最終更新:ID:aexl7df2bg 2012年07月14日(土) 21:11:59履歴
過去の清算 後日談
探索者諸君は各々の事情で東京にある鈴木家本家に来ています。そこで主人の鈴木大輔に孫娘の調査を依頼してきました、何か様子がおかしいと娘の幸子から言われたそうです。
その調査を探索者たちはさまざまな行動を行い調査を進めていきました。
その結果、魔術師が召喚してきた生物との戦闘、その魔術師との戦闘を行っていきますが、最終的に彼らは見てはいけない「それ」を見てしまい大きな心の傷ができてしまいました。
探索者諸君は各々の事情で東京にある鈴木家本家に来ています。そこで主人の鈴木大輔に孫娘の調査を依頼してきました、何か様子がおかしいと娘の幸子から言われたそうです。
その調査を探索者たちはさまざまな行動を行い調査を進めていきました。
その結果、魔術師が召喚してきた生物との戦闘、その魔術師との戦闘を行っていきますが、最終的に彼らは見てはいけない「それ」を見てしまい大きな心の傷ができてしまいました。
<後日談>
<中の人より>
たび重なる火傷治療の果て、みのるさんの救急キットからガーゼが尽き、包帯が切れ、消毒液の容器も軽くなっていた。
そして何より稲場さんの火傷に使う分の軟膏がもう無かった。
それゆえ岬さんに手当てを任せたのだが、結果的にそれは幸運だったのかもしれない。
あの時クレア・エスターの打撃は、葉柴君に外身だけでなく内臓にもダメージを与えていた。
目先の傷を治しても、キットだけではどうにもならないと直感で分かっていた。早急に手術しなければ確実に死ぬ。
あの場で彼女にその現実を突きつけていたら、彼女はその後の恐怖に耐えられなかったかもしれないのだ。
耳に残るブチブチという音。ロープが切れた音。あの音は鮮明に覚えている。その後に現れた化け物の事も。
そして化け物が葉柴くんを蘇生した時、あろうことか感謝していた自分も、覚えている。
決して人には真似できない冒涜的な治癒行為。医学を志し、挫けながらも努力を重ねてきた自分を嘲笑う蟲惑的な魔術に感謝していたのだ。
母には膨大な金を送った。僕は仕事を続けている。医療にエンジニアとして携わり続けている。
医者にはなれなかったけど、パーティ会場で岬さんを蘇生した時、僕は確かに医術を施していた。
誇らしく思う。無我夢中で体が動いていた気がする。よく覚えていない。あの時は僕の手が僕の意識を越えて動いていた。
この経験が僕を支えた。無力なんかじゃない。敵わなくても、劣っていても、人の医学はこの手にあると信じられた。
蒼生さんの記事を読んだらしく、小笠原諸島から電話が来た。その声は震えていた。彼女は知っている。恐怖を。
おぞましき怪物と相対した事は伏せた。彼女はかつて見てはいけないものを見ている。もう十分だろう。
彼女の手紙を読み返していると、相変わらず活発な顔が一つ、ひょいと覗き込んでくる。大切な、得難い悪友だ。
続いて覗き込んでくる顔がもう一つ。彼女はこの事件以前よりずっと凛々しくなったように感じる。
彼女たちが笑顔でいる。あの極限状況で僕が勝ちとったものだ。傷跡は深く残ったが、得た物は大きい。
僕は医学で人を救っている。自信を持ってそう言える。名状できない怪物相手にだって言ってやろう。僕は医学者だ、と。
そして何より稲場さんの火傷に使う分の軟膏がもう無かった。
それゆえ岬さんに手当てを任せたのだが、結果的にそれは幸運だったのかもしれない。
あの時クレア・エスターの打撃は、葉柴君に外身だけでなく内臓にもダメージを与えていた。
目先の傷を治しても、キットだけではどうにもならないと直感で分かっていた。早急に手術しなければ確実に死ぬ。
あの場で彼女にその現実を突きつけていたら、彼女はその後の恐怖に耐えられなかったかもしれないのだ。
耳に残るブチブチという音。ロープが切れた音。あの音は鮮明に覚えている。その後に現れた化け物の事も。
そして化け物が葉柴くんを蘇生した時、あろうことか感謝していた自分も、覚えている。
決して人には真似できない冒涜的な治癒行為。医学を志し、挫けながらも努力を重ねてきた自分を嘲笑う蟲惑的な魔術に感謝していたのだ。
母には膨大な金を送った。僕は仕事を続けている。医療にエンジニアとして携わり続けている。
医者にはなれなかったけど、パーティ会場で岬さんを蘇生した時、僕は確かに医術を施していた。
誇らしく思う。無我夢中で体が動いていた気がする。よく覚えていない。あの時は僕の手が僕の意識を越えて動いていた。
この経験が僕を支えた。無力なんかじゃない。敵わなくても、劣っていても、人の医学はこの手にあると信じられた。
蒼生さんの記事を読んだらしく、小笠原諸島から電話が来た。その声は震えていた。彼女は知っている。恐怖を。
おぞましき怪物と相対した事は伏せた。彼女はかつて見てはいけないものを見ている。もう十分だろう。
彼女の手紙を読み返していると、相変わらず活発な顔が一つ、ひょいと覗き込んでくる。大切な、得難い悪友だ。
続いて覗き込んでくる顔がもう一つ。彼女はこの事件以前よりずっと凛々しくなったように感じる。
彼女たちが笑顔でいる。あの極限状況で僕が勝ちとったものだ。傷跡は深く残ったが、得た物は大きい。
僕は医学で人を救っている。自信を持ってそう言える。名状できない怪物相手にだって言ってやろう。僕は医学者だ、と。
長い事お疲れ様でした。セッション二回目にしてニャル様と邂逅。初発狂。
医学連続成功で主人公力を見せつけたと思った?残念!対象は女性キャラオンリーでした!!おお、下心下心。
白露様:心の底から楽しめました。本当にお疲れ様でした。
カラマンシー様:パパは最後の良心でした。夜鬼との戦いかっこよかったですよ!
村柳様:救急キットありがとうございます。バイク相乗りに他意はなかったんだよ!本当だよ!
