今回は私なんかのテスト卓応募いただきありがとうございました。
修正点が山のようにありますね..おそらく。
本当に申し訳ありませんでした....
後日、こちらの準備が整い次第、皆様には個別に改善点等、伺いにメッセージを送信させていただきます...
今回は、本当にお付き合いいただきありがとうございました。
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死んだ神様の絵本
昔、とある村では人々がとても平和に暮らしていました。
村では色んな文化が栄えて、とても活気づいていました。
そんなある日、村に一人の青年がやってきました。
青年は茶色の髪の毛に青い目をしていました。
その頃、村では伝染病が流行るようになりました。
体中の毛穴から血が噴き出して、苦しみながら死んでしまう病気です。
人々は、来る日も来る日も自分が病気にならないことを祈っていましたが、
病気で苦しむ人は、一人..また一人と増え続けていきました。
人々は思いました
何故こんな苦しい思いをしなければいけないのか...と
村は次第に活気がなくなり、人々の表情は暗く沈んでいきます。
その様子を青年は時折、冷たい目で眺めていました。
彼の顔を見て一人の男がこう言いました。
「こいつが来てから村はおかしくなった」
「彼が来なければ皆ずっと平和で暮らせていたのに」
口々に彼を罵りながら、ある者は酷い言葉を投げかけ。
またある者は、石を投げ..ある者は彼を殴りつけました。
「やめてください。私は何もしていないのです」
青年の言葉に耳を貸す人は誰もいません。
今までの辛さを、恨みを晴らすように彼を蹴って叩きました。
ずっと、ずっと、気の済むまで、殴りつけました。
体中から赤い血を流しながら.....やがて青年は死んでいきました。
ふと、青年の血を浴びた人は体が苦しくないことに気が付いてしまいました。
「苦しくない...!痛くないぞ..!」
その言葉を聞いて人々は青年の亡骸に触れました。
伝染病にかかっていたものは、皆争うようにして病気を治そうとします。
血が足りない...血が足りない...
もっと...血を....
人々は、青年の血を啜りました。
そんな様子を見ていた神様は、人々にこう言います。
「愚かな人間共、私の愛子を殺してしまうとは...
その罪は...けしてこの世では贖えない。その身をもって償うがいい。」
そう言うと同時に..人々の体から白い液体が流れ出しました。
目、鼻、口、おへそ、体中の穴から...白い液体が流れ出て
青年の血を啜ったモノは.....皆死にました。
残された白い水たまりと、青年の赤い血が混じると....
その血だまりの中で青年は再び目を覚まして、
ふらふらと立ち上がると、村を去っていくのです.....
その昔、神様は長い間、戦いを続けていました。
それは、とてもとても気の遠くなるような時間。
傷ついた神様達を癒すように、一人の命が産まれ落ちました。
それはあらゆる旧い神様に愛される存在であり、
彼らの役目を手助けする存在でした。
"百万の恵まれたる者"
すべての旧い神様の"寵愛を受けた者".....ファヴール...と名付けられた子供は....
ガラスの棺の中で...長い間大切に育てられました。
眠りにつきながら...数百年の時が経って....
遠い青い星に降ろされることになったのです。
悪い神様を...止めるために.....
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