墜ちた廃都の伝説��
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kuroe_trpg 2021年05月05日(水) 15:19:14履歴
SW2.5キャンペーンリプレイ 漠砂に眠る蛇
第5話 墜ちた廃都の伝説 ��
黒江＠GM : さて、時間になったのではじめていきましょう
黒江＠GM : キャンペーン第5話、墜ちた廃都の伝説
黒江＠GM : 例によって前回までのあらすじを一言ずつどうぞ
ルーカス : 知人が石像になっていた、SANチェック1/1d10
ウィズ・サジェッツァ : 壁に滅茶苦茶に書かれた言葉 SANチェック 1/1d3
エディル : ちゃーららーちゃーららーちゃーららー（キャロル）
黒江＠GM : OK
黒江＠GM : いよいよ本丸の遺跡だということで廃都ザハリヤルにやってきた一行
黒江＠GM : 初日の図書館探索で、石化したアズダハッグを見つけ……というところでしたね
ルーカス : でしたね、それで南の扉を壊して入るか、後回しにするか相談していた所だったと記憶してます
黒江＠GM : 別館は一応調べたんだったかな
エディル : まだですねー
ランダムロールの結果、200G相当の遺物（魔法文明時代の書物）を発見。
エディル : では集会所ですかね
エディル : アズダハッグの像って
エディル : 集会所の入口の方向いてます？
黒江＠GM : 入口の方を向いている
エディル : つまり入ろうとしたところに出くわしたと
黒江＠GM : そういう感じだ
ルーカス : ふむぅ、では南から入るのがいいのかな
黒江＠GM : よろしい
黒江＠GM : なにものかの存在を予感したあなたたちが
黒江＠GM : 集会所のドアを蹴破りながら中に突入すると
黒江＠GM : そこにはひとりの女性が床に座り、本を広げていた
黒江＠GM : しかし暗がりの中で目をこらせば、彼女は尋常の姿をしていなかった。
黒江＠GM : はじめ黒く豊かな頭髪と思えたものは、ざわざわと蠢き、くねる、無数の蛇であったのだ！
黒江＠GM : さあ、図書館にひそむ魔姫との戦闘だ！
ルーカス : 「こいつが石化の犯人か！」
エディル : 「みてぇだな」
ウィズ・サジェッツァ : 「むむ、面妖な……」
☆戦闘！
魔物知識判定には全員が成功。これは犠牲者を石化させてしまう恐ろしい怪物、メデューサだ！
先制判定のも危なげなく成功。いつも通りルーカス前衛、ウィズとエディルが後衛のフォーメーションAだ。
※GM注： メデューサは4レベル蛮族。純粋な戦闘力であればもはやアストロ・ソフィアの敵ではないが、
毎ターン石化能力（要精神抵抗判定）を使ってくるため油断は禁物。
さらにこの個体は剣のかけらで強化され、HPが28→53と大幅に高くなっている。
---1ラウンド目---
先攻。初っ端にウィズのリープスラッシュが炸裂。相手の精神抵抗を突破し、敵のHPは残り42。
メデューサは口汚い罵りを浴びせるが、妖魔語のため聞き取れず。
ルーカス : 「ふ、髪を切って少しは美人になったんじゃないか？」
続いてエディルの二挺銃。両方命中し、敵のHPは一気に残り17。
エディル : 「石化はじまる前に片付けてぇな」
しかし錬技を使用したルーカスの全力攻撃は……ファンブル。
黒江＠GM : 地下でもティダン様の乳首は輝くのだ
※GM注 ：6面ダイスの1の目は太陽神の乳首であるという説があるとかないとか。
石化への精神抵抗は全員成功。メデューサごときに臆するパーティーではないぜ。
メデューサは頭の蛇で攻撃するも、ルーカスはギリギリで回避。
ルーカス : 「おっとぉ！？いきなりキスとは熱烈だな！！」とさっきのミスを誤魔化す様に
エディル : 「こう……致命的にその手のキザ台詞が鼻につくな……」
ウィズ・サジェッツァ : 「なんでだろうな…頼りになるとは思っているはずなのだが」
---2ラウンド目---
先攻。エディルに突っ込まれたルーカスだが、仕事はちゃんと果たした。
全力攻撃を命中させ、相手のHPをちょうど0にする。
ルーカス : 「お前ら言いたい放題言いやがって」
☆戦闘終了！
---集会所---
黒江＠GM : そこは蔵書室よりも広い部屋で、かつては集会所として機能していたのだと推定することができる。
黒江＠GM : メデューサに食べられたと思しき小動物の死骸が転がっているほか
黒江＠GM : 彼女がさきほどまで読んでいた本が、開かれたままで置かれている
ルーカスは斃したメデューサの瞳（50G）をぐりぐりと抉る。剣のかけら5つも忘れずに回収。
黒江＠GM : 血のしたたる眼球をそっと荷物に
黒江＠GM : 中で潰れたら嫌だなあ
エディル : メデューサが読んでた本を見てみますか
黒江＠GM : 本は当然ながら魔法文明語で
黒江＠GM : 表紙には『アルフレイム・アルフライラ』とかかれている
ルーカス : 千夜一夜物語？
※GM注： ルーカスPLのリアル見識判定成功。
アラビアンナイトとしても知られる千夜一夜物語は、アラビア語でアルフ・ライラ・ワ・ライラという。
ちなみにそれほど重要ではないフレーバーアイテム。
プレイヤーはともかく冒険者たちは知っているか？ ということで見識判定。ウィズとエディルが成功。
黒江＠GM : ういうい、ではふたりは知っていた
黒江＠GM : これはアルフレイム千夜物語として現在も伝わるものの原型である、と
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ…挿絵を見ていたのか。魔物であっても、何か惹かれるものがあったのだろうか」
黒江＠GM : あるいは、ウィズ・サジェッツァ、君が冒険を志したきっかけとなった話も
黒江＠GM : ここに含まれているのかもしれないね
黒江＠GM : まあ、内容としては色々な話がつまった説話集。一大叙事詩とかではない。
黒江＠GM : 本当は十数巻からなる量だが、いまあるのはその一部のようだ。
黒江＠GM : 広く流通していたものなので、価値はそれほど高くない。200Gといったところだ
黒江＠GM : この図書館で見つかるものは、だいたい以上だ
エディル : 「一通りみたか……」
エディル : 「んじゃ石化娘抱えて引き上げるか」
アズダハッグをわっしょいわっしょいと運びながら地上へ。
クエストクリア時のランダムロールで、さらに300Gの遺物を獲得。
黒江＠GM : では探索も済ませ、えっちらおっちら野営地まで戻る
黒江＠GM : 陽光がとてもまぶしい
ルーカス : 「うお、まぶし」
黒江＠GM : しかしそろそろ日暮れではあり
黒江＠GM : 早くも夕食の準備をはじめている者もいるね
黒江＠GM : アズダハッグは広場に飾るんでしたっけ？
エディル : いえ、遺跡の入口に飾っておきます
黒江＠GM : 石化した人は珍しいからみんな見に来るね
ルーカス : ｗｗｗｗｗ
エリス : 「これ年とらないんやってな」
エリス : 「うまくやったら未来へゴーできるやん」
エディル : 「お、やってみるか？」
ルーカス : 「今なら遺跡に潜ればできるぞ、多分」
エリス : 「でも、自分ひとりだけ未来にとんだら」
エリス : 「みんなに会えんようになるからな……」
エディル : 「お、殊勝じゃねぇの」
エディル : 「パンも食えなくなるしな。はっはっは」
エリス : 「ちっ、なんかちょっと感動したところでからかったろ思ったのに」
エディル : 「だろうと思ったぜ」
※GM注： でも300年後ぐらいならウィズが生きてるかもしれない。