柴馬様:助けられなくてごめんね。流石にSANチェックに医学は無力だった。
一句様:あなたを助けられたのが誇りです。デート楽しかったですよノ
駄メガネ様:お互い、ホモ♂には気をつけましょう(戒め)
ろぐとり@見学様:うめぇうめぇしてくださって本当に気持ち良かったです///
うるさいPLでしたでしょう。ごめんなさい。性分なんです。
充実したセッションでした。本当にありがとうございました。
またどこかで卓を囲んでお会いしましょう。では。
医学連続成功で主人公力を見せつけたと思った?残念!対象は女性キャラオンリーでした!!おお、下心下心。
白露様:心の底から楽しめました。本当にお疲れ様でした。
カラマンシー様:パパは最後の良心でした。夜鬼との戦いかっこよかったですよ!
村柳様:救急キットありがとうございます。バイク相乗りに他意はなかったんだよ!本当だよ!
柴馬様:助けられなくてごめんね。流石にSANチェックに医学は無力だった。
一句様:あなたを助けられたのが誇りです。デート楽しかったですよノ
駄メガネ様:お互い、ホモ♂には気をつけましょう(戒め)
ろぐとり@見学様:うめぇうめぇしてくださって本当に気持ち良かったです///
うるさいPLでしたでしょう。ごめんなさい。性分なんです。
充実したセッションでした。本当にありがとうございました。
またどこかで卓を囲んでお会いしましょう。では。
<後日談>
<中の人より>
愛する妻へ。
あの日、あのパーティ会場から病院に運ばれた私とあの子を見て、君はとても取り乱していたね。
あの日以来、私は幻覚を見るようになり、あの子もまたおかしくなってしまった。
私たちが大好きだった、あの無邪気さをそのままに……。
いったい何があったのか、君には何度も問いただされたけれど、その度に答えをはぐらかしてきた。
言って信じてもらえるとは思えないし、また言うべきでもなかった。
だが、火傷の治療もほぼ終わり、私も正気を取り戻してきた。
やるべきことをやるときが来たんだ。
私も君には隠し事をしたくない。
だから、ここに記しておこうと思う。
あの子がああなってしまったのは私の責任だ。
私の弱さ、判断ミス、原因として考えられるものはあまりにも多い。
いやそもそもこの件に彼は巻き込むべきではなかったのだ。
軽はずみにあの人の館へ連れて行った為に、あの一件に関わらせてしまったために、あの子は……
死んでしまった。
生きていると、君は言うだろう。
そうだ、彼は生きている。
だが、あの時、あの場所で、あの子は確実に死んでいた。
手を施したあの若者……本職の医者でこそ無かったが、少なくともあの場では本物のそれに負けない
熱意を持って、取り得る限りの技術を尽くしてくれていた……彼が、間違いなくそれを確認していた。
私もそれを見ていたはずだった。
だが、あの後、ひび割れてしまった私の心は記憶の一部を失い、覚えている部分もまるで曇った窓越し
に見るように不鮮明で、現実と幻想の境が曖昧なものとなっていた。
だが、あれは現実だ。
あの日、あの場所に降臨した"あの御方"、人に化身していた"御方"は、それまでの、この世界の上で
暮らす小さな生き物に身をやつしていた"あの御方"は……その姿を……力強く、またこの世のどんな
生物よりも美しく、名状しがたい威風を備えた"あの御方"は、この世に顕現されるとすぐに、
私が果たそうとして果たせなかった……あの子の命を奪った原因を……断って下さった。
そして、そのまま……あの子を死の世界から……再びこちらの世界へ、無償の愛をもって、
お救いになられた。
あの様なことが我々のような矮小で儚い存在にできるわけが無い。
ああ……なんと讃えれば良いのか、私には見当もつかないが、"あの御方"こそが……本物の神なのだ。
だが"あの御方"の存在は、人間には、宇宙の小さな芥子粒に過ぎない我々には……あまりにも大きすぎた。
近くに居るだけで、自らの存在さえ揺らぎ、自分を保てなくなる。
その結果、私はおかしくなり……あの子は……狂ってしまった。
全ては私の責任だ。
あの子を、元のあの子へと戻さなければ……。
あの後、様々なツテを頼り、情報や伝説ありとあらゆるものを、すがる思いで調べてもらった私は、
ついにかつて"あの御方"が降り立ったという地を知ることが出来た。
……コンゴは情勢不安が伝えられる。多少は腕に覚えがあるとはいえ、私も無事ではすまないかもしれない。
だが、だとしても……私はあの子の為に出来ることはしなければならない。
命をお救いになられた"あの御方"なら、あの子の心もお救い下さるかもしれない。
もう飛行機の出発時刻も近い。
いつ戻れるかは分からない。
だから、最後に伝えておきたい。
君の事を愛している。君と出会えてよかった。
またいつか皆で笑いあえる日が来る事を信じている。
稲場次郎
追伸 もう一通の手紙は、あの子のご両親に届けて欲しい。手紙で謝りきれるとは思っていないが、
せめて、言葉は伝えておきたい。
また、あの骨董屋の姪御さんも苦しんでいるかもしれない。何か力になれそうだったら助けてあげて欲しい。
そして、バイクのお嬢さん。あの娘さんは身を挺して私を助けてくれた。今私が生きているのは彼女のおかげだ。
代わりに「私が感謝していた」と伝えてくれ。
最後に。事件について様々な憶測が書かれた記事が出回っているが、その中でただひとつ、
蒼生悠太郎氏が書かれた記事だけは真実に基づいた物である事を保障しておく。
あの日、あのパーティ会場から病院に運ばれた私とあの子を見て、君はとても取り乱していたね。
あの日以来、私は幻覚を見るようになり、あの子もまたおかしくなってしまった。
私たちが大好きだった、あの無邪気さをそのままに……。
いったい何があったのか、君には何度も問いただされたけれど、その度に答えをはぐらかしてきた。
言って信じてもらえるとは思えないし、また言うべきでもなかった。
だが、火傷の治療もほぼ終わり、私も正気を取り戻してきた。
やるべきことをやるときが来たんだ。
私も君には隠し事をしたくない。
だから、ここに記しておこうと思う。
あの子がああなってしまったのは私の責任だ。
私の弱さ、判断ミス、原因として考えられるものはあまりにも多い。
いやそもそもこの件に彼は巻き込むべきではなかったのだ。
