某大型掲示板などで公開されたSSのまとめ、たまに2ちゃんスレもなWiki

球磨川『突然だけど高貴ちゃんって可哀相だよね』

めだか「…いきなりなんだ球磨川」

球磨川『いやだってさー』

球磨川『作中で持ち上げられてるだけに本当可哀相だよねー』

球磨川『設定だけ無駄に豪華っていうか』

めだか「実力を持て余していると?」

球磨川『良くいえばね』

球磨川『なんか言動も見てて痛々しいし』
めだか「お前が言うな、お前が」

めだか「まあしかし、阿久根書記の実力ながら18位というのは本人も不本意であろうな」


球磨川『18位は衝撃だったね』


球磨川『まあ、変態くさいんだよね』

めだか「貴様が言うな、貴様が」

球磨川『普通女の子に寝技かける?』

めだか「…まあ、地味と言えば地味だな」

球磨川『中途半端だよね』
めだか「それで?何がいいたい」

球磨川『うん、だからさ…』

球磨川『僕達の手で高貴ちゃんを人気キャラにしてあげようよ!!』

めだか「」

球磨川『あれ?どうしたの?』

めだか「いや、貴様の口からそんなプラスな言葉が出てくるとは…」

球磨川『…おいおいめだかちゃん』

球磨川『僕はこれでも彼に対して全く負い目を感じていないわけじゃないんだぜ?』

球磨川『せめて…次の人気投票では辛い思いをしてほしくないんだ』

めだか「球磨川…」

球磨川『めだかちゃん、これも人助けだとは思わないかい?』

球磨川『高貴ちゃんだってもうあんな悪夢は繰り返したくないはずだ』

めだか「ふむ…」
善吉「ちょっと待て」


球磨川『…いたのかよ善吉ちゃん』

善吉「お前らさっきから聞いてらあな…」

善吉「阿久根先輩に失礼だとおもわねえのか!!」

球磨川『え?』
めだか「え?」

善吉「カッ…これだから人の気持ちを考えられない人気キャラは!!」

球磨川『うんめだかちゃんは大人気だよね。大きなお友達もみんなブヒブヒ言ってるよ』
めだか「私はイケメンだからあるに決まっておろう」
球磨川『めだかちゃん真骨頂その-1!!笑えない自虐ネタ!!』


