某大型掲示板などで公開されたSSのまとめ、たまに2ちゃんスレもなWiki


ジョン「何それ」

ジョージ・ハリスン「いいからこっち来て観てみなって」

ジョン「うわなにこれ」

ジョン「女の子が紅茶飲んでるだけじゃん」

ジョージ「もうすぐ弾くから」

ジョン「何をだよ、やだよ俺こんなの。全く面白くない。監獄ロック観ようぜ」

澪『おい、いい加減練習始めるぞ!』

ジョージ「ほら来た来た」


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ジョン「この子たちバンドなの?子どもの割に機材のチョイスはなかなか良いね」

HTT『〜〜♪』

ジョン「!」

ジョージ「ニヤッ」

ジョン「…割といいじゃん」

ジョージ「だろ?BD-BOX持ってるんだ、貸してあげようか」

ジョン「じゃあ一応借りて観てみようか」


翌日


ジョン「ジョージおはよう、コレありがとう!」

ジョージ「あっジョンおはよ……っ!おい目の下にひどいクマができてるぞ!」

ジョージ(これは…夜通し観たな…しかし寝てないくせに目が輝いてる)

ジョン「これ最高だったよ!!音楽はカッコイイし女の子もかわいいし!」

ジョージ「そうか、気に入ってくれてよかったよ」


ジョージ(僕が言えたことじゃないけど、ジョンは本当に昔から周りに影響されやすいな)

ジョン「でも1つ気に入らないことがある」

ジョージ「ん?」

ジョン「なんで律は、ビートルズじゃなくてフーのファンなんだよ!!」

ジョージ(知るかよ)

ジョン「曲だって俺たちの方が有名だし!大体キースみたいな変態よりうちのリンゴの方が何倍も良いドラマーだ!!」

ジョージ「ジョン…(うるっ)」


ジョン「それともう1つ。生前エミネムすら知らなかったお前が、なんでこんなの知ってるんだ!?」

ジョージ「それが日本から来たっぽいファンがさ…僕の墓前に置いて行ったみたいなんだよね、第1期と2期のBD」

ジョン「それで自動的にこちらの世界へ送られてきた、と」

ジョージ「うん。このシステムどうにかしてほしいよね…今回は感謝してるけどさ、基本的にあっちの世界からの贈り物を全部こっち

に運ばれるのは迷惑だよ。第一こっちでは欲しいものなんてなんでも手に入るのに」

ジョン「そうか?ファンからの手紙がよく来るから俺は嬉しいよ」


ジョージ「それは僕も嬉しいけど。たまに異臭のするティッシュとか、聞くに堪えない自作曲のカセットなんかが送られてくるんだよ

ね…せめて受け取り拒否くらいできるようにしてほしいよ」

ジョン「それはまあ…うん…ところでさジョージ!」

ジョージ「何だよ?(話題変えやがった)」

ジョン「俺たち死んでからさ、こっちでのんびり気ままにギター弾いて曲作りとかしてるわけじゃん?たまには別のこともしたいじゃ

ん?」

ジョージ「君はもう30年以上になるからね」

ジョン「で、提案なんだけど」

ジョージ「何?」


ジョン「放課後ティータイムのコピーバンドをやりたい」

ジョージ「ちょwwwwwww」

ジョージ(思ってもいない展開に転んだな…こいつのとりあえずやってみよう精神はなんなんだ)

ジョン「君ももちろんあずにゃんパートやりたいよね?」

ジョージ「え、うん、まあ別にいいけど(やっぱり主役は自分なのか)…2人じゃできないよ」

ジョン「メンバーはこれから集めるんだよ!」

ジョージ(めんどくせえ…)


ジョン「お前こっちにも友達多いだろ、入ってくれそうな奴をあたってみてくれ」

ジョージ「えー…やだなあ…(死ぬほどめんどくせえ…死んでるけど)」

ジョン「頼むよ!これがきっかけで新しい友達もできるかもしれないだろ?俺も色々声かけてみるから」

ジョージ「仕方ないなあ…君の熱意には負けるよ」

ジョン「さすがジョージ!じゃあ俺一旦寝るからヨロシク」

ジョージ「おい」





―――

ジョージ「入ってくれそうな奴って言ったって…大体ミュージシャンなんて我の強い連中ばかりなのに、アニメの曲なんかやりたがる

奴いるのかな」

ジョージ「まあドラマーはあいつしかいないよな」


―SMクラブ“HEAVEN”