ルーカス : 神殿に行ってアズダハッグの石化を解除しましょ
---ハルーラ神殿（仮設）---
エル＝ヤマニ : 「おう、石化患者か、珍しいのう」
エル＝ヤマニ : 「中にバジリスクでもいたか？」
エディル : 「バジリスクとは会いたくねぇなぁ」
ルーカス : 「いや、メデューサが居た。倒したが」
エル＝ヤマニ : 「ほうほう、なかなかやるようだの」
ルーカス : 「当然、私は大陸一の冒険者になる男だからな、この程度」ﾄﾞﾔ
エル＝ヤマニ : 「アストロ・ソフィアと言ったな？ 近々、こちらでも廃神殿を探索する計画がある」
エル＝ヤマニ : 「そのときは是非指名させてもらおうかのう」
エディル : 「あいよ、仕事は歓迎だ」
ルーカス : 「おお、その折には、泥船に乗ったつもりで任せると良い」
エディル : 「沈む沈む。大船だ大船」
ルーカス : 「……そうともいう」
※GM注： GMは神奈川県出身なのでつい「おおふな」と読んでしまう
エル＝ヤマニ : 「ふむ、石化を治すのははじめてじゃが……」指ぽき
〜詠唱中〜
アズダハッグ : 「ぬはっ」
アズダハッグ : 「ああ、中に！ 中に！」
ルーカス : 「おう、一時的発狂か。だれか精神分析を」
※GM注： これはクトゥルフ神話TRPGではない。でも一応対象を正気に戻す魔法はあったりする。
エディル : 「あ、しまった蛇もってきておどかしゃよかった」
エディル : 「まぁ……とりあえず平気そうだな」
ルーカス : 「落ち着けアズダハッグ」
ルーカス : 「ここは地上だ」
アズダハッグ : 「おお、みなさんが助けてくれたでありますか」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ。災難だったな」
アズダハッグ : 「感謝であります。あのメデューサはどうなったでありますか？」
エディル : 「ルーのかばんに眼球が入ってる」
エディル : 「つーかお前、単独で潜ってんじゃねぇよ……」
アズダハッグ : 「図書館があると聞いていてもたってもいられなかったであります。迷惑をかけた点については反省するであります」
アズダハッグ : 「あ、本は……」
アズダハッグ : 「自分は本を持っていなかったでありますか」
エディル : 「メデューサが読んでた本なら一応もってきたが」ひらひら
アズダハッグ : 「ぬはー！ それそれ、それであります。当時の言語で書かれたアルフレイム・アルフライラ」
エディル : 「食いつきがすごい」
アズダハッグ : 「是非こんど貸してほしいであります」
エディル : 「いや別に売っぱらうつもりだったからいるならやるけど……」
エディル : 「読めねぇし俺」
アズダハッグ : 「わー、太っ腹であります」
ルーカス : 「見つけたのはお前だろう、持って行くといいさ」
エディル : 「なんかいろいろ情報もらってるしな、思えば」
エディル : 「（半額ぐらい獲ろうかと思ったがいいにくい）」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ、日頃の感謝だな」
アズダハッグ : 「お礼というわけではないですが、またなにかあればなんでも聞きに来てほしいであります」
黒江＠GM : というわけでアズダハッグはルンルン顔で魔術師ギルドの方へと帰って行きました
黒江＠GM : みなさんはテントに戻り
黒江＠GM : 一日の疲れを癒すべく、食事を摂り、身体を休めるだろう
ルーカス : ヤマニ氏にお礼を言って戻りますか
黒江＠GM : 水は貴重だから多分風呂はないだろうな
ルーカス : しょうがないね(´･ω･‘)＞風呂
エル＝ヤマニ : 「うむ。なんぞ困ったらまた来るがよい」
エディル : 「世話になったな」
ルーカス : 「礼を言うぞ、では、また」
◇ クエスト�供．薀ぅ奸ΕΕ�ズ・ファンブル ◇
黒江＠GM : 夜が去り、朝が訪れる
黒江＠GM : 探索二日目だ
黒江＠GM : さて、共同宿舎で目を覚ました三人
ウェンドリン : 「わああ、みなさん大変です、大変！」
黒江＠GM : と、朝っぱらからウェンドリンが慌てた様子でやってくる
ルーカス : 「なんだどうした、パン生地が破裂でもしたか？」
ウェンドリン : 「冗談言ってる場合じゃないですよ！ エリスが飛び出してっちゃったんです！」
ウィズ・サジェッツァ : 「む、何だ家出か」
エディル : 「家出だな」
ルーカス : 「家出だろう」
ウェンドリン : 「あのあのあのですね」
エディル : 「なんだ、おちつけ」
ウェンドリン : 「実は昨日のうちに、娼婦が殺されたみたいなんです」
ルーカス : 「なに？」
エディル : 「そりゃまた……軍のお膝元でよくもまぁ……」
黒江＠GM : 言われてみれば、なにやら野営地が騒がしい気もする
ウェンドリン : 「それが、結構ひどい殺された方らしくて」
ウェンドリン : 「話を聞いたエリスが、犯人捕まえたる！ って言って飛び出して行っちゃったんですよう」
ルーカス : 「ああ、なるほど。それで慌てていたのか」
エディル : 「あいつ、娼婦か娼館かでなんかあったのか……？」
ルーカス : 「……その殺され方とやらに、憶えがあったんじゃないか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「どうだろうな？エリスは単純だからとも考えられるが…どちらにせよ、物騒なところでは夜しか眠れん」
黒江＠GM : 食事も三食しか喉を通らねえ……
エディル : 「いつもどおりじゃねぇのそれ」
ウィズ・サジェッツァ : 「まさか。仕事が無い時は昼も寝ている」
ウェンドリン : 「とにかくあの子、そそっかしいところがあるから心配で……」
エディル : 「まぁ、んじゃ様子見てきますかね」
ウェンドリン : 「うう〜、お願いします」
ルーカス : 「拠点の整備は重要だからな。出向くとしよう」
エディル : じゃざわ……ざわ……してるほうにいきますか
ルーカス : あ、パンを少し貰っていきましょう。
黒江＠GM : 今日はライ麦のパン
黒江＠GM : 白パンばかりだと栄養が偏るからね
ルーカス : 栄養バランス大事
黒江＠GM : では、一行は共同宿舎のとなりにある娯楽エリアまでやってくる
黒江＠GM : そこには娼婦のいる小さなテントが並んでいたり、ビアガーデンみたいなスペースがあったりする
黒江＠GM : 娼婦がお酌をして、そのままテントに……なんてこともあるだろう
ルーカス : ほほー楽しそうだ
ジャスミン : 「おや、おはようさん」
ジャスミン : 「あいにく、娼婦のテントはいま休業中だよ」
エディル : 「お、ういーす」
ルーカス : 「おはよう、ってまたお前か、よく会うな」
ジャスミン : 「ルーカス君、会うたびちょっと増長してない？」
ジャスミン : 「私これでも隊の副長よ？」
ルーカス : 「む、すまん」
ジャスミン : 二つ名は解体（バラし）屋です。解体屋ジャスミン
ウィズ・サジェッツァ : 「そういうな、それがルーの味だ」
エディル : 「隊長相手に抜刀しかけた相手に何いってんだか」
エディル : 「それはそれとして、なんか誰か殺されたんだって？」
ジャスミン : 「うん。娼婦が殺されたのさ」
エディル : 「なんかえげつないやられ方だったらしいが」
ジャスミン : 「心臓が抜かれてた」
ルーカス : 「心臓を」
エディル : 「うわぁ」
ジャスミン : 「猟奇殺人か、あるいは……」
エディル : 「蛮族か、魔神でも入り込んでるか……」