球磨川『これすっかり見なくなったね』
めだか「私は結構好きだったのだがな」
球磨川『まあツンデレとか正直意味不明だったよね』

善吉「話を脱線させんな!!!」


善吉「とにもかくにも!!阿久根先輩を人気キャラにしようなんて事は考えても実行すんじゃねえ!!」

球磨川『なんで?いいことじゃん☆僕達の手で高貴ちゃんをせめて13位にしてあげようよ!』

善吉「その態度、解ってるよな、球磨川…」イライラ

球磨川『ええ〜っ☆禊全然わかんなっーい☆』


めだか「」乱神モード

バキボキッ

球磨川『ぐわあああ』

善吉「だから俺が言いたいのはだな…阿久根先輩にだってプライドってもんがあるんだよ!」

めだか「ふむ…確かにあやつは天才だからな」
球磨川『18位の天才なんてかっーこいー』

善吉「てめえは黙ってろ」ピキピキ

めだか「天才だからゆえに無駄なプライドが奴にはあるからな。そのプライドが邪魔をして中途半端になってしまっておる」

球磨川『天才なんてこの学園ではなんの意味ももたない(キリッ』

善吉「あー…まあ、確かにそれはあるかもな」


善吉「天才だから努力する必要もないんだよな」

球磨川『自分が努力するキャラだからそんなこと言ってるの?』

めだか「うむ、奴にはなんというか信念が感じられん」

善吉「うーん…髪型とかも中途半端だし…」

喜界島「ちょっとみんな!!阿久根先輩の悪口大会になってるよ!!///」

球磨川『あ、喜界島さん』

喜界島「///(ムッ こんにちは禊ちゃん///」

喜界島「…阿久根先輩はいい人だよ!ちょっとキャラ薄いけど…///」

めだか「うむ…マイナス編で活躍できなかったのは痛いな」

球磨川『僕のもと側近なのに全然活躍しなくてびっくりしちゃったよー』

善吉「あれはびっくりだったな」

球磨川『破壊臣』

球磨川『プッ』


めだか「まあこれで大体の要因は解ったな」

・なんか寝技とか柔道とか地味だし中途半端
・意思が中途半端
・髪型が中途半端
・言動が中途半端
・活躍の仕方が中途半端
・天才とか中途半端
・18位とか中途半端


球磨川『よし!高貴ちゃんを人気キャラにしてあげよう』

善吉「…ま、阿久根先輩も案外それがいいのかもな」
善吉「ただしまあやるならこっそりだな、こっそり」

喜界島「阿久根先輩ももう18位は嫌だろうしね///」


球磨川『まずは容姿だね』

めだか「うむ」

善吉「前髪が長いよな」

喜界島「目悪くならないのかな///」

球磨川『思い切って坊主頭とか?』

めだか「たしかに柔道を行うには相応しい髪型だな」

球磨川『じゃあ>>45とかは?』




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/01(水) 21:57:36.29 ID:yLqR+9vB0
ksk



>45
球磨川『いいんだよ45ちゃん気にしないで!!』

球磨川『君が思わずkskなんてレスしちゃったことも』

球磨川『ぜーんぶ僕がなかったことにしてあげるから!』



球磨川『というわけで>>44はどう?』






44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/01(水) 21:57:30.30 ID:pofPPSWjO
気持ち悪い位に長くする







