惑う星、惑わぬ星��
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kuroe_trpg 2021年04月26日(月) 20:48:13履歴
SW2.5キャンペーンリプレイ 漠砂に眠る蛇
第2話 惑う星、惑わぬ星 ��
黒江＠GM : ではでは、キャンペーン2話 惑う星、惑わぬ星 はじめていこう
黒江＠GM : 例によって前回のあらすじを各自ひとことずつどうぞ
エディル : 武神と剣帝を倒したのでシナリオクリア！
黒江＠GM : まだ超絶無双破壊超越霊がいるのでシナリオクリアではないです
エディル : 石化させてやんよぉ！
ルーカス : 個人的ラスボスと遭遇しました( ˘ω˘ )
ウィズ・サジェッツァ : パーティ名の半分は私のアイデア
黒江＠GM : はい
黒江＠GM : 宿を不法占拠していたごろつきどもをしばきまわし
黒江＠GM : 一部街の住民たちとも交流を深めつつ
黒江＠GM : パンパーティーのテンションでパーティー名など決めたところでした
黒江＠GM : そして夜が去り、朝が来る
ルーカス : あ〜た〜らしい あ〜さがきた〜
黒江＠GM : 部屋の掃除をする気力がなかった人は少々ほこりっぽい寝床で
黒江＠GM : がんばって掃除した人はそれなりの寝床で目を覚ます
黒江＠GM : みなさんどれぐらいの時間に起きる人なんでしょうかね
エディル : ヤンキーだからたぶん夜型
ウィズ・サジェッツァ : エルフの朝は遅い…
ルーカス : 元貴族だし、割としっかり朝はおきてたのかな
エディル : ルーカスはけっこうラジオ体操とかしてそう
エディル : っていっても、この世界なら明かりの問題で朝はそこそこじゃなかろうかみんな
黒江＠GM : 農業やってる人は朝4時とかに起きてるだろうね
黒江＠GM : とはいえ都市部は夜も結構明るいらしい
黒江＠GM : 魔動機文明のマナ灯が復活してるから
エディル : ビバ魔動機文明
エディル : 鉄道ありますしね
エディル : まぁ
エディル : エディルは眠そうに起きてきますよ
エディル : 「くあ……久々にまともな寝床で寝たな」
ルーカス : じゃあとりあえず、ルーカスは早起きしてましょ
黒江＠GM : 一階の酒場に降りてきた人は、さっそくウェンドリンが焼いたパンのにおいに鼻をくすぐられるだろう
黒江＠GM : 毎日食べても飽きない美味しさで焼くのが、パン焼きの技術というものだ
ウェンドリン : 「おはようございます〜」
ウィズ・サジェッツァ : 「おぉ…かぐわしいかほりが…」
ルーカス : 「小麦の香り亭の名前に相応しい朝だな」のしのし
エディル : 「おはようさん」
ルーカス : 「おはよう」
エディル : 「えっらい健康的な朝だな……」
エディル : パンの匂いをかいで
ウェンドリン : 山盛りのパン。ご機嫌な朝食だ
ルーカス : ナポッ…()
ウェンドリン : モニュ…
エディル : グラップラーはいない！
※GM注：グラップラー刃牙のネタ。
エディル : 「んじゃどれひとつ」
エディル : といってパンをつまんでいる
エディル : 「いや確かにうまいんだよなこれ……」
ウェンドリン : 「酵母がうんたら」
エディル : 「昨日の今日でそこまで仕込んだのか……」
※GM注： 家から秘伝の酵母を持ってきたのかもしれない。
黒江＠GM : 発酵神ウェンドリン
エディル : 微妙にいそうｗ
黒江＠GM : 特殊神聖魔法は、敵を酵母菌でめっちゃ発酵させて殺す
エディル : こわいこわい
エディル : てか普通に強くて怖いｗ
ルーカス : では同じくパンをむぐむぐしてます
ルーカス : 「ん、なんだ、ウィズは居ないのか。部屋で干物にでもなっているのか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「パンについてはもはや我らが口出しするのは野暮というものだな…」もしゃ
ルーカス : 居た
エディル : 「んで、仕事はとってこれたのか？」
ウェンドリン : 「えーそれはこれからー……」
エディル : 「あいよ、んじゃそこらへん見てくるかね、まだ何があるかもよくわからんし」
黒江＠GM : とかなんとか言っていると
黒江＠GM : 宿の扉が開かれ、くたびれた服を着た商人風の男が姿を現す
エディル : 「お？」
ルーカス : 「ん？」
商人 : 「あのう、こちらは冒険者ギルドでよろしいでしょうか」
エディル : 「そうだが、どうしたおっさん」
ルーカス : むしろどうして冒険者ギルドだと思えたのか()
黒江＠GM : まあおじさんが死ぬ前は普通に冒険者ギルドやってましたし
ルーカス : あ、そうか＞おじさんが死ぬ前
商人 : 「依頼をしたいのですが……あっ、いいにおい」
ウィズ・サジェッツァ : 「記念すべき一人目の依頼人だろうか…今ならパンがサービスでついてくるぞ」
エディル : 「はっはっは、うまいぞパン」
ウェンドリン : 「あっ、依頼ですね！ はいはい、受け付けます！」
ウェンドリン : 「えーと冒険者ギルド運営の手引きによると、依頼受付の手続きは……」
エディル : 「おー、がんばれ女将ー」
黒江＠GM : 多分スタンダードな手順だと、一定の手続きを経て依頼が登録されて、張り紙で貼りだされたりするんだと思う
黒江＠GM : まあその辺はちゃっちゃとやったということで
ルーカス : 結構仕事できる子＞ちゃっちゃとやった
ウェンドリン : 「お客さま大変運がよろしい。いま手透きのパーティーは、当ギルドでも随一の腕前でして」
ウェンドリン : 「そこのルーカスにお話しくださいな」
ルーカス : 随一っていうか唯一っていうか( ˘ω˘ )
ウィズ・サジェッツァ : 「案外強かだな…」
エディル : 「まぁ間違っちゃいねぇな……」
商人 : 「ああ、ありがとうございます」
ルーカス : 「むぐ？」パンをほおばって
エディル : 「（不安だ……）」
黒江＠GM : 商人は一応、ルーカスに向かって話すという体で。リーダーなので
エディル : 「おら、そこのシマリス。ちゃんと話聞けよ」
ルーカス : パンを飲み込んで「んぐ、うむ、私がルーカス、【アストロ・ソフィア】のリーダーだ」ととても偉そうに胸を張って
ルーカス : 依頼人と向き合いましょう
ルーカス : 「誰がシマリスか！」
商人 : 「よろしくおねがいします」
商人 : 「（大丈夫かな……）」
商人 : 「実は私、ディガットから北の街道を通って荷を運んできたのですが」
商人 : 「その途中、少々迷ってしまいまして」
商人 : 「それ自体は大きなトラブルではなかったんですが、迷っている途中で、遺跡らしきものを発見したんですよ」
エディル : 「お、まじか」
ルーカス : 「ふむ」腕組みしながら聞いています
商人 : 「ええ。未発見の遺跡であれば情報が高く売れますので、おおまかな位置を地図にかきとめて、ここまでやってきたはいいのですが」
商人 : 「街に入る直前で、その地図をひったくられてしまったのです」
ルーカス : なんてこったい
エディル : 「そりゃ運がねぇな……」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、まぁごろつきがそこそこいるような場所だしな。やむなしか」
ルーカス : 「まぁなぁ、ウチにも一人いるくらいだからな」
エディル : 「ああ、いるな」ルーカスを見て
ルーカス : カチッ(水曜どうでしょう並SE
※GM注： GMには元ネタが分からなかった。
商人 : 「スラム近くでのことでしたから、官憲もあまりまともに取り合ってくれず」
商人 : 「私もあまり土地勘がないので、困ってしまって」
商人 : 「諦めるのはもったいないなと思ったので、こうして依頼させていただこうと思ったんです」
商人 : 「要するに、盗まれた地図を取り戻してくれ、ということです」
○商人からの依頼
・ラージャハ郊外（スラム付近）で奪われた地図を捜してほしい
・報酬は300G／1人
商人 : 「すみません、現金のもちあわせがあまりなく」
エディル : 「そりゃいいんだが、おっさん荷とられたんだろ？金は……」
エディル : 「だよなぁ」
エディル : 「んじゃ、その遺跡の情報も割引でってことでどうだ？」
商人 : 「遺跡の情報をお売りするのは構いませんが、相場は結構お高いですよ？」
エディル : 「だよなぁ」
黒江＠GM : まあのちほどその遺跡は探索することになるので
黒江＠GM : 楽しみにしているとよい
黒江＠GM : 超絶無双殺戮暗黒迷宮
※GM注： 嘘。
商人 : 「その代わり、前金としてこれを」と、魔晶石3点*2をくれる
ウィズ・サジェッツァ : 「我々も大概文無しだしねぇ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、魔晶石か」手に取って眺める
ウィズ・サジェッツァ : 「魔法の足しくらいにはなる、か」
エディル : 「まぁ、前金としちゃ十分だな」
エディル : 「受けても割にあうとは思うぜ」ルーにいう
ルーカス : 「ふ、む。栄えある最初の依頼としてはいささか華やかさには欠けるが」
ルーカス : 「よかろう！その依頼、我々が請け負おう！」渾身の決め顔
商人 : 「ありがとうございます」
ルーカス : 「泥船に乗ったつもりで待っているがよい！ワハハハ！」
エディル : 「沈むわボケ」
エディル : すぱーん
ルーカス : 「あいたぁ！」
商人 : 「あの、参考になるかどうかは分かりませんが」
商人 : 「ひったくりはその……お面を被っていました。狐ですかね？ あれは」
ルーカス : 「あん？」
ウィズ・サジェッツァ : 「……なんだか」
エディル : 「いきなり容疑者が絞れた気がするな……」
※GM注： 前回登場した超絶無双天才忍者エリスが、ちょうど狐面をつけていた。
ルーカス : 「…たぶん同じやつを思い浮かべているな」
ウィズ・サジェッツァ : 「問題はどこにいるか、か」
エディル : 「なんか変な名乗りとかしてなかったか？」＞商人
商人 : 「名乗りですか？ いえ、すぐに逃げてしまったので」
エディル : 「……さすがにそこまでアホじゃねぇか」
エディル : 「スラムのそばで盗まれたんだったな」
エディル : 「どのへんだ？」
商人 : 「街道から少し離れたところですかね。ラクダをつなぐ場所を探してて」
ルーカス : 「ふむ、盗まれた時刻は？」
商人 : 「今朝がたです。2時間ぐらい前」
黒江＠GM : いまは大体朝9時ごろ
ウィズ・サジェッツァ : 「なら、少なくともこのラージャハから逃げはしない、か」
エディル : 「すぐか、んじゃ急いだほうが良さそうだな」
ルーカス : 「よし、では行くとしよう、善は急げだ！」
