最終更新: eyfxh5tqifxiu4 2013年05月01日(水) 18:56:20履歴
2013年04月30日(火)
ニュース記事
長引く不況や就職難で奨学金の返済が困難になった人を支援しようと弁護士らが「奨学金問題対策全国会議」を設立し、東京都内で奨学金の在り方を考える集会を開いた。全国会議には現時点で、各地の弁護士や司法書士ら約50人が協力態勢をとっている。返済に困っている人の相談に乗るほか、当事者の声を拾いながら制度改革にもつなげていく考えだ。集会では、返済に苦しんでいる当事者の切実な訴えも紹介された。
奨学金を受けて大学を卒業し、派遣社員などとして働いていた女性は、連帯保証人として奨学金を返済していたはずの父が事業の失敗で失踪。途中から未払いだったことが判明し、卒業から15年以上たって延滞金を含め、200万円以上の支払いを求められた。延滞金の減免は認められず、派遣切りにも遭って抑鬱状態に。自己破産を申し立て、手続きを進めるうちに生活も気持ちも落ち着いたという。女性は「返せないのは個人だけの問題ではなく、大きな社会の問題。助けを求めることも必要」とした。
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