善吉「てめえその技もうつかえないだろ!!」
球磨川『善吉ちゃんは男が小さいなあ…』

善吉「んだと!?」

喜界島「もう//話逸らさないでよ//」


めだか「しかし髪を長くするという案はなかなかよいと思うが?」

球磨川『某かませ6にそんなキャラが…』

喜界島「じゃあ前髪だけを長くすればいいんじゃ//」

善吉「前髪だけ?」

喜界島「その…二つだけぴょーんて伸ばすような」

球磨川『今流行りのゴキブリスタイルだね!!』
めだか「球磨川貴様殺されたいか」


球磨川「『こう?』」

めだか「しかしそんなゴキブリみたいな髪型で人気が出るのか?」

球磨川「『めだかちゃんもゴキブリって言ってるじゃん…』」

喜界島「でも球磨川セン…禊ちゃんの言ってる通り、結構流行ってるよね//」

善吉「なんせゴキブリ擬人化漫画があるくらいだからな」

球磨川「『寝技もはいつくばってするし、案外ぴったりかも!』」

善吉「まあ間違いないなく今よりキャラは立ってるな」


球磨川「『いいんじゃん!高貴ちゃんにぴったりだよ!』」

めだか「ふむ、ではその旨を阿久根書記に伝えてみるか」

善吉「え、本当にやるのかよ」

球磨川「『今更になって何言ってるの善吉ちゃん…これだから童貞は』」

善吉「てめえも童貞だろうがっ!!」ガタッ

めだか「くだらん喧嘩はやめろ!!!」

球磨川「『…まあ善吉ちゃんがやらないならそれでいいけど〜?僕とめだかちゃんだけでやるから〜』」
喜界島「え///」

善吉「んだとてめえ…」ピキピキ

善吉「上等だあッッッ!!!俺が阿久根先輩を人気キャラにしてやらあッッッ!!!」

球磨川「『…俺じゃなくて、俺達だろ』」

善吉「…カッ!」




めだか「なんかいいシーンみたいになっておるが全然いいシーンじゃないな」


_____
別の日 生徒会室にて

阿久根「あの…それで話って…?」

めだか「うむ、貴様にやってもらいたいことがあるのだ」

阿久根「俺に…?(何だろう…何か重要な事件でも…)」




めだか「前髪を伸ばしてゴキブリのような髪型にしろっ(凜ッ」
阿久根「は?」


阿久根「あ、あのめだかさん…」
めだか「口答えは許さん。これは命令ったら命令なのだ(凜ッ」

阿久根「そ、それをしてなんの意味があると言うんですか!!」
めだか「うるさいうるさい!命令と言ったら命令なのだ!(凜ッ」

阿久根「し…しかし…」





球磨川「『(アチャー)』」

善吉「(まあ普通そうだよな…)」

喜界島「(さすがに阿久根先輩ちょっと可哀相//)」

球磨川「『(よし僕が行こう!)』」

善吉喜界島「「えっ」」

めだか「…貴様達、何を物陰からコソコソと見ておる」


善吉「め…めだかちゃん…」

球磨川「『やあ高貴ちゃん!』」

阿久根「球磨川…さん(まさか球磨川さんの企みか…?いや、こんなこと考えそうなのはコイツぐらいしか…)」

球磨川「『あのさあ、ずっと前から気になってたんだけど…』」

阿久根「…何です?」

球磨川「『その髪型、気に入ってるの?』」

阿久根「え…」


球磨川「『あ、いやいや気に入ってるんならいいんだよ!!うん!』」

阿久根「…何が言いたいんです」

球磨川「『いやさあ、そのいかにも根暗なキモい中学生が中途半端に勘違いして伸ばしてみましたーって感じの前髪ずっと気になって

たんだよね!
なんていうかそれ前見えにくくないの?目え悪くならないの?あ、いやいや高貴ちゃんがいいならそれでいいんだよ!
君のそのちっぽけなアイデンティティがその髪型にあるというのなら僕は本当にそれでいいと思うし!
根暗な中学生はかっーこいーとか言ってくれるかも!
高貴ちゃんかっーこいよ!!!目悪くなるなんて危険を冒してそんな髪型にチャレンジするなんてかっーこい!!」』