エディル : 「まぁとりあえず現場そばいってみて」
エディル : 「それから遺跡ギルドでも探してみっかね」
ウェンドリン : 「いってらっしゃーい！」
ルーカス : で、パッと出ようとしてこけて盛大に扉をバーンと開ける感じで外に()
ルーカス : 「ぶへぁ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「ではいこうか」
エディル : 「しまらねぇなぁ」
黒江＠GM : ではひとまずスラムに向かうのかな？
ルーカス : そうですね、スラムへ向かいましょう
黒江＠GM : ずんどこずんずん
エディル : どこどん
---スラム---
黒江＠GM : 防壁の外。エディルさんは昨日来たね
黒江＠GM : 通りがかる人々の目は大抵、どんよりと淀んでいるか、飢えたようにぎらぎらと光っているか、
黒江＠GM : あるいは麻薬による幻覚で小刻みに震えているか
黒江＠GM : よそものは当然あんまり歓迎されない。敵意をもった目を向けられることもあれば、物欲しそうな目を向けられることもある
黒江＠GM : まあ一目で武装集団ということは分かるので、そんなにちょっかいかけてくるようなヤカラはいないが
エディル : 「さて、ここであの超絶絶壁天然娘とやら探さにゃならんわけだが……」
※GM注： 別に絶壁というわけではない。痩せてはいるかもしれない。
ルーカス : 「この広いスラムをしらみつぶしに探すのは骨だし、非効率的だな」
エディル : 聞き込みかねぇ
ウィズ・サジェッツァ : 「しかし、素直に教えてくれるのだろうかね…」
※GM注：任意の技能+知力ボーナスでおこなう聞き込み判定。ファイター技能とかを使った場合は、おそらくチンピラをぼこぼこにして情報を得ているのだと思われる。
エディル : 斥候らしく情報収集するぞ！
ウィズがレンジャー技能で、とエディルがスカウト技能で挑戦して成功。ルーカスは判定せず仁王立ち。
エディル : 「お前もちったぁ働けよ脳筋！」
黒江＠GM : まあスラムでの振る舞いはあまり慣れていなさそう
※GM注： ルーカスは貴族の出
麻薬売り : 「姉ちゃんハッパ買わないかい。マカジャハット産だよ」
黒江＠GM : ラクシアの原宿。それがマカジャハット
ウィズ・サジェッツァ : 「ほう、コレは興味深いな…」
エディル : 「お前らちったぁコストを考えろよ」
麻薬売り : 「タバコみたいにしてもいいしね、舌の裏に置いてもいい」
麻薬売り : 「通は湯で軽く揉んで、ケツから突っ込むね」
ルーカス : 「変態だー！？」
麻薬売り : 「どうした兄ちゃん、ケツ穴処女か？」
麻薬売り : 「慣れれば結構いいもんだぜ」
エディル : 「へいへい、うちの初なのからかわんでくれ」
麻薬売り : 「ん、昨日の兄ちゃんじゃないか」
エディル : 「片方はモノホンのボンボンでもう片方は箱入り100年ものだ」
※GM注：ルーカスはこの時点で特に出自は明かしていないが、隠すのがうまいとも思えないので、普通にバレているのだろう。
「平民風情が……！」とかついつい呟いちゃってるのかもしれない。
麻薬売り : 「ﾌｰﾝ、でそんなのが雁首揃えてなんの用だい？」
エディル : 「ちっと人探しててな」
エディル : 「狐の面かぶったスカウトなんだが」
エディル : 「心当たりねぇか？」
麻薬売り : 「さあ、見ないねえ」
麻薬売り : 「そういやアンタ、遺跡ギルドに行きたがってただろ」
麻薬売り : 「ちょうどそこのテントにアイユークの旦那がいるよ」
エディル : 「ああ……って、おおマジか」
麻薬売り : 「狐面うんぬんってのも知ってるかもしれないね。ま、情報料は取られるかもだが」
エディル : 「一見で会えるもんか？」
麻薬売り : 「さあ？ あんたがつまんない人間だったら袖にされるかもね」
エディル : 「はっはっは、そりゃ気引き締めてかねぇとな」
エディル : 「ありがとさん」
ウィズ・サジェッツァ : 「エディは面白いぞ。ルーの方がもっと面白いが」
ルーカス : 「当然…まてそれは褒めているのか？」＞ルーの方が面白い
エディル : 「ああ、そういや」
麻薬売り : 「ん？」
エディル : 「俺はエディル、あんたは？」
麻薬売り : 「なに、口説くつもり？」
エディル : 「はっはっは、それも悪くねぇがもうちょい名前売ってからだな」
エディル : 「お安くなさそうだ」
エディル : 「名前聞いたのは単に縁がありそうだと思っただけだよ」
エディル : 「町について2日連続で顔合わせたからな」
麻薬売り : 「あっそう」
麻薬売り : 「ゾハルって呼びな」
エディル : 「あいよ、草欲しくなったらお前さんとこにしとくわ」
ゾハル : 「あんたの名前は覚えられないかもしれないけど、まあ、勘弁してね」
エディル : 「そりゃ俺がそれまでの男だったってことだから仕方ねぇな」
エディル : 「ま、そんなままで終わるつもりはねぇが」
エディル : 「って、わけでオラいくぞお前ら」
ルーカス : 「ゾハルか。では私の名前も教えてやろう！心して聴くがいい！我が名はルーカス！いずれ大陸中にその名をとどろかす冒険者の名前だ！記憶するがいい！」びしっと指さして
ゾハル : ハッパぷかー
エディル : 「お前は本当に期待を裏切らねぇなぁ」
ゾハル : 「へぇ」
ゾハル : 「おポンチのルーカスってところかい？」
ルーカス : 「清々しい程興味なさげだな貴様！？」
エディル : 「合ってる」
エディル : 「ただ、ルーカスだと贅沢だからルーでいいぞ」
ゾハル : 「まあなんでもいいけど」
ルーカス : 「ええい、どいつもこいつも…！」ぷんすこ
ウィズ・サジェッツァ : 「我が名はウィズ…知識を意味する名を持つもの…」
ゾハル : 「雑学王ウィズ」命名
エディル : 「どんどん決まっていくな……」
というわけで遺跡ギルドのテントへ
黒江＠GM : まあ特に看板があるわけでもなく
黒江＠GM : 仰々しい見張りがいるわけでもない
黒江＠GM : しかし一旦中に入れば
黒江＠GM : そこにたむろする者たちの、ぴりぴりとした殺気で出迎えられることになるだろう
黒江＠GM : テントの奥には、白いフードをかぶり
黒江＠GM : 木箱に座った男がいる
ルーカス : おお、いかにもな感じだ
エディル : 「邪魔するぜ」
盗賊風の男 : 「ほう、見ない顔だな
盗賊風の男 : 「なにか用かな？」
ルーカス : 「うむ、人を探している」空気読まずに偉そうに胸を張りつつ
エディル : 「（お、ちゃんといった）」
エディル : 一応リーダーなので立てる気はあるエディル
盗賊風の男 : 「それは朝からご苦労さまな話だ」
盗賊風の男 : 「見たところ、君たちは冒険者だね」
ルーカス : 「その通り。私はルーカス！いずれ大陸一の冒険者になる男だ！」
黒江＠GM : 周囲のギルド員たちが失笑してますね＞ルーカス
ルーカス : 知ってる＜失笑
盗賊風の男 : 「昨日、郊外で兵士たちに武器を抜いたというのは……」
ルーカス : 「うっ」＜武器を抜いた
エディル : 「抜いたのはこいつ個人だ」
エディル : 「俺はエディル」
エディル : 「まぁ……一応同じパーティの冒険者だ」
ウィズ・サジェッツァ : 「我が名はウィズ…。なるほど、これが遺跡ギルド」
盗賊風の男 : 「そう。遺跡からなにか面白いものが出てきたら、ここに見せにくるといい」
盗賊風の男 : 「現に人が住んでいる『遺跡』のものでもいいがね……」
ルーカス : ひょっとして：盗品
エディル : 「ほー……」
盗賊風の男 : 「申し遅れたが、私はアイユークだ」
アイユーク : 「それで、大陸一の冒険者ルーカス」
ルーカス : 「うむ！」
ルーカス : ちょっと嬉しそうに＜大陸一の冒険者
エディル : 「（皮肉が通じてねぇ……）」
アイユーク : 「人を探しているということだが」
アイユーク : 「人によっては住所を教えることもできる。必要があれば、職業、家族構成、お気に入りの娼婦……」
アイユーク : 「もちろん、情報料は貰うがね」
ルーカス : 「欲しいのは、ある盗人の情報だ」
アイユーク : 「なるほど？ 盗人なら君の回りに沢山いるが」
黒江＠GM : 部下たちがどっと笑う
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、我々にとって捕まえた方が都合のいい盗人ということさ。君らはそんなことは無いしね」
ルーカス : 「今朝がた、北の街道外れで、商人から盗みを働いたものを探している」
ルーカス : といって、件の超絶無双天才忍者の外見的特徴を伝えましょう
アイユーク : 「はじめてだからお安くしておこう。30G」
ルーカス : 「うむ、では…」と支払おうとしたところで、自分の財布がからっぽであることに気付く
ルーカス : 「……盗まれた！？」(真実は普通に消費しただけ
エディル : 「お前ここに笑いを取りに来たのか？」
エディル : といって３０G支払い
アイユーク : 「金銭の支払い時は、ふざけないことをおすすめする」うけとり
ルーカス : 「真面目なのだが…」(´･ω･‘)
エディル : 「悪いな、こいつはふざけないでこれなんだ」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまり阿呆と言うことだな」
ルーカス : 「お前らリーダーをなんだと…」ぷんぷん
アイユーク : 「盗みを働いたのはよそ者だな。商人から地図らしきものをひったくって逃げた」
アイユーク : 「ここからすぐのところにある門をくぐり、ぶどう酒通りの方へ向かった」
エディル : 「そこまで知ってるのか」
アイユーク : 「もし捕まえたいなら、そのあたりを探ってみればいい」
エディル : 「聞くが、その地図はまだ売られてないんだよな？」
アイユーク : 「私が把握している限りで、そのような怪しげな風体の女が、地図を売りに来たということはないね」
エディル : 「んじゃ当たってみるわ。ありがとよ」
アイユーク : 「またどうぞ」
ルーカス : 「礼を言おう！」
アイユーク : 「人探しの依頼をうけて、ほとんどまっすぐここまで来たようだが」
アイユーク : 「実にスマートな方法だったと思うよ。今後ともご贔屓に」
エディル : 「そりゃどうも」ノシ
エディル : という感じでぶどう酒通へ
ルーカス : ではずんずんぶどう酒通りの方へ行ってみましょう
黒江＠GM : ういうい
---ぶどう酒通り---
黒江＠GM : 隊商宿とか酒場とか娼館とか。昨日ルーカスがぶらぶらしていたね
ルーカス : してました。お金がなかったので見てただけでした
黒江＠GM : ちなみに娼館は大体が帝国の管理下におかれている