ジョージ「あーやっぱりここにいた!おーい!」


キース・ムーン「ハァハァハァハァハァハァ」

ジョージ「(うわ…何度見てもキモイ)あの…ちょっと話が…」

キース「ハァハァハァハァ…もっと叩いて……///」

ジョージ「今度ジョンと一緒にあるバンドのコピーをするんだ。で、そのバンドでキースに叩いて欲しいんだけど」

キース「叩く!?ハァ…///」

ジョージ「ちゃんと聞けよ!こんな店出るぞ!」




キース「これが例のアニメ?」

ジョージ「うん、このドラムの子は君のファンって設定なんだよ」

キース「そうなんだ!?それ最高じゃん。いいよ、俺やる」

ジョージ「えっいいの?」

キース「なんでそんなびっくりしてんの、俺楽しいこと大好きだよん」

ジョージ「そうか、ありがとう。これキース用のけいおんBDセット、一応用意しといたから見てみて」

キース「おーサンキュー♪楽しみだ!他のメンバーは?」


ジョージ「これから集めるんだ、じゃあ僕はこれで」

キース「あいよー、いいメンバー集まるといーな」



ジョージ「あと2人か…ジョンも周りに声かけるって言ってたけど、期待せず自分で探した方がいいよな」

ジョージ「キーボードはあいつで決定だな」





ジョージ「呼び出しちゃって悪いね」

ビリー・プレストン「気にしないで。君が呼んでくれるならいつでも駆けつけるよ」

ジョージ「いつもありがとうな」

ビリー「で、今回は何?また何か面白いこと持ってきてくれたのかい?」

ジョージ「ジョンとキースと一緒にコピーバンドをやるんだ。キーボードは君しかいないと思って」

ビリー「それは嬉しいな、何のバンドのコピーをするんだ?」


ジョージ「それが…このアニメに出てくるバンドの曲なんだけど」

ビリー「アニメ!?俺こういうのあんまり詳しくないんだよね」

ジョージ「やっぱ普通はそういうリアクションだよな」

ビリー「うーんどうしよっかなー」

ジョージ「頼むよ、またみんなで楽しく音楽やろう」

ビリー「うーん…」


ジョージ(ショボーン)

ビリー「なんて冗談だよ、君に頼まれて断れるわけないだろ」

ジョージ「やめろよそういうの!でもありがとう、助かるよ」

ビリー「ジョンにも久しぶりに会いたいしね。そのバンドの音源貰える?」

ジョージ「BDなら手元にあるよ、はい」

ビリー「ありがとう。連絡待ってるよ〜」


ジョージ「さて、あとはベーシストだけ」


ジョージ「でもパッと浮かばないな…どうしようか…」

ラヴィ・シャンカール「なにぶつぶつ言ってるんじゃ」

ジョージ「あっ師匠!」

ラヴィ「ひしゃしぶりじゃのう。どうした」

ジョージ「新しくバンドを組みたいと思って、メンバー集めしてるんです。でもベーシストだけ心当たりがなくて」

ラヴィ「なんじゃしょんなことか、あいつがおるじゃないか」

ジョージ「あいつ?」


参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B4%E3...
http://www.youtube.com/watch?v=JctKjVHmo2g


ラヴィ「クラウシュじゃよ、バングラデッシュ・コンシャートにいたじゃろ」

ジョージ「クラウシュ?クラウス・フォアマンのことですか?」

ラヴィ「しょのとおり!」

ジョージ「あの…師匠…」

ラヴィ「ふぁ?」

ジョージ「彼はまだ存命で、あっちの世界でがんばってます…」



参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3...
http://www.youtube.com/watch?v=A19RHO5H-28&feature...