阿久根「」ガシャアアア ガクッ

めだか「球磨川アアアア!!!」


阿久根「もういいです…みんな…みんなそう思ってたんですね…」

めだか「(球磨川アアアア!!!貴様何をしておる!!!)」

球磨川『「(ま、まあ落ち着いてよめだかちゃん!)」』

阿久根「みんな俺のことそんな風に…」
球磨川『「高貴ちゃん!」』

球磨川『「知ってるかい、最近はゴキブリスタイルが流行っているんだよ!」』


球磨川『「まあ僕のいうことなんて信じて貰えないかも知れないけど…」』

球磨川『「解るかい、高貴ちゃん…これはめだかちゃんなりの不器用な優しさなんだ」』

阿久根「な…何を言ってるんです!」

球磨川『「…実は君のその髪型…生徒からも不評が来てるんだ…」』

阿久根「!!」


喜界島「(嘘ばっかり…)」


球磨川「『高貴ちゃん…僕らはずっと言うのを我慢していたんだ…』」

球磨川「『髪、切れよって…』」

球磨川「『でもね、高貴ちゃん』」

球磨川「『君のその前髪は君のアイデンティティの一つでもあるんだろう』」

球磨川「『だったらそれを奪うのは酷な話…そう思わないかい?なんせ君は何年間もその髪型に付き合ってきたんだ』」

球磨川「『だから僕らは考えた』」


球磨川「『生徒からの苦情を無視することもできない、だからと言って高貴ちゃんのアイデンティティを奪うこともできない』」

球磨川「『…それなら今流行りの、ゴキブリスタイルを高貴ちゃんにしてもらえばいい!!』」

球磨川「『これを聞いた生徒さん達は幸せそうな顔をしていた…これでもう胸がキュンとするような思いをしなくてすむと…』」

球磨川「『高貴ちゃん、君が生徒会役員としてすることはただ一つなんじゃないか?』」

球磨川「『…さっきは酷いことを言ってしまいすまなかった。ただ、生徒達の気持ちを理解することも…僕達の役目だろ?』」

球磨川「『僕達も共に乗り越えていく…だから…高貴ちゃん!!前髪をゴキブリみたいにしてくれ!!』」




善吉「(球磨川のヤロー…さすがにそれは阿久根先輩でも…)」

阿久根「球磨川さん…ッ!!!!!」

善吉「(号泣だとおおお!?)」


阿久根「俺…周りにそんな思いをさせてたなんて全く気がつきませんでした…」

阿久根「ご指導、ありがとうございます!!!俺、心を入れ替えてゴキブリヘアーに挑戦します…!」

球磨川「『良かった。それじゃあもう今日は帰りな。』」

阿久根「はいっ!!!」



ギイ
バタン


球磨川「『あはっ。高貴ちゃんってもしかして馬鹿?』」

めだか「否定はしない」


_____

球磨川「『順調にゴキブリヘアーになってきてるなあ高貴ちゃん』」

めだか「球磨川、阿久根書記への苦情が物凄い数で増えておるのだが
本当にあの髪型で阿久根書記の人気がでるのか?」

球磨川「『やだなあめだかちゃんよく言うでしょ?嫌い嫌いも好きのうちって』」

球磨川「『前は見向きもされなかった高貴ちゃんがこんなに注目されるなんて、作戦は大成功だよ!』」

球磨川「『それに僕への苦情には全然届いてないしさ』」

めだか「ふむ…」


球磨川「『さあ次はキャラ作りだよ!』」

めだか「阿久根書記はそのキャラが中途半端すぎるのが主な18位の原因だな」

善吉「中途半端に優しいんだよなあ。最初のころは破壊臣の面影があったのかちょっと乱暴だったけど」

球磨川「『やっぱり語尾とかになんかつけるべきだよ!!』」

めだか「にゃん、とか?」

球磨川「『たとえばさ、通常時の僕にカッコがついてなかったらどんな感じだと思う?』」

めだか「んー…」





善吉「なんつーか胡散臭さが消えるな」
球磨川「『君に言われるとムカつくな』」


球磨川「『まあ善吉ちゃんに言われたことを認めるわけじゃないが、胡散臭さは結構重要な僕のキャラだろ?』」

善吉「なんでそうお前はいちいち俺をだな…」ピキピキ

球磨川「『つまり僕がいいたいことは、高貴ちゃんもなんか特徴的なものを台詞につければいいんじゃないってことさ』」

めだか「うむ、それはなかなかの名案かも知れんぞ、球磨川!」


めだか「それじゃあ>>120なんてどうだ?」




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/01(水) 23:23:12.85 ID:yLqR+9vB0
脳髄グシャー