軽はずみにあの人の館へ連れて行った為に、あの一件に関わらせてしまったために、あの子は……
死んでしまった。
生きていると、君は言うだろう。
そうだ、彼は生きている。
だが、あの時、あの場所で、あの子は確実に死んでいた。
手を施したあの若者……本職の医者でこそ無かったが、少なくともあの場では本物のそれに負けない
熱意を持って、取り得る限りの技術を尽くしてくれていた……彼が、間違いなくそれを確認していた。
私もそれを見ていたはずだった。
だが、あの後、ひび割れてしまった私の心は記憶の一部を失い、覚えている部分もまるで曇った窓越し
に見るように不鮮明で、現実と幻想の境が曖昧なものとなっていた。
だが、あれは現実だ。
あの日、あの場所に降臨した"あの御方"、人に化身していた"御方"は、それまでの、この世界の上で
暮らす小さな生き物に身をやつしていた"あの御方"は……その姿を……力強く、またこの世のどんな
生物よりも美しく、名状しがたい威風を備えた"あの御方"は、この世に顕現されるとすぐに、
私が果たそうとして果たせなかった……あの子の命を奪った原因を……断って下さった。
そして、そのまま……あの子を死の世界から……再びこちらの世界へ、無償の愛をもって、
お救いになられた。
あの様なことが我々のような矮小で儚い存在にできるわけが無い。
ああ……なんと讃えれば良いのか、私には見当もつかないが、"あの御方"こそが……本物の神なのだ。
だが"あの御方"の存在は、人間には、宇宙の小さな芥子粒に過ぎない我々には……あまりにも大きすぎた。
近くに居るだけで、自らの存在さえ揺らぎ、自分を保てなくなる。
その結果、私はおかしくなり……あの子は……狂ってしまった。
全ては私の責任だ。
あの子を、元のあの子へと戻さなければ……。
あの後、様々なツテを頼り、情報や伝説ありとあらゆるものを、すがる思いで調べてもらった私は、
ついにかつて"あの御方"が降り立ったという地を知ることが出来た。
……コンゴは情勢不安が伝えられる。多少は腕に覚えがあるとはいえ、私も無事ではすまないかもしれない。
だが、だとしても……私はあの子の為に出来ることはしなければならない。
命をお救いになられた"あの御方"なら、あの子の心もお救い下さるかもしれない。
もう飛行機の出発時刻も近い。
いつ戻れるかは分からない。
だから、最後に伝えておきたい。
君の事を愛している。君と出会えてよかった。
またいつか皆で笑いあえる日が来る事を信じている。
稲場次郎
追伸 もう一通の手紙は、あの子のご両親に届けて欲しい。手紙で謝りきれるとは思っていないが、
せめて、言葉は伝えておきたい。
また、あの骨董屋の姪御さんも苦しんでいるかもしれない。何か力になれそうだったら助けてあげて欲しい。
そして、バイクのお嬢さん。あの娘さんは身を挺して私を助けてくれた。今私が生きているのは彼女のおかげだ。
代わりに「私が感謝していた」と伝えてくれ。
最後に。事件について様々な憶測が書かれた記事が出回っているが、その中でただひとつ、
蒼生悠太郎氏が書かれた記事だけは真実に基づいた物である事を保障しておく。
一緒に遊んでくださったKP様、及びPLの皆様、ありがとうございました。
そしてお疲れ様です。
初めてのオンラインセッション、そしてTRPGで勝手がつかめず、
ちょくちょくルールブックを読み直しながらのプレイとなり、
ご迷惑をおかけしてすいませんでした。
小説をプレイするとはよく言ったもので、皆様の魅力的なPCやNPC達と
すごす時間は今まで味わったことの無い没入感と楽しさで、かなりの衝撃を受けました。
睡眠時間がゴリゴリと削られ、体力的には辛い面もありましたが充実した日々でした。
後日談というものが、イマイチ良くわかっていなかったため、投稿が遅れて申し訳ありません。
一応、お話としては導入の流れの都合上、稲場が誘う流れだったため責任があるという部分と、
終盤の流れから「ニャル様、マジ神」という部分を膨らませた結果、こういうものになってしまいました。
葉柴くんが狂ってなければ、伸ばした紅いすあま「闇に吼えるモチ」を売り出すとか、
そういう流れで進めたんですが。
KP・白露氏。制限以上のメンバーが集まったにも関わらず、全員を当選させてくださり、
ありがとうございました。初めてのTRPGがあなたの卓でよかったです。
人数とはまた別にダイスが恐ろしい事になっていた部分でも、恐らく相当おつかれになったのでは
ないかと思われますが、しっかりと進めてくださったおかげで、ダレることなく楽しめませて頂きました。
北畠さん・くにはた氏。主人公と思わせてコメディリリーフ、かと思えばしっかりとヒントを拾う
名わき役。と、見せかけて最後は医学を連続で成功させる異様に熱い主人公。と、様々な面を見せてくださいました。
ムード的な面で引っ張ってくださった、くにはた氏は、この卓のリーダーでした。
小柳さん・村柳氏。発狂時のRPでは掛け合いをしてくださり、ありがとうございます。
終盤、折角のキャラのコンセプトを封印され、苦労なさっていましたが、最終戦ではしっかりと活躍され、
うっかりライフで受ける宣言をしたために、死に掛かった稲場を当初のコンセプト通りに助けてくださった姿は
まさにナイトさんでした。タイミングが合えば、是非卓にお邪魔させていただきたいです。
柴くん・柴馬氏。当初、若者PCに囲まれ「このおっさん、どう溶け込ませよう」と困っていた私に、
声をかけてくださり、ありがとうございました。おかげでPCが動き始め、TRPGになじむことが出来ました。
中盤以降、動き出すを超えて暴走し始め、なんだかうっとうしい感じになってしまったかもしれませんので、
その点については謝罪しておきます。
雛代さん・一句氏。当初、店を通じて付き合いがあるという設定にしたにもかかわらず、その部分を殆ど
活かせなくてすいませんでした。本編の裏では様々なヒントや作戦を出してくださり、ゲームの進行を
助けてくださり、ありがとうございます。また、死に掛かった稲場の治療を試みて下さったときもありがたかったです。
蒼生さん・駄メガネ氏。ひねくれているのに人間味のある、これぞジャーナリストというRPを見せていただきました。
例え、戦闘時に写真ばかり撮っていたとしても、RPとなじみすぎていたため、違和感は有りませんでした。