黒江＠GM : なぜならば、娼婦たちがとる客のうち少なくない割合がラージャハ軍の兵士たちであり、
黒江＠GM : 彼らの“武器”が不満足のままであれば、戦いにおいても充分な働きが期待できないと考えられているからである。
ルーカス : とても合理的
黒江＠GM : しかし公務員バッシングの世論を受けて民間委託が進んでいるとかいないとか
※GM注 それはそれで癒着と利権がひどそう
エディル : 「俺は来るのは初だなこのへんは……」
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、鼻がむずがゆくなる匂いがしている」
エディル : 「お前、それ女の感想かよ」
GM：麝香（ムスク）なんかはよく使われているだろう。
エディル : 「んじゃまぁ探すとするか」
ルーカス : 流石にそろそろリーダーも動きましょう。決してここに娼婦がいるからじゃないです('ω')
聞き込み判定。でも基本的にここは誰が高いか決めるだけのもの。
黒江＠GM : ではエディル
エディル : へい
サーラ : 「こんにちは〜、お兄さん、遊んでいきません？」
黒江＠GM : 立って客を呼び込んでいる娼婦ならば目撃者になりうるだろう
黒江＠GM : とあなたは娼婦に声をかける
エディル : 「おん？素敵なお誘いだが、今仕事中でな」
サーラ : 「なんだ〜」
エディル : 「片付いたら遊んでくから手伝ってくれねぇか？」
サーラ : 「うふふ、いいよ〜」
エディル : 「このへんで狐面かぶった女みなかったか？リカントの」
サーラ : 「狐面？ ああ、見た見た」
サーラ : 「ついさっき、職人通りの方に歩いてったよ」
エディル : 「お、まじか」
エディル : 「助かるぜ」
サーラ : 「かわいいな〜って思って見てた」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁやらかしたことは可愛くないけどねぇ」
エディル : 「はっはっは、まぁいじり甲斐はありそうだったな」
エディル : 「ありがとよ、助かったわ」
黒江＠GM : 話しているうちに、彼女はルーカスに気づき
黒江＠GM : にこっと微笑みかける
エディル : 「お？知り合いか？」
ルーカス : 「おお、昨日の娘か！」笑顔を返しましょう
サーラ : 「お友達よ」
エディル : 「へぇ、ルーも隅に置けねぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、君は昨日もここに来たのかい？好きだねぇ…金もないのに」
ルーカス : 「しーっ！！」＞金もない
エディル : 「ま、行き先はわかった。いこうぜ」
ルーカス : いきましょいきましょ
サーラ : 「お金が入ったら遊びにきてね〜」
エディル : 「ノシ」
エディル : 職人通りへ
---職人通り---
黒江＠GM : ここは南に伸びるジニアスタ街道から運ばれてくる物資や
黒江＠GM : オアシスで栽培されている食品などの通り道ともなっている
黒江＠GM : 職人、といっても高度な技術を持つ熟練工ばかりではなく
黒江＠GM : まあ基本的に二次産業全般が営まれていると思ってよい
ルーカス : 「ほう、これは…」とちょっと真面目に食べ物や展示されている商品を見ながら歩いていきます
エディル : 「盗ったはいいが、売り先に伝手がねぇんで右往左往ってとこか」
エディル : 「んじゃまた聞き込みしてくるわ」
黒江＠GM : 聞き込みをするまでもなく
黒江＠GM : あなたたちは、店先で物欲しそうに商品を眺めている、怪しげな人物を目にする
エリス : 「おいしそうやなあ」
エディル : 「ルーもあんま道草食ってねぇではたら……」
エディル : 「……いたな」
ルーカス : あれ、図らずも同じことしているルーカス？＜怪しげな人物
エディル : つまり両方怪しい
ルーカス : そうです、私が怪しいおにいさんです
黒江＠GM : 多分すぐとなりに並んでる
エリス : 「……ん？」
ルーカス : 「……ん？」
ルーカス : 目と目が合う―
エリス : 「アーッ」
ルーカス : 「アーッ」
エディル : 「ウィズ、いつでもナップいけるようにしとけ」小声
黒江＠GM : エリスは逃げます
ウィズ・サジェッツァ : 「流石に逃げる相手には当てられないよ」
エディル : 「ええい、干物エルフめ！」
エディル : 「逃がすかぁ！」
ルーカス : 「待てぇい！」
ルーカス : 「ここであったが百年目！」
エリス : 「なんやねん！ なんで追って来るねん！」
エディル : 「なんで逃げるか先に言ってみろや！」
エリス : 「防犯意識や！」
ウィズ・サジェッツァ : 「盗人猛々しいとはこのことだな」
エディル : 「どの口でいうか斥候！」
☆チェイス！
エリスは華麗な身のこなしで、ひょいひょいと人混みを避けていく。
追いつくための軽業判定or回避力判定に失敗（ファンブル）したエディルが落伍。
エディル : 「うお！？くそ……お前ら任せたぞ！」
エリス : 「ふっ、ウチをここまで走らせた人間は久しぶりやで……！」
エリスは街道をまっすぐ走らず、建物の陰を利用しながら、じぐざぐに街を逃げる
そしてある瞬間、彼女はふっと姿を消した。
異常感知判定に成功したウィズとルーカスは、彼女が壁と同化していることを看破する。
ウィズ・サジェッツァ : 「そこの壁」
ルーカス : 「そこだぁ！！」そちらへ突進
エリス : 「チィッ……！」
エリスはオアシスの方へと逃げていく。ナツメヤシ畑に紛れ込まれたら、見つけるのは困難だろう。
走り去る彼女のふところから、鈍く光を反射するなにかが零れ、地面に転がった。
……まきびしだ！
回避判定or跳躍判定or生命抵抗力判定。ふたりとも成功。
エリス : 「なんやと……」
ルーカス : 「フハハハハ！甘いわ！」高笑いしながら追いかけていきます
黒江＠GM : では、あなたたちは数々の妨害に出会いつつも
黒江＠GM : 農業地帯の手前で、エリスを追い詰めることに成功した！
黒江＠GM : エディルも追いついてくるね
☆チェイス終了！
エディル : 「ぜーぜー……」
エディル : 「でかした、おまえら……」
ルーカス : 「ぜー、ぜー、ふ、袋の鼠だな、観念せよ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「エルフと思って侮ったね。無いのは筋肉だけで…げっほげっほ…」
エリス : 「ぎぎぎぎ……」
エリス : 「なにをするつもりや！ お前ら！ えっちなことか！」
エリス : 「えっちなことなんか！」
エディル : 「ちげぇよ！」
エディル : 「いいからパクった荷物返しやがれ！」
エリス : 「くっ、なんでバレとんねん……！」
エディル : 「盗んだおっさんが依頼してきたんだよ」
エディル : 「どうせ売るあてなくてうろうろしてたんだろ、潮時だろ」
エリス : 「うおぁぁぁ！ うっさいわボゲェ！」
エリス : 「取り返したいなら力づくでやってみぃや！ この超絶無双天才忍者を倒せるもんならなぁ！！」
黒江＠GM : と、彼女はくないを抜きますね
エディル : 「おし、言ったな」
エディル : 「畳まれて後悔するなよ？」
ルーカス : 「待ったく、大人しく返していればよい物を…！体に教えてやらないとならんようだな！」
ウィズ・サジェッツァ : 「血気盛んな奴だ…まぁいい。力の差を分からせてやるとしよう、若人よ」
エディル : 「え？えっちなことすんの？」＜体に教える
ルーカス : 「ちがうわ！」
黒江＠GM : では超絶無双天才忍者エリスとの戦闘に入ります。
☆戦闘！
シナリオ冒頭でしばいたごろつきたちとほぼ同じステータスなので、魔物知識判定は省略。
ただし種族がリカントであることと、（自分の）ファンブルの確率が3倍になる残念特殊能力持ち。
先攻を奪取した冒険者たちはフォーメーションA。エリスは前衛に配置。
エリス : 「来てみろやゴラァァ！」
エリス : 「ビビッてんちゃうぞオラァァ！」
エディル : 「なんつーかこう……怯えた子犬だな……」
エリス : 「キョエエエエェェ！」
ルーカス : ｗｗｗ
ルーカス : 「その意気やよし！だが一人ではなぁ！」
ルーカス : 悪役面で
---1ラウンド目---
とはいえ到底パーティーの敵にはならず、ウィズのナップ一発で昏睡。
エリス : 「ウオラァァァんぐぅ」
エリス : 「…………」
☆戦闘終了！
ウィズ・サジェッツァ : 「私のナップで眠らせるぞも大概脅しでは利かなくなってきたね」
エディル : 「はーい、簀巻きー」
エディル : 「こいつも期待を裏切らねぇなぁ……」
黒江＠GM : 彼女が倒れると、懐から地図がはらりと落ちるね
エディル : 「お？それじゃね？」
黒江＠GM : どこぞ見知らぬ場所の地図であるが、これが件の品で間違いないようだ
ルーカス : では拾い上げて回収
エリス : 「んはっ」
エリス : 「仮面……仮面は？！」
エディル : 「いや取れてねぇけど……」
エリス : 「ふぅぅ……」
エリス : 「あっ、それ！ 返せ！ 返せや！」もごもご
ルーカス : 「だめだ！お前のものは私のもの、私のものは私のもの」
エディル : 「そうだな、他にパクったもんはあるか？」
エディル : 「正直にいわねぇと仮面取る」
エリス : 「うぎ、ぎぎぎぎ……」
エリス : 「うぅ……ぐすっ、ぐすっ」
黒江＠GM : 泣いた
ルーカス : 泣かした
エディル : ＧＭ！嘘泣きか真偽判定を！
黒江＠GM : ん、いいでしょう。どうぞ
成功。ガチ泣きだと分かる。
エディル : 「……」
エディル : 「いや、おう……」
エリス : 「うぐっ、なんでや……なんでや！ ウチがいい思いしたらあかんのか！」
エリス : 「もうしなびた野菜も、腐りかけの肉も、カビだらけのパンも食うのは嫌やねん！」
エリス : 「なんでウチから奪うんや！ お前らがもっと強いやつから奪ったら、丸く収まる違うんか！」
エディル : 「盗みはだめだろーがよ」すぱーん
エリス : 「うるさいわ！ お説教なんか聞きたないねん！」
エディル : 「まぁ、あれだじゃあこうしよう」
エディル : 「嘘ついたら仮面をはぐ、正直に言ったらうまいパンをやろう」
エディル : 「うまさは保証するぞ」
エリス : 「ふざけんな！ ウチは乞食ちゃうぞ！！！」
エディル : 「めんどくせぇなこいつ……」
ウィズ・サジェッツァ : 「無駄にプライドの高い人の子…」
ルーカス : 「やれやれ、困った奴だな」
エリス : 「仮面……は……剥げや！ 剥いでみたらええやないか！」
エリス : 「なんも嫌なことなんかないわ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「なら遠慮なく」