めだか「脳髄グシャーとか」

善吉「デビルやべえ」

球磨川「『脳髄グシャー…か』」



阿久根「球磨川…さん脳髄グシャー」

阿久根「18位…脳髄グシャー」

阿久根「破壊臣は改心した脳髄グシャー」
※阿久根さんの台詞をよく覚えていないごめん




球磨川「『あれ?高貴ちゃんって平成派だったっけ?』」

めだか「なかなかよいのではないか?」

善吉「なかなかデビルやべえな」



____
阿久根「お…俺に」

阿久根「俺に脳髄グシャーって言えっていうんですか!?」


球磨川『「…うん」』




めだか「(や、やはり私が言ったほうがいいのではないか!?)」

善吉「(キレっぷりがデビルやべえ…)」

阿久根「大体おかしいんだよ!!絶対この髪型おかしいんだろ!!」


善吉「(さすがに気付いたか…)」


阿久根「近づいてくる女子は減るわ…母親からは心配されるわ…」

球磨川「『まあ待てよ高貴ちゃん、なぜ君はそんなに怒ってるんだい?』」

阿久根「なっ!?何故って…」


球磨川「『…やっぱり気にしてるんだ、破壊臣のこと』」

阿久根「!」


球磨川「『まあ当たり前だよね…脳髄グシャーなんて言葉を語尾につけろなんて』」

球磨川「『僕から言われるなんて』」

球磨川「『君は恐れてるんだろう?僕から何かを強要されることを』」

阿久根「…!」


球磨川「『…中学時代を思いだしたくないから』」


球磨川「『ねえ高貴ちゃん、僕は君と対等な関係を築きたいと思ってるんだ』」

阿久根「い、いきなり何を…」

球磨川「『そのためには君にも過去を克服して貰わなきゃならない』」

球磨川「『わかるかい?脳髄グシャー』」



善吉「(!?く、球磨川のヤロー…)」

めだか「(自分から脳髄グシャーを!?)」


球磨川「『まあ簡単に言えば脳髄グシャー』」


球磨川「『君と友達になりたいってことさ脳髄グシャー』」

阿久根「な…」

球磨川「『だからさ…君と僕に共通した何かを作ろうと思ったんだ脳髄グシャー』」

球磨川「『君と僕を繋げるもの…それは過去だ脳髄グシャー』」


球磨川「『だから破壊臣を連想させる脳髄グシャーを脳髄グシャー』」

球磨川「『君も語尾につけてほしいんだ脳髄グシャー
君と僕の関係を対等にするために脳髄グシャー』」



善吉「(デビルいみわかんねえ)」


球磨川「『高貴ちゃん脳髄グシャー』」

阿久根「球磨川さん…」


善吉「(これはさすがに…)」

阿久根「脳髄グシャー!!!」

善吉「!?」


球磨川「『高貴ちゃん!脳髄グシャー』」

阿久根「ハハッ…なんだか照れ臭いな脳髄…グシャー」


善吉「(な…なんだと…)」
めだか「」zzz


球磨川「『よし、じゃあ今日はもう帰りな脳髄グシャー』」

阿久根「はい!脳髄グシャー」


ギイ
バタン



球磨川「『いやー良かった!!』」

善吉「おいめだかちゃん起きろ!」
めだか「」ハッ

めだか「すまんあまりに陳腐なやりとりに思わず眠気が」


球磨川「『まあほとんど漫画からの引用なんだけど。落ち込めネガ倉くんやっぱ最高だね』」

善吉「え?」

球磨川「『やだなあ善吉ちゃん、僕があんなに気持ちの悪い台詞をはけると思うかい?』」

善吉「てめえ脳髄グシャーは…」

球磨川「『えー脳髄グシャーが許されるのは阿久根さんまでだよねー』」

善吉「お前最低だな」


善吉「にしても阿久根先輩も相当アレだな…」

球磨川「『彼新興宗教とかはまりそうなタイプだよね』」

めだか「それにしてもこれでキャラは立ったのではないか!?」

球磨川「『まあちょっと様子見だね』」

善吉「まあキャラの立ってない前よりはましか」

喜界島「10位圏内は固いんじゃない///」

球磨川「『あれ?いたの?』」

喜界島「ひどい!!//」


______
めだか「…」

めだか「球磨川、阿久根書記への苦情が山のように来ているのだが」

球磨川「『えーっ僕知らなーい』」

めだか「」ガシッ

球磨川「『や、やだなあ冗談だよじょ・う・だ・ん☆』」

めだか「」ボキボキイッ

球磨川「『やだめだかちゃんこわーい…』」


球磨川「『これはあれだね、あれが足りないよ』」

めだか「あれとはなんだ」

球磨川「『必殺技さ!少年漫画にはかかせないね』」



____
善吉「必殺技ねえ」

喜界島「でもそれはあるかも///」

めだか「まあなあ」

球磨川「『高貴ちゃんは人の必殺技パクるから駄目なんだよ』」

めだか「私はどうなる?」

球磨川「『めだかちゃんが出てくるとバトルが面白くなくなるとかそんなこと全然思ってないよ』」

善吉「まあでも柔道があるじゃねえか」


球磨川「『地味』」

喜界島「地味///」

めだか「地味」


善吉「…じゃああれだ>>175とか」




175 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/02(木) 01:02:30.12 ID:/oTDDVLD0
デュクシ