蒼生さんならそうですよね、とw パーティ会場での、稲場との競り合いは楽しく、単純に"勝つ"という
システマティックな面以外の、RPという物の楽しさを味合わせていただきました。
また、皆様とどこかで一緒に遊べる日が来る事を祈っております。
それでは。
そしてお疲れ様です。
初めてのオンラインセッション、そしてTRPGで勝手がつかめず、
ちょくちょくルールブックを読み直しながらのプレイとなり、
ご迷惑をおかけしてすいませんでした。
小説をプレイするとはよく言ったもので、皆様の魅力的なPCやNPC達と
すごす時間は今まで味わったことの無い没入感と楽しさで、かなりの衝撃を受けました。
睡眠時間がゴリゴリと削られ、体力的には辛い面もありましたが充実した日々でした。
後日談というものが、イマイチ良くわかっていなかったため、投稿が遅れて申し訳ありません。
一応、お話としては導入の流れの都合上、稲場が誘う流れだったため責任があるという部分と、
終盤の流れから「ニャル様、マジ神」という部分を膨らませた結果、こういうものになってしまいました。
葉柴くんが狂ってなければ、伸ばした紅いすあま「闇に吼えるモチ」を売り出すとか、
そういう流れで進めたんですが。
KP・白露氏。制限以上のメンバーが集まったにも関わらず、全員を当選させてくださり、
ありがとうございました。初めてのTRPGがあなたの卓でよかったです。
人数とはまた別にダイスが恐ろしい事になっていた部分でも、恐らく相当おつかれになったのでは
ないかと思われますが、しっかりと進めてくださったおかげで、ダレることなく楽しめませて頂きました。
北畠さん・くにはた氏。主人公と思わせてコメディリリーフ、かと思えばしっかりとヒントを拾う
名わき役。と、見せかけて最後は医学を連続で成功させる異様に熱い主人公。と、様々な面を見せてくださいました。
ムード的な面で引っ張ってくださった、くにはた氏は、この卓のリーダーでした。
小柳さん・村柳氏。発狂時のRPでは掛け合いをしてくださり、ありがとうございます。
終盤、折角のキャラのコンセプトを封印され、苦労なさっていましたが、最終戦ではしっかりと活躍され、
うっかりライフで受ける宣言をしたために、死に掛かった稲場を当初のコンセプト通りに助けてくださった姿は
まさにナイトさんでした。タイミングが合えば、是非卓にお邪魔させていただきたいです。
柴くん・柴馬氏。当初、若者PCに囲まれ「このおっさん、どう溶け込ませよう」と困っていた私に、
声をかけてくださり、ありがとうございました。おかげでPCが動き始め、TRPGになじむことが出来ました。
中盤以降、動き出すを超えて暴走し始め、なんだかうっとうしい感じになってしまったかもしれませんので、
その点については謝罪しておきます。
雛代さん・一句氏。当初、店を通じて付き合いがあるという設定にしたにもかかわらず、その部分を殆ど
活かせなくてすいませんでした。本編の裏では様々なヒントや作戦を出してくださり、ゲームの進行を
助けてくださり、ありがとうございます。また、死に掛かった稲場の治療を試みて下さったときもありがたかったです。
蒼生さん・駄メガネ氏。ひねくれているのに人間味のある、これぞジャーナリストというRPを見せていただきました。
例え、戦闘時に写真ばかり撮っていたとしても、RPとなじみすぎていたため、違和感は有りませんでした。
蒼生さんならそうですよね、とw パーティ会場での、稲場との競り合いは楽しく、単純に"勝つ"という
システマティックな面以外の、RPという物の楽しさを味合わせていただきました。
また、皆様とどこかで一緒に遊べる日が来る事を祈っております。
それでは。
<後日談>
![](https://image01.seesaawiki.jp/t/u/trpgyarouzu/d960e60f45d3cd62-s.png)
お久しぶりです。あれから何か月くらい経ちましたかねー?
「たっだいまー!」
いつものように学校に行ったり、岬ちゃんとツーリングに出かけたり、北畠さんの会社に遊びに行ったりする日常を、私は過ごしています。
「あ、おかえり。みのる。・・・遅かったじゃない。もう門限回ってるわよ?」
あの後は大変でした。お母さんには竹刀でボコボコにしばかれるわ、お父さんには泣いて喚いて抱き潰されそうになるわ。
「お母さーん。心配かけた罰則の門限、もう少しまけてくれませんかー?流石に大学生にもなって17時はキツいんですが。・・・小学生じゃないんですから。」
「ふーん・・・あなた、まだお説教が足りないのかしら?」
でも、『私って両親に愛されているんだなぁ』というのが実感できて。嬉しくて。
「いえっ!そんな事は決してっ!!・・・ってお母さん笑顔で木刀を握るのは止めて下さい!シャレになりませんからっ!?」
「うふふ。ほーら、自慢の盾はどうしたのかしらー?10秒待ってあげるから用意なさい?いーち、にーい、」
思わず、泣いちゃいました。・・・ダメですねー、私は。まだまだです。
「ただいまー。今日は早く帰・・・あれ、みのる。何をやっているんだい?こんな所で。」
「お父さんおかえりなさいグッジョブですナイスタイミングです良い所にっ!お母さんを止めて下さい!ほらほらっ!」
そちらはどうでしょうか?色々と環境が変わって、慣れるまでは大変だとは思いますが。落ち着かれた頃でしょうか。
「・・・・・・おおっといけない!今日はこの間借りたDVDの返却期限日じゃあないか!あっはっは、これは急いで返しにいかないとたいへんだー。・・・それじゃっ!!」
「おとうさーーーーんっ!?」
今度遊びに行きますので、お土産に何が欲しいか教えて下さると助かります。・・・まぁ、門限が解除された後になるかとは思いますが。
「じゅう。・・・さ、みのる。覚悟は良いわよね?」
「おかあさーーーーーーんっ!!?」
それでは。ひとまず今回はこれで筆を置かせて頂きます。どうかまたお会いする日までお元気で。
鈴木大輔様・鈴木幸子様へ。小柳みのるより。
<中の人より>
![](https://image01.seesaawiki.jp/t/u/trpgyarouzu/d960e60f45d3cd62-s.png)
お久しぶりです。あれから何か月くらい経ちましたかねー?
