下で9ダメージのところ、受け身判定に成功して無傷。
身軽なエディルは余裕で成功。ルーカスをロープで補助してペナルティを軽減しつつ引きあげる。
ちょっと危ない場面もあったが、最終的には全員が登攀に成功して先へ。
エディル : 「お前重いなちくしょう！」ひっぱりあげつつ
ルーカス : 「しょうがないだろ！重装備なんだから！」
ジャスミン : 「よしよし、ついてきてるね。やるじゃん」
エディル : 「まぁ全員動けるのが取り柄だからなうちは」
エディル : 「おたくの隊長さんの目利きはたしかだよ」
ジャスミン : 「うむうむ」
ルーカス : 「……ふん」＞隊長さんの目利きは確か
黒江＠GM : さて、凹凸が多く、また所々崩れやすい足場に難儀しつつ進んでいくと、かすかな羽ばたきの音が耳に入る。
黒江＠GM : 暗所をものともしないウィズの目で出所を探れば、少し離れた場所を飛ぶ、6体ほどのグレムリンを見つけられるだろう
ジャスミン : 「おーっとありゃこっち来るな」
ジャスミン : 「ウチらでちょいとブチ殺してくるか」
ジャスミンたちを手伝うか、先を急ぐかの選択。冒険者たちはジャスミンを手伝うことにした。
ジャスミン : 「よし、じゃあ、合図をしたら突撃だ」
ルーカス : 「了解」
エディル : 「あいよ」
ジャスミン : 「3、2、1……」
グレムリン : 「ギギッ？！」
ルーカス : ｽﾃﾝﾊﾞｲ、ｽﾃﾝﾊﾞｰｲ……
黒江＠GM : そして、あなたたちは敵の斥候部隊を仕留めるべく
黒江＠GM : 暗がりから素早く飛びかかった！
☆戦闘！
魔物知識判定は弱点までを看破。ウィズのとんがり帽子がうまく効果を発揮している。
先制判定にもギリギリで勝利した。アストロ・ソフィアが受け持つのは3体。
これを1ラウンドで全滅させれば、続く戦闘で若干のボーナスがある。
アストロ・ソフィアは全員後衛のフォーメーションB。グレムリンは2体が前線、1体が後方だ。
※GM注： これまで説明してこなかったが、魔物知識判定には低い方の目標値と高い方の目標値がある。
低い方を達成すると魔物のステータスが明らかになり、高い方を達成すると魔物の弱点を突くことができる。
弱点は魔物によって異なり、グレムリンの場合は物理攻撃のダメージが+2される。
---1ラウンド目---
先攻、ウィズのライトニングが後衛のグレムリンCに炸裂し9ダメージ。しかしAとBの巻き込みには失敗。
ルーカスの薙ぎ払いによってグレムリンBを斃し、Aを瀕死にまで追い込むも、エディルの射撃は回避される。
後攻、グレムリンCは逃げてしまった。Aはエネルギーボルトでウィズを攻撃し、3ダメージ。
---2ラウンド目---
先攻、ルーカスは攻撃を躱されてしまうが、エディルがしっかりととどめを刺してくれた。
☆戦闘終了！
ジャスミン : 「おっと、一匹逃がしたか」
エディル : 「位置が悪かったなちくしょうめ」
ルーカス : しかし、不意打ち食らったとみるや遠い方が即座に退避を判断するとは、相当統率取れているなぁ
ジャスミン : 「こりゃ急いで突撃しないとだな」
黒江＠GM : ジャスミンの手にはもぎりとったグレムリンの首
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、中々扱いが難しいな。ライトニング」
ルーカス : 「次だ次」＞ウィズさん
ルーカス : 背中を叩いて励まそう、リーダーらしく()
黒江＠GM : さて、岩山を急いだあなたたちは、やがて高所に陣取った蛮族たちの背後へと忍び寄った。
黒江＠GM : 彼らに攻撃を加えれば、すなわちそれが本隊への合図ともなる。
黒江＠GM : しかし、さきほど逃げたグレムリンが、彼らに敵の接近を知らせたようだ
黒江＠GM : 完全な不意打ちは叶わず、通常通りの戦闘に移る
黒江＠GM : 敵はボルグシューター、能力はボルグハイランダーにほぼ準ずる
