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伝承の少女たち


《ディアスティマ》がまだ星の加護を受けておらず、混沌と争いにあった時代に平和を齎した少女たち。
彼女たちの伝説は《はじまりの星の民》天海春香を主人公にした物語、《星の民》伝承として歴史に残っている。
しかしすべての物語には意図的に書きかえられたと思しき箇所があり、特に彼女たちのその後については詳しい資料が残っていない。
卯月たちが《カストロア》で見たことのある劇も、同じく書き換えられた物語であった。
(劇中では世界を救った存在として三人しか出てこない。)

真実の物語を記した書はこの世にたった一冊だけ残っており、それは現在城ケ崎美嘉率いる旅芸人一座の手にある。

天海春香

職業:剣士 年齢:17歳
極北の地、《盟約の丘》にて《青の使徒》千早の導きのもと精霊を盟約を結び、星の恵みを世に齎した少女。
当時唯一にしてすべての《星の民》の始祖である、《はじまりの星の民》と呼ばれる。

様々な伝承の書には、《盟約の丘》にて精霊に語りかけ星の恵みを得たのち、行方知れずになったとある。
が、実際のところ彼女はすべての星々の精霊と契約を結び、彼女自身が《星の女神》となることで世界を救った。
神となった彼女の存在はこの世に属するものではなくなったため、行方が分からない、ということになっている。

如月千早

職業:吟遊詩人 年齢:16歳
神秘の力をも秘めた美しき歌声により、姿なき者たちに語りかける力を持って生まれた少女。
《はじまりの星の民》春香と共に《盟約の丘》へと向かった、最初の《青の使徒》でもある。

戦いを終え、春香という存在を失った彼女は、それでも神と成った春香に届くことを祈り、《盟約の丘》にて歌い続けた。
歌い続けた彼女はしかし春香と再び言葉を交わすことはなく、やがて声そのものとなって空気に溶け、消え去ってしまったという。
そのため、《盟約の丘》では今も風に交じって哀しい歌声が響き続けている。

星井美希

職業:騎士 年齢:15歳
この当時まだ非常に不安定だった魔力を自由自在に操り、戦うことのできた天才。
世界の混沌になど興味を持ってはいなかったが、春香たちとの出会いを果たし、彼女の運命は変わった。
のちに美希は《星の民》である春香を護衛する最初の《護衛騎士》として目覚ましい働きをみせる。

戦いを終えた彼女は伊織の築いた大帝国にて、その後の騎士たちを育てる役目に就いたという。

萩原雪歩

職業:王女 年齢:17歳
混沌に在る世の中で圧倒的な武力を振るっていた、とある王国の姫として育てられた少女。
しかし実際に王族の血を引いているのは真の方であり、雪歩は偶然拾われただけの存在であった。
ただ、なぜ自分がそのように育てられていたか雪歩自身は知らぬまま。
彼女は実のところ羽をもつ種族、《翼人》一族として生まれ、その身に宿る大きな力に目をつけられていた。

戦いの中でやがて翼人として白い翼を取り戻した彼女は、やがて真と共に空へ行き、空に浮かぶ島に翼人たちの国を作り上げた。

菊池真

職業:聖騎士 年齢:17歳
とある武力国家の姫として生まれながら、姫を守る騎士として育てられることとなった少女。
幼いころから男として育てられ、戦う術を叩きこまれた生粋の戦士。
危険な力をその身に秘めているとして殲滅されていた《翼人》種族の生き残りである雪歩を守るために戦っていた。

春香たちと共に世界を救う旅を終えた彼女は、雪歩から翼を分けられ、黒い翼を持つ者として空へと昇った。

水瀬伊織

職業:戦姫 年齢:15歳
一大帝国の姫として生まれ、帝王学から戦法、剣術まで幅広く学ばされてきたお嬢様。
王位継承者の第一位でありながら戦を止めない国のやり方に反発を覚え、抗議を繰り返した結果自ら戦場に赴くことに。
危険な戦地にばかり送られながらも決して諦めることなく戦を収め、平和への道を模索し続けていた。

春香たちとの旅を終え、平穏になった世界をまとめ上げるため彼女は一大帝国を築き上げる。
それが現在の四代王都《カストロア》の前身になったとも言われている。

高槻やよい

職業:治癒師 年齢:14歳
伊織の側近としてあちこち戦地を巡っていた少女。とても戦士という風貌ではないが回復魔法には異様に長ける。
帰りを待つ多くのきょうだいのために稼ぎつつ、その面倒見の良さで伊織のことを甲斐甲斐しくサポートしていた。

伊織が帝国を築いた一方で、莫大な報奨金と自由を与えられた彼女は国の付近に小さな孤児院を作り、
そこで戦災孤児たちに笑顔を与えながら過ごしたという。

三浦あずさ

職業:竜遣いの魔女 年齢:21歳
古代の生物として恐れられていた竜と共に現れる、謎の魔女。
その他にも様々な古代の生物たちと心を通わせることができたという。
世界各地を神出鬼没に巡っていたようで、伊織の国や雪歩の国など、様々な地にて彼女の噂は囁かれていた。

戦いを終えた彼女は、誰も目に留めぬ山の奥地にて、古代の生き物たちと心を通わせる一族、召喚士一族の村を拓いたという。

秋月律子

職業:学者 年齢:19歳
当時ほとんど何もわかっていなかった《マナ》という力について一人研究を進めていた女性。
身体に宿るマナや魔力としての発現方法、それを生かした技術などについて日夜必死に研究していた。
が、一時はそれらを戦争に利用され、悲嘆に暮れてしまったところを春香たちに救われる。

春香たちと別れたのち、彼女は正しく叡智を広めるための小さな研究都市を築いたという。
現在の《ラークテア》地方に存在するその都市は、川島瑞樹の出身地でもある。

双海亜美&真美

職業:ガンナー 年齢:13歳
トレジャーハンターとして世界各地の遺跡やパワースポットなどを巡っていた双子の姉妹。
あっけらかんとしつつも、誰も知りえない世の秘密をいくつか握っており、春香たちの大きな助けとなった。

旅を終えた彼女たちは南方へと向かい、自由を愛する人々と共に《ギルド》の前身を作った。

我那覇響

職業:気功術師 年齢:16歳
《翼人》一族同様、その身に危険な力を秘めているとされ虐げられていた獣人一族の生き残り。
自らが獣人であることはひた隠しにしながら、共に暮らす家族でもある動物たちのために戦い続けていた。

世にマナが溢れるようになったとき、響は南の森へと向かい、獣人たちの暮らす村を作った。
そして自然に満ちる力を操る術、気功術の始祖にもなったという。

四条貴音

職業:? 年齢:18歳
平和を齎す旅を続ける春香たちの前に、どこからともなく姿を現した謎の女性。
その後もたびたび春香たちの前に現れては、道を示すような一言を残して去っていった。
出自から存在まですべてが謎に包まれており、真実を記した書にも彼女のことはほとんど残っていない。
自分は星に愛されたものを導く存在だ、という言葉だけが彼女を示すものである。

春香たちが旅を終えたのち、彼女の存在もまた世界から消え去った。

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