「たっだいまー!」
いつものように学校に行ったり、岬ちゃんとツーリングに出かけたり、北畠さんの会社に遊びに行ったりする日常を、私は過ごしています。
「あ、おかえり。みのる。・・・遅かったじゃない。もう門限回ってるわよ?」
あの後は大変でした。お母さんには竹刀でボコボコにしばかれるわ、お父さんには泣いて喚いて抱き潰されそうになるわ。
「お母さーん。心配かけた罰則の門限、もう少しまけてくれませんかー?流石に大学生にもなって17時はキツいんですが。・・・小学生じゃないんですから。」
「ふーん・・・あなた、まだお説教が足りないのかしら?」
でも、『私って両親に愛されているんだなぁ』というのが実感できて。嬉しくて。
「いえっ!そんな事は決してっ!!・・・ってお母さん笑顔で木刀を握るのは止めて下さい!シャレになりませんからっ!?」
「うふふ。ほーら、自慢の盾はどうしたのかしらー?10秒待ってあげるから用意なさい?いーち、にーい、」
思わず、泣いちゃいました。・・・ダメですねー、私は。まだまだです。
「ただいまー。今日は早く帰・・・あれ、みのる。何をやっているんだい?こんな所で。」
「お父さんおかえりなさいグッジョブですナイスタイミングです良い所にっ!お母さんを止めて下さい!ほらほらっ!」
そちらはどうでしょうか?色々と環境が変わって、慣れるまでは大変だとは思いますが。落ち着かれた頃でしょうか。
「・・・・・・おおっといけない!今日はこの間借りたDVDの返却期限日じゃあないか!あっはっは、これは急いで返しにいかないとたいへんだー。・・・それじゃっ!!」
「おとうさーーーーんっ!?」
今度遊びに行きますので、お土産に何が欲しいか教えて下さると助かります。・・・まぁ、門限が解除された後になるかとは思いますが。
「じゅう。・・・さ、みのる。覚悟は良いわよね?」
「おかあさーーーーーーんっ!!?」
それでは。ひとまず今回はこれで筆を置かせて頂きます。どうかまたお会いする日までお元気で。
鈴木大輔様・鈴木幸子様へ。小柳みのるより。
やや長丁場となったセッションお疲れ様でした。皆さん。
いやいや。ログを見返して見ると、ちょいちょいミスをやらかしてますねー、私。
特に葉芝センパイへの「かばう」をしなかった事が最大ですが。・・・なんの為にあんな重装備を認めて貰ったのか。すみません、葉芝センパイorz
それにしてもPT過半数の狂気RP祭り・・・いやぁ、楽しかったですねー!ほぼ正気状態のお二人にはかなり戸惑わせてしまいましたがw
今回でPL経験も4回と大分勝手が掴めましたし、遠くない内に一度KPにチャレンジしたいと思っています。その時は参加か見学に来て頂けると嬉しく思います。
では以下、各PC/PLやKPの皆さんへのコメントを書かせて頂きますね。
>KP(白霧さん)
初のKPでこの人数の取り回し、お疲れ様でした。6人全員当選させた時は、嬉しく思ったのと同時に、ずいぶん思い切った事をする人だと思いましたw
かなりダイスの女神様に愛されていましたが、多分女神様はヤンデレなんでしょうかね。一番ダイス目に慌てていたのはKPだったのではないかと思います。
こんなに荒ぶった女神様に愛されながらKPを回して行くのは、かなーり難易度調整力とアドリブ力が必要とされるでしょうが・・・負けずに頑張って下さいw
>北畠さん(くにはたさん)
色々と振り回してすみませんでした。しかし反省も後悔も全くしていません!(きっぱり)
とてもPC同士の掛け合いがやり易い方で、お陰様でかなり楽しく、そしてみのるのキャラも掴みやすくなりました。有難うございました!
なおかつ安定のムードメーカー。PL達をある意味一致団結させる接着剤のような役割をして頂けたので、仲間内での繋がりが深まりやすかったように思います。・・・まぁ団結する度に色々な経歴が増え、酷い目に遭わせてしまいましたがw
いつか春が来ると・・・良いですねー。(遠い目)
>稲場さん(カラマンシーさん)
常に光り輝くお父さん!いつまでもそのままのあなたで居て欲しい・・・!
戦闘のみならず、探索での良識あるストッパー役やNPCからの信頼を得る役割、さらには男性陣の足としてなど、広範な活躍を見せて頂きました。
特に戦闘では、同じ武闘派な筈の私が武闘派(笑)状態でしたので、結構負担とプレッシャーをかけてしまったかなーと思います。申し訳ない。
また初のセッションとは思えない程の素晴らしいRPを見せて頂きました。どうかまたどこかの卓に参加され、できればまた一緒にセッションができる機会が有る事を願っています。
>葉芝センパイ(柴馬さん)
フリーダム!芸術家っぽくて個性が確立していて、良いキャラだなーとつくづく思いました。
できればまたどこかで、元気に登攀している葉芝センパイの姿を見たいものですが。うーん、1年くらいきっちり入院したらSANが3*12か月分くらい回復しませんかねー?(チラッ)
できる事ならもう少し絡みたかったなーというのが心残りですが、それ以上に稲場さんとのコンビが素晴らし過ぎましたw
葉芝センパイが元の明るい笑顔を取り戻す日が来ますように・・・。
>岬ちゃん(一句さん)
段々と見知らぬ人にも積極的に話しかけていくようになる様子を見る度「ああ、この子ってば立派になって・・・っ!」という親心を抱きました。お赤飯炊かなきゃ!
我々探索者一行のマスコット。そして心癒される清涼剤。知らない人と一緒になっておどおどしている様子に心和む事和む事。
消火や火の玉の足止め、NPCからの情報引き出しなど、あまり目立たない所でキラリと光る活躍をされていたように思います。
どうぞこれからも、みのるとのツーリングに付き合ってやって下さい。
>蒼生さん(駄メガネさん)
導入のトップバッターであった事もあり、裏で行われていたPC間の関係作りに参加できず、一番割を食わせてしまった方かなーと思います。申し訳ない。
しかし誰とも深い繋がりが無い事で、キャラにより深みを出されていたかと思います。
特に今回のようなシナリオでは、良い子な立場からだけで進めるのは難しいと思いますので、ダーティな部分を受け持って頂けたのは非常に助かりました。
これからもマス『ゴ』ミ精神で邁進されますよう!