ジャスミン : 「そうそう。そういうのがいると厄介だな〜」
ジャスミン : 「遺跡に潜んでたか、外からやってきたか」
エディル : 「まぁ……きな臭いってことか」
ウィズ・サジェッツァ : 「……まぁ、知り合いの蛮族は石になってたから無さそうか」
※GM注： なぜかちょっと疑われるアズダハッグ。
ジャスミン : 「よかったら兄ちゃんたち、犯人捜し手伝ってくれないかい」
ジャスミン : 「まあ大したお金は出せないけどね。500Gってとこかな」
ルーカス : 「うむ、引き受けた」
エディル : 「あと、仮面つけたにぎやかなやつがこなかったか？」
エディル : 「ピンク髪のリカントなんだが」
ジャスミン : 「ああ、なんかうるさい娘が来たって言ってたね。アレ、小麦の香り亭の従業員だろ？」
エディル : 「そうそうそいつそいつ」
エディル : 「どこいったか知らねぇ？」
ジャスミン : 「さあねえ……私はずっと現場にいたからね」
ジャスミン : 「一応、死体見とく？ あんまり見て面白いもんじゃないけど」
エディル : 「ああ、頼むわ」
ジャスミン : 「そこのテントに寝かせてあるよ」と、ひとつ指し示す
エディル : 「ああ、うちの従業員がきたら俺らも犯人探してるから合流しろーっていっといてくれ」
ジャスミン : 「見かけたらね」
黒江＠GM : では、テントの中
黒江＠GM : 血なまぐさいにおいが漂っている。中央あたりには、むしろに寝かされた死体らしきものがある。
黒江＠GM : 上に布がかけられているので、めくらないと人相は確認できないね
ルーカス : では失礼してお顔を拝みましょう
黒江＠GM : ぺらり
黒江＠GM : では、血のにじんだ布をめくり、顔を確認する
黒江＠GM : 恐怖と苦痛に目を見開いたその顔は、エディルやルーカスのよく知る――
黒江＠GM : 娼婦ではなかった。
ルーカス : ずこー
エディル : セーフ
黒江＠GM : サーラよりも少し年かさな、金髪の娼婦だ
ルーカス : エディさんは顔に見覚えあったりしませんか？結構娼館行ってる感じですけど
黒江＠GM : まあじゃあ知ってることにしよう
黒江＠GM : リコッタという名の娼婦だね
黒江＠GM : サーラともそれなりに親しかったと記憶している
エディル : 「知った顔かよ……」天を仰ぎ
ウィズ・サジェッツァ : 「うぅむ……わざわざ軍の目のつくところで怨恨、ということもないと思うが」
死体を調べるために異常感知判定or病気知識判定。エディルとルーカスは成功。ウィズはファンブル。
黒江＠GM : 人間が死んだ？ それがどうしたというのだ？
ルーカス : 人間の一生なんてエルフにとっては一瞬の瞬きに過ぎないという事か
黒江＠GM : ではエディルとルーカスは死体をまじまじと見て
黒江＠GM : これは刃物で殺された傷じゃないなあと思います
黒江＠GM : おそらくは、片手で首を絞められ
黒江＠GM : 苦痛に歪む顔を見ながら、素手や爪のようなもので心臓を抜き取ったのだろう、と
黒江＠GM : そのような想像をしますね
エディル : 「いい趣味してやがんな……」
ルーカス : 「……これは、刃物ではないな、素手や爪で貫いたような」ツっと汗を一筋
エディル : 「種族としちゃ、リルドラケンかリカントか……」
エディル : 「まぁ練技使えりゃいけるだろうが」
エディル : 「でなけりゃ、蛮族とかそのへんか……」
ウィズ・サジェッツァ : 「そうなのか？良く分かるな…まぁ、どちらにせよ人間業じゃないようだ」
黒江＠GM : 解体屋ジョネスの死にざま的な
※GM注： HUNTER×HUNTERのネタ。主人公のひとりに心臓を抜かれて死んだ。
ルーカス : 「まあとにかく調査だな。私はともかく、お前たちが夜間犯人に不意打ちされたら、ふたつ目の死体になるだろうからな」
エディル : 「大丈夫、お前を盾にして逃げる」
黒江＠GM : さて、ではどうするかな？
エディル : まぁ娼婦に聞き込みかなぁ
ルーカス : まずは犯行現場と犯行時刻、第一発見者の確認とかでしょうか
エディル : あとサーラさがしてみよ
黒江＠GM : うむ。サーラもいますね
話しているとジャスミンがテントに入ってくる。
ジャスミン : 「犯行現場はテントの一室だね。ヤってる途中にやられたんだろう。となると、夜のうちに死んだことになるね」
エディル : 「まぁ妥当なとこだな」
ルーカス : 「ふむ……となると、彼女は犯人に買われた可能性が高いという事か」
ジャスミン : 「ヤりながらなのかヤる前なのかヤったあとなのかは知らんけど」
ジャスミン : 「サーラって娘が第一発見者みたいだよ」
エディル : 「……うわ、よりによってか」
ルーカス : 「そうか……」
ジャスミン : 「友達だったみたいだ。可哀そうにね」
ジャスミンから聞ける以上の情報は手に入らないが、一応親しい間がらということで、エディルとサーラのシーン。
エディル : 「ちょっと顔だしてくるわ」と言って分かれよう
黒江＠GM : まあエリアはそんなに広くないので、ちょっと聞けば彼女はすぐに見つかる
黒江＠GM : テントのひとつ、泣き腫らした目で、ぽつんとベッドに座っていますね
エディル : 「ああ、いたいた」
エディル : 「よーう」
サーラ : エディルに気づいても彼女はなにも言わず、また俯いてしまいます
エディル : んじゃそのまま隣に座る
サーラ : 「……リコッタには夢があって」
エディル : 「おう」
サーラ : 「いつかお金を貯めて、マカジャハットでカフェを開きたいって」
サーラ : 「なのになんであんな、あんな……」
エディル : 「まぁ当たり前だが」
エディル : 「悪いのは犯人だ。リコッタはなんも悪くねぇよ」
エディル : 「……カフェかぁ、いってみたかったなぁ」
サーラ : 「娼婦が殺されるのって珍しくないの」
サーラ : 「暴力なんかもしょっちゅうで」
エディル : 「……」それはもちろん知っている
サーラ : 「でもみんな、そんな中で一生懸命やってるんだ……」
エディル : 「……殺されていいわけねぇよな」
黒江＠GM : というまあ、まとまりのない話をしばらくしているね
エディル : んーでは
エディル : 「あー……わり、そろそろいかねぇと」
エディル : 「リコッタ殺したヤツ見つける依頼受けててな」
エディル : 「落とし前つけさせてくるわ」
サーラ : 「ありがとう、でも、無理しないでね……」
エディル : 「あいよ」
エディル : 「あと……」
エディル : 「あー……これ終わったらどっかカフェでもいこうぜ」
エディル : 「リコッタ偲んでな」
エディル : 「仕事じゃなくてわりぃが」
サーラ : 「うん……」
エディル : っていって別れる。
一方そのころウィズとルーカス。
黒江＠GM : どんな感じで調査するかな？
ルーカス : 他の娼婦に、昨晩リコッタさんを買った客を知らないか、聞きこむ感じですかね
ルーカス : 後は最近のリコッタさんの様子におかしなところがなかったかとかも
黒江＠GM : ふむふむ。まあ狭い場所なのでそれほど難しくはないだろう。
目標値7の聞き込み判定。ふたりとも成功。出張してきている娼婦たちのとりまとめ役みたいな人を捉まえた。
受付の人 : 「リコッタを買った客かあ」
受付の人 : 「ふつうのまあ……言っちゃ悪いけどごろつき風な感じだったかな？ とはいえそういう客は少なくないから、それほど気にも留めなかったけど」