ラヴィ「しょーだったんか!わしはてっきり」

ジョージ「びっくりしましたよ!縁起でもないこと言わないでくださいよ〜」

ラヴィ「いやー申し訳ない。お恥ずかしいのでわしはドロンしゃせていただこう」

ジョージ「ドロンって」

ジョージ「本当に消えた…インド人恐るべし」




ジョージ「ホントどうしようかな、ベーシスト」とぼとぼ

?「あれー?ジョージじゃーん」


ジョージ「ジェシ!ここでなにやってんの」

ジェシ・エド・デイヴィス「別にー?散歩だよ。ジョージこそ何やってんのさ」

ジョージ「僕は新しいバンドのメンバー集め。コピーバンドなんだけどさ」

ジェシ「なにそれー!ギタリストはもう決まってるの?俺とかどう?」

ジョージ「ごめん…ギターは僕とジョンで担当するんだ」

ジェシ「なーんだ、いいもんねー別に。じゃあどのパートを探してるのさ」

ジョージ「それが、あとベーシストだけなんだけどなんか思いつかなくて」


参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3...

B4%E3%82%A3%E3%82%B9
http://www.youtube.com/watch?v=FMTMise5hmE


ジェシ「ベーシストかあー」

ジョージ「誰か知らない?できればジャズベ使いがいいんだけど」

ジェシ「じゃベリー・オークリーは?オールマン・ブラザーズ・バンドの」

ジョージ「知り合いなの!?」

ジェシ「こっち来て知り合ったんだー。ギターのデュアンが俺のファンなんだって♪」

ジョージ「ぜひ紹介してほしいな、個人的にも話してみたいし」

ジェシ「オッケー、電話するからちょっと待ってて」RRRR



参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3...

BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89
http://www.youtube.com/watch?v=YxFjFcEedQY


ジェシ「あ、デュアン?そうそう俺ジェシだよ〜。そこにベリーいる?」

ジェシ「ベリー元気ー?あ、死んでるかーwww………ご、ごめん黙んないで」

ジェシ「友達のジョージがさ、お前と話したいって。そうそうそのジョージ。代わるね」

ジェシ「ほい」

ジョージ「ありがとう」

ジョージ「もしもし?初めまして、いきなりごめんね」


ベリー・オークリー『うわあああ!マジでジョージ・ハリスンだ!!』

ジョージ「うん、マジでジョージです。今日電話したのは、君をバンドに誘いたいと思って」

ベリー『おーい!ジョージ・ハリスンが俺に電話してきたぞー!!!』

ジョージ「聞いてる?」

ベリー『ああごめん、何て言ったの?』

ジョージ「ジョンとコピーバンドを組むことになったんだ。それで、ベースを君に

ベリー『おいいいいいい!!!ビートルズの!ジョージが!俺をバンドに誘ってくれたあああ!!』


ジョージ(話聞いてくれ…)