エディル : 「んじゃ遠慮なく」
エリス : 「ぎゃあああああ！」
エディル : 「お前も笑いをとりにきたのか？」
黒江＠GM : 無理やりに仮面を剥ぐと
黒江＠GM : あなたたちはまだあどけなさを残す少女の顔と
黒江＠GM : そこにある大きな痣と
黒江＠GM : 涙にぬれてぐしゃぐしゃになった、金の縁取りを持つ瞳を見るだろう
目標値5の見識判定。全員成功。
黒江＠GM : 彼女の顔に現れているのは穢れの証だ
黒江＠GM : ナイトメアではないことから、彼女は少なくとも一度死に
黒江＠GM : 蘇生したのだということがわかる
黒江＠GM : 魂の輪廻を自然な流れとするラクシア世界で
黒江＠GM : 輪廻に逆らう蘇生という行為は当然に忌避され
黒江＠GM : またその証である穢れも、嫌悪や軽蔑の対象となる
エリス : 「うぐっ、ぐ、ふぐぅぅぅ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、穢れか。難儀な人生を歩んでいるらしいな。人の子よ」
ルーカス : ふむふむ、なるほど
エディル : 「なるほどなぁ」
黒江＠GM : あなたたちは温情をかけて彼女を逃がしても、官憲に突き出しても
黒江＠GM : あるいは信頼のできる誰かに預けてもいい
黒江＠GM : この場で斬殺する以外の、なにがしかの対処を取れば
黒江＠GM : 名誉点5点を獲得する
エディル : 斬殺ｗ
ルーカス : ＞斬殺＜
エリス : 「同情なんぞいらんわぼげぇ」
エリス : 「殺せぇ、殺せやぁ」
エディル : 「……どうにも萎えるなぁ」
ルーカス : 「お前、一度死んでたのか！」驚きつつ
エリス : 「死んだら悪いんか！ 好きで死んだんとちゃうわ！」
エディル : 「ついでにいうと、生き返らせられたのも大抵本人の意志じゃねーわな。死んでるわけだから」
ルーカス : 「なんだ？事故か？蛮族に襲われでもしたのか？」
エディル : 「親か？」
エリス : 「なに調子に乗ってプライベート聞いてんじゃアホボケカスゥ。仮面返さんかい！」
エディル : 「ほら、立て」
エディル : 「おっさんに自分で地図返せ、一緒に謝ってやっから」
エリス : 「保護者面してんちゃうぞ！」
黒江＠GM : ちなみに立たせるっていうのは、すまきのまま？
ルーカス : 拘束はそのままにしておきましょうか
ウィズ・サジェッツァ : 「自暴自棄になるのは構わないが、人の子よ。現状を打開するために盗みを働いた、という認識でいいだろうか」
エリス : 「なーにが現状を打開じゃ！ 賢ぶってんちゃうぞ！ メシを食うために決まっとるやろがい！」
とりあえず仮面は返還された。
エディル : 信頼できる人間に預けるっていうのも、信頼できる人間なんていないんだよな現状……
エリス : 「オラァァァはよ解けやあー！」
エディル : 「どーするよ、ルー。俺はもうこのままいかせていい気もするが」
ルーカス : 「やかましい！」げんこつ
エディル : 「お」
エリス : 「ぎゃん！」
エリス : 「ぐっ、暴力は慣れとんねん！ それでしおらしくなると思ったら大間違いやぞ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「沈んだり怒ったり忙しい奴だな。お前さえよければ仕事先を紹介してやっても構わないぞ。承諾されるかは知らんが」
※GM注： どうやらウィズはエリスを小麦の香り亭で働かせるつもりのようだ。
エリス : 「はん？ 仕事？ えっちなやつか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「行けば分かる」
エディル : もうこのままとりあえず
エディル : 小麦亭までつれてかない？
エディル : 縛ったままだと怪しさ全開だけども
ルーカス : 行きましょう
エリス : 「いやや！ それえっちなやつや！」
エリス : 「えっちなやつはいやや！」
ウィズ・サジェッツァ : 「まるで人さらいの気分だ」
ルーカス : 「ええい、うるさいと言っている！」といって簀巻きのまま抱えていきます
エディル : 「お前さんえっちな仕事させても売れねぇよ」
ルーカス : 穢れがね…
黒江＠GM : 売れるぞ
エディル : 売れるかもしれないけどここで売れるっていったら更に騒ぐから！
ルーカス : 間違いなく1890年代のイースエンドの娼婦と同じ末路を辿るでしょう…
※GM注： 別システム（クトゥルフ神話TRPG）の話。
黒江＠GM : 拘束したまま連行でよいかな？
黒江＠GM : 小麦の香り亭へ
エディル : OK
ルーカス : はい
黒江＠GM : ぎゃあぎゃあ騒ぐので耳目を集めますが
ルーカス : 目を引くのには慣れてます()
---小麦の香り亭--
黒江＠GM : まあ時刻は正午ぐらいだろうかね
ウェンドリン : 「おかえりなさ……あれっ」
ウェンドリン : 「どうしたんですか？ その人」
エディル : 「ひったくり犯なんだが……とりあえずパンでも食わしてやってくれね？」
ウェンドリン : 「はぇ〜。この子、こないだ見たような気がしますね」
エディル : 「ラクダ取り返したときにいたやつだな」
ウェンドリン : 「お腹減ってるんですか？ 朝のあまりでよければ」
ウィズ・サジェッツァ : 「できるだけパサついたやつがいいだろうな」
※GM注： なんで？ 喉に詰まらせたいから？
エディル : 「おう、頼むわ」
エリス : 「なんやお前ら……どういう魂胆やねん……」
エディル : 「いいから食えよ。うめぇぞ」
エリス : 「パン食って、そしたらウチになにさせる気やねん」
エディル : 「い・い・か・ら・く・え・よ」パンを口に突っ込む
エリス : 「んぐっがっがっ」
ウィズ・サジェッツァ : 「時にウェンドリンよ。人手が足りなかったり、何か手伝いが必要なことは無いか。一人で宿を回すのも厳しい、かもしれないだろう」
ウェンドリン : 「う〜ん。そうですねえ。宿全体のメンテナンスもしないといけないですし、依頼や冒険者が増えてきたら手が足りなくなるかもしれないですねえ」
ウェンドリン : 「パン屋も並行してやるとなると、ひとりぐらいは雇ってもいいかも？」
ルーカス : 「おいここ冒険者の宿だろ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ということだ」
エリス : 「…………」
エリス : 「……まあまあ、まあまあうまいやん」
エディル : 「で、ウィズの話聞いてたか？」
エリス : 「パンやるから働けっちゅうことかいな」
ウィズ・サジェッツァ : 「別に私は誰にでも優しいわけではないぞ？お前とは顔見知りだ。知らない奴よりは多少マシな報いを与えてやってもいいという寛大な慈悲の心をだな」
ウェンドリン : 「ちゃんと給料も払いますよ〜」
ルーカス : お二人の後ろで腕を組んでふんぞり返ってます
エリス : 「顔見知り……？ 給、料……？」
エディル : 「そこから理解がおっつかないのかよ……」
ウィズ・サジェッツァ : 「何より人の子なんて、100年もすればどうせ死ぬのだ。ならば、早めに清算できるものは清算した方がよいだろう」
ウェンドリン : 「パンも毎日食べ放題ですよ〜」
エリス : 「…………」
エリス : 「そこまで言うなら、まあ、働いたってもええかな……」
エディル : 「OK」
エリス : 「本当は密偵として、ラージャハ軍に召し抱えてもらうつもりやったんやけど」
エリス : 「まあ、しばらくバイト感覚で働いたってもええわ」
ウィズ・サジェッツァ : 「その残念な頭でか？」
エリス : 「は？ 誰が残念な頭やねん。超絶無双天才や言うとるやろがい！」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふ、本物の頭脳の持ち主を知らぬようだな…哀れな人の子よ」
黒江＠GM : ちなみにスルーしちゃってましたが、商人もいますね
黒江＠GM : なんか人情派なやりとりをちょっと離れたところから見てます
ルーカス : じゃあルーカスも離れたところから見てたことにしよう、偉そうにしながら
エディル : 「へいへい、んじゃ頼んだぞ超絶無双天然」
エディル : 「ってわけで最初の仕事だ」
エディル : 「商人のおっさんに謝る」
エリス : 「謝らん！」
エディル : 「アッハイ」
エディル : 「まぁいいや……おっさん、悪いんだがそういうことになった」
エディル : 「地図は返すんで、勘弁してくれねぇか？」
ルーカス : 「ほら、これだ」と回収した地図を見せます
商人 : 「ん、改めてみるとまだ若い女の子ですねえ」
商人 : 「官憲に突き出すのも可愛そうですし……」
商人 : 「あ、これですこれこれ。ありがとうございます」
ウィズ・サジェッツァ : 「人の子よ…賢きものはとりあえず本心はどうあれ謝っておくと解決することは案外多いと知っているものだぞ」
エリス : 「あんたも知っとるか？ 場所によっては安易に謝るとつけこまれるんやで」
ウィズ・サジェッツァ : 「それを見極めるのが真に賢きものと言うことだ…」
エディル : 「お前ら、ちょっと黙ってろ」
エディル : 「そういう話は隠れたところでやれ」
商人 : 「どうもありがとう。助かりました。これ、報酬です」900G
ウィズ・サジェッツァ : 「ナップ一回で900G、いい仕事じゃないか」
エリス : 「あぁ〜ウチの地図ゥ〜」
エディル : 「諦めろ」
エディル : 「ほら、パンくっていいから」
エリス : むしゃむしゃ
ウィズ・サジェッツァ : 「エリスよ…買い出しは任せたぞ…。これで楽ができる」
ルーカス : 「ところでエリス」
エリス : 「なんや」
ルーカス : 「あの時の口上、どんな感じで作ったんだ?」と紙とペンを手に真顔で聞きます
エリス : 「ほう」
エリス : 「まあ、ある程度テンプレートがあんのや、まずはな……」
ルーカス : 「ふむふむ、なるほど…」と口上談義をしながら〆で
エディル : これは良き理解者
黒江＠GM : いつか披露する機会を作りましょう
そういうわけで、冒険者たちは首尾よく依頼をこなし、地図を取り返すことができた。
そして惑う星がひとつ、帰る場所を見つけ、過激だった気性も、そのうち柔らかく……なるかどうかは分からないが 、
生きるために盗みをすることは、少なくともなくなるだろう。
意外と人情派なアストロ・ソフィア。
とはいえそれはこの過酷な世界において、かならずしも美徳ではないかもしれない……。
しかしいまは、ひとまずの落着を喜ぼう。
冒険者として初めての依頼、達成おめでとう。
黒江＠GM : というわけで、キャンペーン第2話