※GM注： ボルグハイランダーはレベル4蛮族。バニラ（？）のボルグより少し強い。
☆戦闘！
またもやウィズが弱点までを看破。エディルが先制判定に勝利。このあたり、結構安定してきた。
冒険者たちの受け持ちは4体だ。こちらはフォーメーションB。敵は全員が前線配置。
---1ラウンド目---
先攻、作戦通りウィズによる開幕ライトニング。目標であるボルグシューターAのほかBも巻き込み、それぞれ11ダメージ。
ルーカスが全力攻撃でAを追い込むも、エディルの射撃は外れてとどめを刺せず。
後攻、引き絞られた弓が冒険者たちを狙う。ルーカスに3発命中するも、防護点11を誇るルーカスには合計4ダメージしか与えられず。
柔らかいウィズにも1発攻撃が行き、9ダメージ。
ウィズ・サジェッツァ : 「うぐぅ、厄介だな…こいつら」
黒江＠GM : そして、あなたたちが戦いをはじめると、すぐに味方の陣地から勇ましい鬨の声が響き、
黒江＠GM : ラージャハ兵や冒険者たちからなる二個小隊分の集団が、防御を固めた敵陣に突撃していく。
カペラ : 「進めッ！ ルミエルの加護を受けし者たちよ！ 邪悪なるイグニスの眷属どもを、この遺跡から叩き出せ！」
ルーカス : 「動き出したか」
---2ラウンド目---
先攻、敵の数はいまだ多い。ウィズは前衛にいるルーカスを巻き込むリスクと引き換えにライトニングを放つ。
目標のA、巻き込まれでC、D、そしてルーカス。全員に10ダメージを与えてAを沈める。
ルーカス : 「アババババババ！？！？」
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、狙った相手にだけ当てるのは難しい。すまないルーカス」
エディルはアフロになったルーカスを回復。ルーカスは全力攻撃で健在なボルグシューターBを追い込む。
後攻、ボルグシューターの攻撃は1発がルーカスに命中するも、ダメージを与えられず。硬い。
---3ラウンド目---
先攻、ふたたびウィズが巻き込み覚悟のライトニング。命中は対象としたBのみだが、既に弱っていた敵は爆散。
さらにルーカス、エディルの攻撃でCを沈め、残るは1体。
後攻、勇猛な敵は降参せず、エディルに対して矢を放つ。回避に失敗し7点ダメージ。痛い。
---4ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃によってボルグシューターは瀕死。しかしエディルの射撃は躱されてしまう。
連戦に備え、ウィズは魔香水でMPを回復することにした。
後攻、ボルグシューターDの矢によって、ルーカスに3ダメージ。
---5ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃により、最後まで残っていたDも轟沈。
☆戦闘終了！
ジャスミンたちも首尾よく敵を討ち取ったようだ。こうして、アストロ・ソフィアは高所に陣取るボルグの弓兵部隊を殲滅した。
しかし眼下ではまだ戦いが繰り広げられている……というところで次回。
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第5話 墜ちた廃都の伝説 ��
黒江＠GM : キャンペーン第5話、墜ちた廃都の伝説、再開再開
黒江＠GM : では例のやつどうぞ
ウィズ・サジェッツァ : 飴キングと飴クイーン
ルーカス : 貴族の片りんこんにちは
エディル : 銭形平次かイチローかルーカスの明日はどっちだ！
※GM注：一部アンデッドは通常武器を無効にするが、ガメル銀貨は銀の武器として扱われるため、攻撃手段のないメンバーでもなんとかなったりする。
銭形平次はそういう姿を想定しての言葉だ。
黒江＠GM : うむ
黒江＠GM : 神殿探索のクエストを進め
黒江＠GM : 聖堂の奥でアンデッドに遭遇したところだった