ベリー『入る入る入ります!!!』

ジョージ「まだ詳細話してないけど」

ベリー『何でもやるよ!それで他のメンバーは?』

ジョージ「(やっぱり聞いてなかったか…)ジョンとキース・ムーン、それとビリー・プレストンだよ。そして君」

ベリー『』

ジョージ「ベリー?聞いてる?」


デュアン・オールマン『あ、もしもしデュアンです。あいつ、今気絶したよ』

ジョージ「興奮しすぎだろ…じゃあ詳細は君に伝言を頼んでいいかな?」

デュアン『もちろん、サー・ジョージ・ハリスン。ホント言うと俺も誘ってほしかったけど』

ジョージ「ごめん…まあ今度ゆっくり話そうよ。同じスライド・ギタリストとして」

デュアン『』

ジョージ「デュアン?」

デュアン『』

ジョージ(こいつも気絶か…どうしようもないからひとまず手紙とBDを届けておこう)ガチャ


ジョージ「ありがとね、ジェシ」

ジェシ「いーなー、なんか楽しそう」

ジョージ「どんなバンドになるのか想像もつかないけどね」

ジェシ「ライブやるときは絶対呼べよ!」

ジョージ「ライブ?そんなのやるのかな…分かんないけど呼ぶよ」

ジェシ「絶対だぞ!じゃあ俺散歩の続き〜」


ジョージ「あ、待って。これあげる、今度コピーするバンドのBD」

ジェシ「なんか変わったジャケットだなあ。ありがと、観てみるよ!そいじゃまた!」

ジョージ「うん、またね」



ジョージ「やーっとメンバー集まったぞ!ジョン喜ぶだろうな」

ジョン「おいジョージ!」


ジョージ「あれ、ジョンじゃん。寝てるはずじゃ……なんだあのジョンの後を着いてくる恐そうな男たちは」

ジョン「やっと追いついた!いやーなんか眠れなくてさあ、俺も適当に声かけてメンバー集めたよ」

ジョージ「適当にって…」

ジョン「その辺にいたミュージシャン風情に、適当に。その後みんなでけいおん鑑賞会したんだ」

ジョージ「適当に声かけて…なんで…」


ゲイリー・ムーア「来たばかりで、まさかジョン・レノンに会えるなんて!」

ダイムバッグ・ダレル「俺もびっくりしたよ」

クリフ・バートン「俺割と長くいるけどこんなラッキー初めて」

ロニー・ジェイムズ・ディオ「あっちにいるオジーが知ったら泣いて羨ましがるな」

ザ・レヴ「けいおんハマっちゃったー」

ジョージ「なんでこの面子なんだよ!」



参考URL
ゲイリー・ムーア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4%E3...
ダイムバッグ・ダレル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3...
クリフ・バートン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3...
ロニー・ジェイムズ・ディオ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8B%E3...

BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA
ザ・レヴ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3...


