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MAYAにおいてマーキングメニューは習得必須の機能です。
ビューポート上に出すメニューで

こういうのです。

このマーキングメニューの特徴として、マウスジェスチャーのように使えるという特徴があります。
どういうことかと言うと

上図のように上方向のコマンドを実行したい時には、方向さえ合っていればコマンドを選択することなく実行できます。*1
もっと言えばマーキングメニューが表示される前でも入力が受け付けられます。
使っていくうちにメニューの位置関係を体が覚えるのでマウスジェスチャーと同様に扱える訳です。

また、ホットキーに割り当てなくても済むのでホットキーが溢れるのを防ぐこともできます。
(MAYAは最初からホットキーが大量なのですぐ被るんですよね……)

様々なマーキングメニュー

右クリック

選択系のメニュー。コンポーネントの切り替えやマテリアルアサイン等があります。

Shift+右クリック

一番使う機能です。
Multi-CutやExtrude等モデリングで頻繁に使う機能が揃っています。


コンポーネントの種類によってメニューが変わります。


何も選択していない状態ではプリミティブの作成等

q、w、e、rキー+左クリック

移動、回転などのツール設定にアクセスできます。
移動ツールの場合はwキー+左クリックとなります。
個人的には移動方向を法線に変えたりシンメトリーを切り替えたりするのによく使います。
こちらもかなり使用頻度が高いマーキングメニューの一つです。
Ctrl+Shift+右クリック
でも同じメニューが出ます。

Ctrl+Shift+右クリック

上でも紹介しましたが、Ctrl+Shift+右クリックで
現在のツールの設定にアクセスできます。
下図はConnectToolを選択中のメニューです。

Shift+右クリックでツールを選択してCtrl+Shift+右クリックで設定を変える感じです。

Ctrl+右クリック

選択の変換系メニュー。

Ctrl+ファンクションキー派なのであまり使いませんが、
EdgeLoopやEdgeRing(エッジリングを選択してコラプス等)は便利です。

スペースキー

ちょっと別枠ですが、スペースキーでホットボックスと呼ばれるメニューが出せます。
MAYAのメニューバーにあるものが全て出てきます。

UIを完全にハイドしている人はよく使いますね。
私は未だにそこまで覚悟のできた使い方ができません……

スペースキー+〜〜

ホットボックスの何もない所でクリックすると別のマーキングメニューが出ます。
(真ん中のMAYAと書いてある所でも出ます)

上下左右真ん中それぞれにメニューが存在します。
主にビューポートの切り替え等が多いです。

オリジナル

自分独自のマーキングメニューを作成することもできます。

オリジナルのマーキングメニューの作り方は「独自のマーキングメニューを作りたい」を参照してください。
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