球磨川「『技名でなく効果音でくるとは…』」

善吉「なんか地味にデュクシとか似合いそうだしな、うん」

めだか「デュクシ…」

喜界島「デュクシ…///デュクシ///」

球磨川「『攻撃を与えるたびにデュクシ』」

善吉「デュクシデュクシ」


球磨川「『デュクシデュクシ』」

善吉「デュクシデュクシ」
球磨川「『…』」







球磨川「『なんか高貴ちゃんキモオタになっ めだか「阿久根書記にはあっておろう」

球磨川「『めだかちゃん考えるのめんどくさくなってるだろ』」

めだか「」凜ッ


ガチャ

阿久根「あれ、皆さんおそろいで」

一同「!」


球磨川「『あれ、見回り早かったね』」

阿久根「ええ、まあ」

阿久根「何してたんです?」

めだか「ええとだな、その」
球磨川「『あーでも似合うかも高貴ちゃん地味だもがっバッ

阿久根「?」


球磨川『ふごもがふごもが』善吉「なんでもねえです」喜界島「なんでもないよ!」



ガチャ

阿久根「あれ、皆さんおそろいで脳髄グシャー」

一同「!」


球磨川「『あれ、見回り早かったね…脳髄グシャー』」

阿久根「ええ、まあ脳髄グシャー」

阿久根「何してたんです?脳髄グシャー」

めだか「ええとだな、その」
球磨川「『あーでも似合うかも高貴ちゃん地味だもがっバッ

阿久根「?」


球磨川『ふごもがふごもが』善吉「なんでもねえです」喜界島「なんでもないよ!」


阿久根「球磨川先輩、この髪型、極めてみるといいもんですね脳髄グシャー」

球磨川「『あーうんその調子で床につくまで伸ばしてよー』」

阿久根「ハハッ球磨川先輩…脳髄グシャー忘れてますよ☆脳髄グシャー」

球磨川「『僕はもうやめた』」

阿久根「え?」

善吉「(正直すぎだろ!!!!!)」







阿久根「や、やめたって…脳髄グシャー」

球磨川「『寧ろ君なんで続けてんの?』」

阿久根「そ…そんな!!脳髄グシャー」


阿久根「俺はもう脳髄グシャーなしでは生きられない身体になってしまったんですよ!?脳髄グシャー」


阿久根「ひどい…脳髄グシャーこんなのっ…脳髄グシャー」

球磨川「『いいじゃんキャラ立ってて。高貴ちゃんポジティブシンキングでいかなきゃ!!』」

阿久根「てめええ!!!脳髄グシャー」ガタタアッ


喜界島「あ…あわわ///」
めだか「やめんか阿久根書記!」

阿久根「め…めだかさん…」



めだか「まああれだ…」


めだか「貴様、今度はデュクシと言ってみるがよい」

阿久根「は?脳髄グシャー」

めだか「デュクシだ。解ったな」

阿久根「え?ちょっと意味が…脳髄グシャー」


めだか「だからだな…」

めだか「球磨川。ちょっと来い」

球磨川「『え』」

めだか「黒神デュクシ!!!!」ガッ

球磨川「『』」グワン


バタッ


喜界島「み、禊ちゃんっ!!!」


めだか「解ったな。技を繰り出す時にデュクシだぞ」

阿久根「え…あの…」



めだか「いいな!デュクシだ!」

阿久根「い…いや…脳髄グシャー」

めだか「」ワクワクッ

善吉「(め…めだかちゃんの奴ワクワクしてやがる…)」

めだか「私で試してみろ!」

阿久根「え?今ですか?脳髄グシャー」



阿久根「ど…どりゃあデュクシデュクシ脳髄グシャー」

阿久根「デュクシデュクシデュクシ脳髄グシャー」



_____
阿久根「ハアハア…やっぱりめだかさんは強いな…脳髄グシャー」

めだか「」


めだか「予想以上につまらなかった」
善吉「ちょっめだかちゃん!!」

阿久根「」脳髄グシャー



めだか「まあとりあえずデュクシと言っておればよいっ(凜ッ」



阿久根「なにこれいじめ?脳髄グシャー」


________


球磨川「『高貴ちゃんさー…』」

球磨川「『キャラ立ったのこれ?』」
・ゴキブリみたいな髪型
・語尾に脳髄グシャー
・デュクシ



喜界島「正直これはひどい///」


球磨川「『まあでもこれなら18位以下は固いねっ!さっそく集英社に送ろう』」

めだか「ちょっと待て」

球磨川「『真面目な話もう無理でしょ』」

球磨川「『高貴ちゃんは糞マジメだから言われたこと守ってるけど』」

球磨川「『やっぱり表面的な部分だけじゃ駄目なんだね』」

球磨川「『僕なんだかとっても大事なことを学んだよ!』」

めだか「締めようとするな」

半袖「クククッなにやら最近面白いことしてるみたいじゃあないのさ」きゅぽ

めだか「…不知火か急に現れるな」


半袖「阿久根先輩を人気キャラにしてやろうなんて」

半袖「さっすがお嬢様☆人がいいなあ」きゅぽ

球磨川「『何しに来たの?不知火ちゃん』」

半袖「いやいや何をしにきたもどうもないんですよ」
半袖「ただね、まああたしにもちょっとした提案が有るんです☆聞いてみちゃあくれませんか」きゅぽ







球磨川「『みたいに不知火ちゃんが表れてくれないかなあ。大体こんな締め方じゃん?』」
めだか「貴様みたいな奴は一人で充分だ」

球磨川「『…』」

球磨川「『高貴ちゃんは人気キャラになれないのかなあ…』」

めだか「この方法じゃあ無理だろうな」


ガチャ
阿久根「デュクシ!雑草むしり終わりました脳髄グシャー」

めだか「(そもそもこいつは人気が無いことを自覚しているんだろうか)」

めだか「おい。不人気」




シーン

球磨川「『反応がない』」
阿久根「めだかさんあまりそういうこと言わないほうが…脳髄グシャー」


阿久根「ねえ…脳髄グシャー」チラッチラ

球磨川「『?』」


球磨川「『え、僕?』」

阿久根「いや…球磨川さん、あんまり気にしないで下さいよ脳髄グシャーねっ脳髄グシャー」


球磨川「『え』」


球磨川「『ああ』」

球磨川「『うん』」

阿久根「それじゃあ僕、ちょっとした用事あるんで!脳髄グシャー」


ガチャ
バタン


球磨川「『やだー…僕ってばもしかして不人気ー?』」

めだか「…阿久根書記は…」

めだか「漫画内の評価を現実として捕らえているらしいな」

球磨川「『え、何そのメタ的な』」


めだか「まあつまり自らが不人気であることを自覚していないと」

球磨川「『えっ』」

球磨川「『何それこわい』」

球磨川「『ていうかそれはめだかちゃ めだか「殺されたいか?」



球磨川「『…』」
めだか「大方あの18位もドッキリだと思っているのだろう」



____
阿久根「ふう…脳髄グシャー」

阿久根「これで大方の用事は終わらせたな脳髄グシャー」


女生徒「でさー…」


阿久根「やあ。脳髄グシャー」

女生徒「ひいっ!!!」



阿久根「…」


阿久根「(球磨川さんの助言を受け入れてから脳髄グシャー)」

阿久根「(俺の人気が…脳髄グシャー)」

阿久根「(…でも球磨川さんがせっかく言ってくれたのに脳髄グシャー)」

阿久根「(蔑ろにはできないよなあ…脳髄グシャー)」









喜界島「>>310」





310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/02(木) 16:16:57.27 ID:AAFOFIQ60
白くする






