〔人〕〔時事〕2003年〔プロフィール〕
(本名・高取宏輔=たかとり・こうすけ)芸人。
2003年10月27日。悪性黒色腫のため死去。享年61歳 。
コミカルなトークと一輪車を組み合わせた曲芸で知られた。
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解説
シルクハット、黒の燕尾服、蝶ネクタイ、にスキンヘッド、ちょび髭と言った格好で一輪車に乗り客席から投げた物をキャッチしながら「今日の客は…」とぼやいた。
話芸も絶妙で『スベリ知らず』の異名を取り、どんな客席をも沸かせ 彼の後は漫才の大御所も舞台に上がるのを嫌がった。(ホントだよ)
ザ・ドリフターズの前座時代に観客にリンゴを投げさせて、口に咥えたフォークに刺す芸を披露。
ヒゲダンス(格好はそのまま、手の動きは一輪車でのバランスを取る動きの名残)や加藤茶の「チョットだけよ。」の芸の元を提供する。(表現自重)
トーク番組出演時でも一輪車をステージの目の届く範囲に置き「コレが見えんと落着かん」と言い一輪車の事を「相棒」「オレの自転車」と呼びそれは大事に扱っておられた。
何度かの大きな病気・苦難にも負けずに立ち直る不死鳥のような人だった。
「相棒を残してあの世に旅立たれた」との突然の情報が流れた時 演芸ファンを襲ったショックは大きく、ネット上でも数多くのスレが立った。
ダンディーだがとても優しくシャイな人だったらしい。
関西での追悼番組の司会が、あのイマダだった事は神の皮肉としか言い様がない。
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