真面目な3DCGTips

ビューポートのShading->Backface Culling

にチェックを入れます。

これで裏面を非表示にできます。

Display->Polygon->Custom Polygon Display

にて頂点法線の表示をONにします。Vertices:Normalsですね。

これで頂点法線が確認できます。
緑の線が伸びている方が法線の方向です。

頂点法線が緑ではなく黄色になっている場合は頂点法線がロックされています。

ロックを解除する場合は、メッシュを選択した状態で

Mesh Display->Unlock Normals

を実行します。

稀ですがメッシュのアトリビュートで反転されていることもあります。
アトリビュートエディターで該当するメッシュのmeshノード（shape）を見てください。

Render StatsのOppositeにチェックが入っている場合は外します。
これは見た目を反転するオプションで、通常は反転したインスタンスに付くものです。
なんらかの不具合でこれが残っていることがたまにあります。
これを確認した上で必要なら

Mesh Display->Reverse

などを使って法線を反転させます。

まとめて編集したい場合は、

Windows->General Editors->Attribute Spread Sheet

のRenderタブからまとめて確認&変更できます。（メッシュを選択するのを忘れずに）

まとめてoppositeをOFFにするスクリプトを書きました。
スクリプトエディターにコピペして実行してください。
※動作は保証しません。自己責任でお願いします。

string $all_shape[] = `ls -type "geometryShape"`;

for($shape in $all_shape){
    if(`attributeExists "opposite" $shape` == 1){
        if(`getAttr($shape + ".opposite")` == 1){
            //setAttr($shape + ".doubleSided", 0);
            setAttr($shape + ".opposite", 0);
            print($shape + " : done\n");
        }
    }
}

import maya.cmds as cmds

all_shape = cmds.ls(type="geometryShape")
for shape in all_shape:
    all_attr = cmds.listAttr(shape)
    if "opposite" in all_attr:
        if (cmds.getAttr(shape + ".opposite")):
            #cmds.setAttr(shape + ".doubleSided", 0)
            cmds.setAttr(shape + ".opposite", 0)
            print (shape + " : done")