受付の人 : 「変わった様子……は特にないかな。職業柄、娼婦の様子には結構気を付けてるんだけどね」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふぅむ。そんなものか…」
ルーカス : 「そうか…わかった、礼を言う」
受付の人 : 「犯人さがしてんのかい？」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁね。別に私からしたら他人だけど、仲間が顔見知りだったみたいだし…」
ルーカス : 「ああ、猟奇殺人鬼が近くに居るとあれば、気になって食事も三食しか喉を通らないからな」
受付の人 : 「参考になるかは分かんないけど、ごろつきみたいなヤツなら、野営地の外にあるテント村にたくさんいるよ」
ルーカス : 「ほう」
ルーカス : 「野営地の外か……問題を起こした連中が集まっているのか……？」
受付の人 : 「まあ、うしろ暗い連中だろうね。犯罪を起こすとしたらきっとそこにいるヤツらさ」
ルーカス : 「隠れて動くにも中より外の方が向いているか……有益な情報、感謝する」
受付の人 : 「私もこう見えて、結構心痛めてんのさ。娼婦ってのは、娘みたいなもんだから」
受付の人 : 「よろしくね」
ルーカス : 「ああ、任せておけ」ｂ
ここでいったん合流し、野営地外にあるテント村へ手がかりを探しにいく。
---テント村---
黒江＠GM : 野営地にはそれほど厳重な監視が敷かれているわけではないが
黒江＠GM : おおっぴらに犯罪者が入り込んだり、違法な取引をしたりできるほど、風紀が緩いわけでもない
黒江＠GM : いかがわしい素性を持つ者は、野営地の外に汚らしいテントを張って
黒江＠GM : なにかうまく利益を掠め取る方法がないか、と考えを巡らし、囁きを交わす
ゾハル : 「お、そこにいるのはエディルか」
ルーカス : 「あ、葉っぱ売りの」
エディル : 「やっぱ来てたか」
ゾハル : 「遺跡探索に疲れたのか？ ハッパ買うか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「こりないな。今まで一度も買ったことないだろうに」
ゾハル : 「質はいいぞ。空の果てまでぶっとべるぜ」
エディル : 「いまは別口の依頼でな」
エディル : 「娼婦殺しの件、知ってるか？」
ゾハル : 「ダウナー系もあるけど……ん？ 娼婦殺し？」
ゾハル : 「ああ、朝っぱらから騒いでるやつな。それがどうした？」
エディル : 「今犯人探してるんだが、そうだなぁ……」
エディル : 「わりと一匹狼の最近来たよそ者……みてぇなやつってったら心当たりねぇ？」
ゾハル : 「流れ者なら沢山いるからなあ」
エディル : 「だよなぁ」
ゾハル : 「そういや、お前の宿んとこの嬢ちゃん見たぜ」
エディル : 「お、まじか」
ルーカス : 「ここでの特定は難しいか…なに？」
ゾハル : 「男と連れ立って、岩山の方に行ったけど」
ゾハル : 「野外でそういうことする趣向なのか？」
エディル : 「……」天を仰いでいる
エディル : 「……あいつの不運に任せるのが一番早かったか……」
ルーカス : 「……アイツ、知らない人には付いていくなと言ってたのに」眉間を抑える
※GM注： 言っていた気がする。
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁまだまだ子供だしな、そういうこともあろう……」
エディル : 「どっちいった？」＞ゾハル
ゾハル : 「北の方だな」
エディル : 「見かけたのはどの辺だ？そっからおってくわ」
ゾハル : 「どの辺っつーか、門のところから出てくのを見ただけだよ」
ウィズ・サジェッツァ : 「探すしか無いか…」
ルーカス : 「全く……情報感謝する。行くぞ」
エディル : 「了解、わり、ちっと急ぐわ。助かった」
ゾハル : 「うーっす」
ルーカス : では一旦犯人捜しは置いておいて、エリスが向かったという岩山へ向かいましょう―
黒江＠GM : では、北の方に向かうかな
エディル : むかーう
黒江＠GM : あたりの痕跡を探りながら歩いていくと、かなり大きな足跡を見つける
黒江＠GM : といっても規格外に大きくはない、人間サイズの範疇ではあるね
黒江＠GM : 必要ならば、足跡をたどることもできる
エディル : 「これか……？」
目標値9の足跡追跡判定。ウィズとエディルが成功。ウィズは6ゾロだった。
黒江＠GM : ウィズはもう足跡をめっちゃ追う
黒江＠GM : マタギに転職してはどうかな
エディル : エルフは弓のイメージだから間違ってはない
黒江＠GM : 足跡をたどって少し進むと
黒江＠GM : 少し離れた場所に洞窟を見つけた
黒江＠GM : そこには数人の人影がある
エディル : 「もう嫌な予感しかしねぇ」
ルーカス : 「気が合うな、私もだ」
ウィズ・サジェッツァ : 「私もだ。なぜだろうな」
ルーカス : 彼等の装備などはどんな感じでしょう？
黒江＠GM : ひとつは、驚くべきことにリコッタのものであり
黒江＠GM : もうひとつは、汚らしいごろつきのもの
ルーカス : うわ、人に化けてるのか
黒江＠GM : さらにもうふたつ、大柄な蛮族の姿がある
黒江＠GM : よくよく見れば、その足元には殴られて気絶しているエリスの姿があるのも分かる
ルーカス : ってことは、合計4体ってことですか……多いなぁ
蛮族 : ふたりの蛮族がなにやら言い争っているところを見ると
蛮族 : どうやらどちらがエリスを殺す（食べるか）で揉めているようだ
エディル : 「よし、でかしたエリス。見事に犯人釣り上げたな」
ウィズとエディルが魔物知識判定に成功（ルーカスはファンブル）。
敵がレッサーオーガであることを看破する。
彼らは人族の心臓を喰らい、その姿を奪う蛮族の中でも特に邪悪な存在だ。
黒江＠GM : 喋ってるのはオーガ語かな
ウィズ・サジェッツァ : 「何言ってるかは分らんな」
エディル : 「とにかくまぁ、悩むこたねぇな」
ルーカス : あ、残りの二体はまもちきできない感じでしょうか
黒江＠GM : まあ、人に化けているレッサーオーガだと類推することができるだろう
黒江＠GM : さて、忍んでいる暇はなさそうだ。いまにも諍いが決着し
黒江＠GM : エリスの心臓に爪が突き立てられるかもしれない……
エディル : 「やるしかねぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「最悪、エリスを引っ張って逃げるとしよう。ここで仕留めるのが得策だろうが」
ルーカス : 「なに、別に倒してしまっても構わんのだろう？」
ルーカス : と言いながら出ましょうか
エディル : じゃそのルーカスを囮にして影から襲いかかろう
黒江＠GM : 彼らは洞窟に入るので奇襲は難しいが、まあロールプレイ的な感じで影から襲うという感じで
ルーカス : 「聞けぃ！！そこな蛮族！！！」
レッサーオーガ : 「ああん？」
レッサーオーガ : 「ちっ、つけられてやがったか、間抜けめ」
ウィズ・サジェッツァ : 「小癪な真似をする程度の知能はあるようだが、私たちの目は欺けないということだ」
ルーカス : 「我が名はルーカス！！貴様らを打ち倒すものだ！！」
ルーカス : 「恨みはないが、ここで我が英雄譚の一節となれぃ！！」
レッサーオーガ : 「打ち倒すだ？」
レッサーオーガ : 「違うな、これからはじまるのは、一方的な惨殺だ」
レッサーオーガ : 「テメェの英雄譚なんかには興味がねえ」
レッサーオーガ : 「御託はいいから、とっととかかってきな」