黒江＠GM : 惑う星、惑わぬ星 終幕とします
黒江＠GM : おつかれさまでした
ルーカス : お疲れ様でした！
エディル : お疲れさまでしたー
ウィズ・サジェッツァ : お疲れ様でした〜
☆ ☆ ☆
冒険の成果
金銭報酬：依頼達成 900G
経験点報酬：地図を取り戻す 経験点1000
エリスに情けをかける 経験点200 名誉点5
〈�，悄�〈目次〉〈3話へ〉
第2話 惑う星、惑わぬ星 ��
黒江＠GM : ではでは、キャンペーン2話 惑う星、惑わぬ星 はじめていこう
黒江＠GM : 例によって前回のあらすじを各自ひとことずつどうぞ
エディル : 武神と剣帝を倒したのでシナリオクリア！
黒江＠GM : まだ超絶無双破壊超越霊がいるのでシナリオクリアではないです
エディル : 石化させてやんよぉ！
ルーカス : 個人的ラスボスと遭遇しました( ˘ω˘ )
ウィズ・サジェッツァ : パーティ名の半分は私のアイデア
黒江＠GM : はい
黒江＠GM : 宿を不法占拠していたごろつきどもをしばきまわし
黒江＠GM : 一部街の住民たちとも交流を深めつつ
黒江＠GM : パンパーティーのテンションでパーティー名など決めたところでした
黒江＠GM : そして夜が去り、朝が来る
ルーカス : あ〜た〜らしい あ〜さがきた〜
黒江＠GM : 部屋の掃除をする気力がなかった人は少々ほこりっぽい寝床で
黒江＠GM : がんばって掃除した人はそれなりの寝床で目を覚ます
黒江＠GM : みなさんどれぐらいの時間に起きる人なんでしょうかね
エディル : ヤンキーだからたぶん夜型
ウィズ・サジェッツァ : エルフの朝は遅い…
ルーカス : 元貴族だし、割としっかり朝はおきてたのかな
エディル : ルーカスはけっこうラジオ体操とかしてそう
エディル : っていっても、この世界なら明かりの問題で朝はそこそこじゃなかろうかみんな
黒江＠GM : 農業やってる人は朝4時とかに起きてるだろうね
黒江＠GM : とはいえ都市部は夜も結構明るいらしい
黒江＠GM : 魔動機文明のマナ灯が復活してるから
エディル : ビバ魔動機文明
エディル : 鉄道ありますしね
エディル : まぁ
エディル : エディルは眠そうに起きてきますよ
エディル : 「くあ……久々にまともな寝床で寝たな」
ルーカス : じゃあとりあえず、ルーカスは早起きしてましょ
黒江＠GM : 一階の酒場に降りてきた人は、さっそくウェンドリンが焼いたパンのにおいに鼻をくすぐられるだろう
黒江＠GM : 毎日食べても飽きない美味しさで焼くのが、パン焼きの技術というものだ
ウェンドリン : 「おはようございます〜」
ウィズ・サジェッツァ : 「おぉ…かぐわしいかほりが…」
ルーカス : 「小麦の香り亭の名前に相応しい朝だな」のしのし
エディル : 「おはようさん」
ルーカス : 「おはよう」
エディル : 「えっらい健康的な朝だな……」
エディル : パンの匂いをかいで
ウェンドリン : 山盛りのパン。ご機嫌な朝食だ
ルーカス : ナポッ…()
ウェンドリン : モニュ…
エディル : グラップラーはいない！
※GM注：グラップラー刃牙のネタ。
エディル : 「んじゃどれひとつ」
エディル : といってパンをつまんでいる
エディル : 「いや確かにうまいんだよなこれ……」
ウェンドリン : 「酵母がうんたら」
エディル : 「昨日の今日でそこまで仕込んだのか……」
※GM注： 家から秘伝の酵母を持ってきたのかもしれない。
黒江＠GM : 発酵神ウェンドリン
エディル : 微妙にいそうｗ
黒江＠GM : 特殊神聖魔法は、敵を酵母菌でめっちゃ発酵させて殺す
エディル : こわいこわい
エディル : てか普通に強くて怖いｗ
ルーカス : では同じくパンをむぐむぐしてます
ルーカス : 「ん、なんだ、ウィズは居ないのか。部屋で干物にでもなっているのか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「パンについてはもはや我らが口出しするのは野暮というものだな…」もしゃ
ルーカス : 居た
エディル : 「んで、仕事はとってこれたのか？」
ウェンドリン : 「えーそれはこれからー……」
エディル : 「あいよ、んじゃそこらへん見てくるかね、まだ何があるかもよくわからんし」
黒江＠GM : とかなんとか言っていると
黒江＠GM : 宿の扉が開かれ、くたびれた服を着た商人風の男が姿を現す
エディル : 「お？」
ルーカス : 「ん？」
商人 : 「あのう、こちらは冒険者ギルドでよろしいでしょうか」
エディル : 「そうだが、どうしたおっさん」
ルーカス : むしろどうして冒険者ギルドだと思えたのか()
黒江＠GM : まあおじさんが死ぬ前は普通に冒険者ギルドやってましたし
ルーカス : あ、そうか＞おじさんが死ぬ前
商人 : 「依頼をしたいのですが……あっ、いいにおい」
ウィズ・サジェッツァ : 「記念すべき一人目の依頼人だろうか…今ならパンがサービスでついてくるぞ」
エディル : 「はっはっは、うまいぞパン」
ウェンドリン : 「あっ、依頼ですね！ はいはい、受け付けます！」
ウェンドリン : 「えーと冒険者ギルド運営の手引きによると、依頼受付の手続きは……」
エディル : 「おー、がんばれ女将ー」
黒江＠GM : 多分スタンダードな手順だと、一定の手続きを経て依頼が登録されて、張り紙で貼りだされたりするんだと思う
黒江＠GM : まあその辺はちゃっちゃとやったということで
ルーカス : 結構仕事できる子＞ちゃっちゃとやった
ウェンドリン : 「お客さま大変運がよろしい。いま手透きのパーティーは、当ギルドでも随一の腕前でして」
ウェンドリン : 「そこのルーカスにお話しくださいな」
ルーカス : 随一っていうか唯一っていうか( ˘ω˘ )
ウィズ・サジェッツァ : 「案外強かだな…」
エディル : 「まぁ間違っちゃいねぇな……」
商人 : 「ああ、ありがとうございます」
ルーカス : 「むぐ？」パンをほおばって
エディル : 「（不安だ……）」
黒江＠GM : 商人は一応、ルーカスに向かって話すという体で。リーダーなので
エディル : 「おら、そこのシマリス。ちゃんと話聞けよ」
ルーカス : パンを飲み込んで「んぐ、うむ、私がルーカス、【アストロ・ソフィア】のリーダーだ」ととても偉そうに胸を張って
ルーカス : 依頼人と向き合いましょう
ルーカス : 「誰がシマリスか！」
商人 : 「よろしくおねがいします」
商人 : 「（大丈夫かな……）」
商人 : 「実は私、ディガットから北の街道を通って荷を運んできたのですが」
商人 : 「その途中、少々迷ってしまいまして」
商人 : 「それ自体は大きなトラブルではなかったんですが、迷っている途中で、遺跡らしきものを発見したんですよ」
エディル : 「お、まじか」
ルーカス : 「ふむ」腕組みしながら聞いています
商人 : 「ええ。未発見の遺跡であれば情報が高く売れますので、おおまかな位置を地図にかきとめて、ここまでやってきたはいいのですが」
商人 : 「街に入る直前で、その地図をひったくられてしまったのです」
ルーカス : なんてこったい
エディル : 「そりゃ運がねぇな……」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、まぁごろつきがそこそこいるような場所だしな。やむなしか」
ルーカス : 「まぁなぁ、ウチにも一人いるくらいだからな」
エディル : 「ああ、いるな」ルーカスを見て
ルーカス : カチッ(水曜どうでしょう並SE
※GM注： GMには元ネタが分からなかった。
商人 : 「スラム近くでのことでしたから、官憲もあまりまともに取り合ってくれず」
商人 : 「私もあまり土地勘がないので、困ってしまって」
商人 : 「諦めるのはもったいないなと思ったので、こうして依頼させていただこうと思ったんです」
商人 : 「要するに、盗まれた地図を取り戻してくれ、ということです」
○商人からの依頼
・ラージャハ郊外（スラム付近）で奪われた地図を捜してほしい
・報酬は300G／1人
商人 : 「すみません、現金のもちあわせがあまりなく」
エディル : 「そりゃいいんだが、おっさん荷とられたんだろ？金は……」
エディル : 「だよなぁ」
エディル : 「んじゃ、その遺跡の情報も割引でってことでどうだ？」
商人 : 「遺跡の情報をお売りするのは構いませんが、相場は結構お高いですよ？」
エディル : 「だよなぁ」
黒江＠GM : まあのちほどその遺跡は探索することになるので
黒江＠GM : 楽しみにしているとよい
黒江＠GM : 超絶無双殺戮暗黒迷宮
※GM注： 嘘。
商人 : 「その代わり、前金としてこれを」と、魔晶石3点*2をくれる
ウィズ・サジェッツァ : 「我々も大概文無しだしねぇ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、魔晶石か」手に取って眺める
ウィズ・サジェッツァ : 「魔法の足しくらいにはなる、か」
エディル : 「まぁ、前金としちゃ十分だな」
エディル : 「受けても割にあうとは思うぜ」ルーにいう
ルーカス : 「ふ、む。栄えある最初の依頼としてはいささか華やかさには欠けるが」
ルーカス : 「よかろう！その依頼、我々が請け負おう！」渾身の決め顔
商人 : 「ありがとうございます」
ルーカス : 「泥船に乗ったつもりで待っているがよい！ワハハハ！」
エディル : 「沈むわボケ」
エディル : すぱーん
ルーカス : 「あいたぁ！」
商人 : 「あの、参考になるかどうかは分かりませんが」
商人 : 「ひったくりはその……お面を被っていました。狐ですかね？ あれは」
ルーカス : 「あん？」
ウィズ・サジェッツァ : 「……なんだか」
エディル : 「いきなり容疑者が絞れた気がするな……」
※GM注： 前回登場した超絶無双天才忍者エリスが、ちょうど狐面をつけていた。
ルーカス : 「…たぶん同じやつを思い浮かべているな」
ウィズ・サジェッツァ : 「問題はどこにいるか、か」
エディル : 「なんか変な名乗りとかしてなかったか？」＞商人
商人 : 「名乗りですか？ いえ、すぐに逃げてしまったので」
エディル : 「……さすがにそこまでアホじゃねぇか」
エディル : 「スラムのそばで盗まれたんだったな」
エディル : 「どのへんだ？」
商人 : 「街道から少し離れたところですかね。ラクダをつなぐ場所を探してて」
ルーカス : 「ふむ、盗まれた時刻は？」
商人 : 「今朝がたです。2時間ぐらい前」
黒江＠GM : いまは大体朝9時ごろ
ウィズ・サジェッツァ : 「なら、少なくともこのラージャハから逃げはしない、か」