☆戦闘！
一応、神官たちも補助ではあるが戦闘に参加している。
ただしそれぞれの手番を処理したり、冒険者たちにかけた補助魔法を管理したりするのが面倒なので、
敵のステータス低下という形でそれを表現することとした。
ウィズが魔物知識判定に成功。敵がワーリングアッシュ（レベル7アンデッド）であると看破する。
先制判定には敗北……のところを、エディルが敏捷の指輪を割って強引に先攻奪取。
※GM注： 指輪は種類に応じてステータスをアップさせるアイテムなのだが、
破壊することで判定時にボーナスを得ることができる。
ほかの卓では結構ぱりぱり割られているイメージだが、このキャンペーンでは初だろうか。
ちなみにルーカスの持っているメイスは通常武器なので、ワーリングアッシュにダメージを与えることはできない。銭を投げることにした。
エル＝ヤマニ : 「むう……頼むぞおのおのがた」
ルーカス : 「ああ！後ろに下がっていろ！」
---1ラウンド目---
先攻、ウィズの魔法がファンブル。エディルとルーカスの攻撃で合計15ポイントのダメージを与えるも、
それぞれ出目に恵まれず（ルーカスはファンブル）。両者運命変転を消費。
エル＝ヤマニ : 「その者に通常の武器は効かぬ！ 気をつけろ！」
ルーカス : 「なに！？」
エディル : 「ガメル銀貨投げろ、銀なら当たる」
ルーカス : 「そうか、ならば！」
後攻、ワーリングアッシュはルーカスを灰で覆う。
これは相手に生命抵抗力判定をおこなわせ、魔法ダメージを与える特殊な攻撃だ。
抵抗にはなんとか成功し、7ダメージにとどまる。
---2ラウンド目---
ルーカス : 「！…！！……！！」口をパクパク
エディル : 「遊んでねぇでさっさと戦え！」
先攻、エディル、ルーカスの攻撃は躱され、ウィズの魔法はまたもやファンブル。呪われているのか？
後攻、ワーリングアッシュの灰がルーカスを苛み続ける。さらに6ダメージ。
---3ラウンド目---
先攻、エディルがルーカスを回復。
黒江＠GM : 灰を永遠に口から吸いこみ、ケツからはヒルバレを吸い込みつづける永久機関が完成した
ルーカス : ルーカス、前世でどんだけ業を積んだんですか()
エディル : シンプルにやだｗ
エル＝ヤマニ : 「我らはいったいなにを見ておるんじゃ……」
ルーカスとウィズの攻撃によって19点ダメージ。
後攻、灰に覆われたルーカスは5ダメージ。なかなかしぶとい。
---4ラウンド目---
先攻、全員の攻撃が命中。17点ダメージで、敵の残りHPは3ポイント。
ちなみにここでおそらくはじめて、ウィズの魔法が抵抗される。
それだけ、彼女の魔法行使の達成度は高いのだ。ときたまファンブルするが。
エディル : 初なのがすごい
黒江＠GM : 俺の技を食らって立ってたやつは初めてだぜ状態
後攻、ワーリングアッシュはルーカスの耳元へ執拗に怨嗟を吹き込み続ける。
ルーカスは生命抵抗力に失敗して14ダメージ。残りHP27。
---5ラウンド目---
先攻、少々長引いた戦いも、ルーカスのガメル投げによって終わる。
周囲の冷気と混ざり薄まったアンデッドは、悲しげな声を残して消滅した。
☆戦闘終了！
ウィズ・サジェッツァ : 「恐ろしい相手だった…」
エディル : 「なかなかやばかったな」
ルーカス : 「……！げほっ！！げほげほっ！！」声が戻った
剥ぎ取り（戦利品）について、本来は自動で汚れた灰（300G）を獲得できるのだが、
これはつまり古代の神官たちの遺灰なので、エル＝ヤマニたちが回収。
エル＝ヤマニ : 「やれやれ。お主らに依頼して正解じゃった」
エル＝ヤマニ : 「薄々察してはいたが……まさか神官がアンデッドになっていたとは……」
エディル : 「ピンポイントで神官ってのがまた報われねぇな」