じゃあ遠慮なく。と物陰からエディルが発砲したところで次回へ続く。
〈�，悄�〈目次〉〈��へ〉
第5話 墜ちた廃都の伝説 ��
黒江＠GM : さて、時間になったのではじめていきましょう
黒江＠GM : キャンペーン第5話、墜ちた廃都の伝説
黒江＠GM : 例によって前回までのあらすじを一言ずつどうぞ
ルーカス : 知人が石像になっていた、SANチェック1/1d10
ウィズ・サジェッツァ : 壁に滅茶苦茶に書かれた言葉 SANチェック 1/1d3
エディル : ちゃーららーちゃーららーちゃーららー（キャロル）
黒江＠GM : OK
黒江＠GM : いよいよ本丸の遺跡だということで廃都ザハリヤルにやってきた一行
黒江＠GM : 初日の図書館探索で、石化したアズダハッグを見つけ……というところでしたね
ルーカス : でしたね、それで南の扉を壊して入るか、後回しにするか相談していた所だったと記憶してます
黒江＠GM : 別館は一応調べたんだったかな
エディル : まだですねー
ランダムロールの結果、200G相当の遺物（魔法文明時代の書物）を発見。
エディル : では集会所ですかね
エディル : アズダハッグの像って
エディル : 集会所の入口の方向いてます？
黒江＠GM : 入口の方を向いている
エディル : つまり入ろうとしたところに出くわしたと
黒江＠GM : そういう感じだ
ルーカス : ふむぅ、では南から入るのがいいのかな
黒江＠GM : よろしい
黒江＠GM : なにものかの存在を予感したあなたたちが
黒江＠GM : 集会所のドアを蹴破りながら中に突入すると
黒江＠GM : そこにはひとりの女性が床に座り、本を広げていた
黒江＠GM : しかし暗がりの中で目をこらせば、彼女は尋常の姿をしていなかった。
黒江＠GM : はじめ黒く豊かな頭髪と思えたものは、ざわざわと蠢き、くねる、無数の蛇であったのだ！
黒江＠GM : さあ、図書館にひそむ魔姫との戦闘だ！
ルーカス : 「こいつが石化の犯人か！」
エディル : 「みてぇだな」
ウィズ・サジェッツァ : 「むむ、面妖な……」
☆戦闘！
魔物知識判定には全員が成功。これは犠牲者を石化させてしまう恐ろしい怪物、メデューサだ！
先制判定のも危なげなく成功。いつも通りルーカス前衛、ウィズとエディルが後衛のフォーメーションAだ。
※GM注： メデューサは4レベル蛮族。純粋な戦闘力であればもはやアストロ・ソフィアの敵ではないが、
毎ターン石化能力（要精神抵抗判定）を使ってくるため油断は禁物。
さらにこの個体は剣のかけらで強化され、HPが28→53と大幅に高くなっている。
---1ラウンド目---
先攻。初っ端にウィズのリープスラッシュが炸裂。相手の精神抵抗を突破し、敵のHPは残り42。
メデューサは口汚い罵りを浴びせるが、妖魔語のため聞き取れず。
ルーカス : 「ふ、髪を切って少しは美人になったんじゃないか？」
続いてエディルの二挺銃。両方命中し、敵のHPは一気に残り17。
エディル : 「石化はじまる前に片付けてぇな」
しかし錬技を使用したルーカスの全力攻撃は……ファンブル。
黒江＠GM : 地下でもティダン様の乳首は輝くのだ
※GM注 ：6面ダイスの1の目は太陽神の乳首であるという説があるとかないとか。
石化への精神抵抗は全員成功。メデューサごときに臆するパーティーではないぜ。
メデューサは頭の蛇で攻撃するも、ルーカスはギリギリで回避。
ルーカス : 「おっとぉ！？いきなりキスとは熱烈だな！！」とさっきのミスを誤魔化す様に
エディル : 「こう……致命的にその手のキザ台詞が鼻につくな……」
ウィズ・サジェッツァ : 「なんでだろうな…頼りになるとは思っているはずなのだが」
---2ラウンド目---
先攻。エディルに突っ込まれたルーカスだが、仕事はちゃんと果たした。
全力攻撃を命中させ、相手のHPをちょうど0にする。
ルーカス : 「お前ら言いたい放題言いやがって」
☆戦闘終了！
---集会所---
黒江＠GM : そこは蔵書室よりも広い部屋で、かつては集会所として機能していたのだと推定することができる。
黒江＠GM : メデューサに食べられたと思しき小動物の死骸が転がっているほか
黒江＠GM : 彼女がさきほどまで読んでいた本が、開かれたままで置かれている
ルーカスは斃したメデューサの瞳（50G）をぐりぐりと抉る。剣のかけら5つも忘れずに回収。
黒江＠GM : 血のしたたる眼球をそっと荷物に
黒江＠GM : 中で潰れたら嫌だなあ
エディル : メデューサが読んでた本を見てみますか
黒江＠GM : 本は当然ながら魔法文明語で
黒江＠GM : 表紙には『アルフレイム・アルフライラ』とかかれている
ルーカス : 千夜一夜物語？
※GM注： ルーカスPLのリアル見識判定成功。
アラビアンナイトとしても知られる千夜一夜物語は、アラビア語でアルフ・ライラ・ワ・ライラという。
ちなみにそれほど重要ではないフレーバーアイテム。
プレイヤーはともかく冒険者たちは知っているか？ ということで見識判定。ウィズとエディルが成功。
黒江＠GM : ういうい、ではふたりは知っていた
黒江＠GM : これはアルフレイム千夜物語として現在も伝わるものの原型である、と
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ…挿絵を見ていたのか。魔物であっても、何か惹かれるものがあったのだろうか」
黒江＠GM : あるいは、ウィズ・サジェッツァ、君が冒険を志したきっかけとなった話も
黒江＠GM : ここに含まれているのかもしれないね
黒江＠GM : まあ、内容としては色々な話がつまった説話集。一大叙事詩とかではない。
黒江＠GM : 本当は十数巻からなる量だが、いまあるのはその一部のようだ。
黒江＠GM : 広く流通していたものなので、価値はそれほど高くない。200Gといったところだ
黒江＠GM : この図書館で見つかるものは、だいたい以上だ
エディル : 「一通りみたか……」
エディル : 「んじゃ石化娘抱えて引き上げるか」
アズダハッグをわっしょいわっしょいと運びながら地上へ。
クエストクリア時のランダムロールで、さらに300Gの遺物を獲得。
黒江＠GM : では探索も済ませ、えっちらおっちら野営地まで戻る
黒江＠GM : 陽光がとてもまぶしい
ルーカス : 「うお、まぶし」
黒江＠GM : しかしそろそろ日暮れではあり
黒江＠GM : 早くも夕食の準備をはじめている者もいるね
黒江＠GM : アズダハッグは広場に飾るんでしたっけ？
エディル : いえ、遺跡の入口に飾っておきます
黒江＠GM : 石化した人は珍しいからみんな見に来るね
ルーカス : ｗｗｗｗｗ
エリス : 「これ年とらないんやってな」
エリス : 「うまくやったら未来へゴーできるやん」
エディル : 「お、やってみるか？」
ルーカス : 「今なら遺跡に潜ればできるぞ、多分」
エリス : 「でも、自分ひとりだけ未来にとんだら」
エリス : 「みんなに会えんようになるからな……」
エディル : 「お、殊勝じゃねぇの」
エディル : 「パンも食えなくなるしな。はっはっは」
エリス : 「ちっ、なんかちょっと感動したところでからかったろ思ったのに」
エディル : 「だろうと思ったぜ」
※GM注： でも300年後ぐらいならウィズが生きてるかもしれない。
ルーカス : 神殿に行ってアズダハッグの石化を解除しましょ
---ハルーラ神殿（仮設）---
エル＝ヤマニ : 「おう、石化患者か、珍しいのう」