いやいや。ログを見返して見ると、ちょいちょいミスをやらかしてますねー、私。
特に葉芝センパイへの「かばう」をしなかった事が最大ですが。・・・なんの為にあんな重装備を認めて貰ったのか。すみません、葉芝センパイorz
それにしてもPT過半数の狂気RP祭り・・・いやぁ、楽しかったですねー!ほぼ正気状態のお二人にはかなり戸惑わせてしまいましたがw
今回でPL経験も4回と大分勝手が掴めましたし、遠くない内に一度KPにチャレンジしたいと思っています。その時は参加か見学に来て頂けると嬉しく思います。
では以下、各PC/PLやKPの皆さんへのコメントを書かせて頂きますね。
>KP(白霧さん)
初のKPでこの人数の取り回し、お疲れ様でした。6人全員当選させた時は、嬉しく思ったのと同時に、ずいぶん思い切った事をする人だと思いましたw
かなりダイスの女神様に愛されていましたが、多分女神様はヤンデレなんでしょうかね。一番ダイス目に慌てていたのはKPだったのではないかと思います。
こんなに荒ぶった女神様に愛されながらKPを回して行くのは、かなーり難易度調整力とアドリブ力が必要とされるでしょうが・・・負けずに頑張って下さいw
>北畠さん(くにはたさん)
色々と振り回してすみませんでした。しかし反省も後悔も全くしていません!(きっぱり)
とてもPC同士の掛け合いがやり易い方で、お陰様でかなり楽しく、そしてみのるのキャラも掴みやすくなりました。有難うございました!
なおかつ安定のムードメーカー。PL達をある意味一致団結させる接着剤のような役割をして頂けたので、仲間内での繋がりが深まりやすかったように思います。・・・まぁ団結する度に色々な経歴が増え、酷い目に遭わせてしまいましたがw
いつか春が来ると・・・良いですねー。(遠い目)
>稲場さん(カラマンシーさん)
常に光り輝くお父さん!いつまでもそのままのあなたで居て欲しい・・・!
戦闘のみならず、探索での良識あるストッパー役やNPCからの信頼を得る役割、さらには男性陣の足としてなど、広範な活躍を見せて頂きました。
特に戦闘では、同じ武闘派な筈の私が武闘派(笑)状態でしたので、結構負担とプレッシャーをかけてしまったかなーと思います。申し訳ない。
また初のセッションとは思えない程の素晴らしいRPを見せて頂きました。どうかまたどこかの卓に参加され、できればまた一緒にセッションができる機会が有る事を願っています。
>葉芝センパイ(柴馬さん)
フリーダム!芸術家っぽくて個性が確立していて、良いキャラだなーとつくづく思いました。
できればまたどこかで、元気に登攀している葉芝センパイの姿を見たいものですが。うーん、1年くらいきっちり入院したらSANが3*12か月分くらい回復しませんかねー?(チラッ)
できる事ならもう少し絡みたかったなーというのが心残りですが、それ以上に稲場さんとのコンビが素晴らし過ぎましたw
葉芝センパイが元の明るい笑顔を取り戻す日が来ますように・・・。
>岬ちゃん(一句さん)
段々と見知らぬ人にも積極的に話しかけていくようになる様子を見る度「ああ、この子ってば立派になって・・・っ!」という親心を抱きました。お赤飯炊かなきゃ!
我々探索者一行のマスコット。そして心癒される清涼剤。知らない人と一緒になっておどおどしている様子に心和む事和む事。
消火や火の玉の足止め、NPCからの情報引き出しなど、あまり目立たない所でキラリと光る活躍をされていたように思います。
どうぞこれからも、みのるとのツーリングに付き合ってやって下さい。
>蒼生さん(駄メガネさん)
導入のトップバッターであった事もあり、裏で行われていたPC間の関係作りに参加できず、一番割を食わせてしまった方かなーと思います。申し訳ない。
しかし誰とも深い繋がりが無い事で、キャラにより深みを出されていたかと思います。
特に今回のようなシナリオでは、良い子な立場からだけで進めるのは難しいと思いますので、ダーティな部分を受け持って頂けたのは非常に助かりました。
これからもマス『ゴ』ミ精神で邁進されますよう!
<後日談>
屋上で、マジシャンさんの蹴りで僕の意識はなくなった。
もしかしたら死んでたのかも?
でも目が覚めたとき、あの生き物が目の前にいたんだ。
多分、以前見た黒いのと同じなんだろうなぁ。
アレを見てから、僕はおかしくなっちゃったみたい。
空の色が変だったり、実際いないものが見えたり・・・。
そういうのは短い時間しかないけど、病院にいる間でわかっちゃった。
あんまり人のいるとこじゃだめだなーって。
暫くどこか遠いところでゆっくりしようかなって思う。
幸い、知り合いにカウンセラーさんいたからその人のお世話になるよ。
いつかは治るみたい。だからそれまでばいばい、しーなさん。
「手紙・・・書けた。・・・・・・あぁ、今日もきれーな虹色の空だなぁ・・・」
<中の人より>
屋上で、マジシャンさんの蹴りで僕の意識はなくなった。
もしかしたら死んでたのかも?
