最終更新: saimuseiri_wiki 2011年12月01日(木) 13:56:29履歴
ニュース記事
指定暴力団・住吉会系の暴力団組長らが、09年4月〜10年3月に、過払い金返還を求める多重債務者を集めて、東京弁護士会に所属する近藤利信弁護士(69)に不正にあっせんしていた疑いで逮捕された。弁護士法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・港区のコンサルタント会社の社員・仲野大吾容疑者(31)と、住吉会系暴力団組長・齊藤順平容疑者(52)ら7人。警視庁は、複数の弁護士が不正に関与していたとみて実態の解明を進めている。
過払い金を抱える人たちを弁護士に紹介する方法は、東京都港区のコンサルティング会社代表が発案。齊藤容疑者に弁護士探しを依頼し、齊藤容疑者の刑事事件を担当したことがある弁護士を紹介されたという。
齊藤容疑者と仲野容疑者ら7人は、おととしの半年間、数十人の多重債務者を集め、東京の近藤弁護士に不正にあっせんし、弁護士は過払い金の返還請求で1億3000万円以上の報酬を得たうえであっせんの見返りとして、仲野容疑者側におよそ8,000万円の報酬を支払っていた。
警視庁のその後の調べで、近藤弁護士が業務を担当する前の数か月間、当時、長崎県内の弁護士だった男性が同様に依頼者のあっせんを受けていた疑いのあることが分かった。この弁護士はおととし4月に弁護士会を退会処分になり、業務ができなくなったため、齊藤容疑者がほかの弁護士を探していたコンサルティング会社に対し、以前から知り合いだった近藤弁護士を紹介した。
その際、元弁護士の百数十人の顧客はそのまま近藤弁護士に引き継がれたとみられ、警視庁は、複数の弁護士が不正な業務に関与していたとみて実態の解明を進めている。
解説
今回の事件は、暴力団組長らが、年間数千億円に上る過払い金の返還業務に目を付け、それを暴力団の資金源にしようとした事件です。消費者金融業界は改正貸金業法以降は、多重債務者が減少したため、市場が小さくなっています。しかしながら、今回の事件に加担した仲介者や弁護士の罪も、社会的には大きいといえます。
過払い金請求については、最寄りの司法書士や弁護士でも、充分に多くの業務を経験し、親切で信頼できるところも多いので、是非ご自分に合った事務所を探し、ご自分にあった返済方法を相談してください。
指定暴力団・住吉会系の暴力団組長らが、09年4月〜10年3月に、過払い金返還を求める多重債務者を集めて、東京弁護士会に所属する近藤利信弁護士(69)に不正にあっせんしていた疑いで逮捕された。弁護士法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・港区のコンサルタント会社の社員・仲野大吾容疑者(31)と、住吉会系暴力団組長・齊藤順平容疑者(52)ら7人。警視庁は、複数の弁護士が不正に関与していたとみて実態の解明を進めている。
過払い金を抱える人たちを弁護士に紹介する方法は、東京都港区のコンサルティング会社代表が発案。齊藤容疑者に弁護士探しを依頼し、齊藤容疑者の刑事事件を担当したことがある弁護士を紹介されたという。
齊藤容疑者と仲野容疑者ら7人は、おととしの半年間、数十人の多重債務者を集め、東京の近藤弁護士に不正にあっせんし、弁護士は過払い金の返還請求で1億3000万円以上の報酬を得たうえであっせんの見返りとして、仲野容疑者側におよそ8,000万円の報酬を支払っていた。
警視庁のその後の調べで、近藤弁護士が業務を担当する前の数か月間、当時、長崎県内の弁護士だった男性が同様に依頼者のあっせんを受けていた疑いのあることが分かった。この弁護士はおととし4月に弁護士会を退会処分になり、業務ができなくなったため、齊藤容疑者がほかの弁護士を探していたコンサルティング会社に対し、以前から知り合いだった近藤弁護士を紹介した。
その際、元弁護士の百数十人の顧客はそのまま近藤弁護士に引き継がれたとみられ、警視庁は、複数の弁護士が不正な業務に関与していたとみて実態の解明を進めている。
解説
今回の事件は、暴力団組長らが、年間数千億円に上る過払い金の返還業務に目を付け、それを暴力団の資金源にしようとした事件です。消費者金融業界は改正貸金業法以降は、多重債務者が減少したため、市場が小さくなっています。しかしながら、今回の事件に加担した仲介者や弁護士の罪も、社会的には大きいといえます。
過払い金請求については、最寄りの司法書士や弁護士でも、充分に多くの業務を経験し、親切で信頼できるところも多いので、是非ご自分に合った事務所を探し、ご自分にあった返済方法を相談してください。
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