エル＝ヤマニ : 「中にバジリスクでもいたか？」
エディル : 「バジリスクとは会いたくねぇなぁ」
ルーカス : 「いや、メデューサが居た。倒したが」
エル＝ヤマニ : 「ほうほう、なかなかやるようだの」
ルーカス : 「当然、私は大陸一の冒険者になる男だからな、この程度」ﾄﾞﾔ
エル＝ヤマニ : 「アストロ・ソフィアと言ったな？ 近々、こちらでも廃神殿を探索する計画がある」
エル＝ヤマニ : 「そのときは是非指名させてもらおうかのう」
エディル : 「あいよ、仕事は歓迎だ」
ルーカス : 「おお、その折には、泥船に乗ったつもりで任せると良い」
エディル : 「沈む沈む。大船だ大船」
ルーカス : 「……そうともいう」
※GM注： GMは神奈川県出身なのでつい「おおふな」と読んでしまう
エル＝ヤマニ : 「ふむ、石化を治すのははじめてじゃが……」指ぽき
〜詠唱中〜
アズダハッグ : 「ぬはっ」
アズダハッグ : 「ああ、中に！ 中に！」
ルーカス : 「おう、一時的発狂か。だれか精神分析を」
※GM注： これはクトゥルフ神話TRPGではない。でも一応対象を正気に戻す魔法はあったりする。
エディル : 「あ、しまった蛇もってきておどかしゃよかった」
エディル : 「まぁ……とりあえず平気そうだな」
ルーカス : 「落ち着けアズダハッグ」
ルーカス : 「ここは地上だ」
アズダハッグ : 「おお、みなさんが助けてくれたでありますか」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ。災難だったな」
アズダハッグ : 「感謝であります。あのメデューサはどうなったでありますか？」
エディル : 「ルーのかばんに眼球が入ってる」
エディル : 「つーかお前、単独で潜ってんじゃねぇよ……」
アズダハッグ : 「図書館があると聞いていてもたってもいられなかったであります。迷惑をかけた点については反省するであります」
アズダハッグ : 「あ、本は……」
アズダハッグ : 「自分は本を持っていなかったでありますか」
エディル : 「メデューサが読んでた本なら一応もってきたが」ひらひら
アズダハッグ : 「ぬはー！ それそれ、それであります。当時の言語で書かれたアルフレイム・アルフライラ」
エディル : 「食いつきがすごい」
アズダハッグ : 「是非こんど貸してほしいであります」
エディル : 「いや別に売っぱらうつもりだったからいるならやるけど……」
エディル : 「読めねぇし俺」
アズダハッグ : 「わー、太っ腹であります」
ルーカス : 「見つけたのはお前だろう、持って行くといいさ」
エディル : 「なんかいろいろ情報もらってるしな、思えば」
エディル : 「（半額ぐらい獲ろうかと思ったがいいにくい）」
ウィズ・サジェッツァ : 「うむ、日頃の感謝だな」
アズダハッグ : 「お礼というわけではないですが、またなにかあればなんでも聞きに来てほしいであります」
黒江＠GM : というわけでアズダハッグはルンルン顔で魔術師ギルドの方へと帰って行きました
黒江＠GM : みなさんはテントに戻り
黒江＠GM : 一日の疲れを癒すべく、食事を摂り、身体を休めるだろう
ルーカス : ヤマニ氏にお礼を言って戻りますか
黒江＠GM : 水は貴重だから多分風呂はないだろうな
ルーカス : しょうがないね(´･ω･‘)＞風呂
エル＝ヤマニ : 「うむ。なんぞ困ったらまた来るがよい」
エディル : 「世話になったな」
ルーカス : 「礼を言うぞ、では、また」
◇ クエスト�供．薀ぅ奸ΕΕ�ズ・ファンブル ◇
黒江＠GM : 夜が去り、朝が訪れる
黒江＠GM : 探索二日目だ
黒江＠GM : さて、共同宿舎で目を覚ました三人
ウェンドリン : 「わああ、みなさん大変です、大変！」
黒江＠GM : と、朝っぱらからウェンドリンが慌てた様子でやってくる
ルーカス : 「なんだどうした、パン生地が破裂でもしたか？」
ウェンドリン : 「冗談言ってる場合じゃないですよ！ エリスが飛び出してっちゃったんです！」
ウィズ・サジェッツァ : 「む、何だ家出か」
エディル : 「家出だな」
ルーカス : 「家出だろう」
ウェンドリン : 「あのあのあのですね」
エディル : 「なんだ、おちつけ」
ウェンドリン : 「実は昨日のうちに、娼婦が殺されたみたいなんです」
ルーカス : 「なに？」
エディル : 「そりゃまた……軍のお膝元でよくもまぁ……」
黒江＠GM : 言われてみれば、なにやら野営地が騒がしい気もする
ウェンドリン : 「それが、結構ひどい殺された方らしくて」
ウェンドリン : 「話を聞いたエリスが、犯人捕まえたる！ って言って飛び出して行っちゃったんですよう」
ルーカス : 「ああ、なるほど。それで慌てていたのか」
エディル : 「あいつ、娼婦か娼館かでなんかあったのか……？」
ルーカス : 「……その殺され方とやらに、憶えがあったんじゃないか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「どうだろうな？エリスは単純だからとも考えられるが…どちらにせよ、物騒なところでは夜しか眠れん」
黒江＠GM : 食事も三食しか喉を通らねえ……
エディル : 「いつもどおりじゃねぇのそれ」
ウィズ・サジェッツァ : 「まさか。仕事が無い時は昼も寝ている」
ウェンドリン : 「とにかくあの子、そそっかしいところがあるから心配で……」
エディル : 「まぁ、んじゃ様子見てきますかね」
ウェンドリン : 「うう〜、お願いします」
ルーカス : 「拠点の整備は重要だからな。出向くとしよう」
エディル : じゃざわ……ざわ……してるほうにいきますか
ルーカス : あ、パンを少し貰っていきましょう。
黒江＠GM : 今日はライ麦のパン
黒江＠GM : 白パンばかりだと栄養が偏るからね
ルーカス : 栄養バランス大事
黒江＠GM : では、一行は共同宿舎のとなりにある娯楽エリアまでやってくる
黒江＠GM : そこには娼婦のいる小さなテントが並んでいたり、ビアガーデンみたいなスペースがあったりする
黒江＠GM : 娼婦がお酌をして、そのままテントに……なんてこともあるだろう
ルーカス : ほほー楽しそうだ
ジャスミン : 「おや、おはようさん」
ジャスミン : 「あいにく、娼婦のテントはいま休業中だよ」
エディル : 「お、ういーす」
ルーカス : 「おはよう、ってまたお前か、よく会うな」
ジャスミン : 「ルーカス君、会うたびちょっと増長してない？」
ジャスミン : 「私これでも隊の副長よ？」
ルーカス : 「む、すまん」
ジャスミン : 二つ名は解体（バラし）屋です。解体屋ジャスミン
ウィズ・サジェッツァ : 「そういうな、それがルーの味だ」
エディル : 「隊長相手に抜刀しかけた相手に何いってんだか」
エディル : 「それはそれとして、なんか誰か殺されたんだって？」
ジャスミン : 「うん。娼婦が殺されたのさ」
エディル : 「なんかえげつないやられ方だったらしいが」
ジャスミン : 「心臓が抜かれてた」
ルーカス : 「心臓を」
エディル : 「うわぁ」
ジャスミン : 「猟奇殺人か、あるいは……」
エディル : 「蛮族か、魔神でも入り込んでるか……」
ジャスミン : 「そうそう。そういうのがいると厄介だな〜」
ジャスミン : 「遺跡に潜んでたか、外からやってきたか」
エディル : 「まぁ……きな臭いってことか」
ウィズ・サジェッツァ : 「……まぁ、知り合いの蛮族は石になってたから無さそうか」