ルーカス : 「……300年も苦しんだのだ、神官と言えど仕方ないだろう」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、人間そう報われる終わりうなどないモノさ」
エル＝ヤマニ : 「ホル＝シャホル……まったくもって恐ろしい所業じゃ。都市がこのような滅び方をするのもむべなるかな」
エル＝ヤマニ : 「さて、最低限確認するべきものは確認した」
エル＝ヤマニ : 「あとはもっと遺跡が安全になってから改めて、じゃな……」
エル＝ヤマニ : 「忘れぬうちに報酬を渡しておこう」と、1200G
ルーカス : 投げたGは回収して帰ろう()
黒江＠GM : 投げたゴキブリは回収できますね
ルーカス : ガメル！ガメルです！黒い光るのはノーセンキュー！
黒江＠GM : では、みなさんは神殿をあとにし
黒江＠GM : 神官たちを野営地まで送り届ける
黒江＠GM : 余った時間で、探索をおこなうことになるね
遺跡探索のランダムロールは振るわず。発見したのは150G相当の遺物のみ。
◇ クエスト�此￣蠅量隋 �
黒江＠GM : さて6日目。
黒江＠GM : 遺跡探索がはじまってから、廃都の南部ではたびたび蛮族集団との戦闘が発生しており
黒江＠GM : ラージャハ軍の斥候部隊が中心となって掃討を進めていたが
黒江＠GM : いまだ、全滅には至っていない
黒江＠GM : ようやく、蛮族を遺跡の南端まで追い詰めたものの
黒江＠GM : そこは『炎の門』と呼ばれる戦術上の難所であった
※GM注： クエストのモチーフは古代ギリシャ世界でおこなわれたテルモピュライの戦い。
迫りくるアケメネス朝ペルシア軍100万を、スパルタ兵300がテルモピュライで喰いとめたというものだ。（兵数については諸説ある）
映画「300（スリーハンドレッド）」でもおなじみ（？）。炎の門というのも、この戦いを描いた小説の題名だ。
黒江＠GM : あなたたちはカペラから要請を受けて、現地へと赴くことになるね
エディル : 「死兵っつてな、追い詰めた相手こそ危ないらしいぜ」のこのこ赴きつつ
ウィズ・サジェッツァ : 「追いつめられたコボルドはフッドより凶暴だぞ」
地形図。左の濃い部分は岩山や都市の瓦礫から成る踏破困難な地形。右側は地下水脈。
真ん中が主な戦場となる回廊状の地形だ。
---ラージャハ陣営---
カペラ : 「来たな、アストロ・ソフィア」
ルーカス : 「……ああ」やや不機嫌そうな顔
カペラ : 「依頼の概要は聞いているな？」
ルーカス : 「聞いている」
エディル : 「要は、あいつら全部仕留めりゃいいんだな？」
カペラ : 「最終的にはもちろんそうだが、ことは簡単ではない」
黒江＠GM : さて、ラージャハ軍が炎の門と呼ぶのは、崩れた岩盤の小山と地下水脈に挟まれた、回廊状の地形だ。
黒江＠GM : いま、そこには充分に統制された士気旺盛な蛮族の小部隊が、こちらに爛々と敵意を向けている。
黒江＠GM : 守るに易く、攻めるに難いこの場所を無理に制圧しようとすれば、
黒江＠GM : たとえ敵に倍する多勢であったとしても、手痛い損害は免れないだろう。
カペラ : 「そこで、我々は部隊の一部を割き」
カペラ : 「瓦礫と岩盤の山を越えて、高地に陣取る敵の弓兵部隊を急襲」
カペラ : 「それと同時に、味方の本隊が前進し」
カペラ : 「一気に敵の本隊までを全滅させる、という作戦をたてた」
ルーカス : 「挟撃か」
ウィズ・サジェッツァ : 「高所の射手は防衛側の強固さを何倍にも増すだろうからな…電撃作戦というわけだ」
カペラ : 「そこで、お前たちには急襲部隊に加わってもらいたい」
カペラ : 「優れた戦闘力と状況判断力、身軽さを評価してのことだ」
カペラ : 「もちろん、これは非常に危険な任務であるため、無理強いすることはできないが……」
カペラ : 「お前たちならきっとやれるだろう」