ジョン「なんでって言われても…あ、バンドのこと話したらさ、みんなノリノリだったよ」

ジョージ「メンバー、すでにこっちで集めちゃったよ」

ジョン「そうなの!?さすがジョン、友達多いな」

ジョン「みんなごめん、もうバンドメンバー決まってた…」

レヴ「えー…やりたかったあー…」

ロニー「こら、わがまま言うな。決まったもんは仕方ないだろ」

ジョン「だからさ、君らみんなでDEATH DEVILやりなよ!」

ジョージ「!?」

ジョン「一緒にライブやろう!」

レヴ「やりたい絶対やりたい!」

クリフ「この面子だとそうなるよな」

ゲイリー「ただのコピーはつまらん」

ダレル「適当にアレンジすればいいだろ」

ロニー「これは腕が鳴るな」

レヴ「激重サウンドにしてやるwwwwwww」

ジョン「これで解決だな」


ジョージ「ちょっと待ってジョン、さっきライブって言った?ライブやるの?」

ジョン「せっかく組んだのに発表しないつもりか!?やるに決まってんだろ」

ジョン「で、俺たち“冥界ティータイム”のメンバーはどうなったんだ?」

ジョージ「勝手に名前付けるなwwwキース、ビリー、それとオールマン・ブラザーズ・バンドのベリー・オークリーってベーシスト

だよ」

ジョン「いいねー!早く演りたいよ」

ジョージ「ライブやるなら何度か合わせないとね」

ジョン「よし、明日さっそくスタジオ入るぞ!」





ベリー「ジョージ、昨日は電話ありがとう!俺もう興奮しちゃって」

ジョージ「こちらこそ、いきなりだったのにありがとう。デュアンも気を失ったみたいだけど大丈夫だったか?」

ベリー「すごく元気だったよ。それよりあいつ、昨日から浮かれてるみたいなんだけど何か言ったの?」

ジョージ「まあちょっとね。ほら着いた、ここだよ」

ベリー「スゲエ、りんごのマークがついてる!アップル・スタジオだー!」

ジョージ「あ、もうみんな来てる。お待たせー」


ジョン「よし、みんな揃ったな!俺たちは今日から“冥界ティータイム”として活動を共にするわけだが」

ベリー「ヒュー!」

キース「ごめーん、その話長い?」

ビリー「ちゃんと聞いてあげて」

ジョン「お前ら、冥界DEATH DEVIL(仮)とのジョイントライブに向けて今一番大切なものは何だと思う」

キース「ちゃっちゃと始めること」


ジョン「違う!答えは…そう、お茶だ!」

ジョージ「は?」

ジョン「お茶にするぞ、ジョージ、お茶を淹れてくれ!」

ジョージ「僕がやるのかよ!?はぁ…真似するのはいいけど自分でやれよ…」

ジョン「お茶菓子にはケーキを用意しといた。だからお茶だ!」

ジョージ「……ふふ、君って奴は。ちょっと待ってて、淹れてくる」


ベリー「うまー!ジョージの淹れた紅茶すげーうまい!」

ビリー「本当だ。知り合って長いけど初めて知ったよ」

ジョージ「一応英国人だからね。このケーキもうまいな」

ジョン「な?ジョージにやらせて正解だっただろ」

キース「ほんとこれうめー!」

ジョージ「…」

ジョージ「キース…誰も言わないから僕言わせてもらうけど…」

キース「うん?」


ジョージ「その格好は何なんだ…」

ビリー「触れないようにしてたのに…」

キース「何ってブ・ラ・ジャー!見て分からない?もしかして見たことないのか?」

ジョージ「そういう意味じゃなくて、どうして女性用の下着を身につけて平然とお茶してるのか聞いてるんだよ!」

キース「下も見る?」

ジョージ「見ない!!」

ベリー「キース・ムーン…パネェ」


ジョン「仕方ないだろ、趣味なんだよ。分かってやれ」

ジョージ「それは分かるけどさ、どうしても気になるんだよ…」

キース「まーまー別にいいじゃん!」

ジョン、ジョージ、ビリー、ベリー「お前が言うな」

ビリー「改めてすごいメンバーだな。お茶もなくなったし、そろそろ始めよう」


ジョン「そうだな。見せてやる、俺のレスポール・スタンダード!」

ジョージ「このためにわざわざ新しいのを?」

ジョン「当たり前だろ、色も同じだ」

ジョージ「本当にハマったんだなあ…(なんか微笑ましいや)」

ジョン「よし、じゃあ合わせてみるか」

ジョージ「うん、ライブに向けて練習だな」


――――


ジェシ「ここかー!ちっさい会場だなー」

デュアン「くそー、俺も参加したかった…!」

ジェシ「まだ言ってんのかよー。いずれお前にも機会があるって!」

デュアン「あのバンド始めてからベリーは毎日楽しそうでさ」

ジェシ「そーかそーか羨ましいか。じゃあこれ終わったら、俺たちもジョージと
3人でスライド・ギター三つ巴セッションだー!」

デュアン「!!ジェシ、君は最高だよ(泣)」


ジェシ「あ、ラヴィ師じゃん」

ラヴィ「ひしゃしぶりじゃなあジェシ」

ジェシ「お久しぶりでーす。ラヴィ師も見に来たんだあ」

ラヴィ「当たり前じゃろ。弟子の勇姿じゃて」

ジェシ「そっかそうですよね。人多いんで足元気を付けてくださいねー」

ジェシ「うわ、デュアンあの人だかり見て!ジミヘンがいる!」

デュアン「本物!?」

ジェシ「話しかけてみようぜ!」


ジェシ「あの〜」

ジミ・ヘンドリックス「ん?」

ジェシ「ジミだよね?俺ジョージの友達のジェシ。でこっちはデュアン」

デュアン「初めまして(ドキドキ)」

ジミ「ああ、よろしくジェシ、デュアン」

ジェシ「こんなとこでジミヘンに会えるなんて!手でっかいなー!」

デュアン「できないフレーズなんてないだろ?」



ジミ「そうだなあ、小回りが利かなくて不便なこともあるよ」

ジェシ「へえー」

?「ちょっと、あたしもいるんだけど」

ジェシ「わ!ジャニス・ジョプリン!」

