こちらはサイト「TransparentWater」管理者である橘 蒼鳥の一次創作関連の構想ネタをまとめたWikiです。

主要キャラクター

味元ミナ
あらゆる料理を極めようと外食店を転々としてきた女シェフ。料理に関しては天才的でどんなものでも食材とし、一般的な家庭料理から虫を食材にしたゲテモノ料理など美味しい料理に変える程の腕前を持つ。自分の店を持つ事が将来の夢で、都内にあるファミレス「カンニバル」で気合の込められた料理を提供している。生真面目で礼儀正しいがやる事は結構大胆で、時々常人離れした恐るべき調理法で周囲を驚かせたりする。それが原因でトラブルを招いてしまう事も少なくない。かなり子供好きなところがあり、小さい子供を発見するとつい目がいってしまうほどで、次郎からはロリコンあるいはショタコン呼ばわりされている。辛い境遇に置かれている子供は守ってあげたくなる母性的な精神も持っており、瑠亜に対しては過保護ともいうくらい溺愛している。

桧山慎太郎
ミナが勤めるファミレス「カンニバル」でバイトしている青年。比較的安定した仕事に満足していたが、ミナが勤め始めてから一気に苦労の日々を送る羽目になった。バイトメンバーではリーダーシップ的な役割で、仕事場ではミナの良き相棒。職場ではミナに、プライベートでは柚女に振り回され、常に女性に尻に敷かれている。

栗城柚女
カンニバル店員の一人で、ウェイトレスの女性。元々は北海道でチェーン喫茶店のメイドとして働いていたが、突然の店の大火事による崩壊の憂き目に遭い、親元を離れるという意図もあって上京し、高校時代からの馴染みである慎太郎が勤務しているカンニバルで働く事になった。鋭い嗅覚と味覚を持ち、料理に使われている成分やレシピを分析する事ができる。それ故に匂いにはとてつもなく敏感で臭いものを嫌い、彼女の友人は皆あらゆる匂いに気を使っているらしい。本人も臭いについては極めて神経質で、職業柄という意味も含めて臭い対策は常に心がけている。外見上では今時の女の子といったイメージであるが、実は結構文化人的な考えを持っており、インターネットのブログで世の中の流れについて真面目な批判的コラムを連載しており、賛否両論ではあるが大反響を呼んでいる。小学生時代には空手部に属していて、空手1段の実力も持っている故に常人よりも戦闘能力は高い。本人が自慢するほどの爆乳でスタイルも良く、それを鼻にかけて美人と自画自賛する事もあるが、空回りで流されてしまう事も多い。基本的に勝気でわがままかつ自己中心的であるが、瑠亜に対しては常に気にかけつつも面倒見の良いお姉さんという感じで接していたりと心優しい面も持っていたりもする。

拓未邑乃助
カンニバル店員の一人で、ウェイター担当のフリーターの青年。ミュージシャン志望でバンドメンバーを集めてメジャーデビューを目指すべく、資金稼ぎとしてカンニバルでバイトを始めるようになる。店長も一目置くほどのイケメンウェイターとして選ばれ、彼を目当てにカンニバルへ訪れるという女性ファンが急増する程。柚女とは中学時代からの知り合いでカンニバルにて久々に再会を果たすようになり、顔を合わせる度にからかったり、張り合ったりする事が多い。口は悪く少々キザな部分があって女好きだが人を選ぶ目は持っており、性格の悪いタイプには冷ややかな態度を取る。母親はお菓子作りの名人で、幼い頃に習った経験があるせいでお菓子作りはそこそこできる(本人にとっては公にしたくない特技の一環としている)。その割にはクッキーやプリンが好物というかなりの甘党で、辛いものが嫌い。名前の邑乃助の読みは「むらのすけ」で、本人ですら突っ込まれたり、からかわれるのを嫌がる程。秘かに荊(イバラ)という名前のバンド活動を行っており、時折都内にある小さなライブハウスでライブを繰り広げている。バンドにおけるポジションはボーカル&ギター。

早瀬次郎
銀行員の青年。職場では真面目に仕事に取り組んでいるが、休日ではミナと一緒になったり、自分の趣味に没頭したりといろんなお楽しみで充実させている。人当たりが良く多くの人から好かれているが、寂しがりやで嫉妬深い性格のせいか独占欲が強く、ミナを他の男には絶対に渡さないと思っている。

熊川瑠亜
幼い頃から貧しい家庭に生まれ、両親から虐待を受け続けていた少年。親からは一度も愛された事がなく、学校でも周りの人間から攻撃を受け続け、生傷が絶えない毎日を送っていた。理不尽な攻撃を与えられ、まともな食事を口にする機会がほとんどない。そんな毎日のせいで身の回りの者が鬼に映り、常に自分の殻に閉じこもって孤独な日々を送っていたが、ある日知り合ったミナを姉と慕うようになり、生きる事へのかすかな希望を得る。

