ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

あらすじ

 アンタルヌ号は、わずか数名の乗組員共に、キングスポートへと帰り着いた。
 当然、謎の失踪をした多くの乗船客たちの行方について、警察に並々ならぬ事情聴取をされたのは言うまでもない。
 もっとも、船長、副船長、そしてホストのアンナローゼを含めた彼らは、およそ口を割ることなどできなかっただろう。仮に割っていたとしても、警察には狂人の戯言にしか聞こえなかったはずだ。
 だが、今は戯言でいい。問題なのは、これから「無名海域」に対し、大々的な捜査が始まらないかということだ。もし警察が、人々が、戯言ではないと確信するに至った時、どんな恐ろしいことが起こるのか……。一応、ロムスカグループの圧力により、捜査は相当遅らされるはずではあるが……。
 ともあれ、生き残った彼らは、再び正気の世界へと戻った。その後がどうなったのか、それは、彼らに直に聞いてみる他ない。

「アーカム・アドバタイザー紙」、7月28日付の第4面。


「アーカム・アドバタイザー紙」、8月2日の第3面。


「アーカム・アドバタイザー紙」、8月10日の第1面。

探索者の後日談

Miyako Baumgarten / 古都子

PCより

PLより

梶尾 智巳 / うずら

PCより

PLより

柊 桐江 / テイル

PCより

PLより

PC名 / PL名

PCより

PLより

PC名 / PL名

PCより

PLより

KPより

 いつもニコニコあなたの隣に這い寄るクリスペ、KPの教授でございます。
 今回の「トリスタンとイゾルデ」、いかがでしたでしょうか。かなりイベントを多めにして、飽きさせないような展開を心がけて作ったつもりです。
 ですが、なかなかシナリオ作りとは難しいもので、準備には意外と時間がかかるなと、改めて再認識させられました。それはつまり、意外な展開が多かったということであります。
 たとえば、名前なんて無い、異変が起こったことを告げるだけのモブが、何とクリスペの女神に招来され、「紅勺」という名前を得て、あろうことか最後まで生き残ってしまうという荒業を成し遂げたことです。これは、KPをやっていて初めての経験でした。
 そして、「あれ?これiaiaスタイルだよね?そうだよね?」と自問したくなるほど、まったくもって発狂しない!……1d20級が3体も出ているのに、発狂者が2人程度という、KPとしては悲劇といわざるを得ない、とんでもない展開になりました。
 また、豪華客船の雰囲気を出す為にだけ用意した、各部屋に置かれている「聖書」が、まさかあんなに重要視されるとは意外です。修学旅行で浮かれたお馬鹿さんだって、あんなに「聖書」では盛り上がりません。まして、この忌まわしくも冒涜的で胸の悪くなるような船旅において、「思い出」として「セラエノ断章」の写本と交換する光景が生まれるなど、誰が想像できたでしょう!
 そして今回の主な敵でありました、「緑の深淵の落とし子」ですが、「あれ、意外と簡単に倒せるなw」と言われた時は、「ああ、バーナーなんて与えなきゃ良かった」と少し後悔しましたよ。もっとも、狭い空間に追い込まれた上、DEX3じゃあ倒されますよね。探索者を一人道連れにしたことだけが、彼、「緑の深淵の落とし子」の王、「ヨス・カラ」の最大の功績でありましょう。さすがトリスタン!薄幸だね!
 さて、ラスボス戦においても意外な展開になりましたね。ラスボス、「ゾス=サイラ」との決戦ですが、儀式を行うレジムを守り抜き、「ゾス=オムモグ」の招来を成功させることが勝利条件となっていました。しかしどういうことでしょう。招来にかかる時間をダイスで決めてみたら、1d6+1=1+1=2、つまり、2ラウンド。当卓では25秒で1ラウンドとしましたので、何と1分も経たずに招来完了という、「神格とは何だったのか」という、哲学的命題を考えさせられる結果となりました。インスタントラーメンより早く招来できるよ!やったねたえちゃん!
 ……とまあ、こんな具合になかなかカオスな展開となりましたが、私個人としてはとても楽しいセッションでしたし、PLの皆さんも、楽しんでいただけたなら何よりです。
 結構な頻度で卓を開いていますので、またお会いして楽しんでいただければ、KP冥利につきます。
 長文失礼しました。また星が揃う時まで!

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