球磨川「『ん?』」

善吉「ん?」

喜界島「だから全身を白くすればいいんじゃない//」

球磨川「『あー全身白スーツみたいな』」


善吉「白くするって…」

球磨川「『でも白スーツってあってるんじゃない?高貴ちゃん変態だし』」

喜界島「もういっそ全裸は///」

善吉「!?な、なにいってんだ喜界島!!」

喜界島「だって阿久根先輩色白じゃない//」


球磨川「『なるほど!そんなものもあるのか!』」

喜界島「あそこには褌でもつければいいよ//」

善吉「喜界島お前キャラ崩壊ってレベルじゃねえぞ!」

球磨川「『でも白くするだけじゃ面白みがないよね』」

喜界島「そうだよ全裸がいいよ///」


善吉「俺的には白バージョン制服がデビルかっけえが」

球磨川「『かっこいい高貴ちゃんなんて高貴ちゃんじゃない!!』」

喜界島「それに白バージョン制服作るのお金かかるし//」

善吉「それが本音か」

瞳「あれー皆でなんの話してんのー?」


善吉「!!そうだよ母さんに頼めばいいじゃねえか」

瞳「え?何を?」

善吉「実はさ…カクカクシカジカ」




瞳「ふむ…なるほどねー」

瞳「やだ!」


善吉「なっ…なんでだよ!!」

球磨川「『人吉先生って結構合理的な人ですよねー』」

瞳「やだなあそんなんじゃないよー阿久根くんの全裸がみたいだけ」

善吉「どういうことだよ!?」

瞳「それなりに報酬があるんだったら作ってあげてもいいよ」

善吉「な…生徒会戦挙の時は無償で提供してくれたじゃねえか!?」

瞳「あれいくらか貰ってたんだよ」

喜界島「おかげで今年度の生徒会は赤字です//」

善吉「な…」


瞳「まあ作るんだったら善吉くんにデザインをお願いしなさい」

善吉「え…俺!?」

球磨川「『正気ですか人吉先生!?』」

瞳「善吉くんはセンスいいわよ?」

球磨川「『さすが親子』」


善吉「俺が…」



___
☆人吉くんの考えた最強の白バージョン制服☆
・袖にはお洒落な星型模様をプリント!あとなんかヒラヒラしたやつも入れたらデビルかっけえ

・襟はもっとでかくして頭上まで覆い尽くすような感じにしたらサタンかっけえ

・前のボタンは全開にしたらデビルすごい

・裏には阿久根書記最強伝説という刺繍をいれたらデビルかっけえ
・ズボンは真っ白


善吉「うーん…あとなんか足りないものは…」

善吉「>>230とか」





330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/02(木) 16:59:10.09 ID:G7M4Cg99P
仮面r