エディル : 「いんや、文句ねぇよ。随分高評価で驚いただけだ」
エディル : 「その分実入りはいいんだろ？俺は乗ったぜ」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ、敵の将の首を取ることだけが戦に非ず。勝ちの目を拾うための作戦を担うのは悪くない」
ルーカス : 「……それほど統制が取れた蛮族どもであるなら、高所の防衛を薄くするとは考えにくいが、斥候は出ているのか？ルートの目途はあるのか？」と真剣な顔で
カペラ : 「すでにある程度のルートは見つけてある。ジャスミンが先導するので、それは心配するな」
ルーカス : 「……そうか、流石だな」
ルーカス : 「私も否はない、我々がその任を請け負おう」
カペラ : 「当然、敵の斥候もでているだろう。彼らに遭遇した場合は、隠れてやり過ごすか、あるいは速やかに殺害しろ」
カペラ : 「敵の主力はボルグ。統率しているのはおそらく……トロールだ」
※GM注： どちらも比較的遭遇する機会の多い蛮族だが、アストロ・ソフィアとしては初見のはずだ。
ボルグには結構な数の上位種がいる。トロールは誇りを重んじる武人タイプの蛮族で、最低でも6レベルの強敵。
カペラ : 「熟練の戦士であっても苦戦は免れない。無理攻めはするな」
ウィズ・サジェッツァ : 「我々の実力の真価が問われるというわけだな。うむ、悪くない」
エディル : 「了解、なに言われなくてもやばくなったら適当にずらかるさ」
カペラ : 「なにか質問はあるか？」
ルーカス : 「制圧状況の合図は？ 制圧していないタイミングで進軍してはまずいだろう」
カペラ : 「お前たちが弓兵部隊を急襲したのと同時に、こちらも進撃を開始する」
カペラ : 「様子は観察しているので、タイミングはうまくあわせられるだろう」
ルーカス : なるほど、エルフなら暗視もありますしね
エディル : ルーカスが全力で名乗れば多分聞こえる
ルーカス : あ、トロールと対峙した時はしてもいいのかな
黒江＠GM : むしろあっちもしてくる
ルーカス : 「わかった。ほかに質問はない」
カペラ : 「うむ。では、あとはジャスミン副長に従いつつ、臨機応変に対応してくれ」
前渡しの報酬としてトリートポーション5つを受け取り、いざ作戦開始。
ジャスミン : 「おいすー。諸君」
エディル : 「やたら顔合わせるな。よろしく」
ジャスミン : 「だって隊長はツンツンしてるからさ」
ジャスミン : 「外との折衝はなんだかんだ私の仕事になんのよ」
エディル : 「なるほどなぁ……」
エディル : 「まぁたしかにルーひとりでお使いにいかせるのは俺も不安だ」
ルーカス : 「子供か俺は！」
エディル : 「馬鹿野郎！そんなひどいこと答えられっかよ！」
ルーカス : 「よーしお前、地上に挙がったら白黒つけるぞこの野郎」シュッシュ
ジャスミン : 「ウチは私含めてあとふたりが作戦に参加する。だから君たち含めて合計6人パーティーだね」
エディル : 「冒険者だとフルメンバーのパーティーひとつって感じだな」
ジャスミン : 「これ以上多いと目立つからね」
ジャスミン : 「んじゃ、さっそく行きましょうか」
エディル : 「あいよー」
ルーカス : 「……ああ、早く終わらせよう」
ルーカス : 表情を締めて臨みましょう
黒江＠GM : では、あなたたちはこっそりと本隊を離れ
黒江＠GM : 不安定な岩山にアプローチする
黒江＠GM : 今回選抜された斥候部隊は
黒江＠GM : ジャスミン含め三人ともがリカントで
黒江＠GM : ジャスミン以外のふたりはすでに獣化しているね
※GM注： リカントの特殊能力（剣の加護）である獣化。頭が獣の形態になり、おそらく体格もちょっと変化する。
犬系や猫系が多いようだが、ほかの動物モチーフなリカントも結構いるようだ。ちなみにジャスミンは猫。エリスはタヌキのリカント。