でも目が覚めたとき、あの生き物が目の前にいたんだ。
多分、以前見た黒いのと同じなんだろうなぁ。
アレを見てから、僕はおかしくなっちゃったみたい。
空の色が変だったり、実際いないものが見えたり・・・。
そういうのは短い時間しかないけど、病院にいる間でわかっちゃった。
あんまり人のいるとこじゃだめだなーって。
暫くどこか遠いところでゆっくりしようかなって思う。
幸い、知り合いにカウンセラーさんいたからその人のお世話になるよ。
いつかは治るみたい。だからそれまでばいばい、しーなさん。
「手紙・・・書けた。・・・・・・あぁ、今日もきれーな虹色の空だなぁ・・・」
<後日談>
<中の人より>
「―――――――――――……ッ!?」
カウンターにて少女はバッと顔を上げる。どうやらまどろみの中、゛あの夢゛を見たらしい。
こめかみから流れる汗を拭いつつ、来客がいないことにホッと胸をなでおろす。しかし――……。
「――――……夢だったら」
どんなに良かっただろう。あの夜、仲間が吹き飛ばされる場面。皆、狂ったように笑いつづけ、
歎きつづけ、仲間の名を呼び続け、笑いつづけ―――…そんな光景に泣くことしかできなかった少女。
(……私は無力だった)
もとから何も出来なかったけど、あの時ほど自身の無力さに悔しく思うことは無い。
―――……私に
何が出来るだろうか。ジッと窓越しの空へ、少女は強い眼差しを向ける。
過去の罪は再び自身へと還る。
―――……それまでに、私に何が出来るか
こうして、今この瞬間を少女は真剣に考えるようになる。
カウンターにて少女はバッと顔を上げる。どうやらまどろみの中、゛あの夢゛を見たらしい。
こめかみから流れる汗を拭いつつ、来客がいないことにホッと胸をなでおろす。しかし――……。
「――――……夢だったら」
どんなに良かっただろう。あの夜、仲間が吹き飛ばされる場面。皆、狂ったように笑いつづけ、
歎きつづけ、仲間の名を呼び続け、笑いつづけ―――…そんな光景に泣くことしかできなかった少女。
(……私は無力だった)
もとから何も出来なかったけど、あの時ほど自身の無力さに悔しく思うことは無い。
―――……私に
何が出来るだろうか。ジッと窓越しの空へ、少女は強い眼差しを向ける。
過去の罪は再び自身へと還る。
―――……それまでに、私に何が出来るか
こうして、今この瞬間を少女は真剣に考えるようになる。
皆さんお疲れ様ですノ
相変わらずRPが下手な一句でございます。
今回は気弱で対人恐怖症なPCをやりましたが、リアルと若干シンクロしていたような…w
前半RPを他の皆様にまかせっきりにしてしまい、すみませんでしたm(__)m
そしてところどころのログの誤読、すみません……。やはり私はまだまだ修行不足みたいですね……。
しかしこのPC、卓ではぼっちだと言いながら、保護者の方々(主に小柳さんと北畠さん)に優しく見守られたりと
なんだかんだと幸せ者な娘だったと思います……女神にはすこぶる嫌われてましたけど(――;)
ではKP、6人という人数の中での進行お疲れ様ですm(__)m
そして最後に……――皆さんの発狂姿はパソコンの画面越しでポカーンとするほどの迫力でした^^b
相変わらずRPが下手な一句でございます。
今回は気弱で対人恐怖症なPCをやりましたが、リアルと若干シンクロしていたような…w
前半RPを他の皆様にまかせっきりにしてしまい、すみませんでしたm(__)m
そしてところどころのログの誤読、すみません……。やはり私はまだまだ修行不足みたいですね……。
しかしこのPC、卓ではぼっちだと言いながら、保護者の方々(主に小柳さんと北畠さん)に優しく見守られたりと
なんだかんだと幸せ者な娘だったと思います……女神にはすこぶる嫌われてましたけど(――;)
ではKP、6人という人数の中での進行お疲れ様ですm(__)m
そして最後に……――皆さんの発狂姿はパソコンの画面越しでポカーンとするほどの迫力でした^^b
<後日談>
<中の人より>
あーあー、マイクテスト中。
よし入ってるな。
今日はあの事件について記録したいと思う。
記録と言っても俺がどう思ったかという事だ。
あの事件は俺の人生の中で最も面白い出来事だったかもしれない。
あの頃は記者という仕事がつまらなく感じていた。
誰に感謝されるわけでもなく罵倒されたり殴られることもあった。
あと刺されることもあったな。あの時は死を覚悟したっけ。
まあ、今はそんな事を思ったりしないが。
俺は最初あの依頼は正直やる気がおきなかった。
だってそうだろ、俺はプロだってのに周りにちょろちょろと周りについて来るんだ。
邪魔で仕方がなかった。
やる気もなく邪魔な連中も一緒だったわけで俺は行儀よくしてた訳なんだが…。
この依頼途中で面白くなってきたんだ。
………。
あぶねぇ。
絶対に周りの人間が把握することのできない情報が俺だけに公開されてきたんだ。
わけのわからない事だらけだった。俺は夢中になって写真を撮り情報をかき集めようとした。
連れてきたブン屋は運がなかったと思う。こんな面白い状況に参加できないなんて、本当に運がない。
因みにこの話をあいつにしたら「その話はやめてください」と言いやがった。ブン屋失格だと思い入院日代わりの情報は流さないことにした。
あの事件の後はどいつも辛気臭い顔をしていた。本来はアレが正しい反応なんだろうが俺は興奮していた。
記者をやる意味っていうのを感じ取れた気がした。
今、思えばあの時から俺はアイツに恋をしていたんだと思う。
あの…怪物たちに。
まあそんな怪物に、恋をしたせい…か現在こんな状況になって、るんだろうな。
しかし、俺よく…喋れるなこんな状況で。
ああー、どうせ恋、する…なら人間、相手にしとけよ。
そん…なんだから…この年、になって、も結婚で、きねぇんだよ…。
まっ…たく、何でナ、イフなん…か持って、るんだよ…。
……。
死に……たく…ねぇな…。
20xx年秋
周囲に大量の血痕が残されており量はおそらく致死量。
現場に残されていボイスレコーダーにこの音声が保存されていた。
持ち主であると見られる蒼生悠太郎は未だ行方不明。
詳しいことは現在調査中。
とある記者からの報告。
よし入ってるな。
今日はあの事件について記録したいと思う。
記録と言っても俺がどう思ったかという事だ。
あの事件は俺の人生の中で最も面白い出来事だったかもしれない。
あの頃は記者という仕事がつまらなく感じていた。
誰に感謝されるわけでもなく罵倒されたり殴られることもあった。
あと刺されることもあったな。あの時は死を覚悟したっけ。
まあ、今はそんな事を思ったりしないが。
俺は最初あの依頼は正直やる気がおきなかった。
だってそうだろ、俺はプロだってのに周りにちょろちょろと周りについて来るんだ。
邪魔で仕方がなかった。
やる気もなく邪魔な連中も一緒だったわけで俺は行儀よくしてた訳なんだが…。
この依頼途中で面白くなってきたんだ。
………。
あぶねぇ。
絶対に周りの人間が把握することのできない情報が俺だけに公開されてきたんだ。
わけのわからない事だらけだった。俺は夢中になって写真を撮り情報をかき集めようとした。
連れてきたブン屋は運がなかったと思う。こんな面白い状況に参加できないなんて、本当に運がない。
因みにこの話をあいつにしたら「その話はやめてください」と言いやがった。ブン屋失格だと思い入院日代わりの情報は流さないことにした。
あの事件の後はどいつも辛気臭い顔をしていた。本来はアレが正しい反応なんだろうが俺は興奮していた。
記者をやる意味っていうのを感じ取れた気がした。
今、思えばあの時から俺はアイツに恋をしていたんだと思う。
あの…怪物たちに。
まあそんな怪物に、恋をしたせい…か現在こんな状況になって、るんだろうな。
しかし、俺よく…喋れるなこんな状況で。
ああー、どうせ恋、する…なら人間、相手にしとけよ。
そん…なんだから…この年、になって、も結婚で、きねぇんだよ…。
まっ…たく、何でナ、イフなん…か持って、るんだよ…。
……。
死に……たく…ねぇな…。
20xx年秋
周囲に大量の血痕が残されており量はおそらく致死量。
現場に残されていボイスレコーダーにこの音声が保存されていた。
持ち主であると見られる蒼生悠太郎は未だ行方不明。
詳しいことは現在調査中。
とある記者からの報告。
皆さま、お疲れ様でした。
私としては全員生き残ることができ万々歳です。
戦闘では写真術ばかりロールしていて申し訳ございませんでした。
こんなPCなのに無傷生還、狂気も一時的発狂のみでいいのか!