和泉三郎
都内にて特製のたこ焼き屋を切り盛りしている青年。屋台の店主みたいな位置付けで、仕事終わりでクタクタになった慎太郎の相談役に回る事が多い。特製たこ焼きの味は地元大阪では大評判で、独特の味付けセンスを生かして全国制覇を目論んでいる。関西人としてのプライドは極めて高く、関東風うどんなど地元以外の独特の味付け方法は一切口にしないというポリシーを持っている頑固さを持っている。まさに生粋の関西野郎であるが、妹にはめっぽう弱い。次郎とは古くからの付き合い。

東大寺ナナ
ミナの姉で、持ち前の明るさ、常にハイテンションさを売りにしている若手女子アナウンサー。好奇心の塊で、仰天スクープを発見しようものならすぐさま突撃するという、まさに記者魂とも言える彼女のパワフルさは多くの人から絶大な支持を寄せている。仕事への情熱さは誰にも負けないくらい元気一杯だが相当酒癖が悪く、一度飲むと物凄い酒乱ぶりを発揮する。4歳になる息子を持つ一時の母でもある。

望月由梨亜
瑠亜が通う小学校の女教師。23歳の新米教師で瑠亜のクラスの担任となる。大学教授の父、高校教師の母の間に生まれた事もあってか、若いながら教師としての責任感はとても強く、生徒への思いやりも忘れない。基本的に優しい性格であるが教師らしい冷静さと厳しさも持っており、いじめなどの不正を行った生徒には容赦ない教育を叩き込む。反面、いじめられている生徒に対しては極めて肩入れしようとする傾向がある。学校ではいじめの対象となっている瑠亜の事を常に気にかけており、瑠亜にとっては「心を許せる数少ない大人」の一人となっている。「勉強だけでは本当の大人になれない」をモットーとしており、見かけによらず柔道を習っていた経験があって体術はそこそこできる。事故で半身不随となった中学生の弟がいる。

敵キャラクター

澤村エリカ
国内最大級とも呼ばれる澤村財閥の令嬢。幼い頃から裕福な環境で何不自由なく甘やかされ、人生に何一つ苦労せずに育ってきたせいか人間性が歪んでしまい、身勝手極まりない性格になった。気に入らないと思った人間には嫌味皮肉がたっぷりの暴言を思いつく限り浴びせ、自らの非を一切認めない程。お嬢様育ちなだけに国立の名門お嬢様学校に通っていた故に知識に関しても優秀であり、財閥の系列企業であるスイーツ系の企業「スイートチェリー」の実業家として活動している。「虫ケラ」「バカヅラ」「ブス」といった蔑称を多様し、自分以外の人間を虫ケラ扱いしているが、身内や自分の師に当たる相手に対しては畏まった物腰で応対する等の敬意を払っている。

澤村鮫造
国内最大級とも呼ばれる澤村財閥の主。金の亡者という言葉が相応しい貪欲な成金男で、庶民を貧乏なゴミのように見下している最低最悪な人間性を持つ。家族を自らの財産でこよなく愛し、娘であるエリカの手製デザートが最高のご馳走だと思っている。

澤村京
澤村財閥の子息。莫大な財産の中で何不自由なく生まれ育ち、料理、格闘に関しては天才的な腕前を持つ超エリートな上、IQ200という凄まじい知能を持つ。あらゆる面に恵まれているせいか、自分よりも身分や能力が低い人間を馬鹿にして見下している嫌な性格の持ち主だが、実際は結構バカでマヌケであり、妹であるエリカからも完全に愛想を尽かされている。密かに特許狙いで発明能力にも優れ、メイドロボなど様々なものを発明してきたが全て欠陥品に終わり、特許には遠く及ばず実際役に立ったものはない。

ヨシエ夫人(澤村好江)
国内最大級とも呼ばれる澤村財閥の主・澤村鮫造の妻。夫同様、庶民を貧乏人と見下してばかりで、自分の下で働く人間を自分の利益への道具としか見ていない極悪社長夫人。自らの手を一切汚さず、他人の力で財力を得ようと考えている。

早乙女秀
多国籍外食企業・早乙女グループ総帥の息子で、「料理界の貴公子」と呼ばれる美青年シェフ。全世界のプロの料理人を震撼させる程の恐るべき調理法で数々の傑作料理を作りだした天才的な腕前で、ミナと同等以上の実力を誇る。性格は高飛車でキザな上好戦的で、「ウマシカ君」といった呼称でひたすら他人を小馬鹿にした態度を取る事が多い、腹黒で自意識過剰なナルシスト気味。ゴキブリが大嫌いで、一目見ると人が変わったように取り乱してしまう。

早乙女源冶
多国籍外食企業・早乙女グループの総帥。この世のあらゆる料理を口にしてきた世界最強の「食通」と呼ばれ、いかなる料理をも極めた腕前をも誇る、まさに「料理界の神」と恐れられる男。莫大な財力で多国籍に渡る外食産業を生み出し、息子である早乙女秀も含めた多くの天才料理職人(その中には味元ミナの父・義経もいる)を輩出させた。普段は冷静沈着だが、不要となった者は躊躇なく消し去る冷酷な顔を持つ。