獣化すると腕力ボーナスが+2（すなわちダメージも+2）と、暗視能力が与えられる。
その代わりリカント語しか喋れなくなり、魔法の詠唱ができない（敵に対するカッコイイ名乗りも）。
ルーカス : という事は会話ができないのか。ハンドサインとかでやり取りするのかな
黒江＠GM : 会話はできる。リカント語しか使えないだけ
黒江＠GM : まあハンドサインはあるだろうね
黒江＠GM : さて、ともあれみなさんは、不安定な岩場の上を移動しなければならず
黒江＠GM : 転倒や滑落の危険がある
目標値11の登攀判定。ただし金属鎧をつけているルーカスには-3のペナルティ。
ウィズは失敗して転落。3m落下で9ダメージのところ、受け身判定に成功して無傷。
身軽なエディルは余裕で成功。ルーカスをロープで補助してペナルティを軽減しつつ引きあげる。
ちょっと危ない場面もあったが、最終的には全員が登攀に成功して先へ。
エディル : 「お前重いなちくしょう！」ひっぱりあげつつ
ルーカス : 「しょうがないだろ！重装備なんだから！」
ジャスミン : 「よしよし、ついてきてるね。やるじゃん」
エディル : 「まぁ全員動けるのが取り柄だからなうちは」
エディル : 「おたくの隊長さんの目利きはたしかだよ」
ジャスミン : 「うむうむ」
ルーカス : 「……ふん」＞隊長さんの目利きは確か
黒江＠GM : さて、凹凸が多く、また所々崩れやすい足場に難儀しつつ進んでいくと、かすかな羽ばたきの音が耳に入る。
黒江＠GM : 暗所をものともしないウィズの目で出所を探れば、少し離れた場所を飛ぶ、6体ほどのグレムリンを見つけられるだろう
ジャスミン : 「おーっとありゃこっち来るな」
ジャスミン : 「ウチらでちょいとブチ殺してくるか」
ジャスミンたちを手伝うか、先を急ぐかの選択。冒険者たちはジャスミンを手伝うことにした。
ジャスミン : 「よし、じゃあ、合図をしたら突撃だ」
ルーカス : 「了解」
エディル : 「あいよ」
ジャスミン : 「3、2、1……」
グレムリン : 「ギギッ？！」
ルーカス : ｽﾃﾝﾊﾞｲ、ｽﾃﾝﾊﾞｰｲ……
黒江＠GM : そして、あなたたちは敵の斥候部隊を仕留めるべく
黒江＠GM : 暗がりから素早く飛びかかった！
☆戦闘！
魔物知識判定は弱点までを看破。ウィズのとんがり帽子がうまく効果を発揮している。
先制判定にもギリギリで勝利した。アストロ・ソフィアが受け持つのは3体。
これを1ラウンドで全滅させれば、続く戦闘で若干のボーナスがある。
アストロ・ソフィアは全員後衛のフォーメーションB。グレムリンは2体が前線、1体が後方だ。
※GM注： これまで説明してこなかったが、魔物知識判定には低い方の目標値と高い方の目標値がある。
低い方を達成すると魔物のステータスが明らかになり、高い方を達成すると魔物の弱点を突くことができる。
弱点は魔物によって異なり、グレムリンの場合は物理攻撃のダメージが+2される。
---1ラウンド目---
先攻、ウィズのライトニングが後衛のグレムリンCに炸裂し9ダメージ。しかしAとBの巻き込みには失敗。
ルーカスの薙ぎ払いによってグレムリンBを斃し、Aを瀕死にまで追い込むも、エディルの射撃は回避される。
後攻、グレムリンCは逃げてしまった。Aはエネルギーボルトでウィズを攻撃し、3ダメージ。
---2ラウンド目---
先攻、ルーカスは攻撃を躱されてしまうが、エディルがしっかりととどめを刺してくれた。
☆戦闘終了！
ジャスミン : 「おっと、一匹逃がしたか」
エディル : 「位置が悪かったなちくしょうめ」
ルーカス : しかし、不意打ち食らったとみるや遠い方が即座に退避を判断するとは、相当統率取れているなぁ
ジャスミン : 「こりゃ急いで突撃しないとだな」
黒江＠GM : ジャスミンの手にはもぎりとったグレムリンの首