エディル : 「すぐか、んじゃ急いだほうが良さそうだな」
ルーカス : 「よし、では行くとしよう、善は急げだ！」
エディル : 「まぁとりあえず現場そばいってみて」
エディル : 「それから遺跡ギルドでも探してみっかね」
ウェンドリン : 「いってらっしゃーい！」
ルーカス : で、パッと出ようとしてこけて盛大に扉をバーンと開ける感じで外に()
ルーカス : 「ぶへぁ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「ではいこうか」
エディル : 「しまらねぇなぁ」
黒江＠GM : ではひとまずスラムに向かうのかな？
ルーカス : そうですね、スラムへ向かいましょう
黒江＠GM : ずんどこずんずん
エディル : どこどん
---スラム---
黒江＠GM : 防壁の外。エディルさんは昨日来たね
黒江＠GM : 通りがかる人々の目は大抵、どんよりと淀んでいるか、飢えたようにぎらぎらと光っているか、
黒江＠GM : あるいは麻薬による幻覚で小刻みに震えているか
黒江＠GM : よそものは当然あんまり歓迎されない。敵意をもった目を向けられることもあれば、物欲しそうな目を向けられることもある
黒江＠GM : まあ一目で武装集団ということは分かるので、そんなにちょっかいかけてくるようなヤカラはいないが
エディル : 「さて、ここであの超絶絶壁天然娘とやら探さにゃならんわけだが……」
※GM注： 別に絶壁というわけではない。痩せてはいるかもしれない。
ルーカス : 「この広いスラムをしらみつぶしに探すのは骨だし、非効率的だな」
エディル : 聞き込みかねぇ
ウィズ・サジェッツァ : 「しかし、素直に教えてくれるのだろうかね…」
※GM注：任意の技能+知力ボーナスでおこなう聞き込み判定。ファイター技能とかを使った場合は、おそらくチンピラをぼこぼこにして情報を得ているのだと思われる。
エディル : 斥候らしく情報収集するぞ！
ウィズがレンジャー技能で、とエディルがスカウト技能で挑戦して成功。ルーカスは判定せず仁王立ち。
エディル : 「お前もちったぁ働けよ脳筋！」
黒江＠GM : まあスラムでの振る舞いはあまり慣れていなさそう
※GM注： ルーカスは貴族の出
麻薬売り : 「姉ちゃんハッパ買わないかい。マカジャハット産だよ」
黒江＠GM : ラクシアの原宿。それがマカジャハット
ウィズ・サジェッツァ : 「ほう、コレは興味深いな…」
エディル : 「お前らちったぁコストを考えろよ」
麻薬売り : 「タバコみたいにしてもいいしね、舌の裏に置いてもいい」
麻薬売り : 「通は湯で軽く揉んで、ケツから突っ込むね」
ルーカス : 「変態だー！？」
麻薬売り : 「どうした兄ちゃん、ケツ穴処女か？」
麻薬売り : 「慣れれば結構いいもんだぜ」
エディル : 「へいへい、うちの初なのからかわんでくれ」
麻薬売り : 「ん、昨日の兄ちゃんじゃないか」
エディル : 「片方はモノホンのボンボンでもう片方は箱入り100年ものだ」
※GM注：ルーカスはこの時点で特に出自は明かしていないが、隠すのがうまいとも思えないので、普通にバレているのだろう。
「平民風情が……！」とかついつい呟いちゃってるのかもしれない。
麻薬売り : 「ﾌｰﾝ、でそんなのが雁首揃えてなんの用だい？」
エディル : 「ちっと人探しててな」
エディル : 「狐の面かぶったスカウトなんだが」
エディル : 「心当たりねぇか？」
麻薬売り : 「さあ、見ないねえ」
麻薬売り : 「そういやアンタ、遺跡ギルドに行きたがってただろ」
麻薬売り : 「ちょうどそこのテントにアイユークの旦那がいるよ」
エディル : 「ああ……って、おおマジか」
麻薬売り : 「狐面うんぬんってのも知ってるかもしれないね。ま、情報料は取られるかもだが」
エディル : 「一見で会えるもんか？」
麻薬売り : 「さあ？ あんたがつまんない人間だったら袖にされるかもね」
エディル : 「はっはっは、そりゃ気引き締めてかねぇとな」
エディル : 「ありがとさん」
ウィズ・サジェッツァ : 「エディは面白いぞ。ルーの方がもっと面白いが」
ルーカス : 「当然…まてそれは褒めているのか？」＞ルーの方が面白い
エディル : 「ああ、そういや」
麻薬売り : 「ん？」
エディル : 「俺はエディル、あんたは？」
麻薬売り : 「なに、口説くつもり？」
エディル : 「はっはっは、それも悪くねぇがもうちょい名前売ってからだな」
エディル : 「お安くなさそうだ」
エディル : 「名前聞いたのは単に縁がありそうだと思っただけだよ」
エディル : 「町について2日連続で顔合わせたからな」
麻薬売り : 「あっそう」
麻薬売り : 「ゾハルって呼びな」
エディル : 「あいよ、草欲しくなったらお前さんとこにしとくわ」
ゾハル : 「あんたの名前は覚えられないかもしれないけど、まあ、勘弁してね」
エディル : 「そりゃ俺がそれまでの男だったってことだから仕方ねぇな」
エディル : 「ま、そんなままで終わるつもりはねぇが」
エディル : 「って、わけでオラいくぞお前ら」
ルーカス : 「ゾハルか。では私の名前も教えてやろう！心して聴くがいい！我が名はルーカス！いずれ大陸中にその名をとどろかす冒険者の名前だ！記憶するがいい！」びしっと指さして
ゾハル : ハッパぷかー
エディル : 「お前は本当に期待を裏切らねぇなぁ」
ゾハル : 「へぇ」
ゾハル : 「おポンチのルーカスってところかい？」
ルーカス : 「清々しい程興味なさげだな貴様！？」
エディル : 「合ってる」
エディル : 「ただ、ルーカスだと贅沢だからルーでいいぞ」
ゾハル : 「まあなんでもいいけど」
ルーカス : 「ええい、どいつもこいつも…！」ぷんすこ
ウィズ・サジェッツァ : 「我が名はウィズ…知識を意味する名を持つもの…」
ゾハル : 「雑学王ウィズ」命名
エディル : 「どんどん決まっていくな……」
というわけで遺跡ギルドのテントへ
黒江＠GM : まあ特に看板があるわけでもなく
黒江＠GM : 仰々しい見張りがいるわけでもない
黒江＠GM : しかし一旦中に入れば
黒江＠GM : そこにたむろする者たちの、ぴりぴりとした殺気で出迎えられることになるだろう
黒江＠GM : テントの奥には、白いフードをかぶり
黒江＠GM : 木箱に座った男がいる
ルーカス : おお、いかにもな感じだ
エディル : 「邪魔するぜ」
盗賊風の男 : 「ほう、見ない顔だな
盗賊風の男 : 「なにか用かな？」
ルーカス : 「うむ、人を探している」空気読まずに偉そうに胸を張りつつ
エディル : 「（お、ちゃんといった）」
エディル : 一応リーダーなので立てる気はあるエディル
盗賊風の男 : 「それは朝からご苦労さまな話だ」
盗賊風の男 : 「見たところ、君たちは冒険者だね」
ルーカス : 「その通り。私はルーカス！いずれ大陸一の冒険者になる男だ！」
黒江＠GM : 周囲のギルド員たちが失笑してますね＞ルーカス
ルーカス : 知ってる＜失笑
盗賊風の男 : 「昨日、郊外で兵士たちに武器を抜いたというのは……」
ルーカス : 「うっ」＜武器を抜いた
エディル : 「抜いたのはこいつ個人だ」
エディル : 「俺はエディル」
エディル : 「まぁ……一応同じパーティの冒険者だ」
ウィズ・サジェッツァ : 「我が名はウィズ…。なるほど、これが遺跡ギルド」
盗賊風の男 : 「そう。遺跡からなにか面白いものが出てきたら、ここに見せにくるといい」
盗賊風の男 : 「現に人が住んでいる『遺跡』のものでもいいがね……」
ルーカス : ひょっとして：盗品
エディル : 「ほー……」
盗賊風の男 : 「申し遅れたが、私はアイユークだ」
アイユーク : 「それで、大陸一の冒険者ルーカス」
ルーカス : 「うむ！」
ルーカス : ちょっと嬉しそうに＜大陸一の冒険者
エディル : 「（皮肉が通じてねぇ……）」
アイユーク : 「人を探しているということだが」
アイユーク : 「人によっては住所を教えることもできる。必要があれば、職業、家族構成、お気に入りの娼婦……」
アイユーク : 「もちろん、情報料は貰うがね」
ルーカス : 「欲しいのは、ある盗人の情報だ」
アイユーク : 「なるほど？ 盗人なら君の回りに沢山いるが」
黒江＠GM : 部下たちがどっと笑う
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、我々にとって捕まえた方が都合のいい盗人ということさ。君らはそんなことは無いしね」
ルーカス : 「今朝がた、北の街道外れで、商人から盗みを働いたものを探している」
ルーカス : といって、件の超絶無双天才忍者の外見的特徴を伝えましょう
アイユーク : 「はじめてだからお安くしておこう。30G」
ルーカス : 「うむ、では…」と支払おうとしたところで、自分の財布がからっぽであることに気付く
ルーカス : 「……盗まれた！？」(真実は普通に消費しただけ
エディル : 「お前ここに笑いを取りに来たのか？」
エディル : といって３０G支払い
アイユーク : 「金銭の支払い時は、ふざけないことをおすすめする」うけとり
ルーカス : 「真面目なのだが…」(´･ω･‘)
エディル : 「悪いな、こいつはふざけないでこれなんだ」
ウィズ・サジェッツァ : 「つまり阿呆と言うことだな」
ルーカス : 「お前らリーダーをなんだと…」ぷんぷん
アイユーク : 「盗みを働いたのはよそ者だな。商人から地図らしきものをひったくって逃げた」
アイユーク : 「ここからすぐのところにある門をくぐり、ぶどう酒通りの方へ向かった」
エディル : 「そこまで知ってるのか」
アイユーク : 「もし捕まえたいなら、そのあたりを探ってみればいい」
エディル : 「聞くが、その地図はまだ売られてないんだよな？」
アイユーク : 「私が把握している限りで、そのような怪しげな風体の女が、地図を売りに来たということはないね」
エディル : 「んじゃ当たってみるわ。ありがとよ」
アイユーク : 「またどうぞ」
ルーカス : 「礼を言おう！」
アイユーク : 「人探しの依頼をうけて、ほとんどまっすぐここまで来たようだが」
アイユーク : 「実にスマートな方法だったと思うよ。今後ともご贔屓に」
エディル : 「そりゃどうも」ノシ
エディル : という感じでぶどう酒通へ
ルーカス : ではずんずんぶどう酒通りの方へ行ってみましょう
黒江＠GM : ういうい
---ぶどう酒通り---
黒江＠GM : 隊商宿とか酒場とか娼館とか。昨日ルーカスがぶらぶらしていたね
ルーカス : してました。お金がなかったので見てただけでした