※GM注： なぜかちょっと疑われるアズダハッグ。
ジャスミン : 「よかったら兄ちゃんたち、犯人捜し手伝ってくれないかい」
ジャスミン : 「まあ大したお金は出せないけどね。500Gってとこかな」
ルーカス : 「うむ、引き受けた」
エディル : 「あと、仮面つけたにぎやかなやつがこなかったか？」
エディル : 「ピンク髪のリカントなんだが」
ジャスミン : 「ああ、なんかうるさい娘が来たって言ってたね。アレ、小麦の香り亭の従業員だろ？」
エディル : 「そうそうそいつそいつ」
エディル : 「どこいったか知らねぇ？」
ジャスミン : 「さあねえ……私はずっと現場にいたからね」
ジャスミン : 「一応、死体見とく？ あんまり見て面白いもんじゃないけど」
エディル : 「ああ、頼むわ」
ジャスミン : 「そこのテントに寝かせてあるよ」と、ひとつ指し示す
エディル : 「ああ、うちの従業員がきたら俺らも犯人探してるから合流しろーっていっといてくれ」
ジャスミン : 「見かけたらね」
黒江＠GM : では、テントの中
黒江＠GM : 血なまぐさいにおいが漂っている。中央あたりには、むしろに寝かされた死体らしきものがある。
黒江＠GM : 上に布がかけられているので、めくらないと人相は確認できないね
ルーカス : では失礼してお顔を拝みましょう
黒江＠GM : ぺらり
黒江＠GM : では、血のにじんだ布をめくり、顔を確認する
黒江＠GM : 恐怖と苦痛に目を見開いたその顔は、エディルやルーカスのよく知る――
黒江＠GM : 娼婦ではなかった。
ルーカス : ずこー
エディル : セーフ
黒江＠GM : サーラよりも少し年かさな、金髪の娼婦だ
ルーカス : エディさんは顔に見覚えあったりしませんか？結構娼館行ってる感じですけど
黒江＠GM : まあじゃあ知ってることにしよう
黒江＠GM : リコッタという名の娼婦だね
黒江＠GM : サーラともそれなりに親しかったと記憶している
エディル : 「知った顔かよ……」天を仰ぎ
ウィズ・サジェッツァ : 「うぅむ……わざわざ軍の目のつくところで怨恨、ということもないと思うが」
死体を調べるために異常感知判定or病気知識判定。エディルとルーカスは成功。ウィズはファンブル。
黒江＠GM : 人間が死んだ？ それがどうしたというのだ？
ルーカス : 人間の一生なんてエルフにとっては一瞬の瞬きに過ぎないという事か
黒江＠GM : ではエディルとルーカスは死体をまじまじと見て
黒江＠GM : これは刃物で殺された傷じゃないなあと思います
黒江＠GM : おそらくは、片手で首を絞められ
黒江＠GM : 苦痛に歪む顔を見ながら、素手や爪のようなもので心臓を抜き取ったのだろう、と
黒江＠GM : そのような想像をしますね
エディル : 「いい趣味してやがんな……」
ルーカス : 「……これは、刃物ではないな、素手や爪で貫いたような」ツっと汗を一筋
エディル : 「種族としちゃ、リルドラケンかリカントか……」
エディル : 「まぁ練技使えりゃいけるだろうが」
エディル : 「でなけりゃ、蛮族とかそのへんか……」
ウィズ・サジェッツァ : 「そうなのか？良く分かるな…まぁ、どちらにせよ人間業じゃないようだ」
黒江＠GM : 解体屋ジョネスの死にざま的な
※GM注： HUNTER×HUNTERのネタ。主人公のひとりに心臓を抜かれて死んだ。
ルーカス : 「まあとにかく調査だな。私はともかく、お前たちが夜間犯人に不意打ちされたら、ふたつ目の死体になるだろうからな」
エディル : 「大丈夫、お前を盾にして逃げる」
黒江＠GM : さて、ではどうするかな？
エディル : まぁ娼婦に聞き込みかなぁ
ルーカス : まずは犯行現場と犯行時刻、第一発見者の確認とかでしょうか
エディル : あとサーラさがしてみよ
黒江＠GM : うむ。サーラもいますね
話しているとジャスミンがテントに入ってくる。
ジャスミン : 「犯行現場はテントの一室だね。ヤってる途中にやられたんだろう。となると、夜のうちに死んだことになるね」
エディル : 「まぁ妥当なとこだな」
ルーカス : 「ふむ……となると、彼女は犯人に買われた可能性が高いという事か」
ジャスミン : 「ヤりながらなのかヤる前なのかヤったあとなのかは知らんけど」
ジャスミン : 「サーラって娘が第一発見者みたいだよ」
エディル : 「……うわ、よりによってか」
ルーカス : 「そうか……」
ジャスミン : 「友達だったみたいだ。可哀そうにね」
ジャスミンから聞ける以上の情報は手に入らないが、一応親しい間がらということで、エディルとサーラのシーン。
エディル : 「ちょっと顔だしてくるわ」と言って分かれよう
黒江＠GM : まあエリアはそんなに広くないので、ちょっと聞けば彼女はすぐに見つかる
黒江＠GM : テントのひとつ、泣き腫らした目で、ぽつんとベッドに座っていますね
エディル : 「ああ、いたいた」
エディル : 「よーう」
サーラ : エディルに気づいても彼女はなにも言わず、また俯いてしまいます
エディル : んじゃそのまま隣に座る
サーラ : 「……リコッタには夢があって」
エディル : 「おう」
サーラ : 「いつかお金を貯めて、マカジャハットでカフェを開きたいって」
サーラ : 「なのになんであんな、あんな……」
エディル : 「まぁ当たり前だが」
エディル : 「悪いのは犯人だ。リコッタはなんも悪くねぇよ」
エディル : 「……カフェかぁ、いってみたかったなぁ」
サーラ : 「娼婦が殺されるのって珍しくないの」
サーラ : 「暴力なんかもしょっちゅうで」
エディル : 「……」それはもちろん知っている
サーラ : 「でもみんな、そんな中で一生懸命やってるんだ……」
エディル : 「……殺されていいわけねぇよな」
黒江＠GM : というまあ、まとまりのない話をしばらくしているね
エディル : んーでは
エディル : 「あー……わり、そろそろいかねぇと」
エディル : 「リコッタ殺したヤツ見つける依頼受けててな」
エディル : 「落とし前つけさせてくるわ」
サーラ : 「ありがとう、でも、無理しないでね……」
エディル : 「あいよ」
エディル : 「あと……」
エディル : 「あー……これ終わったらどっかカフェでもいこうぜ」
エディル : 「リコッタ偲んでな」
エディル : 「仕事じゃなくてわりぃが」
サーラ : 「うん……」
エディル : っていって別れる。
一方そのころウィズとルーカス。
黒江＠GM : どんな感じで調査するかな？
ルーカス : 他の娼婦に、昨晩リコッタさんを買った客を知らないか、聞きこむ感じですかね
ルーカス : 後は最近のリコッタさんの様子におかしなところがなかったかとかも
黒江＠GM : ふむふむ。まあ狭い場所なのでそれほど難しくはないだろう。
目標値7の聞き込み判定。ふたりとも成功。出張してきている娼婦たちのとりまとめ役みたいな人を捉まえた。
受付の人 : 「リコッタを買った客かあ」
受付の人 : 「ふつうのまあ……言っちゃ悪いけどごろつき風な感じだったかな？ とはいえそういう客は少なくないから、それほど気にも留めなかったけど」
受付の人 : 「変わった様子……は特にないかな。職業柄、娼婦の様子には結構気を付けてるんだけどね」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふぅむ。そんなものか…」
ルーカス : 「そうか…わかった、礼を言う」