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、中々扱いが難しいな。ライトニング」
ルーカス : 「次だ次」＞ウィズさん
ルーカス : 背中を叩いて励まそう、リーダーらしく()
黒江＠GM : さて、岩山を急いだあなたたちは、やがて高所に陣取った蛮族たちの背後へと忍び寄った。
黒江＠GM : 彼らに攻撃を加えれば、すなわちそれが本隊への合図ともなる。
黒江＠GM : しかし、さきほど逃げたグレムリンが、彼らに敵の接近を知らせたようだ
黒江＠GM : 完全な不意打ちは叶わず、通常通りの戦闘に移る
黒江＠GM : 敵はボルグシューター、能力はボルグハイランダーにほぼ準ずる
※GM注： ボルグハイランダーはレベル4蛮族。バニラ（？）のボルグより少し強い。
☆戦闘！
またもやウィズが弱点までを看破。エディルが先制判定に勝利。このあたり、結構安定してきた。
冒険者たちの受け持ちは4体だ。こちらはフォーメーションB。敵は全員が前線配置。
---1ラウンド目---
先攻、作戦通りウィズによる開幕ライトニング。目標であるボルグシューターAのほかBも巻き込み、それぞれ11ダメージ。
ルーカスが全力攻撃でAを追い込むも、エディルの射撃は外れてとどめを刺せず。
後攻、引き絞られた弓が冒険者たちを狙う。ルーカスに3発命中するも、防護点11を誇るルーカスには合計4ダメージしか与えられず。
柔らかいウィズにも1発攻撃が行き、9ダメージ。
ウィズ・サジェッツァ : 「うぐぅ、厄介だな…こいつら」
黒江＠GM : そして、あなたたちが戦いをはじめると、すぐに味方の陣地から勇ましい鬨の声が響き、
黒江＠GM : ラージャハ兵や冒険者たちからなる二個小隊分の集団が、防御を固めた敵陣に突撃していく。
カペラ : 「進めッ！ ルミエルの加護を受けし者たちよ！ 邪悪なるイグニスの眷属どもを、この遺跡から叩き出せ！」
ルーカス : 「動き出したか」
---2ラウンド目---
先攻、敵の数はいまだ多い。ウィズは前衛にいるルーカスを巻き込むリスクと引き換えにライトニングを放つ。
目標のA、巻き込まれでC、D、そしてルーカス。全員に10ダメージを与えてAを沈める。
ルーカス : 「アババババババ！？！？」
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、狙った相手にだけ当てるのは難しい。すまないルーカス」
エディルはアフロになったルーカスを回復。ルーカスは全力攻撃で健在なボルグシューターBを追い込む。
後攻、ボルグシューターの攻撃は1発がルーカスに命中するも、ダメージを与えられず。硬い。
---3ラウンド目---
先攻、ふたたびウィズが巻き込み覚悟のライトニング。命中は対象としたBのみだが、既に弱っていた敵は爆散。
さらにルーカス、エディルの攻撃でCを沈め、残るは1体。
後攻、勇猛な敵は降参せず、エディルに対して矢を放つ。回避に失敗し7点ダメージ。痛い。
---4ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃によってボルグシューターは瀕死。しかしエディルの射撃は躱されてしまう。
連戦に備え、ウィズは魔香水でMPを回復することにした。
後攻、ボルグシューターDの矢によって、ルーカスに3ダメージ。
---5ラウンド目---
先攻、ルーカスの全力攻撃により、最後まで残っていたDも轟沈。
☆戦闘終了！
ジャスミンたちも首尾よく敵を討ち取ったようだ。こうして、アストロ・ソフィアは高所に陣取るボルグの弓兵部隊を殲滅した。
しかし眼下ではまだ戦いが繰り広げられている……というところで次回。
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