黒江＠GM : ちなみに娼館は大体が帝国の管理下におかれている
黒江＠GM : なぜならば、娼婦たちがとる客のうち少なくない割合がラージャハ軍の兵士たちであり、
黒江＠GM : 彼らの“武器”が不満足のままであれば、戦いにおいても充分な働きが期待できないと考えられているからである。
ルーカス : とても合理的
黒江＠GM : しかし公務員バッシングの世論を受けて民間委託が進んでいるとかいないとか
※GM注 それはそれで癒着と利権がひどそう
エディル : 「俺は来るのは初だなこのへんは……」
ウィズ・サジェッツァ : 「う〜む、鼻がむずがゆくなる匂いがしている」
エディル : 「お前、それ女の感想かよ」
GM：麝香（ムスク）なんかはよく使われているだろう。
エディル : 「んじゃまぁ探すとするか」
ルーカス : 流石にそろそろリーダーも動きましょう。決してここに娼婦がいるからじゃないです('ω')
聞き込み判定。でも基本的にここは誰が高いか決めるだけのもの。
黒江＠GM : ではエディル
エディル : へい
サーラ : 「こんにちは〜、お兄さん、遊んでいきません？」
黒江＠GM : 立って客を呼び込んでいる娼婦ならば目撃者になりうるだろう
黒江＠GM : とあなたは娼婦に声をかける
エディル : 「おん？素敵なお誘いだが、今仕事中でな」
サーラ : 「なんだ〜」
エディル : 「片付いたら遊んでくから手伝ってくれねぇか？」
サーラ : 「うふふ、いいよ〜」
エディル : 「このへんで狐面かぶった女みなかったか？リカントの」
サーラ : 「狐面？ ああ、見た見た」
サーラ : 「ついさっき、職人通りの方に歩いてったよ」
エディル : 「お、まじか」
エディル : 「助かるぜ」
サーラ : 「かわいいな〜って思って見てた」
ウィズ・サジェッツァ : 「まぁやらかしたことは可愛くないけどねぇ」
エディル : 「はっはっは、まぁいじり甲斐はありそうだったな」
エディル : 「ありがとよ、助かったわ」
黒江＠GM : 話しているうちに、彼女はルーカスに気づき
黒江＠GM : にこっと微笑みかける
エディル : 「お？知り合いか？」
ルーカス : 「おお、昨日の娘か！」笑顔を返しましょう
サーラ : 「お友達よ」
エディル : 「へぇ、ルーも隅に置けねぇな」
ウィズ・サジェッツァ : 「なに、君は昨日もここに来たのかい？好きだねぇ…金もないのに」
ルーカス : 「しーっ！！」＞金もない
エディル : 「ま、行き先はわかった。いこうぜ」
ルーカス : いきましょいきましょ
サーラ : 「お金が入ったら遊びにきてね〜」
エディル : 「ノシ」
エディル : 職人通りへ
---職人通り---
黒江＠GM : ここは南に伸びるジニアスタ街道から運ばれてくる物資や
黒江＠GM : オアシスで栽培されている食品などの通り道ともなっている
黒江＠GM : 職人、といっても高度な技術を持つ熟練工ばかりではなく
黒江＠GM : まあ基本的に二次産業全般が営まれていると思ってよい
ルーカス : 「ほう、これは…」とちょっと真面目に食べ物や展示されている商品を見ながら歩いていきます
エディル : 「盗ったはいいが、売り先に伝手がねぇんで右往左往ってとこか」
エディル : 「んじゃまた聞き込みしてくるわ」
黒江＠GM : 聞き込みをするまでもなく
黒江＠GM : あなたたちは、店先で物欲しそうに商品を眺めている、怪しげな人物を目にする
エリス : 「おいしそうやなあ」
エディル : 「ルーもあんま道草食ってねぇではたら……」
エディル : 「……いたな」
ルーカス : あれ、図らずも同じことしているルーカス？＜怪しげな人物
エディル : つまり両方怪しい
ルーカス : そうです、私が怪しいおにいさんです
黒江＠GM : 多分すぐとなりに並んでる
エリス : 「……ん？」
ルーカス : 「……ん？」
ルーカス : 目と目が合う―
エリス : 「アーッ」
ルーカス : 「アーッ」
エディル : 「ウィズ、いつでもナップいけるようにしとけ」小声
黒江＠GM : エリスは逃げます
ウィズ・サジェッツァ : 「流石に逃げる相手には当てられないよ」
エディル : 「ええい、干物エルフめ！」
エディル : 「逃がすかぁ！」
ルーカス : 「待てぇい！」
ルーカス : 「ここであったが百年目！」
エリス : 「なんやねん！ なんで追って来るねん！」
エディル : 「なんで逃げるか先に言ってみろや！」
エリス : 「防犯意識や！」
ウィズ・サジェッツァ : 「盗人猛々しいとはこのことだな」
エディル : 「どの口でいうか斥候！」
☆チェイス！
エリスは華麗な身のこなしで、ひょいひょいと人混みを避けていく。
追いつくための軽業判定or回避力判定に失敗（ファンブル）したエディルが落伍。
エディル : 「うお！？くそ……お前ら任せたぞ！」
エリス : 「ふっ、ウチをここまで走らせた人間は久しぶりやで……！」
エリスは街道をまっすぐ走らず、建物の陰を利用しながら、じぐざぐに街を逃げる
そしてある瞬間、彼女はふっと姿を消した。
異常感知判定に成功したウィズとルーカスは、彼女が壁と同化していることを看破する。
ウィズ・サジェッツァ : 「そこの壁」
ルーカス : 「そこだぁ！！」そちらへ突進
エリス : 「チィッ……！」
エリスはオアシスの方へと逃げていく。ナツメヤシ畑に紛れ込まれたら、見つけるのは困難だろう。
走り去る彼女のふところから、鈍く光を反射するなにかが零れ、地面に転がった。
……まきびしだ！
回避判定or跳躍判定or生命抵抗力判定。ふたりとも成功。
エリス : 「なんやと……」
ルーカス : 「フハハハハ！甘いわ！」高笑いしながら追いかけていきます
黒江＠GM : では、あなたたちは数々の妨害に出会いつつも
黒江＠GM : 農業地帯の手前で、エリスを追い詰めることに成功した！
黒江＠GM : エディルも追いついてくるね
☆チェイス終了！
エディル : 「ぜーぜー……」
エディル : 「でかした、おまえら……」
ルーカス : 「ぜー、ぜー、ふ、袋の鼠だな、観念せよ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「エルフと思って侮ったね。無いのは筋肉だけで…げっほげっほ…」
エリス : 「ぎぎぎぎ……」
エリス : 「なにをするつもりや！ お前ら！ えっちなことか！」
エリス : 「えっちなことなんか！」
エディル : 「ちげぇよ！」
エディル : 「いいからパクった荷物返しやがれ！」
エリス : 「くっ、なんでバレとんねん……！」
エディル : 「盗んだおっさんが依頼してきたんだよ」
エディル : 「どうせ売るあてなくてうろうろしてたんだろ、潮時だろ」
エリス : 「うおぁぁぁ！ うっさいわボゲェ！」
エリス : 「取り返したいなら力づくでやってみぃや！ この超絶無双天才忍者を倒せるもんならなぁ！！」
黒江＠GM : と、彼女はくないを抜きますね
エディル : 「おし、言ったな」
エディル : 「畳まれて後悔するなよ？」
ルーカス : 「待ったく、大人しく返していればよい物を…！体に教えてやらないとならんようだな！」
ウィズ・サジェッツァ : 「血気盛んな奴だ…まぁいい。力の差を分からせてやるとしよう、若人よ」
エディル : 「え？えっちなことすんの？」＜体に教える
ルーカス : 「ちがうわ！」
黒江＠GM : では超絶無双天才忍者エリスとの戦闘に入ります。
☆戦闘！
シナリオ冒頭でしばいたごろつきたちとほぼ同じステータスなので、魔物知識判定は省略。
ただし種族がリカントであることと、（自分の）ファンブルの確率が3倍になる残念特殊能力持ち。
先攻を奪取した冒険者たちはフォーメーションA。エリスは前衛に配置。
エリス : 「来てみろやゴラァァ！」
エリス : 「ビビッてんちゃうぞオラァァ！」
エディル : 「なんつーかこう……怯えた子犬だな……」
エリス : 「キョエエエエェェ！」
ルーカス : ｗｗｗ
ルーカス : 「その意気やよし！だが一人ではなぁ！」
ルーカス : 悪役面で
---1ラウンド目---
とはいえ到底パーティーの敵にはならず、ウィズのナップ一発で昏睡。
エリス : 「ウオラァァァんぐぅ」
エリス : 「…………」
☆戦闘終了！
ウィズ・サジェッツァ : 「私のナップで眠らせるぞも大概脅しでは利かなくなってきたね」
エディル : 「はーい、簀巻きー」
エディル : 「こいつも期待を裏切らねぇなぁ……」
黒江＠GM : 彼女が倒れると、懐から地図がはらりと落ちるね
エディル : 「お？それじゃね？」
黒江＠GM : どこぞ見知らぬ場所の地図であるが、これが件の品で間違いないようだ
ルーカス : では拾い上げて回収
エリス : 「んはっ」
エリス : 「仮面……仮面は？！」
エディル : 「いや取れてねぇけど……」
エリス : 「ふぅぅ……」
エリス : 「あっ、それ！ 返せ！ 返せや！」もごもご
ルーカス : 「だめだ！お前のものは私のもの、私のものは私のもの」
エディル : 「そうだな、他にパクったもんはあるか？」
エディル : 「正直にいわねぇと仮面取る」
エリス : 「うぎ、ぎぎぎぎ……」
エリス : 「うぅ……ぐすっ、ぐすっ」
黒江＠GM : 泣いた
ルーカス : 泣かした
エディル : ＧＭ！嘘泣きか真偽判定を！
黒江＠GM : ん、いいでしょう。どうぞ
成功。ガチ泣きだと分かる。
エディル : 「……」
エディル : 「いや、おう……」
エリス : 「うぐっ、なんでや……なんでや！ ウチがいい思いしたらあかんのか！」
エリス : 「もうしなびた野菜も、腐りかけの肉も、カビだらけのパンも食うのは嫌やねん！」
エリス : 「なんでウチから奪うんや！ お前らがもっと強いやつから奪ったら、丸く収まる違うんか！」
エディル : 「盗みはだめだろーがよ」すぱーん
エリス : 「うるさいわ！ お説教なんか聞きたないねん！」
エディル : 「まぁ、あれだじゃあこうしよう」
エディル : 「嘘ついたら仮面をはぐ、正直に言ったらうまいパンをやろう」
エディル : 「うまさは保証するぞ」
エリス : 「ふざけんな！ ウチは乞食ちゃうぞ！！！」
エディル : 「めんどくせぇなこいつ……」
ウィズ・サジェッツァ : 「無駄にプライドの高い人の子…」
ルーカス : 「やれやれ、困った奴だな」
エリス : 「仮面……は……剥げや！ 剥いでみたらええやないか！」
エリス : 「なんも嫌なことなんかないわ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「なら遠慮なく」
エディル : 「んじゃ遠慮なく」
エリス : 「ぎゃあああああ！」
エディル : 「お前も笑いをとりにきたのか？」