>330
善吉「そうだ!!仮面だ仮面!!」

善吉「おおお俺はなんてスゲーデザインをしちまったんだ!!!!」


ガチャ


善吉「おい球磨川!!」

球磨川「『ちょっと今ジャンプ読んでるから静かにして』」

善吉「俺の考えたデビルかっけえデザインをみやがれ!!!」



・袖にはお洒落な星型模様をプリント!あとなんかヒラヒラしたやつも入れたらデビルかっけえ

・襟はもっとでかくして頭上まで覆い尽くすような感じにしたらサタンかっけえ

・前のボタンは全開にしたらデビルすごい

・裏には阿久根書記最強伝説という刺繍をいれたらデビルかっけえ

・ズボンは真っ白

・超派手な仮面とかつけたらデビルかっこよすぎて地球が終わる


球磨川「『…善吉ちゃん、一言言っていい?』」

善吉「あ、なんだ?」

球磨川「『これなら全裸のがマシ』」


善吉「んだとテメェ!?」

めだか「まだ何かやっておるのか」
善吉「おうめだかちゃん」



______

めだか「ふむ、阿久根書記の服装か」

めだか「それでこの案か?」

善吉「おう!」

めだか「善吉…貴様…」
善吉「?」


めだか「…はあもうよい」
めだか「しかしだな、今回のは今までと違い費用がかかるな」

球磨川「『だよねー』」

球磨川「『だからさあ』」

球磨川「『全裸に仮面ってどう?』」

めだか「!ふむ…」


善吉「なあっ!?球磨川てめえ俺が三日三晩寝ずに考えた案を…」

めだか「それがよい!!」

善吉「なっ!?」

めだか「いわゆる一つのクールビズだな」
善吉「そんなクールビズあってたまるか!!」

めだか「正直阿久根書記一人にそんな予算をかけられるほど余裕がないのだ」

善吉「じゃあ俺が必死に考えたこの案はどうなるんだよ!!」

球磨川「『あのさあ善吉ちゃん』」
球磨川「『僕、思うんだ…やっぱり人間、素のままがいいんだって』」


善吉「て め え が い う な」

球磨川「『全裸だよ全裸がいいよ』」

めだか「そうだ。全裸がよい」

善吉「この変態どもが…」

ガチャ

阿久根「あれまた皆さんお揃いで…脳髄グシャー」


球磨川「『ああいいところに高貴ちゃん』」


シュバッ



阿久根「な…なああああ!?脳髄グシャー」

球磨川「『ほら見てみなよー高貴ちゃんいいからだしてるだろー』」

阿久根「あんたいきなり何人の服脱がしてんだ!!!!!!!」

球磨川「『人を脱がすことに定評のある男、球磨川です(キリッ』」


阿久根「て…てめえ…!!脳髄グシャー」

めだか「」


阿久根「あああ!!!めっめだかさん…っ脳髄グシャー!!」

めだか「小さい…」

阿久根「どこ見てんだよあんたも脳髄グシャー!!!」


阿久根「大体なんなんだよこの前から脳髄グシャー!!!」

阿久根「人に変な語尾付けさせたり人に変な前髪にさせたり脳髄グシャー!!」

阿久根「おかげで俺の評判はがた落ちだよ脳髄グシャー!!!」


球磨川「『(うわーキレはじめちゃった)』」
善吉「(どうすんだよ球磨川!!!)」


−−−−−

阿久根「はっ…」
阿久根「なんだかとても悪い悪夢を見ていた気がする…」

球磨川「『いいんだよ気のせい気のせい』」

善吉「気のせいだよ阿久根先輩」

名瀬「そうだぜ気のせいだぜ高貴くん」

喜界島「気のせいだよ阿久根先輩///」

めだか「気のせいだ阿久根書記」

阿久根「?」


阿久根「俺…なにか…物凄く変なことを…」

球磨川「『やだなあ高貴ちゃんそんなことあるはずないじゃん』」

めだか「うむ。阿久根書記は至極まともだからな」

喜界島「まともだよ///」

球磨川「『まともだからこそ18位』」

阿久根「18…位…?」

球磨川「『あっ』」

阿久根「」プツッ


阿久根「ああああああ!!!!!!!」

球磨川「『え?え?』」

善吉「おい球磨川!阿久根先輩を刺激するから人気投票関連のことは…!!!」

阿久根「人気…投票…」

阿久根「うわあああああああ!!!!!!」




阿久根「」バタッ


阿久根「」




そうだ…これは夢なんだ…
僕は18位なんかじゃなくて…醜態も晒してなくて…
みんなから憧れて認められる…阿久根書記なんだ…



球磨川「『高貴ちゃん18位なんて気にすることないよ!!』」

阿久根「ぐわああああああ!!!!」


−−−−−−−
球磨川「『いやー高貴ちゃんを人気者にしようだなんてことは、最初から考えないほうがよかったみたいだね!』」

めだか「まさにそうだな」

善吉「悪いことしちまったな…」

球磨川「『おいおい善吉ちゃん、大事なのは結果じゃなくて過程だろ!』」

善吉「お前がいうな」


球磨川「『>>528ちゃんも含めて87人もの人が高貴ちゃんを支持してくれてるんだし』」


球磨川「『今までの話はなかったことにしよう!これからも地味ーに活躍してくれればいいよ』」

めだか「うむ、なかったことにしたほうが阿久根書記の為だしな」

球磨川「『あ、僕いい案思いついた』」

球磨川「『VIPに高貴ちゃんを一位にするスレを立てればいいんじゃない!!』」

めだか「やめんかアホらしい」


阿久根「え?これで終わり?俺なんの為にあんな醜態を晒したの?」
球磨川「『うん。なかったことにしたよ』」

終わり

このページへのコメント

最高におもしろかったです!
阿久根さん一番好きなんです球磨川とめだかも好きだしうれしかった!
殺人鬼さんも見たい

0
Posted by まき 2011年12月03日(土) 18:59:40 返信

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