ジャニス・ジョプリン「どうも、よろしくねジェシ、デュアン」

ジェシ「一緒に来たの?仲良かったんだー」

ジャニス「ブライアンとカート、ジムも一緒よ」

ジェシ「なんか面白い組み合わせの面子だね」


ジャニス「それはね、私たちが…」

カート・コバーン「また言ってるよ」

ブライアン・ジョーンズ「いいんじゃね?本人は気に入ってるんだし」

ジム・モリソン「俺は気に入ってないけどな」

いかりや長助「ダメだこりゃ」

カート「今の誰」

ジム「知らん」

ジャニス「“花の27歳組”だからよ!」


ジェシ「君たち同い年なんだー。でもそのネーミング、ダサいね」

ジャニス「そんなことないわよ」

ジム「そんなことあるだろ」

ジャニス「ない!」

ジム「ある!」

デュアン「お、始まるみたいだ」


ジェシ「おー!デュアン、前に行こう!じゃーねみんな!」

デュアン「ちょ、待ってジェシ!」



ジェシ「“DEAD DEVIL”だって」

デュアン「ダサいな…」

ジェシ「うん、ダサい…」

ロニー「そんじゃ聴け!『Maddy Candy』!」

ドドドドドドドドド


ジェシ「あれ、この曲こんなブラスト多用だったっけ?ねえデュアン?」

デュアン「」

ジェシ「聞こえないよね」

DEAD DEVIL「ドドドドドギャンギャイーン」

ジェシ「俺の好みとは違うけどメタルも結構かっこいいじゃん!いえーい!」



ロニー「次が最後の曲だ、短かったけど楽しかったぜ!聴いてくれ、『LOVE』」

ジェシ「4曲だけ?もっと聴きたかったな」

ロニー「またどこかで!」





ジョージ「いよいよだな、僕こんなに時間をかけて準備したライブは久しぶりだから少し緊張するよ」

ジョン「リラックスしていけよ、ジョージ」

ベリー「ステージに上がればあとはなんとかなるよ」

ビリー「キースは用意にやたら時間がかかってるなあ」

キース「いやーごめんごめん、みんなお待たせ!」

ジョン、ジョージ、ビリー、ベリー「・・・・・・・・・」

キース「?」


ジョージ「キース、これを君に聞くのは2回目だけど…」

キース「何が?」

ジョージ「 そ の 格 好 は 何 な ん だ 」

キース「だーかーら見て分かるだろ!りっちゃんだよー!」

ジョン「その制服、用意したのか?」

キース「もちろん!スカートの中見ちゃう?」ぴらっ

ベリー「ギャー!!」


ジョージ「頼むからパンツは履いてくれ!もうその服はいいから!」

キース「ジョージのケチー」

ジョージ「意味が分からないよ。お前はドラマーなんだぞ、客に中が見えるだろ!」

ビリー「あの、全員揃ったことだしそろそろ…」

ジョージ「はっ。そうだな、行こう」





ジョン「みんな、今日は冥界ティータイム、略してMTTのライブに集まってくれてありがとう。大勢の友達に支えられてこの日を迎え

られたことを心から嬉しく思うよ」

ジョージ(いい感じだ、やっぱりミュージシャンだな)

ジョン「それじゃあ行くぞ、『ごはんはおかず』」

MTT「〜〜〜♪」

キース「どぎゃーん!ぎゃおーーん!!」ドカドカドカ

ジェシ、デュアン「ごーはーんーっ!!」

ジェシ「超楽しいwwwww」


ジョン「みんなけいおん観てるー?俺ははね最初ジョージに紹介してもらって……」

ジョージ(このジョンのMCはラスト前までノンストップ)

MTT「〜〜〜♪」

キース「どごーーん!!ヒャッハーー!!!」

ジョン「みんなごめんなー、次でラストなんだ」

ジェシ「えー」


ジョン「お約束のリアクションありがとう!じゃあ最後の曲、『Don’t say “lazy”』!」

ジョン「Please don’t say you are lazy!」

ジョージ(ここまで心配してたトラブルもなく来られた)

ジョージ(カッコよく締めくくるぞ!)

キース「ヒャハハハハハ!!ドォン!!ドォーン!!!」

ガコッバキッガリガリ
バリッ


ジェシ「あー…ドラム大破…」

デュアン「あれがキース・ムーンか…」

ジョージ「おいキース!!ちゃんと演奏しろ!!」

キース(ニヤリ)ドサッ

デュアン「あれは…まさか…大量の…」

キース「点火ッ!!」シュッ

ジリジリジリジリ…


ジェシ「爆竹だ!みんな耳塞げ!!!」

ジョージ「目を瞑って伏せろ!!!」

バチッバチバチバチッ!パン!パン!パン!

キース「お次は花火♪点火!」

ヒューン…ッバーーン!!

キース「壁にも火薬ちゃん仕込んだよ〜」

ドン!ガラガラガラガラ




――――――――





ジョージ「散々な結末だったね…」

ジョン「片付け大変だったな…」

ジョージ「会場崩壊するわキースは全裸になるわ」

ジョン「あんな地獄絵図、逆に貴重な体験だったけどな」

ジョージ「うん、実はちょっと楽しかったよ」

ジョン「みんなで音楽するのはいいなーやっぱり!」


ジョージ「なあジョン」

ジョン「なんだ」

ジョージ「みんなで行ったインド旅行、楽しかったよなあ」

ジョン「あー、いい思い出のひとつだよ」

ジョージ「ビートルズってさ」

ジョン「うん?」

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Posted by pejnyagu 2013年11月20日(水) 23:22:31 返信

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Posted by uzamvtprw 2013年11月14日(木) 17:59:37 返信

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