受付の人 : 「犯人さがしてんのかい？」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁね。別に私からしたら他人だけど、仲間が顔見知りだったみたいだし…」
ルーカス : 「ああ、猟奇殺人鬼が近くに居るとあれば、気になって食事も三食しか喉を通らないからな」
受付の人 : 「参考になるかは分かんないけど、ごろつきみたいなヤツなら、野営地の外にあるテント村にたくさんいるよ」
ルーカス : 「ほう」
ルーカス : 「野営地の外か……問題を起こした連中が集まっているのか……？」
受付の人 : 「まあ、うしろ暗い連中だろうね。犯罪を起こすとしたらきっとそこにいるヤツらさ」
ルーカス : 「隠れて動くにも中より外の方が向いているか……有益な情報、感謝する」
受付の人 : 「私もこう見えて、結構心痛めてんのさ。娼婦ってのは、娘みたいなもんだから」
受付の人 : 「よろしくね」
ルーカス : 「ああ、任せておけ」ｂ
ここでいったん合流し、野営地外にあるテント村へ手がかりを探しにいく。
---テント村---
黒江＠GM : 野営地にはそれほど厳重な監視が敷かれているわけではないが
黒江＠GM : おおっぴらに犯罪者が入り込んだり、違法な取引をしたりできるほど、風紀が緩いわけでもない
黒江＠GM : いかがわしい素性を持つ者は、野営地の外に汚らしいテントを張って
黒江＠GM : なにかうまく利益を掠め取る方法がないか、と考えを巡らし、囁きを交わす
ゾハル : 「お、そこにいるのはエディルか」
ルーカス : 「あ、葉っぱ売りの」
エディル : 「やっぱ来てたか」
ゾハル : 「遺跡探索に疲れたのか？ ハッパ買うか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「こりないな。今まで一度も買ったことないだろうに」
ゾハル : 「質はいいぞ。空の果てまでぶっとべるぜ」
エディル : 「いまは別口の依頼でな」
エディル : 「娼婦殺しの件、知ってるか？」
ゾハル : 「ダウナー系もあるけど……ん？ 娼婦殺し？」
ゾハル : 「ああ、朝っぱらから騒いでるやつな。それがどうした？」
エディル : 「今犯人探してるんだが、そうだなぁ……」
エディル : 「わりと一匹狼の最近来たよそ者……みてぇなやつってったら心当たりねぇ？」
ゾハル : 「流れ者なら沢山いるからなあ」
エディル : 「だよなぁ」
ゾハル : 「そういや、お前の宿んとこの嬢ちゃん見たぜ」
エディル : 「お、まじか」
ルーカス : 「ここでの特定は難しいか…なに？」
ゾハル : 「男と連れ立って、岩山の方に行ったけど」
ゾハル : 「野外でそういうことする趣向なのか？」
エディル : 「……」天を仰いでいる
エディル : 「……あいつの不運に任せるのが一番早かったか……」
ルーカス : 「……アイツ、知らない人には付いていくなと言ってたのに」眉間を抑える
※GM注： 言っていた気がする。
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁまだまだ子供だしな、そういうこともあろう……」
エディル : 「どっちいった？」＞ゾハル
ゾハル : 「北の方だな」
エディル : 「見かけたのはどの辺だ？そっからおってくわ」
ゾハル : 「どの辺っつーか、門のところから出てくのを見ただけだよ」
ウィズ・サジェッツァ : 「探すしか無いか…」
ルーカス : 「全く……情報感謝する。行くぞ」
エディル : 「了解、わり、ちっと急ぐわ。助かった」
ゾハル : 「うーっす」
ルーカス : では一旦犯人捜しは置いておいて、エリスが向かったという岩山へ向かいましょう―
黒江＠GM : では、北の方に向かうかな
エディル : むかーう
黒江＠GM : あたりの痕跡を探りながら歩いていくと、かなり大きな足跡を見つける
黒江＠GM : といっても規格外に大きくはない、人間サイズの範疇ではあるね
黒江＠GM : 必要ならば、足跡をたどることもできる
エディル : 「これか……？」
目標値9の足跡追跡判定。ウィズとエディルが成功。ウィズは6ゾロだった。
黒江＠GM : ウィズはもう足跡をめっちゃ追う
黒江＠GM : マタギに転職してはどうかな
エディル : エルフは弓のイメージだから間違ってはない
黒江＠GM : 足跡をたどって少し進むと
黒江＠GM : 少し離れた場所に洞窟を見つけた
黒江＠GM : そこには数人の人影がある
エディル : 「もう嫌な予感しかしねぇ」
ルーカス : 「気が合うな、私もだ」
ウィズ・サジェッツァ : 「私もだ。なぜだろうな」
ルーカス : 彼等の装備などはどんな感じでしょう？
黒江＠GM : ひとつは、驚くべきことにリコッタのものであり
黒江＠GM : もうひとつは、汚らしいごろつきのもの
ルーカス : うわ、人に化けてるのか
黒江＠GM : さらにもうふたつ、大柄な蛮族の姿がある
黒江＠GM : よくよく見れば、その足元には殴られて気絶しているエリスの姿があるのも分かる
ルーカス : ってことは、合計4体ってことですか……多いなぁ
蛮族 : ふたりの蛮族がなにやら言い争っているところを見ると
蛮族 : どうやらどちらがエリスを殺す（食べるか）で揉めているようだ
エディル : 「よし、でかしたエリス。見事に犯人釣り上げたな」
ウィズとエディルが魔物知識判定に成功（ルーカスはファンブル）。
敵がレッサーオーガであることを看破する。
彼らは人族の心臓を喰らい、その姿を奪う蛮族の中でも特に邪悪な存在だ。
黒江＠GM : 喋ってるのはオーガ語かな
ウィズ・サジェッツァ : 「何言ってるかは分らんな」
エディル : 「とにかくまぁ、悩むこたねぇな」
ルーカス : あ、残りの二体はまもちきできない感じでしょうか
黒江＠GM : まあ、人に化けているレッサーオーガだと類推することができるだろう
黒江＠GM : さて、忍んでいる暇はなさそうだ。いまにも諍いが決着し
黒江＠GM : エリスの心臓に爪が突き立てられるかもしれない……
エディル : 「やるしかねぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「最悪、エリスを引っ張って逃げるとしよう。ここで仕留めるのが得策だろうが」
ルーカス : 「なに、別に倒してしまっても構わんのだろう？」
ルーカス : と言いながら出ましょうか
エディル : じゃそのルーカスを囮にして影から襲いかかろう
黒江＠GM : 彼らは洞窟に入るので奇襲は難しいが、まあロールプレイ的な感じで影から襲うという感じで
ルーカス : 「聞けぃ！！そこな蛮族！！！」
レッサーオーガ : 「ああん？」
レッサーオーガ : 「ちっ、つけられてやがったか、間抜けめ」
ウィズ・サジェッツァ : 「小癪な真似をする程度の知能はあるようだが、私たちの目は欺けないということだ」
ルーカス : 「我が名はルーカス！！貴様らを打ち倒すものだ！！」
ルーカス : 「恨みはないが、ここで我が英雄譚の一節となれぃ！！」
レッサーオーガ : 「打ち倒すだ？」
レッサーオーガ : 「違うな、これからはじまるのは、一方的な惨殺だ」
レッサーオーガ : 「テメェの英雄譚なんかには興味がねえ」
レッサーオーガ : 「御託はいいから、とっととかかってきな」
じゃあ遠慮なく。と物陰からエディルが発砲したところで次回へ続く。
〈�，悄�〈目次〉〈��へ〉
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