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和歌山県警生活環境課は26日、出資法違反(超高金利)容疑で、和歌山市三沢町、学習塾経営、北村宗紀容疑者(44)と、同市有本、貸金業従業員、吉田和弘容疑者(48)を逮捕した。
県警によるといずれも容疑を認めているという。

逮捕容疑は1月14日、市内の無職男性(61)に現金2万円を貸し、法定利息27倍の1万円を受け取ったとしている。
また2月27日には、市内の男性会社員(47)に現金3万5千円を貸し、4月までに3回にわたり法定利息16〜20倍の計2万8千円を受け取ったとしている。

同県警によると、北村容疑者は「約3年前から40人ほどに貸し、月数十万円のもうけがあった」と供述しているという。
解説
今年の6月度に改正貸金業法が完全施行され、「総量規制」や「貸金業への参入条件厳格化」などの規制が導入されました。
資金力のない中小の貸金業者に規制の影響は大きく、多くの業者が廃業に追い込まれたのですが、廃業に追い込まれた一部の元貸金業者が「ヤミ金業者」にくら替えしており、ヤミ金被害が多発している可能性があります。

ヤミ金融業者は違法な金利で貸付け、暴力的な手口で取立てを行なうなど、多重債務で苦しむ方の弱みにつけ込んでくる凶悪な犯罪集団以外の何ものでもありません。
ヤミ金被害の減少に繋げるためにも、政府や警察には今後もヤミ金業者への取締りを強化していってほしいですね。

既にヤミ金業者から融資を受けてしまってお悩みになられている方は、早急に弁護士・司法書士事務所に相談して下さい。
高額な違法金利での融資は、れっきとした犯罪行為ですので解決出来る可能性が非常に高いです。


■総量規制
とは・・・
借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐ為に導入される規制。
総借入残高が年収の3分の1を超える貸付など、返済能力を超えた貸付を禁止する。

■貸金業への参入条件厳格化とは・・・
参入規制の強化などにより、貸金業者の業務の適正化を図るための規制。
純資産が5,000万円以上の貸金業者でなければ、貸金業を営むことができない。

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-引用元ページ：債務整理ニュース「塾経営者がヤミ金業県警、容疑で男逮捕(和歌山)」

• 引用元サイト：自己破産・債務整理ガイド