屋根裏部屋の怪物(KP:駄メガネ)　後日談

最終更新：ID:karlW5jvHQ 2013年02月11日(月) 18:26:28履歴

あらすじ

危篤の恩師から頼まれた依頼。
その依頼はおぞましい怪物を封印してくれと言うものだった。
素性のわからない男「ジョン・ドゥ」に案内され探索者達はその怪物が居る農家へと向かう。
探索者達は犠牲を払いながらもその恩師の頼みを完遂するのだった。

探索者のその後

琥珀奥義さん

マリーのその後

生まれて『この世ならざる物』を目の当たりにし、生命の危機を本気で感じながらも無事街へ戻ってきたマリー。
あのあまりに異常な出来事を体験してきたにもかかわらず、彼女は何もなかったかのように、相も変わらず男に抱かれ続ける。
強いて言えば、彼女のピロートークのボキャブラリーに、一つ妙なネタが加わったんだとか。

「―ねぇ、『屋根裏部屋の怪物』って、知ってる？」

今宵もアーカムの夜は、更けてゆく――

こんにちは、マリーの中の人だった琥珀奥義です。

皆様セッションお疲れ様でした。駄メガネさんもKPお疲れ様でした。
映画でいう所の「ギャーギャー騒いで序盤早々に退場するうるさい女」みたいな役所を心がけてましたが、見事生き残ってしまいました。
おまけに気づけば台詞の後ろにキャラの心情(愚痴)がくっついて来る、うるさいRPになってましたね。
にぎやかしになってたら幸いですが、ウザかったらすみませんｗ
また別の世界でお会いしましょう。ありがとうございました！

えんでるんさん

エンダートン・パッフルの後日談

「ったく、先生といいお前といい、矢継ぎ早に居なくなりやがって・・・」
シェリー・ウィンドウの墓の前で、エンダートンは一人呟いた。
あの一件から数日後――死体やら被害者の女やらの濡れ衣を、全て熊に押し着せてその他諸々の事後処理を行った――その、後。
彼はルパート・メリウェザーの墓参りを済ませ、その足で例の一件で命を落とした友人の元を訪れていた。
花束を片手に、墓地に佇む。
「だがあの怪物はしっかり封印してやったさ。これでお前や先生の無念は払えたと思うが、どうだ？」
墓石に語りかけるが、返ってくるのは沈黙のみ。
「・・・」
装った平静で塞き止めていた思いが、彼女の墓を目の前にして、滲み出た。
「・・・済まなかったな・・・助けてやることができなくて・・・」
ようやく喉から絞り出た悔恨の言葉は、どこへ落ち着くこともなく、辺りを漂った。
エンダートンはしかめた表情を止め、墓石の方に目を落とした。
今や彼女のシンボルとなったその石は、特に顔色を変えず、そこにあった。生前の彼女のように飄々とした態度で。
「へっ、お前は相変わらずだな」
その時、墓地に一陣の風が吹き荒ぶ。
油断をしていると足元を掬っていきそうな、そんな強い風が。
友人に捧げるつもりの花束の、花弁を数枚、空へと連れて行く。
「クソッ、嫌な風だぜ」
もう過ぎ去った破れ風を睨んで、吐き捨てる。
そこで彼はふと思い出す。
「そういやあれから見てないが――」

「――ジョンの野郎はどこに行ったんだ？」

今日もどこかで誰かが深淵を覗き込む。

深淵もこちらを覗き込んでいることを知ってか知らずか・・・

どうも、エンダートン・パッフルの中の人、えんでるんです。

KPの駄メガネ様、そして一緒に探索した皆様、お疲れ様でした。
初のクトゥルフTRPGセッションということで、色々と至らない点がありました。
この場を借りてお詫びいたします。
探索メインの卓なのに、スポーツ選手など選んでしまって、あまりお役にも立てませんでした。
そのクセ、自分のSAN値減少は皆無という体たらく。
今後は今回のセッションの経験を糧に、もう少し謎に迫るプレイをしていきたいと思います。
この度は一緒のプレイして頂いて、本当にありがとうございました。
ではまた、どこかのセッションでお会いできることを願っております。

真莉さん

イティオさん

チャコさん

恩師の突然の死、それから終わった奇妙な事件はやっとの事で終わった。
あの化け物が結局なんだったのかは知らないが、少なくともこの世の物ではない異形の存在という事は分かってる。
・・・しかし代償は大きかった。少なくとも1人が重症を負い、3人が帰らぬものと成ってしまったのだ・・・
俺はこの事件を忘れる事は絶対に無いと思う。そして、共に戦った仲間達の事も。
俺はアラン・メイソン。作家だ

お疲れ様でした皆様。お疲れ様でしたと言いつつも年明けまで後日談放置しててご免なさい。
このセッションは自分のオンセ初PLとして参加したセッションですが、今思い出しても楽しかった記憶しか残っていません。
そしてハッチャ過ぎた事もしばしばでした。
今思うと、自分がこうしていられるのもこのセッションが有ったからだと思います。
では非常に後日談を書くのが遅れましたが、お疲れ様でした皆様。また会いましょう。

一句さん

姉の名が刻まれた墓の前で、花束を抱えて、今日も滑稽ながら立ち竦む。
生前に好きだったカスミ草の花束は、小さいながらも存在を主張している。
カラカラと吹く乾いた風と、舞う葉は此処が死を伴う場であることを演出させる。
遠くで――黒い服に身を包む集団が見えた。
――馬鹿な人
恩師の頼みを聞くまでは良いが、化け物が居ると知りながら農家に向かい死んだ姉。
逃げる、危険な所は他の人に任せる、金を受け取らずに依頼を断る。
多くの選択肢があった筈だろうに、結局はお人好しで死んだ姉。
馬鹿な人だ――本当に。
どうせ早々に死ぬであろう性格の人だった。損して、それでも“気にして無い”みたいな顔で
無愛想で、接客業下手な癖に骨董屋を潰したくないと言って跡なんか継いで、
涼しい表情をしながらも、本当は不器用な癖に無理して、
だから、僕には関係が無い。たとえ姉が死んだとしても、それで何が変わるというんだ。

目を深く閉じる。頬を伝う一筋の液体を否定するように、無視しようと押し殺して。

ああ、そうだ――――悔しくて、いけ好かない。
でも何処かで安心した。僕は姉さんが好きだったという事実に。
どうしようもなく愚かでお人好しな彼女を愛していた事に。
「……ゴメン、姉さん」
助けてあげられなくて――――……ゴメン。
花束を墓の前に置くと、微かに香るカスミ草。
ふと、記憶に燈る姉の存在を思い出さずにはいられなかった。

どもです。この度はお誘い頂き有難うございます＾＾
いやぁ…御臨終しましたね。私のPC…そして代わりに来てくれた従兄弟君が捻くれ過ぎてて……(汗
KPの胃をマッハにしてしまい申し訳ありませんm(__)m
皆さんもお疲れ様ですノ
また何処かで逢えたなら、INT⑨ながらも頑張らせて頂きますノ

ＫＰから

皆さんお疲れ様でした。
PL6人というのは初体験で心配でしたがこうして終わる事ができてよかったです。
シナリオも無事解決することが出来ました。
また、どこかで卓を囲めたらなと思います。
最後にもう一度、お疲れ様でした。

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