黒江＠GM : 無理やりに仮面を剥ぐと
黒江＠GM : あなたたちはまだあどけなさを残す少女の顔と
黒江＠GM : そこにある大きな痣と
黒江＠GM : 涙にぬれてぐしゃぐしゃになった、金の縁取りを持つ瞳を見るだろう
目標値5の見識判定。全員成功。
黒江＠GM : 彼女の顔に現れているのは穢れの証だ
黒江＠GM : ナイトメアではないことから、彼女は少なくとも一度死に
黒江＠GM : 蘇生したのだということがわかる
黒江＠GM : 魂の輪廻を自然な流れとするラクシア世界で
黒江＠GM : 輪廻に逆らう蘇生という行為は当然に忌避され
黒江＠GM : またその証である穢れも、嫌悪や軽蔑の対象となる
エリス : 「うぐっ、ぐ、ふぐぅぅぅ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふむ、穢れか。難儀な人生を歩んでいるらしいな。人の子よ」
ルーカス : ふむふむ、なるほど
エディル : 「なるほどなぁ」
黒江＠GM : あなたたちは温情をかけて彼女を逃がしても、官憲に突き出しても
黒江＠GM : あるいは信頼のできる誰かに預けてもいい
黒江＠GM : この場で斬殺する以外の、なにがしかの対処を取れば
黒江＠GM : 名誉点5点を獲得する
エディル : 斬殺ｗ
ルーカス : ＞斬殺＜
エリス : 「同情なんぞいらんわぼげぇ」
エリス : 「殺せぇ、殺せやぁ」
エディル : 「……どうにも萎えるなぁ」
ルーカス : 「お前、一度死んでたのか！」驚きつつ
エリス : 「死んだら悪いんか！ 好きで死んだんとちゃうわ！」
エディル : 「ついでにいうと、生き返らせられたのも大抵本人の意志じゃねーわな。死んでるわけだから」
ルーカス : 「なんだ？事故か？蛮族に襲われでもしたのか？」
エディル : 「親か？」
エリス : 「なに調子に乗ってプライベート聞いてんじゃアホボケカスゥ。仮面返さんかい！」
エディル : 「ほら、立て」
エディル : 「おっさんに自分で地図返せ、一緒に謝ってやっから」
エリス : 「保護者面してんちゃうぞ！」
黒江＠GM : ちなみに立たせるっていうのは、すまきのまま？
ルーカス : 拘束はそのままにしておきましょうか
ウィズ・サジェッツァ : 「自暴自棄になるのは構わないが、人の子よ。現状を打開するために盗みを働いた、という認識でいいだろうか」
エリス : 「なーにが現状を打開じゃ！ 賢ぶってんちゃうぞ！ メシを食うために決まっとるやろがい！」
とりあえず仮面は返還された。
エディル : 信頼できる人間に預けるっていうのも、信頼できる人間なんていないんだよな現状……
エリス : 「オラァァァはよ解けやあー！」
エディル : 「どーするよ、ルー。俺はもうこのままいかせていい気もするが」
ルーカス : 「やかましい！」げんこつ
エディル : 「お」
エリス : 「ぎゃん！」
エリス : 「ぐっ、暴力は慣れとんねん！ それでしおらしくなると思ったら大間違いやぞ！」
ウィズ・サジェッツァ : 「沈んだり怒ったり忙しい奴だな。お前さえよければ仕事先を紹介してやっても構わないぞ。承諾されるかは知らんが」
※GM注： どうやらウィズはエリスを小麦の香り亭で働かせるつもりのようだ。
エリス : 「はん？ 仕事？ えっちなやつか？」
ウィズ・サジェッツァ : 「行けば分かる」
エディル : もうこのままとりあえず
エディル : 小麦亭までつれてかない？
エディル : 縛ったままだと怪しさ全開だけども
ルーカス : 行きましょう
エリス : 「いやや！ それえっちなやつや！」
エリス : 「えっちなやつはいやや！」
ウィズ・サジェッツァ : 「まるで人さらいの気分だ」
ルーカス : 「ええい、うるさいと言っている！」といって簀巻きのまま抱えていきます
エディル : 「お前さんえっちな仕事させても売れねぇよ」
ルーカス : 穢れがね…
黒江＠GM : 売れるぞ
エディル : 売れるかもしれないけどここで売れるっていったら更に騒ぐから！
ルーカス : 間違いなく1890年代のイースエンドの娼婦と同じ末路を辿るでしょう…
※GM注： 別システム（クトゥルフ神話TRPG）の話。
黒江＠GM : 拘束したまま連行でよいかな？
黒江＠GM : 小麦の香り亭へ
エディル : OK
ルーカス : はい
黒江＠GM : ぎゃあぎゃあ騒ぐので耳目を集めますが
ルーカス : 目を引くのには慣れてます()
---小麦の香り亭--
黒江＠GM : まあ時刻は正午ぐらいだろうかね
ウェンドリン : 「おかえりなさ……あれっ」
ウェンドリン : 「どうしたんですか？ その人」
エディル : 「ひったくり犯なんだが……とりあえずパンでも食わしてやってくれね？」
ウェンドリン : 「はぇ〜。この子、こないだ見たような気がしますね」
エディル : 「ラクダ取り返したときにいたやつだな」
ウェンドリン : 「お腹減ってるんですか？ 朝のあまりでよければ」
ウィズ・サジェッツァ : 「できるだけパサついたやつがいいだろうな」
※GM注： なんで？ 喉に詰まらせたいから？
エディル : 「おう、頼むわ」
エリス : 「なんやお前ら……どういう魂胆やねん……」
エディル : 「いいから食えよ。うめぇぞ」
エリス : 「パン食って、そしたらウチになにさせる気やねん」
エディル : 「い・い・か・ら・く・え・よ」パンを口に突っ込む
エリス : 「んぐっがっがっ」
ウィズ・サジェッツァ : 「時にウェンドリンよ。人手が足りなかったり、何か手伝いが必要なことは無いか。一人で宿を回すのも厳しい、かもしれないだろう」
ウェンドリン : 「う〜ん。そうですねえ。宿全体のメンテナンスもしないといけないですし、依頼や冒険者が増えてきたら手が足りなくなるかもしれないですねえ」
ウェンドリン : 「パン屋も並行してやるとなると、ひとりぐらいは雇ってもいいかも？」
ルーカス : 「おいここ冒険者の宿だろ」
ウィズ・サジェッツァ : 「ということだ」
エリス : 「…………」
エリス : 「……まあまあ、まあまあうまいやん」
エディル : 「で、ウィズの話聞いてたか？」
エリス : 「パンやるから働けっちゅうことかいな」
ウィズ・サジェッツァ : 「別に私は誰にでも優しいわけではないぞ？お前とは顔見知りだ。知らない奴よりは多少マシな報いを与えてやってもいいという寛大な慈悲の心をだな」
ウェンドリン : 「ちゃんと給料も払いますよ〜」
ルーカス : お二人の後ろで腕を組んでふんぞり返ってます
エリス : 「顔見知り……？ 給、料……？」
エディル : 「そこから理解がおっつかないのかよ……」
ウィズ・サジェッツァ : 「何より人の子なんて、100年もすればどうせ死ぬのだ。ならば、早めに清算できるものは清算した方がよいだろう」
ウェンドリン : 「パンも毎日食べ放題ですよ〜」
エリス : 「…………」
エリス : 「そこまで言うなら、まあ、働いたってもええかな……」
エディル : 「OK」
エリス : 「本当は密偵として、ラージャハ軍に召し抱えてもらうつもりやったんやけど」
エリス : 「まあ、しばらくバイト感覚で働いたってもええわ」
ウィズ・サジェッツァ : 「その残念な頭でか？」
エリス : 「は？ 誰が残念な頭やねん。超絶無双天才や言うとるやろがい！」
ウィズ・サジェッツァ : 「ふ、本物の頭脳の持ち主を知らぬようだな…哀れな人の子よ」
黒江＠GM : ちなみにスルーしちゃってましたが、商人もいますね
黒江＠GM : なんか人情派なやりとりをちょっと離れたところから見てます
ルーカス : じゃあルーカスも離れたところから見てたことにしよう、偉そうにしながら
エディル : 「へいへい、んじゃ頼んだぞ超絶無双天然」
エディル : 「ってわけで最初の仕事だ」
エディル : 「商人のおっさんに謝る」
エリス : 「謝らん！」
エディル : 「アッハイ」
エディル : 「まぁいいや……おっさん、悪いんだがそういうことになった」
エディル : 「地図は返すんで、勘弁してくれねぇか？」
ルーカス : 「ほら、これだ」と回収した地図を見せます
商人 : 「ん、改めてみるとまだ若い女の子ですねえ」
商人 : 「官憲に突き出すのも可愛そうですし……」
商人 : 「あ、これですこれこれ。ありがとうございます」
ウィズ・サジェッツァ : 「人の子よ…賢きものはとりあえず本心はどうあれ謝っておくと解決することは案外多いと知っているものだぞ」
エリス : 「あんたも知っとるか？ 場所によっては安易に謝るとつけこまれるんやで」
ウィズ・サジェッツァ : 「それを見極めるのが真に賢きものと言うことだ…」
エディル : 「お前ら、ちょっと黙ってろ」
エディル : 「そういう話は隠れたところでやれ」
商人 : 「どうもありがとう。助かりました。これ、報酬です」900G
ウィズ・サジェッツァ : 「ナップ一回で900G、いい仕事じゃないか」
エリス : 「あぁ〜ウチの地図ゥ〜」
エディル : 「諦めろ」
エディル : 「ほら、パンくっていいから」
エリス : むしゃむしゃ
ウィズ・サジェッツァ : 「エリスよ…買い出しは任せたぞ…。これで楽ができる」
ルーカス : 「ところでエリス」
エリス : 「なんや」
ルーカス : 「あの時の口上、どんな感じで作ったんだ?」と紙とペンを手に真顔で聞きます
エリス : 「ほう」
エリス : 「まあ、ある程度テンプレートがあんのや、まずはな……」
ルーカス : 「ふむふむ、なるほど…」と口上談義をしながら〆で
エディル : これは良き理解者
黒江＠GM : いつか披露する機会を作りましょう
そういうわけで、冒険者たちは首尾よく依頼をこなし、地図を取り返すことができた。
そして惑う星がひとつ、帰る場所を見つけ、過激だった気性も、そのうち柔らかく……なるかどうかは分からないが 、
生きるために盗みをすることは、少なくともなくなるだろう。
意外と人情派なアストロ・ソフィア。
とはいえそれはこの過酷な世界において、かならずしも美徳ではないかもしれない……。
しかしいまは、ひとまずの落着を喜ぼう。
冒険者として初めての依頼、達成おめでとう。
黒江＠GM : というわけで、キャンペーン第2話
黒江＠GM : 惑う星、惑わぬ星 終幕とします
黒江＠GM : おつかれさまでした
ルーカス : お疲れ様でした！
エディル : お疲れさまでしたー
ウィズ・サジェッツァ : お疲れ様でした〜
☆ ☆ ☆
冒険の成果
金銭報酬：依頼達成 900G
経験点報酬：地図を取り戻す 経験点1000
エリスに情けをかける 経験点200 名誉点5
〈�，悄�〈目次〉〈3話へ〉
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