ということで蒼生には後日談で痛い目にあってもらいました。
行方不明なので生きているかどうかはわかりませんが、マスゴミはそう簡単に死なないとだけ言っておきます。
白露さんはKPお疲れ様でした。6人のPLを相手にするというのはとても大変だったと思います。ですが、おかげで楽しくプレイすることが出来ました。
くにはたさんはホモネタをしつこくしてすいませんでした。RPでの掛け合いはとても楽しかったです。
カラマンシーさんはいいお父さんでした。探索においてもお父さんとしてうまくまとめていただいたのでスムーズに進行出来ました。
みのるさんは今回のPCの中でもかなりいい子だったと思います。NPCとの掛け合いも面白く戦闘では活躍されていました。
柴馬さんは自由なRPでとても味のあるPCになっていました。ロールも成功率が高くSAN0も含め今回最も活躍されたPCだったと思います。
一句さんは探索をする上で様々な意見を出していただき助かりました。RPでも落ち着いていて、探索でもうまく情報を集めて頂けました。
それでは皆さま、またお会いすることがあればその時もよろしくおねがいします。
私としては全員生き残ることができ万々歳です。
戦闘では写真術ばかりロールしていて申し訳ございませんでした。
こんなPCなのに無傷生還、狂気も一時的発狂のみでいいのか!
ということで蒼生には後日談で痛い目にあってもらいました。
行方不明なので生きているかどうかはわかりませんが、マスゴミはそう簡単に死なないとだけ言っておきます。
白露さんはKPお疲れ様でした。6人のPLを相手にするというのはとても大変だったと思います。ですが、おかげで楽しくプレイすることが出来ました。
くにはたさんはホモネタをしつこくしてすいませんでした。RPでの掛け合いはとても楽しかったです。
カラマンシーさんはいいお父さんでした。探索においてもお父さんとしてうまくまとめていただいたのでスムーズに進行出来ました。
みのるさんは今回のPCの中でもかなりいい子だったと思います。NPCとの掛け合いも面白く戦闘では活躍されていました。
柴馬さんは自由なRPでとても味のあるPCになっていました。ロールも成功率が高くSAN0も含め今回最も活躍されたPCだったと思います。
一句さんは探索をする上で様々な意見を出していただき助かりました。RPでも落ち着いていて、探索でもうまく情報を集めて頂けました。
それでは皆さま、またお会いすることがあればその時もよろしくおねがいします。
本当に私の卓に参加いただきありがとうございます。そしてすみませんでした。という2つの思いで一杯のシナリオとなりました。
難易度に関してはこちらのミスでした。どちらかと言えば戦闘の難易度でしたね。
それとダイスですが・・・次のKPの際にもこれだったら、「第二のなんとかさん」と名乗りましょうかね、私は悪くないw
それと日数はだいぶオーバーしてしまい、3時近くにもなる事がよくあったのもまずかったですね。
今回のシナリオの失敗を生かし、今後に生かしていこうと思います。
最後に一言、生還おめでとう。そして、ありがとうございました。
またどこかの卓でノシ
追伸:
因みに戦闘のあった最後の2日間のダイス回数の合計は195回(SANチェック含む)の内、PLのクリティカルとスペシャルは19回、ファンブル6回。
KPのクリティカルとスペシャルは11回、ファンブル2回でした。
確率としてクリティカル、スペシャル率15.4%。ファンブル率4.1%でした。
KPは32回しかNPCで振ってませんからクリティカル、スペシャル率34.4%。ファンブル率6.3%でした。
・・・・・・確率倍近くだねw
難易度に関してはこちらのミスでした。どちらかと言えば戦闘の難易度でしたね。
それとダイスですが・・・次のKPの際にもこれだったら、「第二のなんとかさん」と名乗りましょうかね、私は悪くないw
それと日数はだいぶオーバーしてしまい、3時近くにもなる事がよくあったのもまずかったですね。
今回のシナリオの失敗を生かし、今後に生かしていこうと思います。
最後に一言、生還おめでとう。そして、ありがとうございました。
またどこかの卓でノシ
追伸:
因みに戦闘のあった最後の2日間のダイス回数の合計は195回(SANチェック含む)の内、PLのクリティカルとスペシャルは19回、ファンブル6回。
KPのクリティカルとスペシャルは11回、ファンブル2回でした。
確率としてクリティカル、スペシャル率15.4%。ファンブル率4.1%でした。
KPは32回しかNPCで振ってませんからクリティカル、スペシャル率34.4%。ファンブル率6.3%でした。
・・・・・・確率倍近くだねw
コメントをかく