こちらはサイト「TransparentWater」管理者である橘 蒼鳥の一次創作関連の構想ネタをまとめたWikiです。

主要キャラクター

熊川瑠亜
貧しい家庭に生まれ、家庭の経済状況のストレスに追い込まれていた両親から虐待を受ける日々を送っていたが、ミナとの出会いによって生きる希望を得て、両親の蒸発によって熊川家は崩壊し、施設にて引き取られた。その後様々な経験を重ねて心身ともに成長し、18歳となった現在は心の傷を持った青少年達が集い、日々ボランティア活動に励んでいる施設「向日葵」で暮らしている。誰に対しても優しく、悲しみを抱える人の為に泣いたり、怒りや悪意といったマイナスの感情を全く持たない今時の若者にしては珍しくピュアな心を持つ。

水原飛鳥
「向日葵」に住む少女。幼い頃から母親は蒸発し、ギャンブル狂いで飲んだくれの父親からは職場のストレスによる暴力を浴びせられる事が多く、学校ではいじめを受けていた。そのせいで荒んで不登校になり、ふとした事で出会った瑠亜と次第に心を通わせるようになり、「向日葵」に住むようになった。手にはいじめによる火傷の痕があり、今でもくっきりと残っている。星型のペンダントは誕生日に瑠亜がもらったもので、ずっと大切にしている。とても勝気で一人称が「おれ」だったり少年っぽい口調で話すが、抱えているトラウマのせいか知らない大人にはなかなか心を開けない一面もある。

華月由香
「向日葵」で暮らしており、瑠亜や飛鳥達と共に子供達の面倒を見つつ、ボランティア活動に励んでいる女性。18歳の若さで妊娠・出産した経験があり、親の反対を押し切って無事出産できたものの、不慮の事故によって夫となった青年共々我が子を失ってしまった。中学生の頃から付き合っていた愛する人と我が子を失った悲しみは大きく、何度も自殺未遂にまで追い込まれたが、ある日「向日葵」の存在を知り、高校を中退して移り住むようになった。施設で暮らす孤児の子供達に物心つく前に亡くしてしまった我が子の将来の姿と重ね、限りない愛情を注いでいる。聖母のような慈しみに満ちた心を持ち、「向日葵のおふくろさん」と慕われている。

リオ・マリーン
「向日葵」に住む欧米の少女。幼い頃から両親の海外転勤の都合で日本に移り住むようになり、14歳で憧れていた芸能界にデビューするものの、プロダクション関係者からの心無い仕打ちや業界における厳しい現実に耐えられなくなり、自ら芸能界を投げ出してしまう。その事がきっかけで人間不信に陥り、学校にも行かなくなってしまう。孤独な日々を送っている時にふと飛鳥と知り合い、心を通じ合いながらも向日葵で暮らすようになった。日本語はまだ不自由だが、好奇心旺盛で何事にも首を突っ込みたがる。大人に弄ばれ続けたトラウマの影響もあって、初対面の人間に対して警戒心が強い。

朱音沢瑞樹
「向日葵」に住む青年。両親の仲が険悪な家庭環境の中で育った事もあり、喧嘩、恐喝、万引きなど非行を繰り返す不良として荒んだ毎日を送っていた。高校時代、他校のヤンキーに絡まれているところを助けた事がきっかけで知り合った彼女ができ、不良生活を送りながらも彼女と交際するようになったが、ある日彼女は心無い教師のわいせつ行為の被害にあってしまう。被害によって傷ついた彼女の姿を見て怒りに震え、教師と衝突するものの誤って殺害してしまう。そのせいで殺人の前科を背負う事となり、付き合っていた彼女を自殺に追い込んでしまう。数年間の懲役を終えた後はこれまで荒んでいた自分を変えようと「向日葵」に住むように。現在ではあらゆる傷害や暴力に対して大きなトラウマを抱えている。感情の表現が苦手なせいか常に無愛想なぶっきらぼうで、周りからは冷たそうな印象を受けるが、子供には優しいところがある。

結崎哲
「向日葵」に住む青年。東大卒のエリートだった両親から東大への道を歩ませようと徹底的に教育され、小学生の頃から毎日猛勉強の日々を送っていた。両親の教育は我が子を完全に束縛するような教育方針で、娯楽は一切与えられず、テストの点が納得のいくものでなかったら激しく殴られたり、その日の食事を抜かれたりなど虐待ともいえる仕打ちを受けていた。中学、高校と共に名門のエリート校に通っていて、本命である東大を受験するものの結果は失敗に終わる。東大進学の失敗によって両親からは勘当されてしまい、とうとう家を出るようになって「向日葵」に住むようになった。感情の起伏が激しく、エリート育ちという事もあってか現実主義な考えを持つ。因みに哲の名前については「てつ」と読まれる事が多いが、読みは「さとる」である。

畝傍真人
「向日葵」に住む青年。一見若者らしく体格の良さそうな青年だが、周りが優秀な生徒ばかりだったせいで自分の学力の悪さにコンプレックスを抱えていた学生生活を過ごしていた。高校卒業後は職を転々としてきたがどれも長続きせず、社会不適合者としてニートとなってしまったが、ふとした事で知り合ったトミ子に誘われ、「向日葵」で暮らすようになった。めんどくさがり屋の遊び好きでよくふざけたり他人をからかったりするが、友人の為なら一生懸命になる仲間思いなところもある。

紫藤楓華
「向日葵」に住む少女。父、母との3人家族で比較的平凡な家庭に生まれ育っていたが、家族旅行の最中に起きた不慮の事故で生死の境を彷徨う事になってしまう。両親は亡くなり、数ヶ月間の入院で奇跡的に一命を取り留めるが事故の影響で失明してしまい、親戚によって向日葵に預けられる。性格は瑠亜同様穏やかで花をこよなく愛する優しい心を持ち、向日葵や学校で出会った友達との関係はいつまでも大切にしていきたいと考えている。現在では向日葵で暮らしつつも盲導犬のトムと共に学校へ通っている。12歳。

サブキャラクター

青空トミ子
「向日葵」の管理人であり、主でもある女性。競争率の激しい世の中を嘆き、現実に苦しみ続ける多くの人々を救おうと多額の借金を背負い、向日葵を建設した。

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