サブキャラクター

田村
『カンニバル』で働くアルバイト店員。ウェイター担当だったが、拓未が来てからは地味な存在になってしまう。

生天目浩
澤村財閥令嬢・澤村エリカの付き人として働く貧乏暮らしの青年。超がつくほど小心者で、その性格が災いしてかどこへ行っても就職が決まらず、エリカの付き人という役目で澤村財閥の元で働くようになった。主な仕事はエリカが行く店の情報収集と案内。エリカにどれだけ悪態をつかれても決して逆らおうとせず、いつも半泣きで言いなりになっている。

法久&御井斗
あらゆるレストランの食べ歩きを生きがいとしている強面のグルメ兄弟。名前の読みは「ポーク&ミート」。二人とも料理の味が気に入らないと暴力行使に発展するため、各店舗から恐怖の対象とされていた。賄賂で「虞瑠女(ぐるめ)うまい堂」に雇われて「カンニバル」を襲撃したのが仇となり、ミナと鵡牙との料理勝負後に営業妨害の罪で逮捕されてしまった。

うまい堂店長
「虞瑠女うまい堂」の総合店長。時給1500円という高給さ、給与の良さに惹かれてバイトに雇われた顔の良い若者を餌に人材を集め、賄賂で法久と御井斗を利用して自分の経営する店へ来るように都内の外食店舗を荒させていた。下劣極まりない性格で、己の利益の為なら手段をも選ばない。ミナと鵡牙との料理勝負でも賄賂で客人を利用して鵡牙に勝たせるように仕向けるが、その行為に腹を立てた鵡牙の裏切りとミナの機転によって形成は一気に不利となり、逆上して大暴れするものの、大衆の眼前で無様な姿をさらけ出しながらお縄へついた。

鵡牙霧中
「虞瑠女うまい堂」で働く料理人。名前の読みは「むがむちゅう」。様々な料理を極めている実力者でミナとの料理勝負を受けるものの、対決前に自分よりも遥かに凌ぐ腕前の持ち主だと見抜いており、自ら敗北を認める。冷静沈着で近寄り難い雰囲気を放っているが、いざ口を開けば時折「あーりませんか」と某コメディアンのようなおどけた口調で話したりして案外お茶目な一面を持つ。誇り高い性格で、裏工作を仕掛けた店長の行為に失望してうまい堂を離れるが、その後の消息は不明。

バンバンジー
澤村京直属の執事。バンバンジーとはコードネーム的な呼び名であり、本名は「番田地鶏(ばんだじどり)」。

ミカゲちゃん
澤村京の自慢のメイドロボ。様々な人工知能が組み込まれており、口調を自由自在にコントロールする事ができる。いかなる家事をもこなし、主人の命令には忠実に従う優秀な発明品である。また、ガードロボの役割も果たしており、防衛機能として目から強烈な破壊光線を発射する事もできる。

望月隼人
由梨亜の弟で、中学2年生。事故による半身不随のため車椅子での生活を送っている。幼い頃からとても姉想いで、教員として働いている姉の役に立ちたいと思っている。

倉本
由梨亜と同じ小学校の教師で、学年主任。若いながら生徒達の教育に熱心な由梨亜に気にかけている。

嘉山
由梨亜と同じ小学校の教師で、生活指導担当。礼儀を知らない若者の急増ぶりに嫌気がさしており、若者を目の敵にしている。特に女性教師の中で最も若い由梨亜には憎悪の対象となっており、他人の目につかないところでは常に横暴な態度で邪険に扱っている。かなり陰険な性格。

拓未怜奈
拓未邑乃助の妹。芸能界に憧れて高校卒業後に上京し、アイドル養成所に通いつつも喫茶店のメイドとして働いている。性格はかなり生意気かつ大胆不敵で、思ったことはズケズケ言うタイプ。19歳。

ジル
拓未が所属するバンド「荊」メンバーの一人。常にニット帽着用で顎鬚を生やしており、髪型は金髪のオールバックである。中学時代でクラスの女子からの集団による陰湿な苛めと、それに耐え切れずクラスの女子へ暴行してしまった事のトラウマによって重度の女性恐怖症に陥っている。ベース担当。

テツ
拓未が所属するバンド「荊」メンバーの一人。黒髪で束ねられたロングヘアーでサングラスがトレードマーク。高校時代のバイトで心無い大人からの理不尽な仕打ちを受けた事によって暴力沙汰に走った過去を持つ。ドラム担当。

レオ
拓未が所属するバンド「荊」メンバーの一人。赤毛のツンツン頭が特徴的で、ヤンキー崩れ。ギター担当。

松木
ナナの同僚に当たるテレビ局の男性アナウンサー。

葛原
テレビ局のディレクター。上司の命令には忠実に従う性格で、番組制作に関しては危険なロケやヤラセ等をも厭わない。

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